音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

カマシ・ワシントンや今さらのプロディジー「No tourists」買い

 車を買ったりしたので少しお金を使うのを我慢していたのだけれど、今月は誕生月だからもう買っちゃえ!と意味不明の理由づけを自分にして何枚か久しぶりにCDを購入したよ。つっても総額3000円くらいだけどさ。みみっちいぜ。

 ホントは中古CDをブックオフハードオフをハシゴして沢山買いたかったんだけれど、コロナ感染洗者数の多さに憚られ、アマゾンで買いですよ。

 

 知らないバンドを安くジャケ買いするという醍醐味はないが、アマゾンなら視聴して内容を確かめて買えるので失敗するリスクは少ないという利点はあります。そうして基本的にはYOUTUBEのおすすめを芋づる式にチェックするのだが、その中でも特に素晴らしく、即購入を決めたのがこちらのカマシ・ワシントン。

     www.youtube.com

 14分超えのPVだが、映像作品として見ても完成度が高く、美しい。この長さの曲だけれども全然飽きない、いつまでも聴いていたいタイプの曲。

 このアルバム全編素晴らしく、飽きの来ない曲が次々と繰り出されるのだけれど、トータルタイムが30分くらいで物足りない。もっと曲数入れてよ!

 カマシはサックスプレーヤーで、ジャズの人ではあるけれども、ジャズという範囲を超えてマスにアピールする魅力を持つ作品を送り出している。ジャズの曲調に聖歌隊のようなコーラスとオーケストラが時折挿入され、スケールの大きい独特の世界が繰り広げられているのだ。

 ただ、そもそも彼を知ったのはこちらの曲で、ジャズ感は少なく、むしろヒップホップ的要素を持った現代的なサウンドである。

          カマシ見た目はなんだかヒップホップ系の人のようである

   www.youtube.com

 若いころのローレンス・フィッシュバーンのような精悍な顔つきのカマシ、カッコイイ!そうして前出のアルバムを聴いてたんだけど曲数が少なくてつまらないので、こちらの170分超え、3枚組アルバムも買ったぜ!

 今度は逆に曲数が多すぎてお腹いっぱい!フライング・ロータスとかサンダーキャットとか、そちら方面の大物が大集結。凄くないはずがない!僕今、急性カマシワシントン中毒!

 ジャズに興味があるけれど、いったいどこから聴いたらいいのか迷っている人は、カマシを聴いてみてくださいな。現代的で非常に聴きやすく、クールな気分にさせてくれます。まあ、こんなこと言ってる僕もそれほどジャズに精通しているわけではありませんが。

 

 そういや最近のYOUTUBE、プレミアムを開始後、露骨にCMを増やしたよね。ほとんどの動画で小松奈々ちゃんがネコと出てくるスマホの宣伝を問答無用で見せられるか、そうでなければ二本以上のCMが入る。せっかくスキップしても、もう一本始まったりして気が狂いそうになる時があるのは僕だけではないはずだ。最近はCMが始まったらもう見ないという選択肢もありだなと思い始めているよ。

 そういえばディックだかギブスンだか忘れたけれど、昔読んだ何かのSF小説で、近未来、人々には無償で色々な商品が提供されるのだが、その代わりにあらゆる生活にコマーシャルが入り込んでいるという世界観のものがあった。そして今、そのことが現実になりつつある。只ほど高いものはない。

 

 さてそのようにCMを見せられる代わりにタダで音楽チャンネルに現れるバンドを次から次へと消費している僕なわけですが、久しぶりにプロディジーのPVが目に留まった。

      キース・フリントは最早いないのだという現実にさみしさを感じる

  

 あれこの曲初めて聴くぞ。メチャクチャカッコイイじゃないか!何やってんだ俺。

そういや最新作の「NO Tourisu」って買ってないよ。何やってんだ俺。ということで即注文し、ヘヴィローテーション中。ハズレのないプロディジーのいつものデジタルロックがさく裂しております。例のヴォーカル早回し高トーンボイスも健在。音色も前作とほとんど変わりがない。同じような曲調が続きますが、いい意味でのマンネリ化ですな。

買うのが3年遅い!

 概ね完成度の高い曲なんだけれど、この表題曲の「No tourists」のメインのリフ(たーんたーん、たーんたーん、たーんたーん、たーんたーんみたいな感じ)のリズムって、まるっきりナインインチネイルズの「クローサー」の終わりの方のメロディのリズムパターンなんですが・・・。暇な人は聴き比べてください。

         この曲のメインのメロディを聴いた後で・・・

     この曲の5:30秒あたりからのリズムのパターンを聴くと、一緒!音は違うがリズムが一緒!

    www.youtube.com

 リアム臆面もなくこれを世に送り出しているがいいのか?まあどうでもいいか。

 つうかさ、これ日本盤出てないの?!プロディジー級のアーティストで?どういうことなのだろう。

 とか書いていたら、僕このアルバムが出た当時にもこのアルバムについての記事を書いてた。

そんでもって日本盤が出てないこととか、同じこと書いてあった


 なぜあの時買わなかったんだろう。ゲストの「Ho99o9」のCDとか買ってる場合じゃないでしょ。結局そんなに聴いてないしな。

 

 他にも気になるアーティストや購入したCDあります。またあとで。今日のところはこれでおやすみなさい。

もう眠くなったので

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これはまた後で買います

ようやくヘヴィトリップ

 丁度今(2021、9月現在)アマゾンプライムで「ヘヴィトリップ」が100円で観られるようになっているのだ!やっと観られたぜ。みんな~!見ようぜ!

            この予告編を見れば大体どんな映画かはわかる

   

 

このブルーレイのジャケット・・・

 

 ネタバレありますよ。

 予告編のアオリでは「号泣!爆笑!」などと書いてあるが、号泣は言いすぎかな。コメディにかなり力が入っている分わざと感動させてやろうという姿勢は感じられないからこそ、そこにより好感が持てる。とはいえ「爆笑」に関しては僕は少なくとも10回以上はしました。

 メタル好き(特にデスメタル)にとってはこれ以上ない絶妙なネタとキャラクターがとにかくグサグサと突き刺さる面白さ。負け犬たちがあがいて最後は大団円というパターンは王道だけれど、素材がデスメタルというニッチなところに絞っているのが素晴らしい。よく作ったな。日本でも「デスメタル」という単語を使った映画はいくつかあったけど、ここまで真正のデスメタルバンドではなかった。

 

 主人公トゥロは25歳の青年。北欧の国、フィンランドのド田舎で友達と組んだバンドでなんと12年も地下室で練習してきた。結果、無駄にテクニックが磨かれ、演奏やパフォーマンスはプロ並みだ。でも田舎なので、一度もライヴ経験はナシ。

 ああ、そういえば僕も高校生の頃、農家を営む後輩の家の納屋の二階でバンドの練習をしたっけ。僕の家から自転車で一時間近くかかるその家にベースを担いで日曜日ごとに訪れていたが、その家が近づくにつれ、他の友人たちが演奏しているラウドネスが青空に響き渡っているのが聴こえてきて「おっ、今日はブラックウォールやってんな」とか思いながらペダルをこぐ足に力を入れたもんだ。

 高校生のコピーバンドが演奏していたヘビメタは周りに大音量でダダ漏れだったが、周囲の家の人や親はどう思っていたのだろう。まあ田舎で昼間だったから大丈夫だったのかな。今あの建物はあるのだろうか。

 

 さてトゥロのバンドはライヴをやるためにオリジナルソングを作ろうとする。ちなみに僕が一番受けたのはそのくだり。何かいい曲のアイディアはないかと聞かれたギターのロットヴォネンが「いくつかある」といって最初に弾いたリフ(ギターのフレーズのこと)はメタルファンなら誰でも知っているであろうパンテラの「WALK」!

               

 このリフを弾いた時点で僕は腹を抱えたのだが、さらにはベースのパシが間髪入れずに「パンテラ、WALK」と指摘するんでもう可笑しくて仕方がない。

 そこで次に別のリフを弾くのだがやはりすぐに「チルドレンオブボドム」とバレて、次に弾いたリフも「モルス・スビタ」と指摘される。この場面はメタルに興味がない人からすれば何が面白いのか分かりずらいのだが、どんどんバンドがマイナーになってるんですよ。

 チルボドはともかく、僕もモルススビタとか知らねえ!ちなみにそこで出てくるのは「The sermon」という実在する曲です。そんでもって何が凄いかって、ロットヴォネンが弾くパートってイントロじゃなくって途中のリフなのよ。でもパシはすぐに解るという。一瞬ドラムスのユンキが「すげえな」って顔でそのやりとりを見ている画が挿入される。こういうところでパシがいかにメタルマニアであるかということが分かるようになってるんだけど、普通わかんないよね。

           モルス・スビタはすごいかっこいいぜ!アルバム買うかな

    全部パクリだとバレて、ロットヴォネンはこれならどうだ!とヤケクソ気味にギュギュギュイーン!とギターを適当にかき鳴らすのだが、それさえも「クルシファイド。ネクロブッチャー・オブ・インターナルレギオンズ」と冷静に指摘され、ロットヴォネンはギターを置いて(決してギターを投げ出したりはしない)外へ出ていき「うぉおおおおおおお!」と絶叫する。

 まあそのやり取りだけでも十分に面白いのだけれど、二重に面白いのはモルス・スビタまでは実際にいるバンドなんだけど、ネクロブッチャー云々というバンドが実在しないところだ。ロットヴォネンは絶対にこれならいねえだろ!というつもりでいい加減に弾いたリフが存在するというギャグになっているのですよ。つまり星の数ほどいるデスメタルバンドやブラックメタルバンドには、そういうバンドいそうだよね、という面白さ。

 ※さらにどうでもいい知識なのですが、ネクロブッチャーという人物はいて、この人は伝説のブラックメタルバンド、「メイヘム」のベーシストです。メイヘムはこれも北欧ノルウェーブラックメタルバンドで過激に走った末にメンバーが自殺とか教会を燃やすとかしてある意味伝説になっている。

 

 さてそのパシは後半白塗りのメイクをして、トナカイの角の生えた帽子をかぶり突然「オレはクシュトラックスだ」と名乗りをあげるんだけど、どう見てもダサい。しかし初めてその姿を見たロットヴォネンは開口一番

「カッコイイじゃねえか」

だって。最高。そう来なくちゃ。

 

 そうそう、バンドはようやくオリジナル曲を完成させます。それがこれ。PV化され、日本語字幕までついている。映画内でのトゥロの人生にきちんとリンクしている歌詞なのだ。

        最初に「みんなで歌う」という字幕が出る。作った人、分かってる!

   www.youtube.com

 演奏がバッチリいったあとの、メンバーの充実した顔のリアリティがすごい。僕もバンド現役の頃はこういう高揚感があったよなあ、ということをふと思い出した。ああいう体験、死ぬ前までにまたしたいなあ。コロナが開ければ、ギリギリ間に合うだろうか。間に合わないだろうか。バンドやりてえ。

 

 ネタバレあるとかいって、実際映画のことほとんど書いてないね。まあこの映画に関しては、他のメタルファンがいろいろと言及しているので興味がある方はそちらを読んでいただければ。

 

 ライヴがクライマックスという点では僕の書いたこの小説とも共通。じわじわ読まれ2万PV

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最近お気に入り 挫・人間やDrリビングデッド

 久しぶりに音楽のはなし。まああんま新しい分野を開拓はしていないんだけど、直近でよく聞いているのがこちらの

 挫・人間「人間やめますか?」

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 調子のよいガチャガチャしたイントロから入って、ベースがガリガリ鳴る曲そのものが良いのはもちろんなんだけど、異様に曲調にマッチしたPVがまた中毒性があり、気づけば何度も見てしまっている。

 走るメンバーのアニメがモノレールや線路を走るのが面白いし、女子高生の女の子の変な踊りのアニメから目が離せない。

 そうして最初は意味がよくわからなかった歌詞も、ウィキでバンドの情報を知った結果、なるほどと腑に落ちた。バイオグラフィーを見る限り、かなりメンバーが流動的で、VOの下川君が必死に頑張っているようだ。そしてそのバンドの状態がそのまま歌詞に反映され、曲と現実がシンクロしなんだか切なくなってくるくらいだ。

「まだひとりぼっちだぜ」

「わしゃ怪物か」

のサビの後に短歌や心の叫びともいえる語りが入ってくるのも面白い。

 他の曲も、なろう小説的な世界観やゲームといった現代のサブカルに通じる趣味が感じられて、日本独自のインディーズバンドの素晴らしさがいっぱい詰まっている。

 決してメジャーにはならないだろうけれども独自の路線を頑張ってください。おじさんは応援します。とはいえこの曲は日テレの番組のエンディングに使われているとのことです。

 

 そんで日本独自のバンドと言えばお気に入りの八十八ヶ所巡礼の新曲。

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ニューアルバム出たね。DVD付きの豪華二枚組が売り切れで現在在庫切れ。予約しそびれて僕買えてない。 

この新曲「幻魔大祭」は

先行して公開されていた「JOVE JOVE」

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それから「狂感できない」

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に比べるとなんだか地味な印象を受けたんだけど、何度も聴いているうちにじわじわと染みてきてあのオリエンタルなリフや、ドラムのケンゾー君が頭にビール瓶ぶつけて割るシンバルのタイミングとかが癖になる。

 日本のバンドの中でもかなり特異な位置にいる彼ら、日本語ロックの可能性をまだまだ感じさせてくれる。

 

 最近はあまり聞いていないんだけど、二三か月前には毎日聞いてたDr LIVINGDEAD


 今時珍しいストレートで景気のいいスラッシュメタルを聴かせてくれる。アメリカのバンドかと思ったら、スェーデンのバンドなのよ。北欧メタルと言えばメロディックデスや様式美系のメタルバンドが多いけどそんな中スーサイダルテンデンシーズ直系のスラッシュをやっているのだ、まあほとんど日本での知名度はないが・・・。元気を出したいときに聴くと少し励まされるぜ。

 

 そうそう、一時期何回も見てしまったサウスパークデスメタルネタ。

 サウスパークは一見かわいいキャラクターがとんでもない話を作っていく、そういうギャップの面白さが魅力のひとつであるけれど、これなんかまさにそれ。まあ面白いから観てくださいよ。 


 スタンマーシュ&クリムゾン・ドーンという、いかにもな名前のバンドがサウスパークの秋フェスに登場する。観客の大人たちが「まあなんてかわいいの」なんて呑気なことをいっているうちに、彼らは突然とんでもないテクニカルデスメタルを演奏し始める!唖然とする観客。最高。

 

 僕も大学生の時同じようなことやってたのですよ。

 学園祭でバンドメンバー全員おしゃれな服を着て「これから骨太のロックンロールを演奏します」とか言って20秒ほどスリーコードの渋い曲を演奏して突如メタリカの「バッテリー」をぶちこんだのだ。みんな笑ってたっけ。

 

 ちなみにこのクリムゾン・ドーンは納屋で練習中、レコード会社の重役のおっさんに見出される!

           曲は始まるとカラスがびっくりして飛んでいく

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今日本でサウスパークを観るのはなかなか難しく、このエピソード全部観たくても観られない。あぁ、アマゾンプライムでやってくれないかなあ!

 

なんだかとりとめない記事だな

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散漫※初回限定盤(CD+DVD)

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ミニ・クロスオーバーの旅 4

 上越市の水族館「うみがたり」をそこそこに、いよいよ帰宅となった僕とミニ。

ただ、高速へ乗る前に、一軒寄るところがあるのよ。

 前日余りの暇さにYOUTUBEで「上越市」を検索し、地元のYOUTUBERがいろいろと店なんかを紹介している動画を見ていたんだけど、そこで高速に乗る途中の道路にオフハウスがあることを知った。僕の大好きなオフハウス!いろんなものが安くてお得なオフハウス!寄るしかねえ!

 つうことで、上越のオフハウスに到着。

       ホントはハードオフの方がよかったんだけど。CDあるから

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 おそらくもうこの地には来ることもそうないだろう。一期一会の商品があることを願って入店。まず入口の時計のショーウィンドウでGショックを確認。すると、なんとネットで買うかどうか迷っていたこのモデル、DW-5900ー1がいきなり5500円で売っているではないか。

    昔友人がしていて、久しぶりに思い出して欲しかったのだ 

G-SHOCK Gショック ジーショック カシオ CASIO 5900 復刻 限定モデル 逆輸入海外モデル デジタル 腕時計 ブラック レッド DW-5900-1DR DW-5900-1

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 やっぱりオールドGショックの方が僕みたいなおじさんにとっては訴求力あるんだよね。どうも最近のデザインにはそそられないんだけれど。やはり武骨なこういうタイプが好みなのだ。

 5500円かあ・・・どうする?どうする?Gショック何本も持ってんじゃん。この値段だったら電池切れでベゼルが壊れたフロッグマンを修理に出した方がいいんじゃないか・・・。そうでなくても旅行で、というより車の購入でそれなりに出費がかさんでいるんですけど。

 

 少し悩んだのでとりあえず洋服を見て、リーバイス505が3千円でどうしようか悩んだが、これとGを買ったら8千円の余計な出費、今買う必要もないでしょ、でももうこの店二度と来ることはないし、どうしようかなどうしようかな・・・

 

 

                買った

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いや、買うまでがピークだよね。

買ってすぐに腕にはめて、少ししたら満足してすぐにシートにぽんと置いてしまう僕。いや、でも帰ってからは結構重宝してるよ。買ってよかった。そしたらさ、今見てた電気グルーヴの映画2?の予告編で、石野卓球氏がこれのイエローバージョンをはめていたのだよ。

予告編とか言って24分あるが、すこぶる面白い。G登場は最後の方、卓球氏がDJで「虹」をかけた後

   

 さていよいよ帰るんだけど、SA情報を載せておくよ。

 まずは北陸自動車道関越自動車道分岐前の、最後の海が見えるSAの「米山」。

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 七月の強い日差しが照り付ける中、高台から望む日本海の美しいこと!

                 海なし県の住民からすると感動的

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 誰もいないSAの芝生広場で一人テンションが上がる50男。楽しいのだもの、年なんか構ってられるか!

      後で気づいたが、ここには誰もいないけれど、自撮りがレストランから丸見えだったぜ

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 この広場は結構広く、展望台のようなところもありました。おもむろにそこへ到着する僕。はるけくもとおくへきつるかな。

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 ここからの眺めがまた格別で、せっかくの遠出なのに、ほぼ観光をしなかった(できなかった)分を少し取り返せた。

               空中ジャンプ写真をことごとく失敗

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 さんざん日本海の眺めを堪能した後、いよいよ長岡ジャンクションから関越自動車道へとシフトする僕とミニ。上信越自動車道から帰ればもっと近かったんだけれど、トンネルが多いのが少し嫌で、よく知っている関越自動車道で帰ることにしました。

 

 100キロくらい走り、越後川口SAでまた休憩。この辺までが僕にとっての馴染みのないSAであります。ここはここで面白いSAだった。

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 お土産屋や売店を見た後、展望台があるようなのでそちらへ向かうと、少し嫌な看板を発見。

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 一体どんなヘビが出るのか。ウミヘビ?蛇種が書いてないのは少し怖い。マムシとかヤマカガシのような毒蛇だとこええよ。そして少し先に行くと、またこんなんあるし。

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 このSAは新潟県が地面にデザインされており、この写真の部分は佐渡島。わかる?

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              その先には展望台あり。

                   さてその先に何があるか

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 おお!信濃川を眼下に望めます。新潟の里山が展開。 日本海とはまた違う景勝の地!あぁ~、日本は~、いーい国だなぁ~(From YMO ジエンドオブエイジア)。僕はこの後感極まってそのままビリー・ミラノばりにダイヴ!信濃川をどんぶらこと流されまくり!

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    僕がいなくなっても、信濃川は悠久の時を経て流れづつける。

 

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        なーんてウソ!ホントに落ちたら死んじゃうよ!

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 これ面白いのか?

 まあいいや、なんとか二日にわたり、福井からとんぼ返りで我が家に無事にたどり着きました。コペンと並んだミニを見て、成しえたなと思ったよ。何を?

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 こう見るとコペンってちっちゃいなあ。コペンは現在車検、保険、税金とクリアしてあるので、税金が来る来年の3月まで乗ろうかなとも思ったんだけど、今はコペンコペンでやっぱり乗ろうかなという気持ちがふつふつと沸き起こる。もう可処分所得を全て車に回さなければならない生活になりそう・・・。

  ミニもこれからボンネットストライプを貼ったり、カーテシランプを交換したりと色々手を加えたいんだけど、すこしずつだね・・・。

 

ミニで出かけたらまた記事にします

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ミニ・クロスオーバーの旅 3

 さて福井県までわざわざ車(ミニ・クロスオーバー)を取りに行き、上越市に一泊したもの好きな僕。

 あまり大っぴらに観光するわけにもいかず、でもせっかく遠いところに来たのだからととりあえず上越市にある水族館「うみがたり」に午前中寄ってから帰宅することにする。

         海沿いにある、新たにリニューアルされたという水族館

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 入口手前には、それなりの労力がかかったと思われるサンドアートあり。だが様々な海洋生物を盛り込んだ結果、まるで物体Xのようだ。

              制作者に対してかなり失礼な感想       f:id:otominarukami:20210814084301j:plain

 

 この施設を事前に調べたところ、あまり評判はよろしくなかった。入場料1800円の割にはコンテンツ不足だとか、過去にイルカが大量死したとか。もう一つの選択肢として町中にある科学館という手もあったのだが、やはり夏は水族館でしょう。

 

 ここの一番の売りは、イルカショー。人数制限されており、なおかつ入口でちいちゃなオレンジ色のコーンを渡され、自分の席の隣に置いてソーシャルディスタンスをとる。9割9分家族連れという客層の中、おじさん一人で一番目立たない右上の端っこの席でイルカショーを鑑賞する。

 開演前にはすでにイルカがスタンバイしており、時折跳ねては観客に歓声を上げさせていた。

                インフィニティプールでイルカがうろつく  f:id:otominarukami:20210814090717j:plain f:id:otominarukami:20210814091226j:plain

 

 比較するのもなんだけれども、エプソン品川水族館のイルカショーの方が規模が大きく、迫力があった。イルカの体力を考慮してか、ショーの時間も10分ほど。でもそれなりに楽しかったです。

クルクルとジャンプしてた

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 あとは、もうなおざりだよね。ぱぱーっと水槽を眺め、混んでいるエリアは回避。何のために来たのかわからないが、つまるところ一人で来ても面白みナシ。

 そういえば僕30年くらい前に一人で岐阜~富山方面を旅したことがあったのだが、やっぱり面白くなくて、富山の水族館で展示されている大量のホタルイカを見ながら「オレはこのホタルイカと一緒だ!」と訳の分からない鑑賞に浸っていたっけ。

          そしてその状況にぴったりの「ホタルイカの光」。哀しく優しいいい曲

   

 

            これは、アオリイカ。こういうのは見ていて飽きない

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最初から期待していなかったせいか、鑑賞するこちらにもありがたがる意識が少なく、僕はあまり良い客ではなかった。トンネル式の水槽もあったが、やはりエプソン水族館を知っているので感動は薄い・・・。いや、これはこれでいいんですよ!

                ただ、やっぱり地味という印象

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 ちなみに数年前訪れたエプソン水族館の通路型水槽がこれ。ノコギリザメが水槽にでんと乗っかっているのを下から見られるという迫力。

                  魚種も豊富。比べちゃ悪いが

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 深海生物の展示もあったんだでけど、なんだか暗くてイマイチよく判らなかった。タカアシガニが展示されていたのだけれど、青一色であの白に赤のラインが入ったカッコイイ姿は拝めず。

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 タカアシガニの展示でいえば、今は無き「よみうりランド」の水族館が忘れられない。もう30年以上前になるだろうけれども、暗い水槽の中、薄明りに照らされて微動だにしない数匹のタカアシガニの姿がなんだかエイリアンのようでドキドキしたのだ。


 雑に展示を見た後には屋外エリアがあって、ペンギンが猛暑の中元気に暮らしていた。暑さでペンペンはだれ気味。

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           ちょっと嫌な感じで描かれている看板が好き

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  ペンギンってこんな感じで排泄するの?ちょっと怖え。いい感じの人工小道を進むとペンギンの屋外展示が展開している。

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 まあすぐ飽きたんだけど(甲斐がない)、この水槽は下からも見ることができます。

ちょっとわかりにくい、こんな入口があって・・・

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   そこへ入ってみると、円形の小さなドームがあって

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         優雅に泳ぐペンギンズが観られます。

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 そして出口の土産屋でそれなりに金を遣わされ、外へ出ると海洋生物ではない鯉の池がある。またこの鯉たちが貪欲で、ちょっとでも音を鳴らそうものなら偉い勢いでえさを求めて跳ねまくっている。

          この状況でもすでに多いのだけれど

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      調子にのって手を鳴らした子供たちにより、さらに増殖。貪欲すぎる

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 滞在時間、約一時間ほどでした。さあ、家に帰るか。

 

ミニの旅とか言って、ミニ登場せず

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ミニ・クロスオーバーの旅 2

 福井県で購入したミニクロスオーバーに乗って関東の我が家へと帰る僕。

 さすがに500キロ近い帰路を運転するのはちと厳しいので行程を二日に分け、初日は上越市に泊まることにしました。ただ、せっかく日本海側を運転するので海沿いの道を走りたいと考え、名立石浜というICで降りて、国道八号線を通り上越に行くことにした。

 知らない道だけれども、今はこのような動画が多数上がっており、ナビなしでも事前学習をすることで不安なく運転できる。

           当日までに何回か見て頭の中にルートを刷り込む

   www.youtube.com

 名立石浜インターで降り、まずは気になっていた道の駅、「うみてらす名立」へ向かい、夕食をとろうという算段。

                   多分それなりに有名な施設

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 しかしいかんせん到着したのが午後5時近くであり、食堂は終了していた。日本海の海の幸、食べられず。しょぼくれて鮮魚売り場をうろついていると、半額コーナーに刺身を発見しそれを購入し、ホテルでさみしく食べました。

            アナゴ弁当と何らかの刺身。おいしかった

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 さてここは地方のお土産屋のイイ感じの雰囲気が出ており、何とも言えぬノスタルジーを感じてしまう。

              誰も遊んでいないちびっ子ランド

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 置いてあるお土産も、貝で作られた手作り感満々の素敵な人形とかがあり、スペシャルな匂いを発散している。ほら、地方のお土産屋さんって時折、どうしてこんな商品が置いてあるの?みたいなのがあるじゃない。そういうのが結構ここにはあった訳。その中でも指折りのヤツがこれだ!

        海へび、だそうな。英語で「FINGER SNAKES」と書いてある

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           わはは、こんなん誰か買うんだ?

           俺だ!

 

 これ一つだけ持ってレジに並ぶ中年男の哀愁。220円とお値ごろ。色はシャープな黒をチョイス。レジのおばちゃんは無表情に包んでくれました。このウミヘビは、ここでしか買えない。買うっきゃないっしょ!ホテルに到着、ただちに開封

                      この感触!

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        このように、指にハマります。ウミヘビだぁ!

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    30秒で飽きた。

 

 「うみてらす」の話。

 入口にはまたこのような古ぼけたライドがひっそりと置いてあったのだ。

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 まあ、よくゲーセンなんかにあるタイプのものだろうけれど、何となく惹かれたのだ。中はこんな感じ。

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 伝わるかな、ほぼ誰もいない夕方の日本海の傍にあるものさみしい道の駅でコイツに遭遇した時のなんとも言えない感じ。しみじみ来るのよ。今まで何千という子供をこのライドは乗せてきたのだろうな・・・。

             奇しくも「閉店」のお知らせが

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 わびしすぎるって。

 そうして外へ出ると、やや傾いた夕日が僕のミニを照らしていた。

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 事前に学習したルート(つっても別に分岐があるわけじゃないから迷いようはないのだけれど)を通り、ホテルに向かう。時折左手に見える日本海はとても美しかったよ。

 

      さすがに電車四時間、250キロ高速爆走で疲労困憊。

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 安ビジネスホテルなので大浴場があるわけでもない。でも最近のビジホはどこもこうなのかな、やたらと動画コンテンツが充実しており、YOUTUBEアマゾンプライムがデフォルトで観られたので退屈はしなかった。

 

 11時には寝ました。明日帰ろう。あとほとんど車の写真は撮ってない

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ミニ・クロスオーバーの旅

          ミニを買ったんですよ。あぁお金がない。

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 もう10年以上、14万キロ以上乗っているコペンに4月頃エンジンの不調があって、プラグを交換した結果7万円もした。その時買い替えるか躊躇したんだけど、コペンの後ろ姿を見たらその気も失せて直したんですよ。そもそもコペン、何回も壊れ、その都度直してきた。遂にはエンジン交換という羽目に。

 3年前、こんな状況だった

 

 そんでさすがにいつ動かなくなるかと思い始め、車を考えたのですよ。

 53歳になって買い替えることを考えると、乗りたい車に乗るチャンスはこれが最後ではないかと判断。どうせ買うなら頑張ってほしい車を手に入れようと考えたのよ。その車はミニ・クロスオーバー。通常のミニよりも少し大きく、SUVタイプのこの車が数年前から気になっていたのです。新車では400万近くするこの車は、意外に中古になると値が下がり、僕でもなんとか買えるものもたまに見かけるのだ。だから僕はよく中古車サイトを見てため息をついていたのです。

 

 そうしてこういう状況になって、いよいよ買うか!とカーセンサーやグーネットを何度もチェックして探していたところ、なんと走行が5000キロという奇跡のような一台を発見!そして車両価格も相場よりもだいぶ安い。年式は2011年度で10年落ちだがこの走行はほとんど出てこないよ!しかもクーパーS!

 このクロスオーバーにはグレードがいくつかあって、まあ他のミニも基本そうなんだけれどワン、クーパーDとあって、「S」はフロントグリルの形が他グレードと違い、かっこいいのだ。そんでSはターボがついているのだ。このほかにALL4という四駆やディーゼルもあるのだけれど、全国探してもなかなかこのレベルは見つからない。

 ただ、お店の所在がなんと福井県!行ったことないよ。でも今はネットの時代、全国どこからも車は買える。もちろん僕の住む関東から現車を確認に行くわけにもいかないけれど、どうせ見たところで分かるほどの玄人ではないし、走行とお店を信用してすぐさま在庫確認メールを送ったところ、在庫ありますが現在商談中で、そのお客様が決めかねているので結果次第ではお話ができますとのこと。とりあえず購入意志を伝え、連絡待ち。ドキドキしながら返信を待つと、購入希望者が見送ったので購入権利が僕のところに移ったという連絡が!

 やった!すぐさま買いますと返信をした僕。ところが一週間してもなんの音沙汰もないのだ。そこで直接店に電話で確認を取ったところ、こちらのメールが届いておらず、一日前に別の客がハンコをついてしまったというではないか!

 なにそれ!しかたない、また一から探すのか・・・そうして数日過ごしていたら、

件の店から電話かかってきて、購入した客がローンの金利が気に入らずキャンセルしたので買いませんか、というお知らせだった。

 そんなこともあるんだね。これはきっと僕が買うべき車だと思い、即購入の意思を伝え、見積もりを送ってもらった。一応予算内だったのだが、陸送費用を見たらなんと8万円もするではないか。まあ、福井から僕の家までの距離を考えればそうだろうが、それにしても高い。

 いや待てよ、じゃあ取りに行って乗って帰ればいいじゃん!それなら費用半額くらいですむじゃん!

  北陸新幹線で金沢まで行ってそこから特急に乗り、とんぼ返りで北陸道で帰ればなんとかなるでしょう、と思ったがさすがに帰路500キロとなり、一泊することにしましたよ。せっかく福井に行くのだが、Noグルメ、No観光で(まあコロナもあるので)帰るか・・・。ひと月ほど計画を練り、7月に行ってきた!

 

 久しぶりに新幹線に乗ったので乗り方がよくわからず、Suicaが駅構内ではチャージしたものが使えず、一度高崎駅で降りて購入だとか少々のトラブルがあったもののなんとか北陸新幹線に乗車成功。新幹線、速いなあ!

          途中忽然と出現する観音様に驚く

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 あとで調べたら「大観音加賀寺」というバブルの名残深い仏教アミューズメントの一部だそうです。寄ってみたかった。

 そうして早くもお昼には福井駅に到着。文明ってすごいな。

           ホームを降りると、なんか変なのがある

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 さすが恐竜王国福井、恐竜推しが甚だしい。そして注意喚起のためのマスクがなんか悲しい。

      これ、マスクにもそれなりのコストがかかってるよね?!JRの小口から?

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 駅を出ると3Dアート美術館バリの壁面アートが異邦人たる僕の目を引くが、通行人は誰一人目をくれていない。

             ガオー!トリケラトプスでーす!

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福井の駅前は恐竜に蹂躙されていた。

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 平日のためか、誰もいないのでした。そこそこ都会だけれど、人の通りは少ない。

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 マスコットらしきキャラにも、ムリヤリマスクをかけさせていた。いわゆるこのご時世ですから。   

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 福井には路面電車が走っていて、なんだか楽しい!この列車にのって僕のクロスオーバーに会いに行くのだ。

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 この手の乗り物って一見だと料金支払いに戸惑いそうなので僕は乗り方を入念に調べました。まあ、ただ整理券と一緒に現金払いなんだけどね。旅行目的でないとはいえ、久しぶりに異郷の地へ来たのでそれなりにテンションはあがる。

 

 さてこの列車に幾駅か揺られ、ついに店へとたどり着いた。お店の方は非常に良い方で、僕のオメガに気づき「私もオメガ持ってるんですよ」としばらく腕時計の話などして盛り上がる。ちなみにその人はブルガリのアルミニウムをはめていた。 

 そうそう、僕が行く前日、福井ではものすごい集中豪雨があり、店の近くでは冠水し、車が流された場所もあるとのこと。写真を見せていただいたが水没して乗り捨てられていた軽自動車が映っていた。この日だったら大変だったなあ。店は浸水もせず、車はピットに入っていたので被害はなし。前日このニュースを見た僕はおいおい、もしかしたらメールで車が沈んだとか連絡こないだろうな、と思っていた。

 

 そうして初めてのドイツ車に乗り、おそるおそる道路に出る僕。知らない福井のバイパスを少々緊張しながら一路北陸道インターを目指したのでした。事前にストリートビューで入念に道を調べておいたので迷うことなく高速に乗れました。

 今ってYOUTUBEにいろんな乗車動画があって、福井の8号線を進む動画とかが大変参考になった。便利な時代だねえ。だから知らない道なんだけれども、風景的にはすでに知っているという不思議な感覚で道を進んだのです。

 

 さてさすがドイツ車、高速では非常に安定した走りで快適この上ない。すごいぞ、BMWミニ。長いことコペンでしか高速を乗ってこなかったのでかなり新鮮だ。

 外車あるあるなんだけど、ウインカーとワイパーのレバーが左右逆なので、慣れるまでに時間がかかるのです。ウィンカーを出そうとするとワイパーを何度か動かしてしまい、自分で笑ってしまう。帰ってきてコペンに乗った時逆にワイパー出したりして。

 

 数十キロ走ってとりあえず徳光SAというところで休憩。帰路の楽しみは何と言っても海岸線を走ること。まあ高速からはあまり海は見えないけれど、このSAからはよく海が見えたよ。

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     展望台があって、そこから日本海が一望できた。晴れていて気持ちいい

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       浜の向こうにはこのようなオブジェがあったが、行く気力や時間はない

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      ご当地グルメ。ひとパック700円とかして買わず。ココイチの方が安い!
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 疲れたので誰もいないテラス席でアイスワッフルを食す。久しぶりの高速と、まだ慣れない車の運転で少々疲れた中年A。

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テレビでは「相棒」の再放送がひたすらかかっていた。思わず観てしまいそうになるが、先がまだあることに気づき、しぶしぶ引き上げる。本日の目的は上越市

 

続きはまたこんど

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