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本が好き!書評 『カフカ短編集』 流刑地にて

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 久しぶりに書評書きました。恐れ多くも、カフカで。

 ブログメインで書いていると、書評や小説はおろそかになります。というか、元々少ないエネルギーをそこまで回せない・・・。カフカの書評とか大丈夫ですかね、僕ごときが。まあ、マイナー短編なのでそんなに思い入れのある人はいないか。これに近いやつで『断食芸人』なんかもいいんだけど。

 カフカといえば二十年くらい前にソダーバーグがこれを公開して、劇場に見に行ったっけ。不思議な映画だった。

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カフカの原作を映画化したのではなく、カフカ自身を主人公にした「カフカ 迷宮の悪夢」。ジェレミー・アイアンズ、若いなあ。およそカフカに通じえないようなアクション的スペクタクルもクライマックスにある。どこかにパンフあるはずだけど・・・。この映画「城」に相当する建物の中に入ると急にカラーになったりして。そんでもってロボトミー手術される人が出てきたりなんだかすごいことになってた。カフカ的雰囲気は出ています。

 

 僕は高校生の時ずいぶんとカフカに入れあげて『審判』を読破し、一人でいい気になっていた。ろくにその本質も理解していなかった(今も理解しているのかは不明)くせに。NHKで放送したアンソニー・パーキンスの実写版をビデオに撮って何度も観てた。

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カイル・マクラクランの方も観ましたよ。

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こちらのほうが最後のシーン原作に忠実だったような気がする。今って普通にYOUTUBEで全編見られるけど、いいのか?まるで犬のようだ!

 

カフカについてもちょこっと触れている

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