僕は過去二回こちらへ訪れており、今年も世がやや落ち着いたので現代アート大好きの次女と三たび訪問いたしました。
こちらは四年前に来た時の記事
前回のガイドは期間後の記事で役に立ちませんでしたが、今回は会期中の記事なので多少はこれから行こうと思っている方への役に立つのではないでしょうか。
関越自動車道の渋川・伊香保インターからR353を40分ほど進むと自動的に中之条町へ到達いたします。山間の街なので、基本車で行くのが良いでしょう。駐車場は各地にありますが、僕は毎回「つむじ」と呼ばれる街の中心部にある道の駅に停めます。ここからは町の各所の展示場所にアクセスがよいのだ。ただ、駐車場は狭く、停められる台数に限りがあるのでなるべく早い到着を心がけましょう。僕は九時半前についてギリギリ一台停められました。運がいいと入れ替わりで停められる時もあります。
さてまずはその「つむじ」の前で中年アート愛好者としてご挨拶。
ちなみに前回訪れたのは、娘が小学校四年生の時だった。下はその時の写真。娘はあどけなく、まだ幼い。
さて四年たつと、人間はこんなに成長するのだ。
身長は150を超え、学校の成績がすこぶるよい
自分が年取るわけだ。娘はどんどん大人らしくなってゆくが、僕は老化の一途である。時たま車の後部座席の黒ガラスに自分の顔が映り、異様に老けて見える時があり、ギョッとすることがある。もう金貯めて顔面リフトアップの手術するしかねえ!でも金ないから無理!
さてビエンナーレは美術展示会であるからして、お金がかかります。高校生以下は無料だが、大人は1500円でパスポートを買いましょう。つむじの販売所で購入可能。
こちらで買います パスポートは右側のもの。首から下げている人が多かった
まずは毎回会場となる旧酒蔵へ向かう。つむじからは歩いて五分くらい。
酒蔵の中は薄暗いので、光と影を扱う作品が多い。
影絵で動物かぐるぐる回るよ! 風の具合ですだれが動くよ!
金属でできたオオカミがカッコイイ
この酒蔵は二階にも展示があるのだが、今回はそれほどインパクトが感じられなかった。多少奇抜な服を着たアーティストの方が実際にいらしゃって、来る人ごとに挨拶をしていた。
まあこんなもんかな、とインスタレーションずれしてしまった僕は外に出て別の蔵の前で呑気に娘と記念写真。
のどかでとても良い日
しかしだ!この後その蔵の中にある作品を目の当たりにし、度肝を抜かれる!
なんだこれは
「実存」というアーティストの作品。無数の足がびっしり空間を埋め尽くす。こういう数で攻めてくるものはやっぱインパクトあるよね。これぞビエンナーレの醍醐味。
この足は壁面に貼ってある人々がそれぞれ作成したものらしく、写真には本人と作品が映っている。すげえプロジェクトだな。
老若男女に制作を依頼したようで、とにかくいろんな足があって二つと同じないものがないことに人間というものの面白さを垣間見た。
とりあえず今日はここまで。まだまだ先は長いよ
とにかく写真を撮りまくって整理・加工がたいへん