先日会社の同僚が「なるかみさん、あそこにあるリサイクルショップが移転で全商品半額になってるの知ってます?」と聞いてきた。
いや知らない、マジで!ウチの実家のすぐそばの店じゃん!え、もうセールから一週間経っているの?!いくしかねええええええ!
・・・ということで退社後、すぐにその店に寄ったのだが、閉店間際でほとんど見ることができず、枕カバーとか除草剤とかどうでもよいグッズをとりあえず購入してその日は終わり。商品はそこそこ減ったようだが、まだいろいろなものが売っており、チャンスありと見たので再び無駄金を使いにショップへGO!
ところで、僕今年の2月から高校時代の先輩に社会人吹奏楽団に誘われ、20年ぶりくらいにトロンボーンをぷっぷかぷっぷか吹いております。五月に演奏会があり、それなりに音楽生活が充実し始めているのだ。
こんな記事書いてた
最初は楽譜の読み方も忘れていたし、音もまあショボかったが、毎週土曜日に練習するにつれて少しずつ昔の感覚がよみがえり、合奏の楽しさを味わえている。
そんでもって今度の課題曲としてなんと「ディープパープルメドレー」という曲が持ち上がった。
吹奏楽の楽曲としては割と定番のようだ
バーン、ハイウェイスター、スモークオンザウォーターという選曲で、原曲とキーが一緒なのだ。
そんでもって、この曲にはギター譜があるということで僕がぜひギターを弾きますと志願して現在ディストーションバリバリの音で演奏してるわけ。
30年以上前、パープルのコピーバンドでベースを弾いていた僕。ギターの先輩がこだわりがあって1STアルバムから順に代表曲をやるというマニアックな選曲でした。だから一般的にあまり知られていない「ルシール」とか「ハッシュ」あたりから始めて、「スピードキング」「メイビーアイムアレオ」「レイジー」などまでもやり、最後には「ファイヤーボール」までやったっけ。「バーン」を演奏したときは僕はベーシストとしてグレン・ヒューズよろしく途中で歌まで歌ったもんだ。
というわけでギター譜とか見なくても今でもすぐに弾けるのでガンガン弾いていたのだが、くだんのリサイクルショップでストラトギターを発見。元値が6000円であったので半額で3000円ですよ!買い 買い 買い!
黒のストラト。「VANGUARD」とかいう聞いたこともないブランド
チューナーも半額で300円。ちょっとクオリティの高いギタースタンドも千円。いやーいい買い物をした!ほぼ新品の状態ですよ!音もそれなりの音でいかにもストラトチックな弾き味と音。
これでもう一曲「マツケンサンバ」とかを弾いております。こちらはコードカッティングがメインなのでA♭9などという弾いたこともないコードを押さえながらちゃかちゃかとやっております。
さてその店にはギターとは別に、以前から気になった楽器があった。
みなさん、トロンボーンは金管楽器だと知っていますか。しかし、画期的な商品が発売されていたのだ。
誰が考えたか、トロンボーンをプラスチックで作ってしまったのだ。これなら本物を買うよりは気軽に始められるよね。つうても二万五千円くらいなんだけどさ。
さてこのPボーンがなんとその店では1万6000円で売っており、しかも新品未使用状態!
うーん、つってもなあ、バック(BACHというブランド)のトロンボーンを僕持ってるしなあ。
ということで購入せず、楽団の練習の時に同じくトロンボーンを吹いとる女の子に「pボーンが八千円で売ってたよ!買えば」などと勧めておいた。
その次の日が日曜日でもう一度その店に行くとまだあった。どうやら彼女は買う気ではないようだ。まあ商品としてはニッチなのですぐには売れないだろうな・・・。
ちなみに女性用スニーカーソックスが一足50円とかで売っていたので娘用に5足ほど購入したんだけど、その後おばちゃんが柄も見ずにごっそり全商品、多分30足くらいはあったのだけれどかごに入れていたのを見てなんか少し悲しくなった。
さて次の日出勤したのだけれどどうにもあのpボーンが気になる。じゃもう買うか!
そう思い立って会社の買い物ついでに店へ寄ると、まだ売れてなかったよ。
買い 買い 買い!
ということで8000円で買ってしまった。僕あの店で一万五千円近く散在してるな。
買ってそのまま会社でぷわーとか吹いて皆を驚かせる。そういうことができる職場なので僕は恵まれているな。
思いのほか軽い!マウスピースもプラスチック
さてこれと黒のストラトで練習に参加。同じパートのメンバーに見せて「買ったんですか!」と笑われた。音はといえば、さすがに金管のものに比べると質は落ちるんだけど、ボリュームや吹いた感じはトロンボーンそのもの。まあこれで演奏会とかはどうかと思うけど買ったからにはたまには使うか。
ということで現在部屋は楽器部屋と化している。
この部屋だけ我が家の中では異空間。飾っているレコードジャケット、今日は「増殖」と「タルカス」でございます。
相変わらずAIのつけるタイトルは狂っていてよい。
音楽をするのに年齢は関係なし