読書
SF作品「スタープレックス」と「ビット・プレイヤー」の2冊読了。 冒頭に日本独自の企画だろうか、スタープレックス号の図解がある スタープレックス (ハヤカワ文庫SF) 作者:ロバート・J. ソウヤー 早川書房 Amazon 「スタープレックス」は王道の宇宙もので…
キンドル・unlimitedが1月と2月でそれぞれ99円というセールをやっていたのでそんなに安いならと、以前から少々興味があったのも手伝って利用してみました。アマゾンプライムに加入していれば、Prime readeingなるサービスがあって、ある程度の電子書籍を…
ブックオフでハヤカワの青背(いわゆるハヤカワSF文庫のこと。こう言うと通っぽい)を物色していたら、珍しく100円コーナーに数冊あるのを発見。 その中で映画「メッセージ」の原作になった『あなたの人生の物語』を発見。これが300円という安値がつい…
刊行されて以来、各方面で絶賛されていた中国発のSF大作『三体』をとうとう読み終えたぜ!去年の10月くらいから、図書館で借りて毎日コツコツと読み続け、年を跨いでついに全五巻読了! キンドル版もあるけどやっぱハードカバーでしょ!買ってないけど 世…
この間、僕が信用を置いている映画評論のチャンネル、ブラックホール(てらさわホーク氏、柳下毅一郎氏、高橋ヨシキ氏の三人が出演)を見ていたら www.youtube.com 視聴者からの投稿で最近のお薦めのSFは何ですかという質問に柳下氏が「やっぱプロジェクト・…
半年くらい前に職場の近くの図書館が廃棄図書を放出し、僕はホクホクでそこから十数冊の本をいただいて帰ってきた。 そんな本たちを幾冊か読んだので、どんなもんか書き留めておきます。正直、あんまり面白い内容で書いてないです・・・。 「リヴィエラを撃…
アフォリズムというのはいわゆる「警句」で、生きる上での真理やちょっとした事柄を鋭く言い得た短い語句であります。有名なところだと、芥川龍之介の『侏儒の言葉』があって、それはもう格調高く、時に心をぐぐっとえぐるような言葉が満載なのです。例えば …
一応「音楽と本」を謳っているので、読んだ本や本に関する最近の出来事をば、記しておきます。 かなり長い間本棚にあって、しかも読んでいなかった本をようやく消化。 「日本の幽霊」は小説ではなく、随筆。民俗学的に伝統的な日本の幽霊を解読しており、「…
本読んでます。軽めのやつを。 だいぶ前から中村真一郎の「四季」という作品を頑張って読んでいるのですが、ゴリゴリの純文学を読む忍耐力が低下しつつあるため遅々として進みません。 なんと4部作なのです さて僕風呂での読書がメインなのでどうしてもスト…
前回の記事で「パワードスーツ」という小説について書き、叙述トリック(簡単に言えば記述上のどんでん返し)を予想したらその通りだったということでした。 とか偉そうに言ってるけど僕そんなにたくさんミステリを読んだわけではないので、もっと世にはたく…
ここ最近読んだ本。購入はすべてブックオフで、値段はどれも200円以下。 「夏への扉」は家にあったものを再読 以下、ネタバレを含んだ簡単な感想をだらだら書いていきます。 筒井康隆氏の「ハイデガー」は講演を採録したものらしい。ハイデガー、僕はもち…
谷崎潤一郎に興味を持ったのは高校時代、国語の便覧を暇つぶしに眺めていたことがきっかけだった。谷崎氏のページには「耽美派」「悪魔主義」などの言葉が踊っており、カフカやカミュなどを読んでいい気になっていた僕は興味をそそられたのだ。彼に興味を持…
僕は毎日お風呂の時間と寝る直前で本を読んでいます。お風呂は基本湯船につかりながら温まることを目的としているので、できればあまり小難しい内容 ではなく、すいすいと読めるものが好ましい。だからエンターティメント小説 を中心に読むわけ。そんでそれ…
日曜出勤でぐったりしてアマゾンミュージックをランダムに再生していたらこの曲があって、勝手に僕は「お、ダイナソーの新曲か!」と思っていたらなんのことはない、僕の持っているアルバムに入っていました。 でも、とてもいい曲。なんだか今の僕の心に染み…
小さいころから本をまあまあ読んできた僕ですが、本格的に小説をむさぼるように読み始めたきっかけは筒井康隆氏の作品だった。中学2年生の時に友人がこれむちゃくちゃ面白いから、といって勧められた短編集『日本列島七曲り』がその後の僕の読書人生を決定…
まず、とてつもなくどうでもいいことなんだけれど、小さな会社だとトイレって小さいじゃない。男子トイレでいえば小便器がせいぜい二つの、大の部屋が一つっていう。それで、トイレに行ったときに、先客が「大」に入っているときがあるでしょう。ドアが閉ま…
万城目作品について語る回の続き。 現在、「パーマネント神喜劇」を読んでます 現在のところの最新作長編といえるのが「バベル九朔」だ。 この作品は万城目氏の作品の中では評価が割れている。いわゆるパラレルワールドものなのだけれど、今までの氏の他作品…
以前から何度か言及していますが、万城目学氏の小説は面白い。その面白さゆえにほとんどの作品が映画化されており、「プリンセス・トヨトミ」あたりはタイトルを聞いたことのある方も多いでしょう(まあ、映画のプリンセス~に関しては登場人物の性別変更や…
地方に住んでいると、休日ですること無いとき、大体ブックオフに行くじゃあないですか。そうやって今月入手したCDと本を記録します。ブログ名、「音楽と本」はダテじゃないぜ! つってもこの二枚だけですが、それぞれ280円。しかし掘り出し物! まずは…
どうも、今年で二回の転職を果たしたなるかみです。 昨日6月1日づけで新たな職場デビューしたわけですが、いきなりイベントで日曜出勤。初日から準備とか設営とかでまあまあ動きましたよ。新しい年下の同僚に 「最初からこれじゃあイヤになっちゃいません…
昨日の夜、僕の会社の近所の人がえらい勢いで怒鳴り込んできて、すごい怒られた。僕のせいではないのだが、知らない人の怒りを受けてかなりへこみました。 さて、気分転換。 三崎亜紀氏の作品を初めて読んだのは『鼓笛隊の襲来』だ。 たしかブックオフで10…
ようやく今日6日ぶりの休みです。すぐ明日また仕事。 新職場で2ヶ月目に突入し、ようやく少し慣れてきた僕だけどやはりストレスは大きい。絶対痩せたね。だって以前ちょうど良かったスラックスが結構ゆるゆるになって、ベルトの穴もゆるゆる。多分体重60…
毎日お風呂で本は読んでます。新しい本を買うのも良いんだけど最近懐事情があまりよくないので「本棚にはあるけれどまだ読んだことのない作品」に手を出してみました。それがこちらの『みいら取り猟奇譚』『真夏の死』『彼の生きかた』。 『みいら採り猟奇譚…
こんな夢を見た。 東京駅だらう、自分は新幹線に乗ってゐる。乗ってゐると云っても坐ってゐるわけではなく、中学生の長女が座席に坐ってゐるのを傍から立って見守ってゐるだけだ。 新幹線と云う割には、なぜか窓はなく、座席も五人で一列でありその一番端っ…
※以前書いた記事の加筆訂正となります だいぶ前にこんなことを偉そうに書きました そんで今日小5の娘と話していたら今度クラスで絵本のビブリオバトルがあるんだって。 絵本といえばそれはもう僕、娘が小さい頃毎週のように図書館へ行って僕のセンスで沢山…
最近お風呂で『源氏物語』を読んでいます。難しい!でも注釈と訳がついているので、なんとなくは理解できる。今「玉鬘」のあたりを読んでいるのだけれど、この前後の源氏のクズっぷりがすごくて面白い。女性問題が元となって宮廷を追われ、明石に隠遁し、そ…
昨日結局書いたものの、ほぼ本編に触れないまま終わってしまった古典、堤中納言物語に「収録されている「虫めづる姫君」の話。 絵本が出てました 虫めづる姫ぎみ(むしめづるひめぎみ) (日本の物語絵本) 作者: 森山京,村上豊 出版社/メーカー: ポプラ社 発売…
僕は浴室で読書をする習慣がある。風呂のフタをして顔と手だけ出して読むのですが、特に冬場は湯船に浸かって本を読むと思わず時間が経ってちょうどいいホヤホヤ具合になって熟睡できるので一石二鳥。去年あたりは時間が過ぎるのを期待してSFばかり読んでい…
STATIC-Xがニューアルバム出すという告知を発見した。 たしかフロントマンのウェイン・スタティックは故人でもう活動していないのかと思っていたら、未発表曲とかヴォーカルだけの差し替えとかで出すようだ。 僕は彼らがデビューしたとき、お、ちょっと毛色…
その昔30年くらい前だろうか、酔狂にも僕はこんな本を買った。 「食経」というタイトルがついている。 アマゾンで買える! 食経 (中国古典新書) 作者: 中村璋八,佐藤達全 出版社/メーカー: 明徳出版社 発売日: 1978/06 メディア: 単行本 この商品を含むブ…