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アマプラ映画ディギング『グラビティ』ならびに『フレンチ・ラン』あと『レゴバットマン』

 アマプラに続々と日々追加されるコンテンツ。あまりに多くてその中から適切な作品を見つけるのがまた一苦労だ。途中まで観てはやめた作品がいくつもあって、そのままになっているものも多い。少々興味を惹かれて観てみるも、とんでもないものが少なくない。例えば『武器人間』とかさ。

 このタイトルは秀逸

武器人間(字幕版)

武器人間(字幕版)

  • 発売日: 2014/07/30
  • メディア: Prime Video
 

 

   ナレーションがまさかの大山のぶ代ドラえもんの声で『武器人間、見てねー!』

   

 僕が20歳の頃だったらこの作品を大喜びで観たろうが、今わざわざこの手の映画を観る若さと気力がないのですよ。早送りして観たもののそれでも途中でやめた!そんな中、観たこちらの作品はお薦めです。
「グラビティ」というSF作品です。まずどうして観る気になったかといえばその上映時間のお手軽さ。今時70分台ですよ。これならきっと最後まで観通せるだろうと思い、その予感は的中。

 ゼロ・グラビティとは一切無関係

グラビティ 繰り返される宇宙(字幕版)

グラビティ 繰り返される宇宙(字幕版)

  • 発売日: 2019/06/01
  • メディア: Prime Video
 

             何でサムネイルがよりによってこれかね

   

 ネタバレありますので、観ようかと思った方はとばしましょう。

 タイトな分、ストーリー運びが早く、飽きずに観られる作品です。いわゆるタイムパラドックス+宇宙という、すでに『インターステラー』で極められたようなテーマの洗い直しだけれど、低予算ながらもVFXはきちんとつくられていたし、宇宙船のデザインや雰囲気なんかも及第点の内容だと思います。グリーンデイのヴォーカルに似た主人公はイマイチ押しが弱いし、タイムパラドックスものとしてはだいぶ穴だらけな感じもする。普通、タイムパラドックスって必然的に起こることを前提として、その伏線をいかに上手に回復するかで作品の質が決まると思うんだけど、この作品はそういう部分の説得力が弱かったかなあ。

 

 未来に起こることが解っている場合、それは必然なはずなのだけれど、そのループの中で揺らぎがでるパターン、とでも考えればいいのかね。途中で未来の自分の死体を発見したクルーがパニックって「死にたくない!」とか言って殺人までして逃げたのに、最後はあっさりと船とともに自分の死を受け入れたり、主人公の元妻が説得によって考えを変えたりと色々と矛盾が多い。でもそんなことに文句を言わず、あるがままに受け入れたほうが面白いよね!そうそう、無名の俳優ばかり出ている中で、主人公の上司がマイケル・アイアンサイド

           若かりし頃のマイケル。ラスト、頭ボーン注意!

     

 僕のような映画ファンにとっては彼は親しい俳優だ。まずはスキャナーズの頭ボーン!から始まり、シュワルツェネッガーの「トータル・リコール」、そして「スターシップトゥルーパーズ」の鬼教官。ターミネーター4でも人間軍の将校として登場し、犬死をしていたっけ。彼がこの映画の中ではおそらく最も著名な俳優でしょう。ジャンル映画ファンとしてはたまりません。

 

 『フレンチ・ラン』はその評価の高さから視聴開始。いわゆるバディ・ムービーで、無鉄砲なCIAの諜報員と凄腕のスリという組み合わせ。こういう設定がストーリィ上で活きてくるのだな。 

フレンチ・ラン(字幕版)

フレンチ・ラン(字幕版)

  • 発売日: 2017/06/01
  • メディア: Prime Video
 

            イドリス・エルバ、いい顔してるよね

     
 こちらもテンポよく、だれることなく話が進むので観飽きずに最後までたどり着いた。こういうのを佳作というのでしょう。悪党があまりに行き当たりばったりに行動したり、皆手首の内側に入れ墨をしていてそれが元で身元がバレたりとその辺はお粗末だったけれど、護送車の中での乱闘シーンが非常に緊迫感があって観ていて久しぶりに面白いシーンをみたなあ、と思ったよ。ミッション・インポッシブルみたいな次から次へと豪華料理が出てくるという感じではないけれど、個人のお店に入って思いのほかおいしい料理が出てきた時のような感じ?この手の映画のセオリーとしての大団円もきちんとしている王道のアクション映画でした。これは観て損はないと思いますよ。

 主演のイドリス・エルバは『パシフィック・リム』で司令官を堂々と演じていたけれど、こういうアクションをこなすことが出来るのだと驚いた。


 あとは娘と見るために借りた『レゴバットマン』。

           吹き替え版で観たほうが多分面白い

レゴバットマン ザ・ムービー(吹替版)

レゴバットマン ザ・ムービー(吹替版)

  • 発売日: 2017/06/06
  • メディア: Prime Video
 

 

    

 レゴ映画シリーズにハズレなし。相変わらずの切れ味鋭いギャグに笑わされる。例えば映画の冒頭って必ず制作会社のロゴがいくつも登場するじゃないですか。それをバットマンがいちいち解説しメタフィクション的な笑いを生み出す。岡崎体育が「エクスプレイン」という曲で、詞内容や曲の構成をそのまま説明している感じに近い。バットマンが基地に帰る時の合言葉は「アイアンマンのバーカ」


 アメリカのギャグ映画のすごいところって、徹底的にギャグを飛ばしたりする一方できちんとシリアスな面も上手く扱っているところだと思う。バットマンは大活躍して多くの市民に感謝されるが一人豪邸に帰るとロブスターを電子レンジでチンして孤独に食事をする。何人も入ることができる豪華なミニシアターでトム・クルーズの映画を一人で観る。
 これはまあブルースウェインが家族を失い、二度とその喪失感を味わいたくないというところからきているんだけれど、それが逆に彼を単独行動に走らせてもいるのだ。だから仲間ができても最初は彼らを犠牲にするのが嫌で別行動をとったりする。しかし最終的には仲間に助けられ、彼は変わり、最後にはジョーカーとも和解してしまうのだ。サウスパークなんかもそうなんだけれど、さんざんくだらないことやっておいて、ホロリとさせる作品づくりが上手いのはやはり脚本家の層が厚いからなのでしょうか。

 『サウスパーク』のクリエイター、トレイ・パーカーとマット・ストーンなんかはこれに近い話作りをするのが上手い。

        これは「チーム・アメリカ」。とてつもなく下らないのが清清しい

     
 レゴバットマンではジョーカーが宇宙の果てにある悪者の牢獄からたくさんの悪役を引き連れてくるのがまた面白いんですよ。基本ワーナーの映画の悪役が出てくるんだけど、ヴォルデモートを始めとして、ゴジラらしきカイジュウそしてなんと『ロードオブザリング』の冥王サウロンの「目玉」が出てきて子供はきっとわからないだろうけれどもそれを知っている大人にはたまらない演出でした。

 

 あっ、だいぶ前にプライムでレンタルしたヴェノムが明日で期限が切れるのでこれから観なきゃ

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細雪(ささめゆき)を数十年ぶりに読む

 谷崎潤一郎に興味を持ったのは高校時代、国語の便覧を暇つぶしに眺めていたことがきっかけだった。谷崎氏のページには「耽美派」「悪魔主義」などの言葉が踊っており、カフカカミュなどを読んでいい気になっていた僕は興味をそそられたのだ。彼に興味を持った僕は学校の図書館へ行き、まずは短編集である『春琴抄』を借りた。

確か冒頭の作品は『刺青』(しせい)だったと思う。その流れるような文体や、彫師である男と彫られる女の主客転倒が見事で青二才の僕でも素直に「なんか谷崎すげえ」と思ったもんだ。『蓼食う虫』も読んだはずだけれど、ほとんど内容を覚えてはいない。似非文学青年であった僕にはまだ難しかったかもしれない。それでもそうして何篇か読み進めるうちに、大作『細雪』に挑んだのだ。

 

  折しも高3の秋、受験勉強を必死こいてしていなければならない時期、僕はあまりに意識が低く「映画監督になりてえ」と漠然と思い受験科目が英語と社会しかない日大芸術学部しか受けるつもりがなかったのだ(もちろん一次で不合格、結果浪人)。そうして呑気にも本ばかり読んで現実逃避をしていたのだな。その中の一冊である『細雪』であった。時に夜遅くまで読み、一月ほどを費やしてついには読了し、それを報告して当時の担任の国語教師をして喜ばしめた僕だったけれど、今となっては40年近く前、ほとんど内容を覚えてはいない。それが最近、たまたまキンドルで上巻が無料で読めたのでなんの気なしに読み始めたのですよ。ところが読み始めると止まらない!あっという間に上巻を読んでしまったので、中巻・下巻と読もうとしたら無料本は上巻しかない!仕方がないので500円払ってキンドルの完全版を購入しましたよ。そんで読み終わりました。

畢生の大作、ていうキャッチがすでになんか格調高い

細雪 全

細雪 全

 


 細雪は昭和14年、大坂の落魄した商家「蒔岡家」の四姉妹をめぐる物語である。東京に越して本家を預かる鶴子、そして次女の幸子は結婚し家庭をそれぞれ持っている。三女の雪子と、「こいさん」(小娘さん、こいとさんと読み、末娘の意)と呼ばれる四女の妙子は独身である。妙子は19の時に駆け落ち騒ぎを起こし、名家の娘故、地方の新聞に書きたてられてしまったのだが、その際に間違えて雪子の名前で記事が出てしまったということがあった。それがもとで雪子はその美貌にもかかわらず縁談に恵まれず、30を迎えても独身である。この雪子の縁談話が持ち上がっては不首尾に終わるという繰り返しと、こいさんの奔放なふるまいによる波紋が主な軸になり、それらの出来事が次女の幸子の視点を中心にして描かれている。これは谷崎氏の三番目の妻がこの幸子のモデルになっているということも関係しているのだそうです。

 大仰なストーリ展開があるわけではなく、むしろ微に入り細に入った大阪の上流家庭の日常の描写がこれでもかというくらいに描かれる。ほとんど数行しか登場しない人物の勤め先や、境遇などが説明されたりもするのだけれど、それ本筋にほとんど関係ないでしょ!といえる内容がしかしリアルさをもって次々と描写されているのだ。神は細部に宿るというが、まさにそれを地で行っている作品なのだ。

 

      昭和25年製作の映画「細雪」。ラストはこいさんが家を出るシーンで終る

       

 とはいえ、いくつかの盛り上がる場面はある。例えば上巻の水害の場面などは非常に緻密な描写で、それに巻き込まれたこいさんの緊迫した様子が真に迫っているのだ。ちなみに僕はこの洪水の場面をこの作品のクライマックスだとずうっと思い込んでいて、今回読み直すときに「確か細雪、大洪水で家が水没して終わったよな」なんて思っていました。全然違う。記憶の捏造。ひょっとしたら「ちびまる子ちゃん」で洪水が起きて、たまちゃんの家が水没するという話があったのだけれど、それと混同していたのかもしれない。
 とにかく太平洋戦争直前のまだギリギリ平和であった昭和初期の大阪・東京を谷崎氏の優れた筆致によって、今も鮮やかに甦ってくる。

       こちらは市川崑作品。このシーンの緊迫感すごい

     

 さて前述したように主なストーリーの軸の一つが雪子の縁談なのだが、いくつかの破談を経て、最終的には子爵家の息子との縁談がまとまる。一方その縁談と同時に並行して、勘当同然であったこいさんが未婚のまま妊娠し、結果的に死産するという事件が起きる。そして物語はここで終了するのだ。
 文学作品であるからして、人間の日常を描いた作品であるからゆえ、そんなに劇的なクライマックスがあったりするわけではない。この後太平洋戦争が起こり、大阪も空襲され蒔岡家は焼け出されるかもしれない。ただ「その後」に関しては読者が想像するしかないのだけれど、それにしても終わり方が妙なのですよ。だって、最後のページ、雪子が婚礼の為に東京へ行くのだけれど、その二三日前から下痢に襲われるのです。そうして最後の一文がこれ。婚礼を直前にした雪子の主観に立って書かれた一文です。

 

 そう云えば、昔幸子が貞之助に嫁ぐ時にも、ちっとも楽しそうな様子なんかせず、妹たちに聞かれても、うれしいことも何もないと云って、きょうもまた衣えらびに暮れぬ嫁ぎゆく身のそぞろ悲しき、と云う歌を書いて示したことがあったのを、図らずも思い浮かべていたが、下痢はとうとうその日も止まらず、汽車に乗ってからもまだ続いていた。 

                            細雪 完

 

 

何だこの終わり方!「細雪 完」って。よりによってこの一文がこの大作の締めだとは。一文が長く、流れるような文体が谷崎氏の特徴のひとつであるけれども、凡人ならば最後の「図らずも思い浮かべていた」で終らせるだろうところ、「下痢がとうとう止まらない」という内容で終わりですよ。すげえなあ、谷崎潤一郎

 

それに比べりゃこんなのど素人の手慰み

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ゾゾユーズドジャンキー生活日誌

 もう新品の服なんて買わない。いや、買うけどさ、やっぱりゾゾユーズドでばっかり買っちゃうよね。つうわけでしばらく自分でも何を買ったか良く覚えていないので確認の意味でもここ数ヶ月で僕が買ったゾゾユーズド商品をあげておきます。基本、いつもとおなじような買った服紹介です。

       この他にも子供の服とかも買っている。どこにお金があるのだろう

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これはLeeのスキニージーンズ。ややきつかったが、なんとかはける。1000円。デニムパンツもやたらと持っているのだけれど、買ってしまう。ゾゾユーズドはリーバイスやリーの状態のよいのが1000円前後で買えるのがうれしいね。

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         こちらは小物類。なんとなくオマケ感覚で買ってしまう

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 緑のお財布は2100円。一応レザーです。手袋は新品で3000円。グリーンのブルックスブラザースのストライプハンカチも新品。1100円に値下がりしていたので思わず買ってしまったが、なんとなくもったいなくて使えない。ブルーの三角模様のハンカチはハッピーソックス。ハッピーソックスはやたらと派手で可愛い靴下を量産しているが、こういうのも出しているのだね。これを僕のようなおじさんが使ってます。

        お財布はおそらく新品。でもきちんとしたカウレザー 

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 さすがに手袋のユーズドは気が引ける。僕は寒がりなので手袋は冬の間の必須アイテムなのです。運転するのにこれが無いと辛い。だから4つほど日替わりで使ってるんだけど、レザーというのも条件なのです。僕は高校生の頃からこういうレザーの手袋に憧れを持っていくつも買ってきたのだけれどそれはこのジャケットによるのです。

             ジェントルメンテイクポラロイド

孤独な影

孤独な影

  • アーティスト:JAPAN
  • 発売日: 2015/04/08
  • メディア: CD
 

 ジャケットに移るデビッド・シルヴィアンの手に嵌められている黒レザーグローブがなんともカッコよくて、16歳の僕は近所の洋服屋を血眼になり探したものだ。

 田舎のこととてなかなか見つからなかったんだけれど、しまむら的な洋品店についに発見、直ちに購入。意気揚々と学生服にレザーグローブというミスマッチなファッションで毎日自転車を漕いで学校へ通っていた。

 すると当時同じような音楽的志向を持っていた友人が僕の手袋を目ざとく見つけ、彼も同様に探したらしいのだが見つからず、仕方無しに父親のお古の片方だけあった手袋をしていた。片手をポケットに突っ込んで、右手のレザーグローブだけがなんともいえない哀愁を漂わせていたような気がする。

             このPVでは手袋はしてませんね

     

 

  続いて僕の好みのテイストを持つブランド、ギルドプライムのネクタイ。

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 こういうレジメンタルストライプの配色は色々あるけれど、やはり赤や緑が中心になっているものがよいよね。このネクタイはオレンジというビビッドなカラーがメインだけれどもあまり見かけないストライプなので2700円で値下がりしていなかったけれど即購入しました。最近の流行なのか、やや細身。ちなみに元値は9000円くらい。

 

またまた小物類。トミーヒルフィガーのマフラーと、ブルックスブラザースの派生ブランドレッドフリースのニット帽。

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マフラーは800円のニットは1200円。一応どちらも僕自身が手洗いをして、平らな日当たりのよい場所において乾かします。型崩れしないように細心の注意が要るのだ!

 

    ドレスシャツも充実。左はアローズで右はトゥモローランド

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 アローズのシャツは新品ですよ!値下がりするのを辛抱強く待ち、1900円で購入。Harvie&Hudsonとかいうブランドとのコラボ商品だそうで、かなりおしゃれなシャツです。サイズもぴったりで会心の買い物。こういうのがあるのでゾゾユーズドジャンキーは辞められないのだ。

 

カーディガン大臣としてまたしても買ってしまった。左はミスターオリーヴで右はミロック。大体僕が買うブランドは決まってるのです。

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 左のミスターオリーヴは800円、右のミロックは713円という何故か中途半端なお値段。オリーヴのほう、買うときに写真で気付かなかったのだけれどポケットの横に結構な引きつれがあって何だコリャ!と思ったが娘の裁縫セットを借りて自己修復しましたよ。実際に買うと15000円くらいするそうな。

                   僕カーディガン大臣

 

 

       はい、帽子は800円のサングラスは400円です。

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 個々の値段は安いが積もり積もって結構な額になってるのがイヤだ。僕払えてるのか?まあ、なんとかなるでしょ、借り入れてるわけでなし。さて次はまたしてもギルドプライムのコート。

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 このブランドらしいデザインで似たようなの持っているにもかかわらず結局購入。4380円まで下がったのだ!状態は良いです。新品で買えば3~4万くらいするからね。

 さて最後にこちら、ナノユニバースのスーツ。

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 最初ジャケットだけで1600円という破格の値段で売ってたんですよ。「首周り汚れB」という評価だったんだけど、予感がして、まあ値段も値段だし買ってみたの。するとやはり思いのほかきれいで、サイズもぴったり。でもこういうジャケットって下に合わせるパンツがなかなか難しいのですな。

 たまに上下を違う生地や色で着ている人がいるのだけれど、あれ違和感がすごいんですよ(個人の感想です)。黒のジャケットにグレーとか、逆にグレーに黒のパンツとかなら相性がいいのだけれど、微妙な色の取り合わせとなるとなんだかな・・・。

 それで、もしかしてこのジャケットと別売りでパンツが出品されているのではないかと思い検索したら案の定あった!おそらく売った人はセットアップで売ったのだろうが、ゾゾユーズドって何故か別々の出品になることが多いのだな。

 とにかく3900円という値段がパンツにはついていて、悩むわけですよ。ジャケットが1600円なのに、パンツがこの値段かってけちんぼ根性が頭をもたげてね。でもナノユニのスーツが上下で中古とはいえAの状態で5500円でしょう?じゃ買うしかないよね!つうことで僕のものになりましたこのスーツ、なかなかかっこいいです。

 

      では最後にいくつかのアイテムを身につけて記念写真です。

                 じゃーん

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          スーツ:ナノユニバース 5500円

          帽子:Improves 800円

          手袋:Adposion 2970円

          シャツ:ユナイテッドアローズ:1900円

          ネクタイ:ギルドプライム:2700円

          ベルト、靴:スタイリスト私物



 明日このいでたちで娘の卒業式に出ます

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ニッチガシャポン定点観測

 時節柄多くの人が自宅にいて、暇をもてあましネットを見ているのでしょう、ここ数日PVが伸びてる。まあ僕もこの機会に会社が休みをすこしくれたのでこんな時間にこんなの書いているわけですが。

 

 この間何の気なしにショッピングモールのガシャポンコーナーを観ていたら相変わらずどこに需要があるのかわからないようなグッズが売られていたわけ。例えばこんなの。

            「地蔵コーン」じゃないよ、まったく

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 以前これと似たようなインパクトの商品を記事に書いた。

 色々考えるねみんな

 

 しかし、実はこの地蔵コーン、長谷川維雄さんというアーティストが生み出した作品の商品化されたものだった。


だから実際は商品開発者のイマジネーションが作り出した、どこかぶっとんで、しかもちょっとズレているがゆえの、絶妙なダサさが足りないのだな。

   それらしきポエミーなキャッチが書かれているが、どこと無くわざとらしさも感じられる

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 つうことで別に購入するほどの意識への働きかけはありませんでした。さて、他に何があったか。

                どういうつもりで商品化したのか

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 和式と様式の全二種。二種で十分でしょう。タンクが取り外し可能であったりと無駄に作りこんである。この原型を作っている時の原型師の心境やいかに。仕事だと割り切っているのだろうか。

「シールを貼って遊べる!」と書いてあるが、具体的にどうやって遊べばいいの?このスケールに近い人形をつかって、「もれちゃう!」とかするのかね。フランソワーズモレシャン!おしっこモレシャン!

 

 こちらはありえない組み合わせシリーズ。サメ+フライとか、土下座+ウルトラマンとかその流れですかね。

         地球が滅びて数万年後に見つけられたという設定でしょうか

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 さして面白みも無かったのですがなんとなく撮ってしまったので載せておきます。

さて、買わなかったものの、すこし欲しいなと思わされてしまったのがこれ。

              少年の心を絶妙にくすぐっている

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 商品化するほうもやや自信が無いのか「機械の腕!?」という書き方をしている。いや、見えないから。でも発想はいいよね。

           ガシャン!グイーン!とかいいつつ遊ぶのだろうな 

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他にもこんなに種類がある。しかし買ったところでゴミになるのが関の山だろう。

      A-02とかB-03Typeとか、それらしいコードネームをつけている 

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 野球少年がよくユニフォームの下に黒い長袖を着用しているけれど、これつけて試合に出てたら全力で笑うよね。そんでもって「あ!あいつルール違反だ!サイボーグじゃねえか!」とか文句言われたりね。

 

 モレシャンってだれだっけ?

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何為れぞ我かくなる音を好まむ

 小6の娘が最聴いているのは米津玄師。学校で歌ったんだか何かで知り、まあまあ聴いている。アルバムを買うとかではなく、YOUTUBEでPVを観る程度なんだけど、僕の音楽的嗜好とは違うので正直もっと親父寄りのものを聴いてくれないかなあなんて勝手な考えを起こして、僕は彼女にさりげなくこんなのを観せたりするわけですよ。

                  誰の遺影だ

    

 いや、いいね‼スキッツォイドマン。メタル、ジャズの無理やりなドッキングのあとに「つーれってって、つれってって」のサビのキャッチーな展開!

 ドラムに紅蠍しゅう嬢が加入してより良くなったぞ。彼女はルックスもいいし、プレイもパワフルで素晴らしい。

       しゅう嬢は七重しゅうという名前で絵も描いていらっしゃる

   

 サビのスカになる展開、いいよね。いまどき逆にこの手のミクスチャーっていないんじゃないか。こういうバンドがもっと衆目を集めれば世の中もっと面白いんだけど、いかんせんアクが強すぎる。ライブ映像がインスタで上がっているんだけど、あんまりお客さんいないしね。

 

 娘は洋楽だとやはり歌詞がわからないということもあり、あまり興味を示さないんだけれど、こちらは一応日本語なのでちらっと見たりするのだ。いや、ちらと見るだけで積極的に聴いたりはしないのだけど。

 でも「あ、おとうさん、このバンド久しぶりだね。『生き埋めZ』とかいう曲やってたよね」と発言し、こちらが笑わせられる。パパ「生き埋めZ」とか忘れてたよ。

                   Zってなんだ

    

 まあ、もう少し成長したら洋楽やメタルの良さもわかるのでしょうか。翻って僕の小6の頃の音楽的嗜好を考えるとそれはそれで結構イレギュラーだった。そのことはこのブログの初期に書いているのだけれどきっとそれを読む人もそんなにいないだろうからまた書きますよ。

 

 友人が「ザ・ベストテン」とかの歌番組で歌謡曲を聴いていたころ、僕はといえば何故か映画音楽のサントラに興味津々だった。僕が小学生の時に買ったLPは見たこともない「ピンクパンサー4」だったし、観たくても怖くて観られなかった「エイリアン」であった。しかし総じて小6の耳には訴求力がなく、せっかく大枚はたいて買ったそのLPもあまり聴かなかったりして。

        あのテーマを期待したら、ディスコ調子でちょっとがっくり

   

 むしろよく聴いたのはいわゆるドーナツ盤であるシングルレコードだった。そして当時観て異様に衝撃を受けた映画「Mr.Boo!」のシングルはよく聴いたものだよ。この映画、僕くらいの世代には非常な懐かしさをもって迫ってくる。若い人にはもうこのギャグのペースは通じないだろうな。

             ホウテンリコターコンツァイ!

   

 ホイ3兄弟主演で有名なこのシリーズの主題歌担当は次男のサミュエル・ホイ。なかなかキャッチーな曲を作る人で今聴いてもカッコいいよね。そうして僕はそのシングルに付いていた日本語のルビ付きの歌詞カードで歌詞を覚えては友人に自慢げに「ワイレンツァマットハサイエチンサイ、チヨウチェムチサイホチャウエモワイ~」なんて歌ってはいい気になっていたのだ。

       僕の歌詞記憶、いまだ正確。あとこの曲のリフはカッコいい

     

 そして時代はYMOを輩出し、中1の頃にはひたすらテクノポリスを聴いていたもんだ。

           このアレンジすごいな。細野氏はなんと銜えタバコ!

    そのうちに当時MTVの力で人気を博していたデュランデュランやジャーニー、スティクスなどを聴くようになり、レインボーのデスアリードライヴァーを聴いてメタル方面へと進んでいくのだ。

                 ドモアリガトミスターロボト

     www.youtube.com

 

     www.youtube.com

 考えてみれば僕は昔から音楽的な雑食嗜好があって、それが今の節操のない聴き方にも通じているのだろうけれど、それにしてもやはり耳障りが悪い曲というものは数多くあるわけで、それはどういうわけなのだろうか。

 

 曲に対する価値観なんて人それぞれなんだからそれをここで挙げはしませんが、ときに巷でもてはやされるあの曲この曲が僕にとって時に不快な気分を引き起こさせるのはなぜなのだろうか?DNAとかに仕組まれてるんですかね?

 ある特定のメロディの組み合わせが僕にとって受け入れがたいのだろうか。例えば過剰に美しいメロディ。いわゆるクサいといわれる音程だ。だからデスメタルが好きな僕でもメロデスのようなジャンルには食指が動かない。やっぱりブルータルに押し通してほしいよね。

 その一方でクラブジャズやハウス、ディスコというジャンルは気分が高揚するのですよ。このジャンルは当然メロディが主体になっているわけだけれど、一切不快を感じない。やはり、ある種の音程の組み合わせがある特定の人のエモーションを引き起こすとしか思えん。とすれば、その原因を解明すればヒット曲やニッチな曲を作ることができるのでは?AIとかに作らせればそれが可能なのでは?

                往年のジャザノヴァの名曲

    

                  どゆりめんばぁ?パーリヤァ!

    

 とはいえ人間は直感的にそういう音楽の作り方をしているのだろう、だからこそ、これだけの膨大なジャンルがあるのだ。そして結局僕はその無限の宇宙にも等しいフィールドから僕に響く曲を探すしかないのだ。

 

                    どーん

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 タンスを整理するのでCDを片付けろと言いつけられ、山積みになった僕の所有するCDの一部。どのCDに何が入っているのかほとんど分かる。娘よ、これを好き勝手に聴いて構わないのだよ。

 

 

相変わらず地味に読まれ中

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文学壮年なるかみ 椎名麟三・梅崎春生を読む

 僕は毎日お風呂の時間と寝る直前で本を読んでいます。お風呂は基本湯船につかりながら温まることを目的としているので、できればあまり小難しい内容 ではなく、すいすいと読めるものが好ましい。だからエンターティメント小説 を中心に読むわけ。そんでそれは大体ブックオフの200円くらいのハードカ バー本で賄うんだけど、めぼしい本を読み切ってしまったのですよ。


 また買いに行ってもいいんだけど、そしてその行為は楽しいのだけれど、増える一方だし節約の意味も込めてもう一度昔読んだ本を読み返そうと思ったの です。本棚にざっと目を通して留まったのはのは日本文学全集の「椎名麟三・梅崎春夫」の巻だった。

    昔住んでたアパートの大家が捨てようとしていたものをまとめて入手したうちの一冊

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 久しぶりに文学作品を読もうという気になり、椎名麟三の「 深夜の酒宴」から読み始める。昔確かに読んだはずなのだけれどほとんど覚えていなかった。次いで「自由の彼方に」「媒酌人」と読み進める。どの作品 も昭和初期の暗い雰囲気に満ちており、明るい要素ほぼなし。カタルシスなし 。あるのは生きることの厳しさと絶望。文学作品に様々な人生の断片が描かれているが、どの話も、希望らしきものが見られない。

 


「自由の~」は作者の自伝的作品だというが、とにかく救われない。コック見習いである山田清作はその劣悪な職場環境から逃げ出し、職を転々とする。しかしどこへ行っても彼が安穏と過ごせる場所はない。雇い主のチンピラのような若造に往来で殴られると、そのままふらふらと、自ら手近な店のショーウィンドウに突っ込み、ガラスを割り、血を流す。その一方で時に感情を爆発させ、レストランの女給にチキンライスをぶちまけたりもする。

 そんな彼はある日母の自殺未遂をきっかけに姫路へと戻り、そこで電鉄の車掌となるのだが徐々に彼はそこで共産党の活動に精を出してゆく。とはいえあくまで最初は自称共産党員であって、そのことに彼自身が陶酔していたのだが、やがて非合法の組合活動を通じて本物の共産党員となり、ビラを配布したり、会合を持ったりと行動を進めてゆく。

  ところがある日職場に見慣れない車が停まっているのを発見し彼は逮捕を予感し逃走する。そうして大阪や東京を転々とするのだがやがて捕まり、懲役生活へと入る。出所した後も元共産党員であるので碌な職に就くことはできず、町工場でボルトをひたすら拾うという重労働に従事する。彼はそこでおおいに健康を害し、毎日あばらやで梁にかけてある荒縄を首に巻いては死ぬ決心がつかずにただ生きるのだ。暗い。ひたすら暗い。

  

 次の「媒酌人」は作家になった彼が自分の意志とは無関係に不可避的な出来事に徐々に巻き込まれていく作品だ。私小説的な内容であるが、これがまたなんというか完全に不条理小説。ある日突然玄関先に現れたのは、叔母の娘(つまり従妹)の夫である民夫。かれは田舎で問題を起こして東京に出てきたのだという。そして頼れるのは媒酌人をしてくれた作者のみだというのだ。作者にしてみれば一度会ったきりの、しかも血のつながりにない若者が突然現れたのだからたまらない。すぐに追い返すつもりだったが、妻のとりなしでなし崩しに居候されてしまう。民夫は何をするでもなく、毎日ぶらぶらとしており、ときに作者の生活に入り込んでくる。耐えきれなくなった作者は講演のついでに田舎 の叔母の家へと向かう。

 この道中がまた不条理の連続でタクシーは部落の入り口までしか行ってくれない。叔母の家はさらにそこから数キロ離れたところなのだ。仕方なくそこから歩き出すのだが早くも夕闇迫り、果ては途中で持病の心臓発作を起こし、谷川の水で薬を飲みなんとかしのぐ。次から次へと作者に不幸が降りかかるので、読んでいていたたまれない気持ちになってくる。どこまでもツイてない。ようやく叔母の家へたどり着くが、民夫はほぼ絶縁状態にされており、何の解決策も見いだせないまま作者は家へ帰る。帰宅するとなんと民夫は最も犯すべからざる作者の部屋で寝起きしているではないか!しかも妻は彼を甲斐甲斐しく世話をし、着替えなども買ってやる始末。あまつさえ「僕、小説をかいてみましたん。出版社を紹介してください」とぬけぬけとのたまうのだ。しかもその小説は作者の書きかけの原稿の後に書かれていた!激昂した作者は原稿をその場で破り捨て、家を出て以前逗留したことのある温泉地で数日過ごすことにする。まあ、これも半ば妻に追い出されるような格好なのだけれど。僕、なんとなく彼に自分の姿をなぞらえてしまった。このように人生というのは、とかく思い通りにいかないものだ。

 僕は50年生きてきて、本当にそう実感する。まさに人生山あり谷あり、そして僕は今確実に谷にいるのだ。そしてそういう時にこそ小説が魂を救ってくれる。まあ救うというのは大げさだけど、少なくとも捨て鉢な気持ちを和らげてくれはするのだ。たとえそれが幸福な物語でないとしても。
 さて、作者はここで最後の災難に見舞われる。最終バスで温泉地に向かうのだが、バスの中でその温泉宿が火事で無くなったということを乗り合わせた地元の住民や車掌に聞き愕然とする。車掌は途中で降りれば宿があるという。不安を抱えたまま降りたはよいが、それらしきものは見当たらない。闇が作者を包み込む。彼は座り込み一服する。そして物語はここで唐突に終わる。

 これからどう生きるべきか、見失った人間が陥っている状況そのものではないか。彼は果たしてこの後、宿を見つけることができたのだろうか?僕も彼と同様に光を見出すことができるだろうか。

 

 なんかやたらと字が多くてすいませんねえ。次の梅崎春生のパートはまた気が向いたら。

 

それでも、生きていかざるをえない!

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愛すべきプロのバカ、アンドリューW.K.のエアドラム動画に瞠目せよ!

    パリハー!パリハー!

    パリハー!パリハー!

 

 みなさん、ハードにパーティしていますか?僕はしていません。しかし、10年も前から延々とハードコアにパーティをしている男がいる。その名はアンドリューw.k.!

            レッツゲッパリハー!レッツゲッパリハー!

     

 ジャケットからしてしょうもな

パーティー・一直線!

パーティー・一直線!

 

  このハードコアパーティ野郎はこの曲で消えると思いきや、どっこい今だにしぶとくパーティし続けている。まあ、基本的に僕は彼が好きなのですが、最近以下の動画を発見してさらに好きになったのです。

 

「43 Minute Air Drumming Workout with Andrew W.K.

というタイトルと共にこの動画のサムネを見たときはどうせパーティバカがテキトーにエアドラムをやってるんだろうな、と思いながら暇つぶしに見たのです。しかし僕は認識が甘かった。彼は唯のバカではなく、プロのバカだったのだ。とりあえず最初の数分だけでもそれが伝わってくる。

       まあこの絵ヅラでアホなことやってるなあ、という察しはつくでしょ

   

 最初に彼の短いスピーチがある。

「ハイ、俺の名前はアンドリューWKだぜ!ハードコアパーティ野郎だぜ!俺はいつも型破りなエクササイズのおかげでムキムキだぜ!誰がジムが必要だといった?誰がエクササイズマシンが必要だといった?お前にはエアドラムがあるじゃないか!

 ドラムセットはいらないぜ!もちろんスティックもな。お前に必要なのはナパームデスの「ハーモニーコラプション」のような素晴らしいアルバムだ!

 

 笑った。よりによってそのアルバムをチョイスするとは。

 

 ナパームデスの初期の大傑作

ハーモニー・コラプション

ハーモニー・コラプション

 

ナパームデスを知らない方は、僕のこの過去記事で勉強してください。来年の大学入試共通テストに必ず出ますから。

記事は「その4」まである大作です

 

 まあ、ナパームデスを知らない人にはその面白さがあまり伝わらないでしょうが、動画を見れば彼がどれだけ真剣にこのエアドラムに打ち込んでいるのかが分かる。彼はとにかくほぼ完璧にこのハードコアアルバムのドラムコピーをしているのだ!

 最初のノイズがブブブーと鳴り響くイントロからの「タン!」のスネアのタイミングがあまりに完璧で、笑ってしまった。そしてその後怒涛のブラストビートエアドラム!タム回しやシンバルのタイミングも見事にシンクロ。ただし途中、タム回しなどのタイミングを何度か間違えるときがあって、その都度容赦なく赤いバッテンが画面いっぱいに広がり「ブー!」と鳴る。

 「ブー!」じゃないよ!、まったく。

 

 僕はバカな思いつきも、とことん真剣にやり通せば立派なエンターティメントになるという奇跡を見た。余程彼はこのアルバムが好きなのだろう。

 まあそれにしても見ているうちに本当に叩いているように見えるから不思議だ。何が面白いかって手だけではなく、バスドラのキックまでコピーしているのです。ひたすら43分ハーモニーコラプションをエアドラムし続ける彼の姿は感動的ですらある。

 夜中にこれを見始めた僕は結局全部見てしまった。何やってんだろね。

 

 そうそう、最後の方なんて本物のナパームデスのドラマー、ミッチハリスが憑依しているかのようなパフォーマンスでバカ度が沸点に達しているのだ。ちなみに彼は両腕に2・5ポンド(1.5キロくらい?)のウェイトグローブをつけてやってます。そりゃあんな腕の太さにもなるよね!

 

15000PVいった(恩恵無し)

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