三連休の初日、10月7日に訪れた中之条ビエンナーレ、盛況でした。そのレポートの続き。
町中を歩き回り、酒蔵を見学した後町役場前に作品があるというので、そこそこ歩いて訪れたんだけど・・・
どこに作品があるかわからない!庁舎の前をうろうろする親子、結局作品を特定できませんでした。後からやってきた人もウロウロしていたっけ。後で係の人に聞いたところによると、わかりづらいらしい。僕は一瞬、このゴミ捨て場を作品だと勘違いしていました。
その後歩いて「ミュゼ」なる地方系の民俗資料館へ到着。入り口に人物の縮尺比が狂った顔出しパネルを発見。いいなあ。
ここには一点のみの展示で、むしろ資料館の展示がメイン。おととしも来たけど、変に剥製が充実した場所だった。そんで剥製のレイアウトが微妙に変わっておりました。わかりますかね、おととしには無かったイノシシの剥製が、ウミガメの下に移動しております。それがどうしたという感じですが。
2021年 2023年
あとはこのように昔のグッズが所狭しと展示されております。
中之条町は昔の建物を上手に観光資源として活用している。
資料館を後にして、山方面へ移動。
この中之条町に到着する前、遠く見える山肌にオレンジの線が一筋見えていた。いったい何だろうと。ロープウェイにしては変な形だなあ、なんて思ってたんですよ。そうしたら、なんと作品だった!
多分ビエンナーレ史上最大規模
よくこんなのやったねえ。この道の駅の向かい側にある神社にも作品があるはずなのだけれど、それもよく確認できなかった。雰囲気は抜群。
次にここから少し下ったところにある旧五反田小学校という建物に移動。入り口が無茶苦茶狭く、車一台分しか通れないので簡易信号機が設置されていた。
ここの展示はポスターにもなっている、奇妙な人型オブジェがあった。これいいねえ。やっぱこういうのが好きです。
奥の部屋のガラスは、昔ながらのもの。製法が今と違うので、ガラスに多少のゆがみというか、揺れがあっていい味が出ている。写真じゃわからないけど。
外へ出ると、こんな感じ。数十年前にここへ通っていた小学生たちは毎日この風景を眺めていたのだろう。この下がすぐ崖のようになっているので、遊んでいてすべり落ちた児童もいるだろうな。大人になればそんなではなくても、子供の頃の感じるこういう土手って、異様に怖かった。
屋外に展示されたこの作品、映画「プロメテウス」に出てきた「アンプル」という物体かと思った。アンプルの中にはドロドロの生物兵器が収納されていて、そのドロドロに触れたり、体内に取り込んだりしてしまうと、凶悪な生物へと強制的に進化させられるという、非常にイヤな設定となっております。
一滴でも取り込むと大変なことになる
このアンプルの上部、この写真で見る限りは赤なのですが、奥へ行くにつれて青や緑に塗り替えられている。そうしてこのアンプルを辿って、後者の裏側へと導かれると・・・。
お墓でした
まだ半分くらい