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僕のカルチャーセレクトショップ

なかなか個性的な女性ヴォーカル STヴィンセント/PJハーヴェイ/リパブリカ/ユーリズミックス/他

 昨日の続き。やはりどこか個性的でサウンドを追求するようなアーティストが好き。

 

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 左端PJハーヴェイはこのアルバムしか持ってないのでそれほど語れることがございません。この曲きっかけで購入。名盤です。

 

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 真ん中はリパブリカというバンド。一発屋度が高し。歌っている女の子の名前も知らない。調べるのもなんか面倒。

 

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この曲のビデオを二十年前にビートUKで見て買ったはいいが、ほんと他の曲聴かない。

Republica

Republica

 

 

 こういう1曲のために買って他聴かないっていうCD何枚もある。リパブリカはこの曲にすがって確かリミックスを数年後に出した気がする。

 

 右端、ご存知(?)ユーリズミックスマリリン・マンソンの「SWEET DREAMS」の元曲でブレイク。今見ても、聴いても色褪せない。

 

         僕は断然こちらのほうが好き。マンソンのはくどくて・・

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     一応そのマンソンも載せときます。タダだから。

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 高校生の頃むちゃくちゃこれ(ユーリズミックスの方ね)が流行って友人と「スイードリームアーメイドブティアー・・・ディサーグリー」と歌って、特に何故か「ディサーグリー」のところをやたらと気に入って歌ってたっけ。これも一発屋感があるが、その後もかなりの活躍してるよね。アン・レノックスはソロでも人気があったし。僕はこちらの「HERE COMES THE RAIN」の方が好き。

       これも名曲。

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 古い人たちばかりなので(僕が古いので)最近のお気に入りの女性アーティストも。

 

   今月ニューアルバムが出るST.VINCENT!

 

        持っているCDはこれだけですが。あとはツタヤでレンタルして揃えた。

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 ST ヴィンセントはこの曲を聴いて「なんだこれは!」と久々に思えた人。

 

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 ギターのアレンジや音の出し方が斬新。しかも美人。少し前、ケミカルブラザースの最新アルバムでもゲストヴォーカルとして参加していた。僕は自分の耳は間違っていなかったとその時確信したものだ。

 

 最近のセオリー通り、2曲のポップでビザールなPVが公開されている。

 

          曲名が、地名。特殊メイクで顔がびよーん。

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       かなりカラフルでいて統一性のあるPV。ニューアルバムとの連動性あり。

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マスセダクション

マスセダクション

 

 

トーキング・ヘッズのディビッド・バーンが彼女を気に入ったのか、しばらく一緒にやっていた。ライヴで見たら楽しそう。

 

              ROAD TO NOWHEREもやってる!

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 最後に日本人。まあ、ネタっぽいけど、篠原ともえ高岡早紀。つってもこれも古い・・・。

 

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 篠原ともえ石野卓球プロデュースでデビューしたから電気感バリバリのテクノで歌ってる。「ぐるぐる!ぐるぐる!」というサンプリングが卓球センス。卓球は細川ふみえの「ニコニコにゃんにゃん」とか「だっこしてちょ!」なんかもプロデュースしてたっけ。それも昔買った。

 

           ものすごいBPM。スラッシュテクノ。

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 高岡早紀はデビューアルバムなんだけど、結構好きだった。アイドルとしても当時一線を画した感じで、プロデュースはなんと加藤和彦なのだ。で、内容はフレンチポップ的アンニュイソングのオンパレードでこれはかなり聴きこんだ。

 

この曲のタイトルのセンスがいい。「ナイフの鳥、綺麗な石」って単語を並べるってそうそうないでしょ。

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         こっちは一曲目のハウス調の曲。流石に音が古い。

     www.youtube.com

 

セカンドはまあまあだったんだけど、それ以降のアルバムも買ってはみたがイマイチ・・・。そんな彼女も50だもんね。僕も年取るはずだ。

 

女の子が主人公。

kakuyomu.jp

男の子が主人公

kakuyomu.jp

個性の強い女性ヴォーカル ケイトブッシュ/サムフィリップス/KATELL KEINEGなど

 ビョークは言わずもがななんだけど、僕、アクの強い女性ボーカルが結構好みです、と言ったって、別にご紹介する方々がそういう人ばかりではないのだけれど。

 

           でもケイト・ブッシュはアクが強いでしょ。

 

   おかしい!「センシュアルワールド」まで全部持ってたはずなのに、これしか見つからない!

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 初めて彼女を見たのは高校生の時、『バブーシュカ』のビデオだった。

                     www.youtube.com

  高校生には理解するにはちとぶっ飛びすぎで、「なんかこの人やだな」と思い、ビデオも録画したのだが消してしまった。今思えば名曲なんだけど。

 そうしてしばらく彼女のことは忘れていたんだけど、大学生の時に何かのきっかけでこれを見たのだ。

 

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 今見てもこのビデオすごい。しかもドナルドサザーランドが出ているのを今知った。当時何回も観ていたのに全然わからなかった・・・。これをきっかけに僕はケイトにハマり、ほとんどのアルバムを揃えた。でも前述のように見当たらない・・・カセットテープに録ったのをCD持っていると勘違いしてるのかなあ。

 もちろん今でも現役で活動中。最近のはよく知らないのであとで勉強し直します。
www.katebush.com

 

                 次にこちら。

 

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 左はサム・フィリップスで右がKATELL KEINEG。

 

 KATELLは読み方がよくわかりません。フランスのアーティストらしい。よく知らない。というのも日本でほぼ知名度ゼロ。そんな彼女をどうして知ったかといえば、たしかタワレコHMVでの試聴コーナーがあって(これも20年以上前)、この曲がむちゃくちゃ良かったから。

 

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 ギター一本(おそらく12弦のアコギ)で始まり、やや太めの声で情感たっぷりに歌い上げるKATELLにしびれた。そのほかの曲もなかなかの出来だったので、迷わず購入したのだ。友人にオススメのCDを作ってくれと頼まれた時など、必ずこの曲を入れたっけ。

 

 サム・フィリップスは大学の後輩が僕にくれたCDだったのだけれど、これが僕の琴線に触れ一時期かなりのお気に入りとなっていた。

 

今なら172円で買えます。お買い得!

Cruel Inventions

Cruel Inventions

 

 

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 ああ、いい曲だなあ!このアルバムは捨て曲なし!トータルも短いので聴きやすい。

  

 その後出した2枚のアルバムは買ったのだけれど、どうにもイマイチだった。探したけど見当たらなかったのでひょっとしたら売ってしまったのかもしれない。

 ちなみにダイ・ハード3を見に行った時に、何故か彼女が悪役の情婦役で出演してたのにびっくりした。でも何故か唖という設定になっていた。セリフがヤパかったんでしょうか。

             プロデューサーがファンだったのだろうか。

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 次こちら。今度はソロシンガーじゃなくってバンドヴォーカリスト。オーストラリアのバンド、FRENTE!。

 

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 これも確か試聴して買った。今はもう自宅でYOUTUBEで視聴して買う、というのが定番になっているけれど、昔はショップで色々視聴して楽しかったなあ。新鮮な驚きがあったもんね。

 

Marvin the Album

Marvin the Album

 

 アマゾンの評価星五つ!そりゃそうだ。だってこんな曲が目白押しなんだもん。

    

           この曲一生懸命ギターをコピーしたなー。

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     www.youtube.com

 

 本当に素晴らしいポップアルバムだけれど、二枚目はイマイチ。で、どうやらどれでFRENTE!終わりみたい。でも根強いファンが日本にもいるのがアマゾンの評価からもわかる。僕もたまに引っ張り出して聴いてます。

 

 明日また続きを。

 

読んでくれている方、ありがとうございます。

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もちろんこちらもよろしく

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リリックビデオを作ってYOUTUBEにUP!あと楽天お買い物マラソンに参加

 以前何曲か僕が作った昔の曲をSOUNDCLOUDという海外のサイトにアップロードして公開してみたものの、どうもインターフェース上の問題があるらしくうまく再生できなかったり、音量の調節ができなかったりでイマイチだった。

 そこで、ウィンドウズビデオメーカーで写真に音楽をつけるとビデオになることを発見し、それをYOUTUBEにUPすればてっとり早いことにハタと思いつき、まずは試験的に一曲アップロードしてみたところ、一応聴いてくれる方がいらっしゃってなんだ、これでよかったじゃん。まあ、現時点で再生数、17回ですけどね、SOUNDCLOUDだと0の場合もあるのでそれに比べれば17倍マシ!素人のしかも20年以上の曲を聴いてくださった方、本当にありがとうございます。あまつさえ、「いいね」が一つついていて微笑んでしまいました。

 

 さて、味をしめた僕は(安直)再び過去曲をビデオ化しアップロードしたよ。

 SOUNDCLOUDで謎の69回という再生回数を記録していた「一握の砂」という曲。今回は頑張ってリズムの切れ目で絵が切り替わる編集をし、さらには歌詞を表示させたよ!ぜひどうぞ。

      

        アコースティックギター2本で作った静かな曲デス

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 お聴きくださった方、お疲れ様でした。今素人でも2時間くらいでこんなのができるんだね。写真は「ぱくたそ」というフリー写真サイトでテキトーに海の写真を頂き作成。時間をかければもっと色々と凝れそうですが根気が続かない。

 

 一応、前回の「FRUITDETH」も載せときます。

 

          こちらは僕の精一杯のポップチューン。

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 まあ、曲のストック、何十とあるので生きているうちにこれなら聴いていただいてもいいかな、というものを順次発表し続け、僕の生きた証をネットに刻みます。次回はスラッシュ系の曲にする予定。

 

 さて、数日前まで楽天お買い物マラソン大会が開催されており、当然エントリー。スロットに軽く外れながらも二件ほど買い物を。まずはこちら。子供の靴。

 

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 ルコックの運動靴で、いいカラーリングのが3500円であったので購入。僕同じモデルを大学生のとき履いてたなー。かわいいでしょ。

 まあ、それは良いのですが、3日ほど悩んで結局買ったのがこれ。

 

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 4000円もした!でも結局我慢できずに買ってしまった。プロメテウスの時も一回読んでそれきりのパターンなんだけど。やっぱり買っちゃうんですよ。

  

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 僕は気に入った映画はとことん味わい尽くすタイプなので、他にもこのように大金を払ってムックを買った映画が何作かある。近いうち、それらをまとめてご紹介します。

 

 そうそう、ようやくグゥェンプール、日本語版が発売される。

villagebooks.net

まあ、僕キンドルで何回も見ているから買わないけど。というか、今またトンデモナイ展開になってるんだよ。それもまたいつか。

 

こちらの小説もよろしくお願いいたします。最近、微妙にPV増えて少し嬉しい。

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そしていつものヘビーメタル小説と。こちらもじわじわ読まれていて嬉しい。多謝。

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パンテラ/PANTERAにまつわる思いで

       今日はパンテラの日。『脳殺ライヴ』のアルバムもあるはずなんだけど。

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  例によって二十数年前の話(パンテラもそんなに昔か!)、大学4年生になった4月、僕の所属するバンドサークルにも新入生が入ってきた。その中に、タラオ(仮名)がいた。タラオは僕らの大学の学生ではなく、浪人を二年間経験し農業系の大学へ入ったのだった。だから、学年で言えば1年生だが、実質は3年生の年齢だった。彼は高校の同級生が僕らのサークルにいたので、その縁でやってきたのだった。

 

 メタル好きのタラオはサークルへ入り、僕も彼と仲良くなった。大学で酒を飲み、そのままの勢いで数人、彼のアパートへとなだれ込んだ。もはやどこにあったのかも忘れてしまったが、そこで彼が「先輩、パンテラ知ってます?」と聞いてきた。僕は知らないと答えると、彼はCDプレーヤーに「COWBOYS FROM HELL」をセットし、大音量でかけた。

 

Cowboys from Hell

Cowboys from Hell

 

 

 なんたるインパクト!とにかくダイムバックダレルのランドールアンプを研究し尽くした伸びやかでクセになるギターの音が革新的だった。そうしてあのリフのカッコよさ。現在のデスコアやモダンヘヴィネスの源流と思われるドラムのリズムに対するシンコペーションのリフ展開などとにかく今まで聴いたことのないヘヴィメタルだった。

 

 さらに彼はその場でパンテラのライヴビデオを観せてくれたのだが、それがまたものすごい迫力だった。

 

        当時5度のコードではなく3度のコードを使っているバンド、珍しかった。

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 まさにパワーメタルを体現したパンテラの勢いに圧倒された僕は翌日すぐにCDを買い求め、しばらくはそればかり聴いていた。そうしてサークルでも瞬く間にパンテラブームが巻き起こり、僕らは新時代のメタルに酔いしれていた。

 その後ほどなく「俗悪」が発売され、さらに僕らは度肝を抜かれることになる。

 

このジャケットも大概だよね

俗悪 ~20周年記念デラックス・エディション~

俗悪 ~20周年記念デラックス・エディション~

 

 

           リヴェーンジ!

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 音は前作以上に太くなり、フィルのダミ声ヴォーカルは大地を引き裂くかとも思えたものだ。どうでもいいが一時期上記の僕は一曲目の「マウス・フォー・ウォー」に合わせて「でぇーでぇーででーででぇーででーででー」(マウスフォーウォーのリフのつもり)とエキスパンダーで筋トレをしていたことがある。あのリフのリズムに合わせ、胸筋を鍛えたのだ。ばか。

 でも、今やその肉はたるみ始めている・・・。その思い出を娘が小3のときにマウス~を聴きながら話すと、彼女は風呂に入る時などに突然「でぇーでぇーででーででぇーででーででー」と口ずさんでエキスパンダーを広げる真似をして僕を笑わせた。あと、なぜか当時「RANTHER」というブラック系の歌手だかバンドだかのCDがショップで取り扱われていて先輩が間違えてそれを購入し、激昂してたのを思い出した。

 

 そしてついに全米一位!となった次の「脳殺」。

脳殺

脳殺

 

 

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「うぎゃー!どこどこどこ」と始まったのはよいが、それ、これだけ。

 スピードを期待していた僕にとってミドルテンポ中心の曲群は退屈に感じられた。後にパンテラもバンドでやったけれども、冒頭のこの曲の、しかもテンポダウンするところまで。確かヴォーカルのフィル・アンセルモがメタリカの「LOAD」を「メタルは死んだ」と評したというが(記憶は定かじゃないです)、自分たちのバンドもゆっくりと衰えていたのだ。もちろん、水準以上の楽曲とサウンド、演奏力が詰まってはいたが、過去に出した素晴らしいアルバムのために、バンドの宿命としてやっぱり1STと2NDだよなあ、と思われてしまうのは避けられないところだ。

 

 僕は行けなかったのだが、このアルバムの来日講演は伝説的なパフォーマンスだったらしい。見てきた後輩の話によると前座はなんとホワイトゾンビ!それだけでも元が取れた気がするが、観客席を走り回り、カメラマンをステージ上に引き上げる、といったパンテラの破天荒さはそれを上回るものだったということだ。

 

 さらに数年後『鎌首』が出るがほとんど内容を覚えていない。

 

 

 この頃はどうやらメンバーの関係性も悪化していたらしい。そうしてその次の『激鉄』に至っては僕はCD買わずにレンタル・・・

 

このジャケット、やっつけ感がすごい。

激鉄

激鉄

 

 

 で、結局パンテラは解散、ギタリストのダレルはダメージ・プランをはじめるのだが、解散を逆恨みしたファンにステージ上で射殺される。このニュースは本当にショッキングだった。もうあの素晴らしいギタープレイは永遠に生で聴けないのだ。RIP.

 

 景気をつけたい時、元気を出したい時にその都度パンテラを聴いていた僕だが、そのパンテラを教えてくれたタラオの話。

 彼はメタル系ドラマーだったのだが、2年生にやっぱりメタル系のドラマーがいて、その名を仮にコガとしておこう。ちなみにコガは『学術名目』という名フレーズを作った本人。

 

 極めてプライベートな思い出なので(まあ、このブログは基本的に全部そうだけど)『学術名目』という言葉に関してはこちらで確認してください。お時間があれば。

otominarukami.hatenablog.com

 

 学年で言えばコガが上だが、年齢はタラオが上だった。だが、大学は入った年度が絶対で、浪人すれば自分と同い年か、年下でも先輩だ。

 さてコガとタラオ、ある日、数人で学校帰りに駅に向かって歩いていると突然喧嘩を始めたのだ!半ば取っ組み合いみたいになってみんなで慌てて止めた。何やってんだ、とよくよく話を聞くと、どうやらコガが先輩風を吹かせて

「まあ、タラオには頑張って欲しいよ」

などと肩をたたいて言ったらしい。するとその言い草にカチンときたタラオが手を出したというわけだ。年下のくせに何言ってやがる、と思ったのだろう。

 

 さて、僕は卒業し、その後タラオは後輩たちとバンドを組んでガンズ・アンド・ローゼズなどをやっていた。ある日、サークルでライヴをするというので、とある都内のライブハウスへと足を運んだ。久しぶりに会う後輩や友人たちと調子に乗って酒を飲みながらライブを鑑賞していたのだが、最後のバンドがタラオのバンドだった。彼のバンドの演奏が始まったとたん、酔いが頂点に達していた僕らは数人で狭いライブハウスでモッシュやヘドバンをし始めた。そして中にはそれだけでは飽き足らず、その場にあった椅子を持ち上げ振り回すやつが現れた。僕らはそれを見てゲラゲラ笑っていたのだが、その瞬間アンプの電源が落ち、照明が消された。そして

「何やってんだお前ら!ふざけんな!」

とライブハウスのPAの方の怒鳴り声が店中にこだました。

「帰れ!二度と来んな!」

と何も考えずにいい気になってた僕らに冷水を浴びせた。今思えばタラオとそのバンドメンバーには申し訳ないかぎりだ。タラオのバンドのヴォーカルは

「じゃ、最後にこれだけ。イヤーオ!

とひとシャウトし、ライヴは終了。なんだその終わり方。

当然、そのライブハウスは出入り禁止となった。

 

 あと、去年このバンドのCDを買ったんだけど、最初ヴォーカルがフィルかと思ったよ。寄せすぎでしょ。

             マジでフィル復活か?と勘違い。

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でもメタルは死なない

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もしメシュガーがメタリカをやったら?答えは面白フェイス。MESHUGGAH MEETS METALLICA!

 どういうわけか、僕のYOUTUBEチャンネルに以下のような動画が表示され、思わず見てしまった。どっかの国のメタル好きのアンちゃんが(この人物の詳細は知らない。一応プロミュージシャンらしい)、どうやらメシュガーの音、いわゆるジェント系と呼ばれるギター音でメタリカの曲をカヴァーすると・・・みたいなことをやっているのだが・・・・

 

     マスター・オブ・パペッツアルバムB面一曲目、ディスポーザブル・ヒーローズ

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     わははは!顔が!顔が!フェイスが!

 とにかく、曲よりもこの演奏しているアンちゃんの顔がおもしろすぎる。ブレることなく、永遠にこの面白フェイスで弾いているのだ。何やってんだよ、もう。

 当然、コメントも「You music is great, man! And so are your facial expression!」とか「Making meshiggah faces the whole time lol」みたいに音の評価ともども顔の評価が高いのだ。メシュガーフェイスって。オモロー顔面偏差値75!

 

              本物のメシュガーはこちら。

    

www.youtube.com

オブゼン

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  • アーティスト: メシュガー
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 ビンビン響くギターの音が特徴的な彼ら、僕は最初TOOLの亜流か・・・と思っていた。しかし今や数多くのフォロワーを生むモンスターメタルバンド!何故か近所のツタヤにはほとんどの彼らのアルバムが置いてある。その独特のギター音はDJENT(ジェント)と呼ばれ、本当に似たような傾向のバンドがいくつもいるのだ。ぶるるん、ぶるるん、といったリズムを中心に非常にテクニカルな曲を披露する彼ら。そうして僕もよくわからないまま、デストレイジのCDとか買った。

 

    果たして彼らをジェントと呼んでいいのかはともかく、この曲はインパクトあったぞ。

    www.youtube.com

 

 メシュガーにはないキャッチーさで溢れている。その分、飽きも早く今全然聴いてない。上手いのは確かなんだけどね。確かイタリアのバンドだった。

 あとTWELVE FOOT NINJYAとか。

 

   彼らも変わり者だが何故かイマイチCD買う気にはならないんだよな。飽きそうで。

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でもやっぱりコイツな訳ですよ!ブラッケンドのメシュガーヴァージョン、すごすぎ。

 

                   なんといっても顔が、もう。

      www.youtube.com

                 参考までに一応原曲

       www.youtube.com

 

 あともう一曲、レディー・ガガともグラミーで共演したMOTH INTO FLAMEもやっている。もはや原曲の面影ほとんど無し。

 

                     顔は相変わらず。

     www.youtube.com

 

 世の中、いろんな人いるな。一昔前はこのバンジョーでスレイヤーをやるアンちゃんがが話題になっていたっけ。

 

  歌はありません。あくまでバンジョー勝負。バンジョージョーか。隣のおっさんは誰なんだ。

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 他にもたくさんメタル曲をカヴァーしているこいつ、カンニバルコープスとかもやっている。最初寸劇までやって、ちょっと映像も凝ってるし。でも飽きる・・・歌はあったほうがいいよね。スリップノットのカバーは歌ってた。

 

               曲のチョイスのセンスは素晴らしい。

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 世界じゃそれなりに有名でしょう。

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アマゾン1円CDハンターがゆく ワゴン・クライスト/ポール・ヴァン・ダイク

コンスタントにアマゾンで買っている1円CD、今日はテクノ・エレクトロニカ系。ワゴン・クライストとポール・ヴァン・ダイク

 

 左がポール、右がワゴン・クライスト。実はもう一枚ワゴン・クライスト注文してあるのだけれど、届いてない・・・。

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 ルーク・ヴァイヴァート(=ワゴン・クライスト/プラグ)のアルバムを初めて買ったのは十数年前だろうか。当時ドラムンベースに興味があった僕は、rockin‘onあたりのレヴューに好意的に書かれていたこのプラグ名義のアルバム「ドラムンベースフォーパパ」が気になって買ってみたのだ。

 

       僕の持っているルーク・ヴァイヴァート/ワゴン・クライスト/プラグのアルバム。

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Drum N Bass for Papa / Plug's 1 2 & 3

Drum N Bass for Papa / Plug's 1 2 & 3

 

 

 ちなみにこの表紙の手品師らしき人はルークのおじいちゃんなんだって。

正直いって、全部を聴き通すことはほとんどない。3曲目くらいまでかなー。ドラムンベースといっても、かなりクセのある内容で僕が期待した爽やかなドラムンベースとは違っていた。期待したのはこういう感じ。

 

日本人ドラムンベースアーティスト、MAKOTO。新譜が出てる!相変わらずキャッチーで聴きやすい。

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 しかし!この一曲があるがために僕は定期的にこのアルバムを聴いてしまうのだ。

 

     major harris の「 love won't let me wait」を大胆にサンプリング。

     www.youtube.com

 

                 その元ネタ     

     www.youtube.com

 

この曲については、だいぶ昔にこちらの記事で詳しく書いてます。よろしかったらどうぞ。

otominarukami.hatenablog.com

 

 延々と流れる独特のメロディ。まあサンプリングのメロディなんだけどその取り込み方が上手くていつまでも聴いてしまう。そうして何とも言えない不思議な気持ちになるのだ。僕の娘もすぐにこの曲を覚えて、二人でよく鼻歌を歌った。

 次にルーク・ヴァイヴァート名義の「BIG SOUP」を購入。まあ、これも全曲通して聴くことはあまりないんだけど、やっぱりこの一曲がものすごく気に入ってしまい、以来定期的に聴くのだ。

 

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 彼独特の透明感・浮遊感ただよう名曲。そうしてその後も機会あるごとにアルバムを買ったんだけど、上記二枚ほどの思い入れはなかった。ただ、今回は非常に安価でアマゾンで出品されていたので買ったわけですよ。そうしたら、素晴らしいアルバムだった。

 

Sorry I Make You Lush [解説付・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC98)

Sorry I Make You Lush [解説付・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC98)

 

 

 相変わらずの浮遊感なのだけれど、かなり取っ付き易く素直に全曲聴き通せるのだ。よかった!一曲目のベースライン、YMOの「ジャパニーズジェントルマンスタンダッププリーズ」だな、きっと。

 

 それにしてもテクノ系アーティストってこういうふうに変名で色々出すので追いきれないよ。僕なんかテクノで言えば表面的なアーティストしか聴いていないので本当はもっと色々と聴きたい。お金が有り余っていれば湯水のごとく使ってそれもするけれど、かろうじてこうして安い盤を見つけて買うこの悲しさ。ああ、誰か僕の小説にお金を払ってくれないかしら。

 

 で、このポール・ヴァン・ダイクもわりとメジャーアーティストだ。

 

           顔がカッコいい。マイケルファスベンダーみたい。いいなあ。

 

 でも僕初めて彼のCD買ったようだ。ようだというのは紛らわしいことに「マイク・ヴァン・ダイク」というテクノアーティストもいて、そちらと勘違いしていたからだ。でも、このアルバムは大当たりだった!しかもなんと2枚組でお得感抜群。でも1円!素晴らしい。

 

               今やオールドスクール扱い。 

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 10年以上前のアルバムではあり、ややトランスよりのテクノだけれど、トランス特有のパラパラいう高音のうざったさがなくて、スタンダードで洗練されたジャーマンテクノという印象だ。ヴォーカルも曲によって入っているのでそちらも歌モノとして良曲。基本的に僕はテクノは押しが強く、音が重なり、複雑に絡み合ったものが好きなのです。でもそこにヘンに聴こえよがしのメロディが入ってくると興ざめしてしまう。だから基本的にEDM(エレクトロダンスミュージック)は嫌いではないんだけれど、メロディ重視の曲よりもビート、トラック重視の曲がお気に入り。だから二十年前にアンダーワールドプロディジーを初めて聴いたときは「こういうのが聴きたかったんだ!」と興奮したものだ。

 このアルバムが非常に良かったので他のアルバムも買うかな。

 

ZOZOの送料自由の前日に買って損した気分。僕みたいな常連には常に無料にして欲しいよ。

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アンダーワールド・ブラッドウォーズ観ました

 去年いつの間にか公開されて知らないうちに終わっていた『アンダーワールド・ブラッドウォーズ』、アマゾンで10月1日まで100円キャンペーンのラインナップにあったので観たよ。

 

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 基本的にヴァンパイアと狼男(ライカン)たちとの戦いという構図は同じで、あとはスタイリッシュなアクションを堪能する映画。特にストーリーは書きませんが、最後に復活したセリーンが登場するシーンは思わずワクワクした。また、その後マシンガン二丁乱れ打ちなど1作目を彷彿とさせるアクションもあって、まあまあ楽しめた。

 ただ、ライカンの変身シーンがCGになっていたのは残念。1作目のレン・ワイズマンのこだわりのVFXのおかげで狼男迫力があったのになあ。この映画の特徴であるブルーの色調、ボンデージ衣装は相変わらず統一されていて、そこはまあ良かった。

 

 でもやっぱりこの映画、2作目までなのでは?1作目のインパクトは絶大だった。ポストマトリックスのアクションが満載。世界観が確立されている。

 

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 とにかくケイト・ベッキンセールがカッコよくて、あのパールハーバーの女優?と思ったりしたのだ。ライカンに追い詰められて床を円形にブチ抜いて逃げるシーンはこのシリーズの屈指の名シーン!以降、彼女はこちらの世界を主に活動の場にしている。

 

二枚ともブルーレイ持ってる。1作目は安いので海外版を買ったんだけど日本語字幕がなくてギャフン!まあなくてもほぼ関係ない映画だけどね。

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 アマゾンレヴューにあったようなケイトの容姿の劣化ってそんなに感じなかったけどな。むしろ殆んど変わっていない感じがする。

 このシリーズ、3作目って「ビギンズ」と銘打って中世が舞台になっており、セリーン(=ケイト)が出てこないという離れ業をやっている。主役はむしろライカンのルシアンで、ビジュアルの女性をムリヤリケイトっぽく見せているのが悲しい。

 

この人、ケイトじゃないんだよなー。

 

 そうして4作目では

 

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 いつの間にかセリーンが人間に捕まっていて、いつの間にか恋人のマイケルとの間に娘が生まれて???となってしまった。しかもマイケル役のスコット・スピードマン出演していない。だからマイケルの姿、あんまりはっきり映らないんだけどそれでも違和感がすごい。ここまで来るとヴァンパイア盤バイオハザードだな。ブランドにすがって惰性で映画を作っている感じ。ちなみにマイケル役のスコット・スピードマンって2以降確か「トリプルX ネクストレヴェル」でFBIの役で見たが、ボクシングしているイメージしか残っていない。最近はあまり作品に恵まれていないようだ。役者も大変ですね。

 

 さてこのシリーズ、あんまり続きすぎて興味を持った人も「いったい何作目から見ればいいの?」状態。4『アンダーワールド覚醒』はあんまりオススメできないけど、今回の5につながっているので、よほど暇なときに見るしかない。そうそう、さらに続編が予定されているらしいけど、もういいんじゃないの?

 

 おまけ。数あるヴァンパイア映画の中でも僕が好きなの。

 

フライトナイト。高校生の時観た。もはや古い映画だけれど僕の青春の1ページ。Jガイルズバンドのテーマ曲が好きだった。

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 コッポラの「ドラキュラ」

 

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 この映画、出ている俳優が豪華すぎ。ゲイリーオールドマン/ウィノナ・ライダー(この頃最も美しい)/キアヌ・リーヴスアンソニー・ホプキンスという面々。

 僕はこの映画に大ハマリして週に1度はビデオで観ていた記憶がある。

 

 はい、それではまたあした。今日は昨日が出勤だったのでやっつけ記事っぽいです。

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