僕はマテリアルとして手元にないとどうにも所有している気がしないので、どうしてもCDを買ってしまう。でも、それは主に安い中古品。ブックオフやアマゾンで掘り出し物感覚で探すのが楽しいのだ。そうしてここ最近ディグったのがこちらの10枚。
数枚に分けて、僕なりのどうでも良い印象批評をします
まずはこちらの四枚。
新品で買ったのは気味の悪い生物がさみしそうに寝ているジャケットの八十八ヶ所巡礼『凍狂』のみ。
もっと売れてもいいのになあ。でもレビューは全て☆5つ!みんなわかってる人
だいぶ前から八十八ヶ所巡礼は聴いているけれど、常に最新作が最高傑作!とにかく今、この音を日本で鳴らしているバンドということが僕にとっての福音だ。
一曲目の「虚夢虚夢」がまさにオープニングナンバーにふさわしいアッパーチューン。キョムキョムシテルトネ!カッコイイぜ!そうして二曲目にはライヴでもおなじみ「金土日」。
底の抜けたバケツでバケツリレーをする場面を、僕の娘が大分お気に入り
3曲目は最新のPVで発表された『脳の王国』。
歌詞はアレだが彼らの中で一番キャッチーでメジャー性があるのでは
4曲目が「幽楽町線」。
冒頭の部分の電車の音を3ピースで表現するのが驚き。よくこんなこと考えたね。
繰り返しの莫迦が!というフレーズが素晴らしい
そうして満を持しての『凍狂』。何度もこのブログで推しているので、検索ワードの上位に記事が来てます。
これほどPVと曲がマッチングしている曲も珍しい
スピードメタル風の「月斗」を挟んでついに音源が出た!「紫光」。
何度聴いても素晴らしい。至高!
このあとの「水・凹・阿阿瑠」(なんだこのタイトル)、「怪感旅行」と、佳曲が続き、「世知辛い!」という叫びでアルバムは幕を閉じる。そうしてまた一曲目から再生するわけだ。
なんとほぼ半数はPVとしてリリースされたものだ。でもそんなことは関係ない、これだけのクオリティの楽曲をまとめて聴けるのだもの。
中ジャケットも相変わらず変な感じ。粘土細工のマーガレット姐さん、ギターのかっちゃん、そしてドラムのケンゾーが不気味な存在感を主張。
誰が作ったんかね、これ
こちらで大分書きましたが他のCDもご紹介。も一度貼りますね。
他の3枚は全部ブックオフ280円コーナーでの掘り出し。
キラーズを見つけたときは欣喜雀躍。ラッキー!アメリカのバンドなのにイギリスの80年代の雰囲気を漂わせた不思議なバンド。
ビースティ・ボーイズは「SURE SHOT」の企画版らしい。僕はこの頃のビースティが一番好き。サボタージュのライヴバージョンが入っていて嬉しい。
まだMCAが元気・・・
スーパーグラス、持っていないジャケットなのでアルバムかと思ったら、一曲目からどっかで聞いたことがある曲・・・あれこれ、「In it for the money」アルバムのジャケット違いだ!なんだそれ!持ってるし!どうりで見たことあるCDの盤面だと思ったんだよな・・・。
こんなことってあるの?!
スーパーグラスはいつかまた。
さて残りのアルバムはこちら。
虹のアルバムはDJタサカ。彼は電気グルーヴに関わっているDJ。ということは失敗はなかろうということで即購入。予想通り、良質のテクノがブンブンと鳴っていました。その隣の白いのはジ・オーヴ。こちらもテクノ。まあまあ、そうして下の森の中にあるバスのジャケットは「トップローダー」というバンド。こちらはジャケ買い。帯やライナーで判断して大丈夫だろうと判断。大丈夫でした。
もう長年こういうことをやっているので大体勘は当る
あと、変な絵のジャケットはデヴィッド・シルヴィアン。100円で買いました。中身はジャパンとは似ても似つかないアンビエント。多分もう聴かない。
あと二枚は急に聴きたくなったルークヴァイヴァートを安い順から衝動買い。
こちらはアマゾンで1円で購入
ワゴン・クライストとかプラグとか、変名での活動も多く、リリースしているCDも膨大。独特のグルーヴとドラムの音が彼らしさを主張しているのだけれど、当たり外れもデカイ。少なくとも僕にとって黒い方はハズレ・・・。
こんな感じの人です
なんで客に背を向けてプレイしてるのだろうか。コメ欄には「THE MOST BORING CROWD I EVER SEEN」(こんなダメな客見たことない)などのコメントが見受けられるがそれも致し方あるまい。
ああ、疲れた。結構こういう記事の作業、しんどいっす。でもまた買って、載せるのでしょうね。
キンドルとかでお金とったら買ってくれる人いますかね?いないか・・・