今一番僕が行く店は、ハードオフ。なぜなら、安くてなおかつ価値以上のものがたくさん売っているから。その中でも、特にジャンクCDのコーナーにはお宝が沢山埋もれているのだ。そうしてこの間買ったのがこちらの6枚。
ほぼどれも知らないアーティストで、ジャケットの雰囲気や曲名、レーベルから総合的に僕の好みか判断し購入という英断を下すのだ。前回は一勝一敗一分けで終わりました。後半はどうか。
まず後半一枚目。これ。BTの「These hopehul machine」。
しかしこれは勝利を確信して買ったのだ。だって僕BT知ってるもん。アマゾンのウィッシュリストに常に入っているのだけれど購入には至らなかったのですよ。そうしてその1枚を110円で発掘!おもわずその場で「うお、BTだ!やった」と声が出てしまいました。
しかもですよ、これ実は二枚組だったのだ。10分近い大作が12曲も入っていたのだ。そしてどの曲も佳曲ぞろいで文句なし!もうこの一枚でほとんどチャラなんですけど。基本はエレクトロニクスミュージックではあるけれども、あらゆるジャンルを跨いだ、BTという人間のジャンルだと考えたい。この曲は2枚目の1曲目だけれど、とても美しい。
順番は前後するが、こちらは1枚目の一曲目でリードトラックの「Suddenry」。嫌味のないメロディとアレンジが僕好み。NINとも違うエレクトロニクスとポップス、ロックの融合。
さっきも書いたけれど、これで僕はもう満足です。アマゾンで買ったって送料込みで700円位ですよ。それが110円!中のブックレットも豪華。
縦に長い
第四番勝負 大勝利!
さてあとは消化試合みたいなもんです。こちらはエリザベス・バトラーなる女性なのだが、ジャケットはいいんだけれどポップヴォーカルかもしれないというリスクがある。
「Easy Paris」というタイトルにエスプリがありそうだ。エスプリって何?
しかしあまりにも情報が少ない。そこで曲名を老眼を凝らしてよく見ると・・・
フランス語表記でわかりづら!
「James Brown」の文字(赤線注目)を発見。これにより、ソウル・ファンク系のミックスアルバムだと見当をつけ、購入。聴いてみるとなるほど、一曲目はパリっぽい(何がだ)ボサノバ調のゆったりした曲が流れ、以降ラウンジ系の刺激の少ないおしゃれミュージックが続く。全体的にはトータル感がなく、エリザベスが「私の好きな曲を並べてみましたあ!聴いてね」とぃう印象。でも安心して聴けるので問題なし。
第五番勝負 勝利!
最後はこちらの最もつかみどころのないジャケットの「VampireWeekend」
紙ジャケ付きと豪華
おそらくインディーギターバンドだろうと思うのだが、やはり決め手がない。そこで裏ジャケを見てみると・・・
「XL」の文字を発見。これは以前「Tapesentapes」というバンドのアルバムを買った時と同様「XLレコーディング」というレコードレーベルの所属だということ。かのプロディジーが所属していたのだから、間違いはない。ということで購入。聴くのが楽しみだ!CDをデッキにイン!こんな曲でした。
いいねいいね!どんたかどんたかとなるパーカッションの響きが心地よい。全体的にポストロック的な印象を受けるがよいアルバムだった。後で調べたところ、それなりに有名なバンドで、フジロックにも来たそうな。
世界は僕の知らないバンドや音楽で満ちている。それをこういう切り口で見つけるのはなんと楽しいことではないか。
第六番勝負 もちろん 勝利!
つうことで110円CD6番勝負は4勝一敗一分けとなりました。楽しかったな。またそのうちハードオフに行こうっと。あ、そうそう、入浴剤なんかもねらい目ですよ。僕はバスロマンの600円位のやつを300円で買いました。
どうでもよい情報