ごく最近、これが公開されたのです。
中間部の展開が予想外!
ふつうバンドって最低限3ピースだと思うじゃないですか。ギター、ベース、ドラムっていうね。
でもそういう文法に従わず、どういうわけかドラムとベースだけで素晴らしい音楽を作ることができる、ということを体現しているのが上記のデスフロムアバヴ1979とロイヤルブラッドだ。
なんとポリスの「ロクサーヌ」を2人でやるという
まあ、なんというかほとんど別物といっていいけど。
こちらが本家
今時、スティングを知っていても彼がポリスをやっていたということを知っている人はいいオジさんだ。久しぶりに聴くとやっぱりいいね!
まあポリスについてはいつか書くとして、今回はドラム×ベースのバンドの話。
ロイヤルブラッド、ライブ無茶苦茶カッコイイ。
彼らのどのライヴもそうなんだけど、最後の盛り上げ方が格段に上手い。絶妙な息の合い方!
まあ、どちらのバンドの方法論もベースに様々なエフェクトをかけ音を太くして、ツーピースというハンデを克服しているところだろう。ロイヤルブラッドの方はディストーションベースとノーマルなベース音を同時に鳴らしているようだ。
一方デスフロムアバヴの方はディストーションにコーラスをかけて音に深みを持たせている。
かなりどうでもいい話なんだけど、僕がデスフロム〜の名前を知ったのは何とも言えないいきさつがある。僕のオールタイムベストに入る映画『スターシップトゥルーパーズ』の一場面でのことだ。
ハインラインの傑作SFを題材にヴァーホーヴェンがやりたい放題
主人公、ジョニー・リコが仲間たちと「DEATH FROM ABOVE(空から死を)」というタトゥーを入れるシーンがあって、どうしてだかわからないけれど僕はその言葉をググったのだ。
そうして偶然ヒットした動画を見てみたら、スゲエバンドじゃないか!
ワオ!ドラムとベースだけかよ!
こちらはファンが作ったビデオ。でもよくできてる
はい、以上どうでもいい彼らとの出会いでした。そして彼らのことを一発で気に入った僕はすぐにCDを買った。人生何があるかわからないね。
これは傑作ですよ
- アーティスト: デス・フロム・アバヴ1979
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2004/12/16
- メディア: CD
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良くドラムとベースだけでこれだけのアイディアが出たもんだ。
ただ、やることをやり尽くしたのか、一度彼らは解散するのだ。しかし現在では再結成を果たし、エレクトロニクスを加え多少の味付けをしながら活動を再開している。
ロイヤルブラッド同様、カヴァーやってます。ヘルタースケルターね
ツーピースでもバンドはできるが、なかなかこの二つのバンドに割って入るのは難しいよね。まあ、ギター×ドラムならホワイトストライプスがいるけど、こちらはまた別物ですかね。
元夫婦だそうで
ケミカルブラザースとの仕事で有名なミシェル・ゴンドリー作品
音の壁であるスラッシュメタルとか、これでもかと詰め込まれた打ち込みテクノもいいけれど、たまにはこういうスカスカの味のあるバンドもいいよね!
なんにせよ、バンドは素晴らしい!