久しぶりに更新。
僕は去年の11月に転職してからは毎日私服で出社している。それまでの仕事がずうっとスーツだったので、今まで買いためた服がようやく日の目を見てきたわけ。
そうして毎日過ごしていると、改めて僕服やたら持ってるなあ、と思うわけ。別に高級ブランドであるとか、ビンテージであるとかのこだわりはないのだけれど、十代のころにDCブランドブームの波をかぶって以来、服を買い続けてきました。
そんでまあ、せっかくなので僕の服アーカイブを毎日スナップして記録し、ある程度たまったらその必要もないのに公開しますよ。予防線を張っておきますが、すごいブランドを着ているわけではなく、あくまで自分の経済的力量の中で買い集めた服たちです。いってみればB級ファッションです。あー、言い訳がダサすぎる。
まあとにかく暇つぶしにどうぞ。今回は5月中旬から後半にかけての時期のも
の。
タイトル「ミリタリーくずれ」
ジャケットはラウンジリザード、シャツはフレッドペリー、カーディガはンラブレス、パンツはリップヴァンウィンクルのパラシュートパンツ。靴はソールスター。
リップのパラシュートパンツが僕は大好きで、一時期4本持ってました(二本は売った)。リップファンの中では「パラパン」と呼ばれており、その昔は2ちゃんにパラパンのスレッドまで立っていた。その中でパラパンギャグみたいなのがあって、パラパン愛好者のみ笑えるというマニアックな笑いが展開されていた。例えば竹島に韓国議員が上陸したというニュースがあったとき
「パラパンはいて、竹島行ってくらっ!」
とか書いてあって笑わされたっけ。はいていったところで、どうにもならんだろう。
あとどうでもいいことだが、このパラパンはやたらとジップ(ちなみにRIRI社というところのものをわざわざ使用)がついているんだけど(下写真参照)
股間のチャックを閉めた状態でも、ダブルジップのため、持ち手が下にぶら下がるかたちになり、社会の窓が開いているのではないかと思われる危惧がある。
タイトル「ブリティッシュにしようとしたらむしろアメカジ」
ジャケットはGBスキンズ、セーターはプレッジ、シャツはビームス、パンツはブランド不明のヒッコリー。
GBはスタイリストの馬場圭介という方が二十年ほど前に立ち上げた、UKテイスト全開の知る人ぞ知るといったブランド。現在は休止中です。このジャケットはかなり昔のメンノンに掲載されていた。写真ではよくわからないのですが、襟の裏やポケットのフラップがこのような黒白チェックになっており
かなりカッコイイジャケットです。
いかにもUKツートーンスカを彷彿とさせるデザイン。ツートーンについては、ググってください。
ツートーンスカと言えばスペシャルズ。ああいいなぁ
タイトル「なんか太って見えない?」
シャツはラブレス。パンツはディッキーズ。基本ジャストサイズで着るのが僕は好きなのだけれど、このシャツの柄が気に入って、大きめのサイズだが購入。最近はビッグシルエットはやりで(それもそろそろ廃れそうだが)いまさらながら挑戦してみたのですよ。通常僕のシャツ選びの基準、身幅が50センチ前後なのだが、このシャツは65センチ。でかい。でもまあ素材がサラサラで風通しもよく、会社の人にも「なるかみさん、もう夏ですねえ」などと言われました。
タイトル「昔のデーモンアルバーン」
上着はバーバリーブラックレーベル、Tシャツはリチャードソン、パンツはLee101、靴はナイキ。
バーバリーとはいうものの、ブラックレーベルは三陽商会がライセンス取得して出していた服。バーバリーチェックを日本人向けのテイストに落とし込んで結構人気がありました。僕は三陽商会のデザインが好みで今もラブレスやギルドプライムといったブランドをよく買います。
このブルゾン、生地が凝っていて、近くで見るとこのようにうっすらバーバリーチェックになっているのです。わかりますかね?
バーバリーブラックレーベルはライセンスが切れてもう存在しません。ちなみにこれは15年くらい前に買ったんだけど、当時ショップで発見し「うぉ!なんてかっこいいジャンパーなんだ!」とかなりの衝撃をうけたものだった。
かっこいい、地元で見つけたジャンパー
このかっこいいジャンパーは値段もかっこよく、4万円くらいした。ナイロンのぺらぺらの生地だがこの値段!せめて二万円位ならなあ。かように初めて見たときはかなり欲しかったが、さすがにじゃ買います、という値段ではない。
僕は何度もショップへ足を運んでは値段をみて逡巡し家へ帰ったものだ。そうして当時まだ生まれたばかりの長女を夜中に抱っこし、部屋をぐるぐる歩いて寝かしつけながら
「俺頑張ってるからご褒美にあのジャンパー買ってもいいだろう」
などと理由を作っては悩んでいたものだ。
折しも、当時勤めていた会社の忘年会では、お土産になんと商品券一万円を社員全員に配布するという太っ腹な慣習があった。僕はそれがショップの入っている百貨店で使えることを調べ、資金の足しにしてついに購入したのでした。やはり高い服は今でもしっかりと着られます。
タイトル「オレンジ」
カーディガンはラブレス、Tシャツはネイバーフッド、パンツはチープマンディ、帽子はチャムス、靴はリーガルのローファー。
リーガルのローファーはかれこれ20年近く履いているのではないだろうか。プレーンな形で、どんなスタイルにもはまりそれでいて堅牢。僕は大学生の時に初めてリーガルのローファーを購入したがかなり重宝した。ジーンズにもスラックスにも使えるので仕事でもよく履いた。それを履きつぶして現在は二代目なのだけれどこれからも愛用し続けます。
とりあえずこんな感じですが、それぞれの服についての思い出があって自分なりに面白いなあと思ったのでした。ネタは尽きないので延々やり続けるでしょう。
なんか億劫でブログひと月も書かなかった