音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

邑楽町のダークタワー

             NARUKAMI IS BACK.

 

    f:id:otominarukami:20190512214949j:plain

 

 みなさん、邑楽町って読めます?

 これは「おうらまち」と読むんですよ。群馬県にある町なんだけれど、何でもそこには世界の中心となるタワーがあるという・・・。

 

 というわけで行ってまいりました、群馬にそびえるダークタワーへ!

             つって、木に隠れてるし

         f:id:otominarukami:20190512205605j:plain

 

 

ちなみに以前、僕と長女は埼玉県行田市にある埼玉のダークタワーを制覇した。

 

 田舎にはなぜタワーがそびえるのだろうか


 いったいどういうところから予算が降りているのだろう。そしてどこからこの維持費が捻出されているのか?まあいいや、とにかく行ってみようじゃないか。

 情報によると、ほとんど客がいないというのでガラガラの寂しい地方施設を予感していたのだが、なぜか車が沢山停まっている。すると今日はなにやらいくつかのイベントが行われているらしい。たとえばこの「全国陶器市」とか。

                   まあ行かないけど

    f:id:otominarukami:20190512210019j:plain

 

 ここって2月くらいに訪れたらきっとやる瀬のない雰囲気が漂っているのだろうな。地方特有のあの感じ。つうか僕も地方在住だけどさ。とにかく今回のメインの目的はこっちだ!

                 まあまあの高さでしょ

  f:id:otominarukami:20190512210614j:plain f:id:otominarukami:20190512210641j:plain

 

           ふと足元を見ると、こんな表示があった。

       f:id:otominarukami:20190512210804j:plain

 

     じゃせっかくなんで撮ってみようか。娘、そこに立ってごらん。

                      で?

       f:id:otominarukami:20190512211040j:plain

 車が邪魔だというのが感想。他に特になし。こんなもんでしょう。さて、近くに寄ってみるか。魔法使いはいないだろうな!

 

 タワーの城下町ではバザールが開催されていた。なんともいえぬこのひなびた雰囲気は弱小地方観光地ならでは!こういうの最高!

          農産物とかの直売が行われ、多くの民が交易を行っている

    f:id:otominarukami:20190512211211j:plain

 

 この微妙な人出、いいでしょう。でも奥のほうの食事スペースは行列!うどんとか、ラーメンを食券を購入してから食べるスタイルの店なのに。食えばよかったかな。

            農産物はほとんど売れてしまっていた

      f:id:otominarukami:20190512211418j:plain

 

           おお、発見!この感じ!

               売り物らしきグッズがたくさん

          f:id:otominarukami:20190512211659j:plain

 

 これらの枕をはじめとする商品たち、いつか誰かの家に行き着くことがあるのだろうか?ひょっとして10年以上前からここにあるんじゃないのか?という勝手な妄想が広がる。

       何か吟味して買えばよかった。やっぱりキティちゃんですかね

     f:id:otominarukami:20190512211804j:plain

 

 このワゴンの横にある衣類を一生懸命物色しているおとうさんがいた。

       f:id:otominarukami:20190512212010j:plain

 

 結局購入しなかったが、何を見ていたのか気になったので見てみるとこれでした。

                いやこれレディースでしょ

     f:id:otominarukami:20190512212244j:plain

 

                  しかも激安価格
      f:id:otominarukami:20190512212402j:plain

 

 経済とは何かと考えさせられる一件でした。

 さて、タワーに挑む前になにやらイベントが行われている気配を感じ、先にそちらへと向かいました。すわ、コロッセオで殺し合いか!?

             混んでいたのはこれも一因

     f:id:otominarukami:20190512212614j:plain

 

 なんかね、地元のささやかな公民館まつりでした。事前に学校で食券を購入して、それを持って買うみたいな。ああいうの楽しかったよなー。

    スライムを作れるそうな             手作り商品とかも買えるそうな

f:id:otominarukami:20190512212814j:plain f:id:otominarukami:20190512212950j:plain


   喉が渇いたので200円でタピオカドリンクを飲もうとしました。

        タピオカミルクティ、大好き       これ、一生懸命作ったんだろうね  f:id:otominarukami:20190512213206j:plain f:id:otominarukami:20190512213503j:plain

 ところが!なんと肝心のタピオカが無くなってしまったそうで、タピオカなしのミルクティなら100円とのこと。意味ねえ!

 

 落ち込んでしまったのでしばし近くの芝生広場で傷心を癒すなるかみ親子。

             あータピオカ飲みてえなあ

     f:id:otominarukami:20190512213753j:plain

 

 おや、なんだあれ。なにか見慣れないものが落ちているのに気付く僕。

    f:id:otominarukami:20190512213858j:plain

 

 なんだこれは?ひょっとしてこれがうわさの、幸せをもたらすという、ケサランパサランなのではないか?

                 いや違うでしょ

       f:id:otominarukami:20190512213929j:plain

 

 ケサランパサランらしきものをつかもうとしたその瞬間!僕の周囲に不思議な磁場が生じ、異空間へと吸い込まれる!

                 うわー、たすけてー

   f:id:otominarukami:20190512214139j:plain

 

 果たして僕の運命やいかに!明日へ続く。

 

            He’s back・・・

    

 

タワーいつ入るんだ

kakuyomu.jp

 

せめてお買い物での心理的浮上を

 気付けば昨日の記事で700記事だった。それが暗い内容で自分でもうんざりする。

 愚痴ばかり書いているとネガティヴな方面にしか思考が働かないので少しはそういうこととは無関係な、本来のこのブログのスタンスに戻したいね。

 つうことでお買い物のお話。

 

 転職で給料が激減したため、なんと先月今月僕おこづかいゼロ円!

 でもまあ、今となってはそんなに欲しいものがないし、別に飲み会とかにいくこともないので軽く過ごせてます。へそくりも多少はあるし。

 僕のお金の使い道は「服・本・CD」が基本なんだけど、服も本も一生分あるし、CDは主に車で聴くのだけれど職場が近くなり、あまり乗る機会がないため、最近は聴いてない。ケミカルの新譜も聴きたいけどま、値段が下がった頃に買いますかね。プライムミュージックやYOUTUBEもあることだし、音源には事欠かない。

 

 そんな中ZOZOで服を売ったときのポイントが9000ポイントくらいあったので、なんとなくこちらの3点を購入。

    f:id:otominarukami:20190430165658j:plain

 チェックのシャツはサイコバニー。こういうシャツ僕大好きなのだ。過剰さぎりぎりのところでのブランドの主張とそのファブリックのセンスの良さで僕の最近のお気に入りのブランド。

          左端のパッチやウサギのドクロをご存知の方もいるでしょう

  f:id:otominarukami:20190430165725j:plain f:id:otominarukami:20190430165740j:plain

 このシャツは4000円くらいだったかな。着てみると最近少し痩せたため少しゆるいのが悲しい。そして連休はこれを着て遠出をしようと思っていたが実現せずに悲しい。

 

       こちらのTシャツはやっぱりお気に入りのグラニフ。

              いいイラストだなあ

     f:id:otominarukami:20190430165950j:plain

 状態Aで購入したらタグが付いていた。つまり新品だった!ラッキィ池田!1400円だったから半額くらいで買えた。ポイントだから実質タダだけど。

 

    あとなんとなく安かったので買ってしまったリーバイス501。

   f:id:otominarukami:20190430170035j:plain

 これも1200円くらいかな。安!501も何本かあるのに買っちゃうんだよね。これも少しゆるくて悲しい。あと2ヶ月くらいで転職して太るぞ!

 

 さて、先日アマゾンが気まぐれセールを行い、ウォッチリストに入れていたキンドルの10インチが10800円という値段で売っていたので思わずワンクリック。

                やっぱりでかい画面は見やすい

    f:id:otominarukami:20190430170115j:plain

 

 お金がないというのに何やってんだ。7インチはもう5年以上使っていてかなり重宝しているのだけれどやっぱいでかいのが良いかなと思って無駄遣い。

 最初アカウントのパスワードを間違えて妻のものを入力してしまい、プライムビデオが見られなかったり、ダウンロードしたキンドル本を読めなかったりというトラブルがあり、何だよ!使えねえ!(使えないのは僕自身でした)と思っていたが、アカウントを入れなおしてめでたくすべてを見られるようになりました。

          サウンド&レコーディングがタダ!特集がタイムリ

    f:id:otominarukami:20190430170157j:plain

              こちらは楽天で安価で買えるタブレットカバー。重宝!

     f:id:otominarukami:20190430170313j:plain

 

 アマゾンのコンテンツに特化したタブレットだけれどこの値段で色々とできるキンドルは非常に便利。プライムリーディングで雑誌などもタダで見られるものが多く、貧者が暇をつぶすのには十分な機能力。スマホほんとにいらないな。ちなみにこの間会社で会議があって、会社のHPをスマホでチェックするという時に僕だけガラケーで見られないということがあった。別にいーもんね。辞めるから。

 さて、ほとんどの皆さんは連休をまだまだ満喫しているでしょうが僕は明日から地獄のような仕事場に戻らなければなりません。落ち込んでも仕方がないのでポジティヴに(つまりどうせここ辞めるけれどそれまでは全力で能力を発揮してやるくらいの意気込み)いこうと思います。ここ数回のしみったれた記事を反省。でもまたいつ落ち込むかもしれない。そのときはまた励まして!

 

みんな連休で暇なのか、このブログも小説も少しいつもよりPV多い

kakuyomu.jp

 

 

 

サルバトーレ・ガナッチの馬鹿ビデオ

 あー月曜日会社行くの嫌すぎと思いながらYOUTUBEで現実逃避していたらテクノ関連でこのビデオを発見。アホ過ぎて笑う。

          面白いから観たほうが良いですよ。二分弱だし

    www.youtube.com

 サルバトーレ・ガナッチというその筋では有名な面白DJだそうです。

 もうアルバムじゃないよねこの辺は

Horse

Horse

 

 

 正直「テクノ+面白」だったらすでに電気グルーヴという先駆者が日本にいるが、こちらはまた別の味わいがあって良いね。曲もなかなか僕好み。『ピエール瀧の体操○○歳』シリーズに近いか?

              一応観られますね。有志による

     www.youtube.com

 

 そんで他の曲を聴いてみるとむしろこういう感じよりはヒップホップよりのDJ?

 こちらはクライムムービー風のPVで、なんとエンヤが参加!

                    同じ人か?

   www.youtube.com

 テクノ関連ってユーモアに狂気を足すとエイフェックス・ツインになるけれど。

               これ20年近く前?すげえな

    www.youtube.com

 いやそれにしても会社行きたくなさすぎ病がひどい。腹の辺りになんとなく鈍痛を感じるくらいのストレス。でも世には帯状疱疹になったり、鬱になったりする人だっているだろう。僕は大丈夫なのか。今のところなんとか大丈夫ですが・・・。

 

 最初のガナッチの「HORSE」が気に入った方、どっかの暇人が作った10時間バージョンがありますから、一日中これを観て聴けますよ。

               再生回数350回くらいだけど

   www.youtube.com

ああ今日が永遠に続かねえかなあ

 

パンダとかおばあちゃんが殴られてるのってCGでしょ

kakuyomu.jp

スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカーとまた氷河期の僧侶

 昨日ついに公式から最新のSW予告編が登場した。今度のタイトルは「ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー」

    www.youtube.com

 まあ、正直毎年SW関連が公開されているのでディズニーもそれを認めているとおり新鮮さがあまり感じられないのですね。もちろん観にいくけれど、以前のようなわくわく感や驚き、そして飢餓感はない。これも加齢のせいだろうか。

 ルーク=マーク・ハミルのナレーションに乗せて最初に登場するのはレイとおそらくカイロ・レンのタイ・ファイターの一騎打ち。この予告編では出てこないが監督はJJエイブラムスだからおそらく大規模先頭シーンでものすごいのを見せてくれるだろう。前作でライアン・ジョンソンが迷走した分を回収できるのだろうか。

 久しぶりに見たランド・カルリシアン男爵、太ってたなー。「ハン・ソロ」のガンビーノが演じるランドがかっこよかったから、なおさらしんみり。

 お亡くなりになったキャリーフィッシャーも出ていたし、最後はデススターの残骸とともに不気味な笑い声が。まさかのパルパティーン?ここで引っ張り出すのか?

 あとレンのマスクの謎の改造シーンが一瞬移るのは何ゆえ?赤い線をカスタムしてたけど、おしゃれだろうか。まあいいや、12月20日の公開だそうです。 

 

つうことで表題どおり、再びこの「氷河期の僧侶」ガシャポンを本日近所のストアで発見してしまったため、やってしまいました。

            f:id:otominarukami:20190329155851j:plain

 

 さて何が出たか。かぶってないだろうな。一番欲しいのは虚無僧なのだが・・・

 

 

 

       はいこれー! 

         ※トム・ブラウンの「はいだめー!」風に読んでください

   f:id:otominarukami:20190414215425j:plain

    わはははなんだこれ。一瞬先週買ったやつかと思ったが違った。

先週買ったのはこちら 

相変わらずの紙粘土質の僧侶が鼻をたらしているぜ。この僧侶の名は「座禅」だそうです。僕もよくやるねえ。よく買うねえ。

            アノクタラサンミャクサンボダイ!

   f:id:otominarukami:20190414215940j:plain

 

f:id:otominarukami:20190414220011j:plain f:id:otominarukami:20190414220113j:plain

 

 

 

こちらも相変わらずじわじわ現在10592PV。急にどっかでブレイクしないかなあ

kakuyomu.jp

 

休日は『聖なる怠け者の冒険』を読み、THE 1975を聴く

 ようやく今日6日ぶりの休みです。すぐ明日また仕事。

 新職場で2ヶ月目に突入し、ようやく少し慣れてきた僕だけどやはりストレスは大きい。絶対痩せたね。だって以前ちょうど良かったスラックスが結構ゆるゆるになって、ベルトの穴もゆるゆる。多分体重60キロ切ったんじゃない?

 

 そうしてまた後6日連勤ですよ。土曜の休みは月2回で後は29日以降が休みになるという特殊な環境なので休みの恋しいこと!GW10連休とか関係ねえ!ああ、明日仕事いくのが嫌だ・・・。

 

 とはいえ休むわけにもいかぬ。何とか今日一日で精神の回復を図ろうとして一日家にいました。まあ寝てるのもなんとなくもったいないのでこの間ブックオフで100円で買った森見登見彦氏の『聖なる怠け者の冒険』を一気に読みましたよ。

 スイスイと読めます

 森見氏の作品は『四畳半神話体系』から読んだけど

 一時期アニメ版にもはまった

四畳半神話大系 Blu-ray BOX

四畳半神話大系 Blu-ray BOX

 

そのペダンティックな言い回しと構成の妙、そして個性的なキャラクターが独特の森見ワールドを構築しており、それは夜は短し歩けよ乙女でもいかんなく発揮されていた。

 結局映画まだ見てない

 まだ有名な『ペンギンハイウェイ』とか『有頂天家族』などを読んでいないので作品をそう語ることは出来ないけれど、この『聖なる怠け者の冒険』はいつもの安定の森見ワールド作品だった。『きつねのはなし』というまじめなホラー話もあるんだけど、僕読むの途中でやめてしまった。やはりどこかユーモラスで浮世離れしたキャラクターに世売るファンタジーが安心して読める。

 ストーリーはいつものとおり京都が舞台で、一応主人公である生粋の怠け者、小和田(こわだ)君を中心に進むのだけれど実際彼はその表題どおりほとんど何もしない。いや、要所では活躍しますよ。でもむしろもう一人の主人公として日々京都で善行をかさねる狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」なる人物が物語を引っ張っていく。そして困った人を助けずにいられないぽんぽこ仮面はなぜか怠けものの小和田君を二代目に指名し無理やり跡目を継がせようとするのだ。

 彼の意思とは関係なく、ぐうたら私立探偵や「五代目」と呼ばれるアルパカそっくりのなぞの男、先輩カップルなどが入り乱れて最後はいつの間にかファンタジックで、迷宮的な展開に突入。なんだこれ。ああ、でもそういえば基本森見作品はファンタジーだったなと思いながら最後まで読み通しました。そうそう、森見作品に欠かせない下賀茂幽水荘も登場するよ。

 正直『夜は短し歩けよ乙女』ほどの没入感や面白さはなかったけれど、日曜の午後のつれづれを紛らすにはうってつけの作品でした。

 

 そうそう、京都を舞台とする作品は万城目学氏も色々と書いているので不思議にリンクするんだよね。京大生が主人公だったり、登場する場所が似通ったりしているので。話の引っ張り方は万城目作品のほうが上手いと思います。

 これは読んだほうが良いですよ。問答無用に面白い

鴨川ホルモー (角川文庫)

鴨川ホルモー (角川文庫)

 

 

 そんであとTHE 1975をようやく今聴いています。とにかく良いね。

      このライヴはすごい。エンタメとして最高峰のレベルじゃないか

   www.youtube.com

 

   この曲で彼らを一気に好きになった。サウンドも80Sを上手く取り込んだ最先端

   www.youtube.com

 

 ああ、明日仕事やだなあ。

 

読まれても読まれても特になにもなし

kakuyomu.jp

 

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

 

 

BRING ME THE HORIZON『AMO』やDIRTY VEGAS、そしてOVERKILL

       最近入手のCDがタイトルどおりです。

     f:id:otominarukami:20190330230702j:plain

 

 まずは少し前に入手してから結構な頻度で聞いていたブリングミーザホライズンの『AMO』!

全英ナンバーワンも納得

  発売前から公開されていたこの二曲からして傑作の予感がしていたが、ブリングミーザホライズンのニューアルバムとして期待を裏切らない出来だった。

          ラストシーンはまんま「レイダース/失われたアーク」

   

             車の中で久々に大声で歌った

   

 前作からの流れからして、

個人的には彼らの最高傑作

きっと更なるエレクトロニクスの導入が図られているだろうと予測したけれど、全くそのとおりだった。オープニングは静かなエコーがかったシンセのメロディから始まり徐々にエモーショナルな展開になり、そのままプロモ曲の「MANTRA」へと流れ込む。僕のPCのしょぼいヘッドフォンで聞くのとは違い、車の中での大音量のこの曲はやはりかっこいいぜ!その後ほぼ打ち込みのエレクトロな「ニヒリスト・ブルース」などの曲が挟まれる。

               画像がケミカルっぽい

   www.youtube.com

 僕はこういう音については何の違和感もないからすんなりと聴けるけれど、もはやデスコアの面影を全くとどめていないこの音を初期のファンはどう受け止めているのだろう。

         初めて聴いたらこれを同じバンドだと思う人はいないよね

    

 うろ覚えなんだけど、どこかのウェブ記事でロッキンオン系のライターの人が最早ロックに新しい流れはなく、新しい試みはほとんどヒップホップから生まれていると言っていたが、僕も同感。そしてまたブリングミーザホライズン自身もそう思っていることが分かる。インタビューを読んでも然り。

nme-jp.com

そして実際のアルバムに収録された曲がそれを物語っている。この曲初めて聴いたとき、何も知らされなかったらヒップホップ系のアーティストの新曲と間違えてしまうと思った。

             オフィシャルでリリックビデオ出してるのね

   www.youtube.com

 どうです、まさか上記のデスコアバンドがこんなになるなんて。

 タイトルそのものが「HEAVY METAL」という皮肉な曲(最後にはそれヘビメタじゃないよ!と叫ぶ)

       このタイトルにラゼールというアーティストをわざと起用

   

があったりと彼らなりにロックの新しい姿を見つけようとさまざまな試みが感じられる。そうして最新PVがこちらの「MEDICINE」

        相変わらず悪趣味を前面に押し出している。娘には不評

   

 この曲のサビのバッキングセンスなんかは素晴らしいんだけどね。アルバムの出来とすれば間違いなく革新的で非常にクオリティの高いものなんだけど、どの曲もあまりに輪郭がはっきりしすぎているために飽きるのも早い。一部ではポップすぎという声もあるようです。

 正直一時期すごい聴いていたのに今あまり聴く気がしないんですよ・・・。いや、またそのうち間違いなくまた聴くのだけれど、デフトーンズやNIN、スマパン、そしてメタリカといったロックの歴史を作ってきたバンドたちの傑作のように何度聴いても飽きないのかというと、それは微妙なのだな・・・。それはひょっとしたら、僕の感性の衰えかも知れない。常に新しい音楽を聴きたいと思っている僕だけれど、20代の頃にあった「うお、こんな音楽聴いたことない!」という感動をもう久しく味わっていないのです。かといって前述のヒップホップにそれを求めるかというと、やはり僕の感性にはそちら方面は反応しないのです。チャイルディッシュ・ガンビーノなんかはいいと思うし、ケンドリック・ラマーはすごいけど、やっぱりバンド形態か、テクノ・エレクトロ方面が僕の好みなのです。

 

 つうことで、今頃知ったダーティ・ヴェガスを良く聴いているのです。 

 これ、ケミカルのプロモ見ていたらこれが芋づる式に出てきて、観たら僕好みのサウンドじゃないか。プロモも素晴らしい。

     すぐにアマゾンで調べたら結構昔のアルバムで1円じゃないか!すぐに購入。あっ、そうそう、今も流しながらこの記事を書いているのですがなぜか唐突にピンクフロイドの「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」になっておや、と思った。

            「THE WALL」の曲

     

 こっちがモトネタ

     www.youtube.com

 そして不思議なものでこういうのは縁なのかねえ、近所のブックオフでセカンドアルバムを280円で発見。

CCCDって。安いし。

 

 あと、良質のスラッシュメタルが聴きたくて、ちょうど安くなっていたオーヴァーキルの「IRONBOUND」もアマゾン買い

 安定のオーヴァーキル

 愚直にスラッシュメタル一直線!ベテランの中でも傑作を常に生んでいる彼らは頼もしい。特にこのアルバム、捨て曲一切なしの名盤!

           ワーオ!かっこいいぜ!ドコドコザクザク!

    www.youtube.com

 結局BMTHよりもこっちのオーヴァーキルを聴いてしまうのはやはり僕の加齢による結果なのでしょうか。

 

これこそヘヴィーメタルだぜぇ!

kakuyomu.jp

変なガシャポン「氷河期の僧侶」、あと土偶シリーズ

 ううう、ストレスで体が痛い・・・。生きるのがなかなか最近は辛い・・・。実生活に苦しむ僕はこのブログで現実逃避をするしかない。

 

 さてこの間、とあるスーパーで異様なガシャポンを発見した。「氷河期の僧侶」

              このガシャポンだけ異様なオーラ

          f:id:otominarukami:20190329155851j:plain

 最近のガシャポンはもう何でもアリだな、と思っていたが、正直センス無いというか、ギャグだけどすべってるようなのも沢山ありますよね。そういうのを得意げに持つのだけは避けたいなと思い生活していたけれど、さすがにここまでぶっとんでいるのは初めてだ。

こちらで詳しくはどうぞ

 

 そもそも「氷河期」「僧侶」の間にはなんら関連性がないでしょ。こうもり傘とミシンの結婚よろしく、もはやシュルレアリスムである。

 調べてみると、タカラトミーにはこういうヘンテコりんなグッズを作る「パンダの穴」というプロジェクト(サメフライとか、考えない人などの意味不明系ばかり)があるらしく、その中でも何度かボツになったものらしい。でもここまでくるとある種の詩的な雰囲気さえ纏うようになる。語呂の選択って大事だよね。全く関連のない二つの語句を繋げて新たな言葉の地平を開く。

 昔初めて中原昌也氏の、今はもうやっていないプロジェクト暴力温泉芸者という字面を見たときの印象に近い。

 ジャケットはいちいちおしゃれだが中身はノイズ系 。懐かしのデス渋谷系

OTIS

OTIS

 

 

 実はこのガシャポン、200円なのですが最初見たときはどうしようかと躊躇して回さなかったのです。けち。しかしこれを見て以来ずうっと心に引っ掛っていて、結局わざわざ回しに行ってしまった。さて何が出たか。

     全4種類。「気が付くと、そこは、氷河期だった」・・・寒くて気付くでしょ、普通

    f:id:otominarukami:20190329160922j:plain

 

 やはりこの前面に押されている虚無僧が欲しいところだけれど、そこは上手くいかないねえ、こんなんが出ました。

                  わはははなんだこれ

    f:id:otominarukami:20190329161117j:plain

 

               洟が垂れてるんだか、つららなのか

     f:id:otominarukami:20190329161233j:plain

 

 こちらの方、「念仏」という名前がつけられている。

 どこかで遭遇したらまたやってしまいそうで怖い。

 でも写真撮ったら満足して秋田!

 

 あと、この間娘といったビエンナーレで発見したものがあります。

         近代美術館の隣にある歴史博物館。

      f:id:otominarukami:20190329185928j:plain

 

    中にあるミュージアムショップ前に、ありましたよ、これが。

     f:id:otominarukami:20190329190040j:plain

 

 射幸心をあおられるじゃないか。

       土偶シリーズに弱い          おとうさん、どうせやるんでしょ

f:id:otominarukami:20190329190116j:plain f:id:otominarukami:20190329190132j:plain

 

        こちらは300円とちと割高です          なんだろうねこれ

f:id:otominarukami:20190329190229j:plain f:id:otominarukami:20190329190243j:plain

 

                これでした。

      f:id:otominarukami:20190329190352j:plain

 

      他にはこのようなシリーズがあるのだそうです。

f:id:otominarukami:20190329190432j:plain

 

             一番欲しいのはこれかなー。

       f:id:otominarukami:20190329190517j:plain



 でもどうせやらないけどね

kakuyomu.jp