音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

ブルー・トニック、26年ぶりに再結成

  大学生のころ僕が所属していたバンドサークルは様々な音楽を聴く人がいて、僕はそこでかなりの刺激を受けた。今現在、ほとんどのジャンルを違和感なく好み、聴いているのはこの頃の経験が役に立っているのだ。東京に住んでいたから、音楽の情報はそれなりに入り、耳早い友人から色々なバンドを教えてもらった。その中の一つが「ブルー・トニック」だった。なんと26年ぶりに復活していた!


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 こちらが1STアルバム。

Moods for Modern

Moods for Modern

 

 

 手元にあるCD。どちらも名盤。あともう一枚「GUTS FOR LOVE」がありますがいつもの如くどこかへいってしまった。

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 ブルー・トニックは元ルースターズ井上富雄氏が結成したアーバンポップバンドだ。おしゃれ。

 当時ニューウェーヴを通ってメタルに傾倒していた僕はレッドウォリアーズのコピーをしていたバンド友人に(そういう関係でRWもよく聴いた)このバンドのCDをダビングしてもらったのだ。一曲目のインストSYNDICATE KEY」が超クール!今聴いても問題なくカッコいい。ベーシストであった僕は、この硬質なベースラインをすぐにコピーしたっけ。

 

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 スタイル・カウンシルにも通じるソウルフルな曲調はかなりよかったのだが、いかんせん井上氏のボーカルが弱く、そこが惜しかった。

「THE SHADOW OF YOUR SMILE」なんかは僕がギターを始めるきっかけになった曲だ。

 

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 どうでもいいんだけど、この曲の歌詞に「I SAY GOODBYE IN THE DARK NIGHT LAST NIGHT」という一節があり、NIGHTが二回出てきていつもくどいなあ、と聴くたびに感じる。日本語で歌詞をつけると、どうしても作り手の言語センスがモノを言うのだが、このバンドはギリギリのところで踏みとどまっていた。カッコつけすぎでもなく、かといってダサくもなく。

 

 僕らの間でブルートニックはかなり流行り、どこかの大学の学祭でライヴを見たという友人もいたのだが、あまりお客さんはいなかったという。当時こういう音を鳴らしているバンドは珍しく、また強烈なカリスマ性があった訳でもなかったから、あまり人気はなかったかもしれない。でも一度たまたま11PM(まだ当時この番組が放映されていたのだ)だと思うけれど、彼らが突然登場し、僕は慌ててビデオをセッティング「CHANGE」のスタジオライヴを首尾よく録ることができた。動画は発見できなかった。

 

 もう一曲、想い出深いのが「DO IT YOURSELF」。この曲の歌詞に「雨が降ればただ濡れる」というフレーズがあって、雨降りで傘のない日など、誰ともなしに「あーめがふれば」と歌いだすとその場にいた僕らは同時に「ただぬれる!」と返したもんだ。懐かしい。

 

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 その後、彼らは程なくして解散してしまったが、たまたまある音楽番組で出ていたバンドのベースがやたらと上手いなあと感心して観ていたら、なんと井上富雄氏その人だった!ベーシストとして、その後活躍していたのだ。そうして、現在復活した彼ら、たまにライブをやっているようだ。もう東京でライブを見る機会なんてほとんどないと思うけれど、見てみたいという気はする。僕の家の近くの街に日曜日来ないかしら。

 

 

おしゃれサウンドもいいけどメタルも

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お気に入りの映画のメイキング本/プロメテウス/エイリアン・コヴェナントからスターシップ・トゥルーパーズの思いで

 僕には気に入った映画はとことん観て、できれば関連する資料や世界観を存分に味わいたいという欲求がある。だから中学生の時に観たブレードランナーやエイリアンをいまだに追い続けている。三つ子の魂百まで、とはよく言ったもんだ。

 

 昨日は発掘した映画のパンフを紹介したけれど、同時に20年くらい僕の実家の部屋に貼りっぱなしだった『ブレードランナー』のポスターを回収して我が家に貼りました。

               ムリヤリ感がすごい。

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 イマイチ、家の雰囲気と不調和・・・。以前はこの作り付けの本棚の横に、カイロ・レンの80センチあるフィギュアを置いたら、撤去の勧告を受けたのだけれど、とりあえず今は何も言われてません。ホントはアマゾンでスターウォーズの古いポスターを購入して貼りたいんだけど、 

STAR WARS ポスターS Episode IV One Sheet B HESWPP-18

STAR WARS ポスターS Episode IV One Sheet B HESWPP-18

 

 1700円という大金に躊躇、結果ブレードランナーで我慢という状況です。けち。

 

 で、映画のムックの話。

 先日もちょっと触れたんだけれど、『エイリアン・コヴェナント』のメイキング本を4000円という大枚はたいて購入した。

 

  プロメテウスの時も買ったんだよなー。で、2~3回しか見ない。

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 正直、このコヴェナントメイキング本あんまり納得いかない。もっと詳しくストーリーについての裏話や、メイキングの写真が盛りだくさんかと思いきや、そうでもないという。ホント、コレクターズアイテムですよ。しかも、寝る前にこの本読んで放置しておいたら、次の日小4の娘が見ているし。グロとアダルトなシーンが後半満載なので慌てて「これ気持ち悪い写真がたくさんあるから見ないほうがいいよ」と回収。

 

 さて、ざっと本棚をあさってみると、映画のメイキング本、とりあえずこれだけあった。こちらも偏愛的映画ばかり。

 

 エイリアン、SW、ロボコップ裸のランチスターシップ・トゥルーパーズプライベート・ライアン・・・あとブレードランナーパルプフィクション関連もどこかにある。

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 今から20年前(もうそんなになるのか!)の、1997年って、スターシップ・トゥルーパーズプライベート・ライアンが同時に公開されて、戦争残虐描写が当たり前になったある意味エポック・メイキングな年だった。両作とも2回ずつ映画館へ見に行ったっけ。そうしてどちらもブルーレイを買い、メイキング本を買ったわけだ。

 

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 「スターシップ・トゥルーパーズ」はもう生涯オールタイムベスト10と言っていいくらい好きな映画だ。思えば高校生の時、ハインラインの原作小説『宇宙の戦士』をスタジオぬえが手がけた表紙のパワードスーツ目当てで読んで、ほとんど理解できなかったのが懐かしい。

 

宇宙の戦士

宇宙の戦士

 

  内容といえば(一般的には政治色が強いとされているが)「クモ型宇宙人」という印象しか残っていない。その映画化作品はストーリーはなぞっているものの、ハインラインのテイストはほとんど残されておらず、監督のバーホーヴェンのやりたい放題映画と化していた。そもそもバーホーヴェンは原作を読まなかったらしいよ。

 大体、最大のウリのパワードスーツは登場せず、ほぼ生身の兵隊たちが凶悪で巨大なバグに盛田式ライフル一丁で立ち向かうのだもの、そりゃ死ぬでしょ。  

 

 鑑賞当日、有楽町マリオンのスクリーンでワクワクしながら、ボンクラ後輩と二人で上映を待っていると、なぜか僕らの後ろの座席に4人組のおばちゃんたちがやって来た。あのー、この映画、スター・ウォーズみたいなスペースオペラじゃなくて、手足がちぎれ飛ぶ超ド級のスプラッタバイオレンスアクションなんですけど・・・。

 おそらくTVスポットではそういうシーンは流されないから軽いノリできたのだろう。それでもその4人組はロイボ野郎(僕らの大学時代のスラング。『ボロい』を逆から読んで、『ロイボ』という言葉が生まれた。例えば潰れそうな店を「ロイボ店」とか、粗末な夕飯を「ロイボ飯」と言うように使っていた)ばかりで埋まっている劇場では浮いている存在だった。

 さて、僕はそんなおばちゃんたちをいぶかしがりながらも、始まった映画に釘づけになった。バグと呼ばれる巨大な昆虫型エイリアンの支配する星での戦闘シーンのライヴ中継からはじまるのだが、この冒頭シーンが凄まじい破壊力なのだ。

 

     

 まあ、20年前の作品だし、テレビでも何度か放送しているのでご覧になった方もいるでしょう。とにかく兵士が殺されまくり、手足がポンポン飛ぶ。あんまり突き抜けているのでほとんどギャグだ。実際笑ってしまう。血しぶきは飛びまくるのだけれど、そこにあまり気持ち悪さはない。作り物だという安心感もあるのだ。

 

 ただ、やはり前述のおばちゃんたちは、すぐに自分たちがとんでもない映画を見に来てしまったことに気づいたのか、ヒソヒソと話し合ったあと、冒頭5分で退場。そりゃそうでしょう。

 一方僕らは見終わったあと、興奮冷めやらなかった。後輩は上映終了後、開口一番『会心!』と満面の笑みで言った。

 その後、血眼でバグのフィギュアを探し、いくつか手にも入れたんだけれど、どこいったかなー。今なあプレミアついているかも知らないのに・・・。サントラも買い、メイキング本も買い、DVDも買い、ブルーレイも買った。結構この映画には投資した。

 

 さて、その後スターシップ・トゥルーパーズは続編が作られまくって、どんどんそのクオリティを下げまくっていた。「3」でようやくパワードスーツが登場するものの、やはりバーホーヴェンの第一作の妙なユーモラスさとパワーには及ぶべくもなかった。しかし根強いボンクラ人気に支えられてコンスタントに続編は作られている。最近はもう実写ではなく、CGムービー化して、主人公のジョニー・リコもだいぶ逞しくなっている。しかも制作は日本の会社って。こちらはアマゾンプライムで観られたので鑑賞。そこそこ面白かったです。しかも、まだ続編が!

 

それなりに需要があるんだねえ。つってもまあ、いずれ観るんだろうけどね。

 

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ボンクラ映画パンフの青春/別に知らなくてもいい映画たち

 先日実家に帰り、独身時代に暮らしていた部屋の整理をした。すると、大量の映画のパンフレットを発掘。

 

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 見事にボンクラ映画ばかり。初期『映画秘宝』まんまの映画群。今はもう『秘宝』は買っていないけれど、別冊『底抜け超大作』が出たとき、「これこそ僕が読みたかった映画雑誌だ!」と感激したものだ。

 

底抜け超大作 (洋泉社MOOK―映画秘宝)

底抜け超大作 (洋泉社MOOK―映画秘宝)

 

 

 パンフは結局買っても一度きりしか読まなかったり、情報もインターネットのほうが多いので最近はほとんど買わなくなってしまった。しかも700円近くするのでよほどの作品でないともう買わない。けち。直近で買ったのが『ローグ・ワン』で、エイリアンもダンケルクも買ってない。

 

 さて、その中でもそこそこレアなパンフを個別に紹介するよ。

 まず、十数年前、渋谷の深夜爆音上映会で購入したギターウルフの映画『ワイルド・ゼロ』。

 

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 とにかくむちゃくちゃな映画だった。タイで全編ロケしたために、妙にエキゾチックな感じが出ている。ストーリーはあってないようなもので、実際ギターウルフ狂言回しみたいな扱い。主人公はギターウルフ好きの男の子なのだが、恋した相手はニューハーフ。そこにゾンビとかUFOとか全部盛りでお腹いっぱい。

 

      

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ワイルドゼロ [DVD]

ワイルドゼロ [DVD]

 

 とにかく悪趣味でトラッシュ映画の極致みたいな作品。好きな人にはたまらない。とにかく音が大きかったのだが、エンドタイトルの「ワイルド・ゼロ」がスピーカーの限界を超えるんじゃないかというくらいの音量で一緒に行った友人と

「音でけえ!わははは」

と爆笑し合ったものだ。

 

             音がヒドイのだが、これこそがギターウルフ

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次にホラー映画系。

 

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ブレインデッド』は新宿のヨドバシの裏のちーちゃい映画館で観た。スクリーンが横2メートルくらいだったぞ!

 使った血糊は25メートルプール一杯分。スプラッタ映画史上に燦然と輝くやりすぎ血みどろ人体破壊映画。でも僕これ見たあと、ネギトロ食べました。偽物は平気なんだな。でも、最近のスプラッタ系映画は逆にリアルすぎてあんまり観ない・・・。

 この映画、あえて動画はリンクしません。だって、気持ち悪いから! 

ブレインデッド [DVD]

ブレインデッド [DVD]

 

 

 でも監督はなんと『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン。このころはまだ悪趣味映画を撮っていたのだ。僕はこの映画から彼のデビュー作『バッド・テイスト』のビデオを買い  

  友人たちと数年かけてピーターが作った作品。これもとてつもなく気持ち悪いです。

バッド・テイスト [DVD]

バッド・テイスト [DVD]

 

次の作品、 ミートザフィーブルズをレンタルし、げっそりした気分になったりした。この映画は、着ぐるみが銃をぶっぱなしたり、血まみれになったりする。

ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス [DVD]

ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス [DVD]

 

  『乙女の祈り』『さまよえる魂たち』のあとに、『ロード・オブ・ザ・リング』だもん、びっくりした。出世したねえ。まあ、『キングコング』の底なし沼のシーンとか、でっかい虫が出てくるあたりは相変わらず気持ち悪かったけどね。

 さて、となりのパンフは、知る人ぞ知るZ級SFホラー『デッドリー・スポーン』。

 

       1983年って。これ見てる読者の人、生まれていない方もいるでしょ。

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 隕石に乗ってやって来た口だけエイリアンが、田舎町の一軒家の屋根裏で人を食いまくる。30年ほど前のスプラッター映画ブーム中に公開された奇跡の一本。映画館で観るほどのものじゃあございません。

 

 次にミニシアター系作品『バッファロー66』『KAFKA迷宮の悪夢』『ロックストック&トゥースモーキンバレル』。

 

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 今こういう映画を見に行くエネルギー、無い。ロック~はジェイソン・ステイサムが出てたんだな。パンフ見直して気がついた。内容は忘れちゃった。どんでん返しがあった気がするけど・・・。監督はマドンナの元ダンナ、ガイ・リッチー。久々に観た『キング・アーサー』微妙だったな。

 

 知っている人、ほとんどいないと思われるアクション映画『カスケーダー』。

 

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ドイツ映画で、スタントマンがアクション映画好きが高じて作った映画。パンフのデザインがドイツっぽい。

 

         映画の手作り感が、書き文字によってビシビシと伝わってくる。

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 NO CG!NO STORY!NO STUFF!・・・ONLY STUNT!というのが潔くていいじゃあないか。たしかにNO STORYで中身はほとんど覚えていないけれど。

 おまけ。なぜか『カスケーダー』のパンフに挟まっていた三池崇史氏監督作品『DEAD OR ALIVE』のチラシ。

 

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 これ多分見に行って、パンフが無かったんじゃないかな。中野の劇場で単館上映されてた気がする。とにかくラストのどんでん返し(どんでん返しというか、映画の破壊)がすごいんだけど、そこに至る道筋は普通のVシネマ。感覚として『大日本人』に近いというか。

 

 

最終的に映画化が夢の夢の夢

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役に立たない中之条ビエンナーレガイド さいご

4回にもなってしまった役立たずビエンナーレガイド、これで終わりー。

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伊参スタジオという、映画撮影などにも使われる木造の校舎が会場。全体像は撮ってません。まず、校舎の反対側にある丘の部分に向かうと・・・

 

                何やら向こう側に色々見えている

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            近くに寄ってみると、すわ、UFOか!?

 

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                  ぬん

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 おじさん星人が登場。UFOではなく、コンクリで作られた中に入れるオブジェだった。これ、道の駅で製作過程をビデオで流していた。

 

 中に入ると、意外に広い。奥の中央正面に、スティールドラムがセッティング。

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こんな感じで飾られており、音鳴らし放題。外まで結構な音量でごんごんと音が漏れていた。でも、いちおうメロディを奏でられるので子供、飽きずに叩き続ける。

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         天井に明かり窓があり、なにやら幻想的な雰囲気もたたえている。

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      叩くのにも飽きたので外にある茶色い子供のそばへ行く。

 

                いよっ!

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     娘は彼に向かって「落ち込むなよー」と優しくアドバイス

 

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     うん・・でも背中から蛾が出てきちゃったんだけど、どうしよう・・・ちーん

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    あともう一つ、全くもって圧倒的に不人気なこの人が寂しそう。

               というか、これ作品なのか?

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          スケッチしているように見えて、実は木を描いてたりする。

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 素朴な石像をあとに、今度は講堂で自動演奏されるオルガンたちに会いにいく。

 

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 この古いオルガン、15分ごとに音を奏でる仕組み。楽譜が置いてあって「故郷(ふるさと)」つまり、「うさぎ追いし、かの山」の歌を演奏するのだ。当然、子供の頃はうさぎおいしいだと勘違いしていました。

 で、実際に演奏が始まると、ただ和音を一斉に鳴らすだけなのだ。うわーんって講堂中に響き渡るノスタルジックなオルガンの音。耳を澄ますとうさぎおいしいのメロディが聴こえる気がしないこともない。すぐに飽きて、校舎に移動する我々親子。

                  中はこんな感じ。

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 群馬県民200万人突破記念映画『眠る男』が撮影されたそうです。きっとその映画、一生見ないんだろうな。で、それ関連だか知らないけれど、絞り染めのアート。

 

         なんか人がそのままそこで死んだみたいで気味悪

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  奥の模様、カーカスのアルバムジャケットを連想。きっと僕だけだろう。

サージカル・スティール

サージカル・スティール

 

            でもやっぱ似てるよねえ。

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 さて、いい感じの木造の階段を上り、二階へ到着すると最初の部屋はB級SF映画のセットのような異様なオブジェ。

 

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         メシュガーポーズを決めてご満悦のデスメタル中年。即身仏じゃないよ!

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 さて、ようやく味わい尽くして家に帰ることに。最後にそれほどではないけれどもそこそこ面白なモノ発見。

 

              ジェット二宮金次郎だそうな。

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なんというか、ギャグが微妙。ジェット浪越なら(古)僕も大喜びなのだが。

 

  役に立たない中之条ビエンナーレ

         終了

 

 

 

帰りの車でメタルを娘と聴いて帰りました。メインはミザリーシグナルス。

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役に立たない中之条ビエンナーレガイド 3

もう終わってしまったビエンナーレのガイド、その3。

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 中之条の町をあとに、山方面へと向かう。このビエンナーレかなりの広範囲にわたって展開されているのでとても一日で周ることは不可能。入場パスポートに全会場のスタンプを押すとかムリ!20会場くらいあるんだもん。

 伊参(いさま)エリアという会場へ到着。駐車場に限度があり、溢れて路上駐車の車もちらほら。僕の車は小さいのでスッと隙間へ。まずは小さな小屋へ入ると、こんなん。

          この写真だけだと、上下感覚なくすでしょう。

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 実際は紙(?)で作った人型が張り付いている。

 

                 くっついてるよー

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この奥にも部屋があって、墨で書いた不思議な言葉が貼り付けてあったが、イマイチ面白みなし。道路を渡って廃校になった小学校へと入る。ココの展示はハコの大きさもあって、かなり充実していた。

 

歯車を組み合わせたオブジェ。取っ手を回すと「きらきら星」が演奏される。躍起になって回す子供が親に怒られていた。

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   何やら不気味な展示が。アーティスト・オリジナルグッズと書いてある。

 

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  ここでは実際にこの作品が買えるらしい。しかし、これ買ってもな・・・「エイリアン・コヴェナント」の死滅したエンジニアかと思った。確か3万円くらいだった。

 教室を利用した展示はそれぞれ個性的で面白い。まずはダンボールアートのお部屋。全てダンボールで作ったオブジェが展示されている。

 

  全部ダンボールを積み重ねて作ってありました。ものすごい労力とみた。人間ってすごいな。

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            フラットウッズモンスターもいた。

 

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 フラットウッズモンスターがなんだかわからない方は、こちらの過去記事をぜひどうぞ。グーグル検索で、そこそこ読まれております。 

otominarukami.hatenablog.com

 

このカバのモデルは結構凝っていて、口の中まで作りこんである。口の中には明かりの灯る街があった。なんでも飲み込むカバらしい。

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アニメーションを作るワークショップがあったのだが一時間半も時間が取られるのでスルー。落書き自由の部屋へと向かう。

 

       この手のイベントではよくあるやつ。早速描き始める娘画伯。

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  壁の落書きがそれなりに面白い。今時「つるにはまるまるむし」とかって。

 

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       あの世から、やなせたかし氏もやって来た。   

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      僕らも落書き開始。思いつきで色々と書いてみる。

 

      雰囲気をぶちこわすカッコいい落書きをしたよ。娘も影響されたよ。

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 子供が書いた女の子とか鳥の絵とか。何故か家には『エスパー魔美』の模写もあった。

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    最近は絵にセリフを付けることを覚えた。何とも言えないいいセリフ。

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いくつかの他の作品が飾ってある部屋を回っていると、ポスターが散らかって展示してある部屋にたどり着いた。

 

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黒板や壁中に何やら難しいテキストがびっしり書かれている。作品を見ている人はただの記号と受け取るだろうが、僕はとあるテキストに目ざとく気付いた。それはこの部分。

 

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赤いチョークで書いてあるテキストにご注目。

 

〈俺はー〉と呟き始めた彼は、

〈俺であるー〉

と呟き続けることが・・・

 

のくだり。僕は一瞬でこれが埴谷雄高氏の『死霊』の一節であることにすぐ気付いた。もう、何回も読んでいる部分なのですぐわかる。『死霊』は僕の生涯の一書なのです。

かなり前の記事ですが、最近とんと書いていない書評サイトでの一番最初に書いた本も『死霊』。

www.honzuki.jp

 

もう一箇所、やっぱり『死霊』からの引用。このアーティストは埴谷雄高氏が好きなのだろうか。見えづらいのですが、赤いチョークのテキストがそうです。

 

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 文学と現代美術の邂逅。他のテキストは元ネタが分かりまでんでした。まあ、何かの作品なのでしょう。

 

ピタゴラ装置もあった。何やら延々と動いて怪しい音を立てている。でもそれだけ。

 

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ほかの展示、適当に載せときます。特に感想はなし。点滴でアートなど。

 

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 階段を下りて校舎の外にも展示があるので行ってみる。裏口にはエイリアンエッグチェンバーがあってびびった。

 

            2~3人、フェイスハガーの餌食になっていました。

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 外へ出るのにサンダルを履くんだけど、このサンダル異様に履き心地が良かった。

 

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 ゴム質の塗料で壁画を描いたらしく、最初は模様かと思ったら、アートだった。

 

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 そうして、端っこの方に、タイトルが書いてある。「STRIPPER」ってどういうこと?子供に意味を聞かれなくてよかった。

 

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                STRIPPERといったらこれでしょ。

      

www.youtube.com

 大学生の学祭でこれをバンドで歌っていた先輩がいた。「ストリッパー!」と大学中にその歌声(グラハムばりの声量で)が轟いていた。

 

  小学校はこれで終わり。次は伊参スタジオという所へ移動。それでようやくこのシリーズ終わります。では、また明日。

 

             娘、松の絵のスケッチに夢中。

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役に立たない中之条ビエンナーレガイド 2

もう終わってます

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さて食パンマンを食いすぎたあとは、昔酒蔵だった場所での展示を観る。

 

     いきなりエントロピーの高いアートに出会い、困惑する娘。何の表現なのか。

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       奥にはもっと不可解なアートがあってよろしい。

 

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    これはいったい何を象徴しているのだろう。おそらく、何も象徴していないのだろう。

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            「もしもしー?もしもしー?」って、ふざけちゃったし。  

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     2階へ昇るとこちらも様々作品が展示されていた。いくつかご紹介。

 

         アクリルを組み合わせたような綺麗なオブジェ。

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        これは結構面白かった。仏様がなんと氷で作られている。

 

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  他の仏様は溶け始めているのもあって、え?これ毎日やってんの?と驚く。

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そういえば下に冷蔵庫があったが、次から次へと製造しているのだろうか。どちらにせよ、幻想的で面白かった。

 

酒蔵の裏の倉庫へ行く。入口のデザインが面白い。中はガラスの破片を並べた作品。

 

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「お父さん、あの破片一つなくなっても、もう作品じゃなくなるんだよね」

と鋭く芸術の本質に迫るような質問をしてくる娘は僕の小4の頃よりも確実に賢い。

そして

「でも一つぐらい取ってもどうせわからないよね」

と言ってニヤリと笑いながら、芸術のなんたるかの哲学的考察を僕に迫ってくる。

 

       次に商店街の空き店舗を利用した作品を鑑賞する。

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 これは、作者本人を街の人に30秒で描いてもらい、その絵をそのまま拡大し壁紙にしたものだそうです。

 

 何見てんのよ!と突然こちらをギョロリとにらむ口のない紙ねんど

美人。なんか僕でも作れそうではないか。作らないけど。

 

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 店の奥にはこんなスペースがある。入るのに、やや躊躇する娘。たしかにちょっと気味が悪い。これも作者の投影なのか?

 

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      すぐ真似したがるオジさん。片足で立てるのは3秒間だけだ。

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左の元絵が右のように忠実に再現されている。他にもそれぞれ原画があり、面白い試みだと思ったよ。

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となりの店舗は暗幕で入口が塞がれており、それをめくって入ると車の音がウォーン!そして車ドアなどのバーツが雑然と置かれている。

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フラッシュをたいているので明るいけれど、実際は薄暗く、

「お父さん、お化け屋敷みたいだよー」

と子供はビビっていた。

 

  もう一軒隣の建物は女性が二人、町民から借りたものだけで生活するという我慢大会をしていた。借りたものには全てタグがついていて終わったら返すのだそうだ。作品は見当たりませんでした。

 さらにその隣は既に店じまいをした薬局が舞台。

 

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 店の中に設えられたいくつかのスピーカーから町民の日常会話を録音したものがひっきりなしに流れていた。でも、それは特に面白みがあるわけではなかった。むしろ、僕はこちらの方に食いついた。

 

今までいったい何人の子供たちを楽しませてきたのだろうか、このうさちゃんは。

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娘はギリギリ座れた。20円という金額が時代を感じさせる。

 

               もちろん動くわけもない。

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さらに気になったのは、ショーウィンドウに置いてあるリゲインをはじめとするドリンク類の瓶だ。

          全て未開封。これらのドリンク、一体どうなるの?

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  とりあえず町の展示はこれでやめにして、場所を移動することに。続きはまた明日。

 

               田舎町の路地のいい感じのショット。

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休みの日でもどうぞ

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芸術の秋!役に立たない中之条ビエンナーレガイド

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 先月行くつもりだったのだが雨で先延ばしになっていた中之条ビエンナーレにやっと行ってきたよ。ビエンナーレとは簡単に言うと、街や建物の中に現代美術作品が展示され、それをあちこち見て回るアートイベントのことです。

 最終日二日前に滑り込みセーフ。関越自動車道伊香保インターを降りて、さらに里山が身近に感じられるカントリーロードを通り抜け、たどり着いた群馬県中之条町。まずは最近できたらしい道の駅で一服。早起きで既に疲れてますが、娘はアイスでご機嫌。

 

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 結構な歴史を感じさせるこの田舎の商店街は5年くらい前に一度訪れていてその時初めてのビエンナーレだった。

 

           街の路地とかに突如アートが出現するおもしろさ。

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その時、結構楽しかったので再び来たというわけ。現代美術好きの我々親子、さて何を見たか。まずは中田木材という場所へ行き色々と観る。

 

        外観からして既に雰囲気。これ前来た時にもあった気がする。

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 この倉庫の横にいきなりアート空間出現。というか、最初作品かどうかの判断がつきかねたが、かろうじてプレートの紹介により作品と認識。

 

         だって、紐がゆらゆら揺れているだけなので・・・

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         紐の奥にはオブジェらしき切り株。これ作品なのか?

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 ビエンナーレの良さは、作品を近くで鑑賞し、場合によっては体験できるところだ。あと、現代美術のアバンギャルドさに意表を突かれることもある。

 

             材木倉庫を利用したアート。

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       この後、階段を登らされる。僕、これしきで息切れ。

           娘はスイスイ上る。元気を分けてくれ!

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          さて、そうしてその先にあったものは。

 

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何やら得体の知れない音を立てるオブジェ群と緑のレーザー光線。どうすりゃいいのさ。娘と???となりながら、階段を降りると、小さく入口と書いてあるのを発見。

 

             これ、結構見落としている人いるよ。

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 中は映像作品で、森の様子が映し出されるビデオ。そのうちに木が突然倒れてハッとする。

         こういう状況でこの奥が作品展示。何人もスルーしてた。

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         次に矢印に従って路地をゆくと・・・

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            突如現れたタイルアート!

 

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 ・・・でもなんだかテイストが違わないか?どこにもプレートないし、ふなっしーとかどういうことだ?てか、これ作品じゃない!ただのタイル屋の手慰みだった!紛らわしいよ。面白いけどさ。

 

        作品はこの先にある小屋そのものだった。

 

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       部屋全体にドローイング。わかりますかね?

 

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中に入るとこのようにシュールな空間が広がっている。誰かの悪夢か?いいぞ!ビエンナーレ

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   やはり、こういう作品がビエンナーレの醍醐味。異空間を味わえるよ!

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             予算が無いバンドがPVを取るのによさそう。

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 「落書きハウス」と勝手に命名。さて、この家を出ると横は駐車場になっているんだけど、突然こんなエリアが。

 

        どうやら、前述のタイル屋関連のものらしいのだが

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          ご自由にお持ちくださいとのことなのだが

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いったい誰がこれを持っていくのだろう、と思っていると

「おとうさん、持って帰っていい?」

ってウチの娘かーい!

 

そういえばこの子は幼稚園くらいの頃タイルを欲しがってホームセンターに行って一緒にタイルを買ったことがあった。まだその嗜好を持ち合わせていたとは・・・

 

   荷物になるから、小さいの一つにして、というと、ムチャクチャ真剣に吟味し始める小4。

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 とりあえず1センチ大のものを2つ選んで移動。

「お母さんに見せるんだー」

 となぜか上機嫌。まあ、いいか。

 次に少し歩いて倉庫らしき所に入ると、なかなか壮観である。

 

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 光線がすごいでしょ。右の竹箒みたいなオブジェから水が、その下のお香みたいなものに滴って、このようにスモーク状態になり、ハッキリと光線が認識できるのだ。「レイダース/失われたアーク」のラーの杖で、インディが太陽の光を受ける場面みたい。

 

          かなり幻想的な雰囲気で、訪れる人、皆感心。

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        これ、晴れの日じゃないとなかなか味わえないよね。運が良かった。

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さてお腹が空いたのでどうしよかと思案。以前来た時もそうだったんだけど、食べ物屋事情はあまりよくないこの町。いきなり知らない町中華屋に入るのもなんだしな・・・。結局道の駅のパン屋とカフェのカレーで済ます。

 

   カツサンド、食パンマンのフレンチトーストなどを買う。かわいい。著作権はいいのか。

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             食ってやる!

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 カレーは思いの他量があった。コメが五穀米だかでこだわりの味らしい。650円はまあまあ安いよね。同じものを頼んだインスタ女子が僕らの隣の席で、懸命にスマホで撮影していた。

 

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続きは明日。写真178枚も撮ってた。整理が大変デス。

 

いつかハネる、と思ってハネナイ

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