今日、セブン系のスーパーに行ったら、普通にカール売ってたよ。
なんだったんだろう、あの騒ぎ。まあ、また買ったんだけど。
中学~高校生にかけて、僕は近所に住んでいたオーストラリアへ留学経験のあるお姉さんに英語を教わっていた。
ある日、休憩時間になったときそのお姉さんが、「ぼくは、(中学生なのにぼく、とよばれていた)どんな音楽好きなの?」と聞いてきた。僕はジャーニーとか、デュランデュランとかと答えたと思う。ちなみにその人はさすがオーストラリア留学生、メンアットワークが好きだと言っていた。そのころオーストラリア勢が大ブレイクし、インエクセスとかムーヴィングピクチャーズなどがヒットを飛ばしていた。
僕も丁度メンアットワークもテレビで「ダウンアンダー」を何度も見て、聴きたいと思っていた頃だった。
ああ、いい曲だなあ!
この曲を聴くたび、あの頃を思い出す。ビデオもバカ丸出しでよろしい。
お姉さんはセカンドアルバムの「CARGO」のテープを持っていたので、それをさらにテープにダビングしてもらった。 現物がある。
この、FM雑誌に付いているカセットレーベル、ある程度年を召した音楽好きの方はご存知ですよね。懐かしいでしょ。FMレコパルとかFMステーションなどをよく買ってチェックしてたっけ。
このアルバムは結構はまった。しかも4~5曲はシングルカットされた大ヒットアルバムである。特に好きなのは2曲目の「オーバーキル」
で哀愁を帯びたイントロから後半のオクターブ上がりのヴォーカルラインがよかった。その後半部分でのプロモにおいては、ボーカルのコリンへイがベッドの上でやたら暴れて歌っていたのが面白かった。
B面(今B面といって通用するのはレコード愛好家の若者か、年配者だろう)の一曲目の「イッツアミステイク」
も好きだったし、ほとんどインストの「アイラクトゥ」もよく聴いた。後になってファーストアルバムを聴いたが、こちらも「ノックは夜中に」
や、前出の「ダウンアンダー」など名曲揃いだった。
ある時何かのテレビでメンアットワークのライブをやっていて、当然ビデオに撮ったのだが、コリンヘイの顔をよく見ると目玉が変である。どうやら斜視なのだが、当時はそういうものを知らないから不思議だった。それで、英語のお姉さんが結婚したあと、その代わりに交換留学生だったジェシーという人がちょうどその人の家にいたので引き続きジェシーと英語でトーク的なことをしていたのだが、ふとコリンヘイの目のことを思い出して、「ヒーハズストレンジアイ、ホワイ?」などとつたない英語で聞くと、「メイビードラッグ?」という答えが返ってきた。当時はそれで納得したが、全然違うじゃん。
結局その二枚以降、メンアットワークは聴かなくなって、いつの間にか解散したようだが、大学生の時思い出したようにコリンヘイがソロで来日しコンサートをした。自分は行かなかったが、大学の友人が見に行って「いまいちだった」らしい。
メタルもね