現在開催中の中之条ビエンナーレ探訪記その2
街中を歩くと、アート以外にも興味深いものがちらほら。熟成された店舗からにじみ出る何とも言えない郷愁。

やっているんだか、いないんだか、よくわからない店のショーウィンドウ。雑多すぎる。そして中之条まちなかマラソン。知り合いばっかに会いそう。

このあと結構歩いて点在する展示を見た後、再び道の駅「やませ」に戻る。11時くらいになったので、早めのお昼。この町は飲食店があまりないのでお弁当を持っていくのが良いと思いますよ。パンを食べる父娘。

そうそう、朝ここにたどり着いたとき、数人の中学生くらいの男子がおり、やたらと騒いでいたのですよ。地元の子どもか?少なくとも引率の人間はいないし、二人ほどスイッチをやっているしで、おそらく休日に遊ぶ場所としてここが利用されているのではないだろうか。
中学生独特のノリで時折歓声をあげたり、じゃれたりして、まあ少々うるさいなあと思っていたわけ。なんかタブレットを持って「おい!さっきの●●の動画、今からYOUTUBEにあげるからな!5、4、3」などとネットリテラシーゼロの会話とかしている。また「おいさっき●●が女子トイレに入ってましたあ!」みたいなことで、まあいちいちうるせえ。
そして、イベントととして演奏の準備をしはじめた大人に向かって「今から演奏するんすか!俺歌っていいすか!歌いますよ!」と、でしゃばる始末。
ただそんな中一人我関せず、ひたすら全身を使って踊っている子がいて、ぎゃあぎゃあ騒いでいる友達も眼中にない。
踊ってんなあ、なんて思いつつパンをもぐもぐしていると、その少年ダンサーが僕の傍らに突然走ってきて、ホストしゃがみになって
「あの、自分BTSの曲で踊ろうと思っているんですけど、どの曲がいいか言ってもらえますか?」
と話しかけてきたのだ。
彼の中ではBTSは誰もが知っていて当然なのだろうが、こちらはもう60近いオルタナロックおじさんである。いきなりそんなこと言われてもなあ。
「いやBTSとかよく知らないんで分からないよ。あと友達にもう少し静かにしてくれと伝えて」
と言うと「わかりました」
と去っていったが、中学生は相変わらずうるさかったよ。
さて食事後、ショップに入り二年前に気になっていたこちらのガシャポンを回してみる。ビエンナーレでは常連の「トリックスター」というアート作品をガチャることが出来るのだ。値段はなんと2500円!
陶器で作られており、完全一点もの

会計でお金を払って小さなメダルをもらい、さて回すよ。

いったいどんなアイテムが・・・

でた!いや、ちーちぇえ!

もう少し大きさが欲しかった・・・。
「買わなくてもよか・・・」言葉が出かかったが、ぐっと飲み込みカプセルごとカバンに放り込みました。よく作りこんである作品です。
ガチャ下の段ボールには結構カプセルが捨てられていたので、それなりに売れているのだろう。なんかアートフェスの雰囲気にのまれてやってしまうのだろうな。
アート作品を手に入れ次に向かったのは山間にある古い小学校跡。
こちらはその昔、上手に字を書くための矯正器具にインスパイアされた作品だそうです。

一瞬首吊り装置かと思ったよ。ハンギングガーデン!
さて、次にギョロリと見つめる巨大な顔。これ定期的に目玉が動いているのだ。
娘の目線もシンクロ

これを見ておそらく僕と同じ年代の方はゼブラのボールペンのCMを連想したのではないか。「見える 見える見える」というキャッチコピーが小学生に強烈なインパクトを残した。ちなみに見えるというのはインクの残量のことです。
何とも言えぬ良い空間

公式サイト
次回はイサマムラという会場へ行きます