今回はゴリゴリのメタル記事ですので間口が狭いです。でも読んでね!
ラムオブザゴッドがコロナ禍での活動の一環としてオンラインライヴをやっているのだけれど、つい最近この動画をアップ。なんと僕の大好きなメガデスの「WAKE UP DEAD」をカバーしているではないか。しかも、本家本元のデイヴ・ムステイン大佐がフューチャリングされていて、歌とソロを披露している。
大学生の頃僕は深夜のメタル番組で初めてこの曲を聴いたのだが、ものすごいインパクトがあった。こちらが元曲。ほとんど同じですが。
30数年前、メタリカにのめり込んでいた僕は、仲間内の間で元メタリカのデイブムステインっつうやつがメガデスというスラッシュメタルバンドをやっているという情報を得たのだが、その当時はネットがないので輸入レコードや雑誌BURRN!の記事などを元にその存在を確かめるしかなかった。折りしもこのビデオが放映され度肝を抜かれた僕はすぐに日本版で発売されていた2Ndアルバム「メガデス」(原題はpeace sells...but who's buying?)を速攻で購入し、毎日聴きまくったものだった。
永遠の名盤
1986年の作品て!いまだに古さを感じさせない内容であるけれども、ラムオブザゴッドのビデオに出ているデイヴはさすがに老けてしまった。つうか、もうおじいちゃんじゃん!
とかいって、それを観ている僕も下手すりゃおじいちゃんの域に達している。以前、職場で同い年の女性がいたのだが、その人はもう小学五年生の孫がいると言っていたっけ。時折車の後部座席のガラスに映る己の姿があまりに老けているのを見てギョッとする時があるもんなー。考えてみれば今年で55歳と云う、一昔前なら定年になってもおかしくない年ですよ!そうして今もメガデスの話とかしてる。
閑話休題。
ラムオブザゴッド、他にもバッドブレインズの名曲とか
チャック・ビリーをフューチャーしてスピードメタルをプレイ。
僕、最初フューチャーされているチャック・ビリーが誰か思い出せなかったんだけど、彼の歌声を聞いた瞬間、「ああ、テスタメントのビリーだった!」と合点がいった。
メタル素人の皆さん大丈夫ですか、ついてきてますか?
テスタメントはそれこそ活動歴がメガデスとそんなに変わらないスラッシュメタル界のレジェンドバンドですよ。ビリーの特徴的な声はテスタメントには欠かせない。
テスタメントといえばこの曲なんよ。イントロのギターの圧がすごい。そしてソロ後半のドラマテイック展開
とまあ、今となっては古典になりつつある僕の青春時代のメタル関連の一部をご紹介した訳ですが、今のメタルはどうなのか?やっぱりインドでしょ!
以前も紹介したこちらのインドのメタルバンド、「BLOODYWOOD」!CDが入手困難だったため、我慢できずに僕にしては珍しくダウンロード購入したわけですが、素晴らしすぎるのです。
五月にようやくCDが発売
このアルバムは10年に一度のアルバムだと断言できる!メタル好きはもちろん、全てのロックファンが聴くべきアルバム!とにかくバラエティに富んだ内容で、捨て曲が無い。欧米のメタルバンドがメシュガー的なジェント系メタルを追求して訳が分からなくなっているのを尻目に、独自の世界観とスケールで唯一無二のインディアンフォークメタルを確立している。毎日聴いても飽きないアルバムですよ。その中からこちらの「Mchi Bhasad」をどうぞ。
ちなみにこちらのPVとアルバムの音質が違うようなので、おそらくアルバム用にリ・レコーディングして完成度を高めていると思われます。そしてこんなドラマティックなナンバーもレパートリーにあるのだ。素晴らしい。
10分以上の長尺だが、なぜか後半は愛犬+山登りビデオになっている。そういえば彼らのビデオの多くが曲が終った後に何らかのメイキングやコメントがついている。
作曲・サウンドはギターのカラン・カティヤール君がコントロールしているのだが、彼は印象的なフルートでもバンドに貢献していて、かなりの才能の持ち主だと思われる。とにかくこのBloodywood、そのうち絶対ブレイクすると思うんですが、どうでしょう。
この曲はサビの「ウンテーガラヤフンセ!ウンテガーラヤフンセ!」というフレーズが妙に心に残る
記事が相変わらずとっちらかっています