20年くらい前に初めてパソコンを買った。まだウィンドウズ98くらいだったんじゃないのかな?富士通のタワー型デスクトップでモニターもブラウン管の17インチ!そのほかCDrデッキなどをフル装備して全部で50万近くかけたんじゃないのかな。いまその装備は1万円以下で揃うだろうが時代の趨勢、それを言っても仕方がないだろう。
最初のうちは超おっそいインターネットで時間を潰したり、CDがコピーできることに感動したりしていたのだけど、そのうちに仕事の必要上タッチタイピングをしたほうがいいんじゃないと思い始めた。
そこで僕は当時一番有名だったこちらのソフト、特打を購入し練習にいそしんだ。
今でもベストセラー
このソフトは本当に役に立った。飽きが来ないし、うまくタイピングを習得する仕組みが出来ている。一週間毎日こいつを一時間くらいやっていたら僕はすぐにタッチタイピングを習得することができた。そうそう、この当時はブラインドタッチなんて言い方だったっけ。
このソフトでタイピングスキルを得た僕はたとえばこのブログを書くときにかなり重宝しているわけですよ。千文字くらいなら、15分もあれば書ける。思考と同時に指が動くので、毎日の千文字程度の更新も可能なわけ。また会社の文書を作るにしても、かなり早く作ることができるのだ。まあ給料には結びついてはいないですけどね、とにかくいろいろな場面でこのスキルは役に立っていますよ。
そんで一時期タイピングソフトばっかりやっている時期がありました。
その中でも、こちらのソフト、「タイピング・オブ・ザ・デッド」は出色だった。
ゾンビ打ってタイトルだった
そもそも元はといえば、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」というセガの名シューティングゲームがあった。
20年前のゲーム!ポリゴン感バリバリ
かなり良く出来たシューティングで、今でも続編がたくさんあるようだ。
そしてあろうことかセガはそれをなんとタイピングソフトに変えてしまったのだ。これを思いついた人は天才だな。
登場人物が全員キーボードを首から下げていて間抜け
僕は初めてこれをプレイしたのはどこかのゲームセンターだった。これ、アーケードでも出ていたのだ。相当のインパクトがあったっけ。あんまり面白くて何度も何度も一緒にいた妻そっちのけでやった記憶がある。
そしてその後パソコン版があることを知った僕は迷わず購入し、ずううううっとやっていた。面白かったんだもん。
このゲームのユニークさは、そのワードのチョイスにもある。なんでそんなワード?と思うようデタラメなフレーズがバンバン飛び出して、思わず笑ってしまう時があるのだ。例えば
「カキフライ始めました」
「友達は一億人」
「女のほうがえらいのよ」
「ちゃんちゃんことゲタ」
などの思いついた言葉をすぐに口にした結果のような語群が連発される。
さらに後半のクライマックス近くになるとそれが長文化して
「まちがえてとなりの歯ぬいちゃった」
「足の小指をぶつける痛み」
「RPGでは勇者なのに」
「本人がいないから言いますけど」
などの素敵な組み合わせになってくる。
さらにはボス戦になると、クイズ形式となり、例えば
「地震が来たらどうしますか?」
の質問に対して
「急いで周囲の火を消します」
「慌てず机の下に隠れます」
「両手でしっかり地面を押さえます」
という3つのフレーズから瞬時に選びタイピングをするという難易度となっている。変なの。
そうそう、このゲーム長文の場合は気合でなんとか切り抜けられるんだけれど、時に気色悪い幼虫らしきものが襲ってくるときがあって、一文字だけタイプするんだけどそれが結構叩きにくいのを出すんだよね。「Q」とか「X」とか普段あまり使わないアルファベットが出てきて少し憎たらしい。
とにかくさんざんタイピングソフトをやって僕はそれ相応のスキルを身につけました。このブログを毎日更新できるのもそれに負うところが大きい。
さてその後、いくつかのものを試しましたよ。まずは激打の『北斗の拳』バージョン。ハート様の腹をボコボコにしたり例の「ひでぶ」「あべし」的なセリフが出たりとまあまあ面白い。
お前はもう打てている
他にもガンダムのタイピングソフト、あしたのジョーのタイピングソフトもそれぞれ終了させたぜ。
そうそう、ザク打ってタイトルだった
なんでも「打」をつければいいってもんじゃない
この他素人が作った対戦型のソフトとかも結構試しました。また暇な時になにか探してやるかね。
その結果18万文字