音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

コロヨシ!からボディスナッチャー

 昨日の夜、僕の会社の近所の人がえらい勢いで怒鳴り込んできて、すごい怒られた。僕のせいではないのだが、知らない人の怒りを受けてかなりへこみました。

 さて、気分転換。

 

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 三崎亜紀氏の作品を初めて読んだのは『鼓笛隊の襲来』だ。

 

  たしかブックオフで100円で売っていたはずで、そのタイトルと装丁に筒井康隆的なテイストを感じた僕はぱらぱらとめくってその中身をたしかめ、その予感が当たっていることを確信して購入した。確かな筆力の上に現実にはありえない出来事をリアルに語るその筆致に感心したものだ。その後、やはり古本で『となり町戦争』を購入してこの作家が世間的にかなりの高評価を得ていることを知ったのだった。今時文学に無知な僕です。

 これ書いたのもう二年前か・・・

 

 僕はいわゆる文豪たち、つまりは明治~大正~昭和30年代までの作家はかなり読んだのだけれど、ほんと最近の流行や文学の潮流には疎いのだ。

 流行作品や芥川賞をはじめとするそのほかの文学賞作品に興味を持つわけでもなく、むしろブックオフの100円本で自分の感性にあった作品を掘り起こすのが好きなのだ。そうしてそうやって見つけた本はほぼハズレはない。

 今回購入したこちらの『コロヨシ!』『失われた町』も三崎亜紀というブランドを知っていたので迷わなかったのだ。

 この表紙のイメージと中身は違う

 『コロヨシ!』は紹介文から想像するに「掃除」という架空のスポーツを高校生たちが一生懸命に打ち込み、読み手はカタルシスを得るのだろうなと思っていたら全然違ったし。表紙の様子から主人公が女の子かと思ったら「樹」という名の男子生徒だったし。

 そもそもがファンタジーというかSF的なノリをもった不思議な作品だった。この独自の世界観を受け入れられるかどうかで作品の印象も変わるだろう。舞台も「日本」という確固とした国ではなく「この国」とぼかされ、その歴史についても微妙に本来の日本の歴史とはずらされたものなのだ。そして中国や朝鮮半島・台湾などを思わせる「大陸」「居留地」といった独自の土地の設定が抽象性に拍車をかける。

 そういう世界の中で「掃除」はマイナーなスポーツではあるが一方では高度な技術を必要とする歴史のある競技として登場する。何故か「掃除」は高校3年間しか許されない競技となっている。しかし実は主人公の樹は幼少のころから祖父に掃除をレクチャーされその実力は折り紙つきだったのだが、祖父の失踪をきっかけに彼の家では掃除はタブーとされていた。しかし彼は掃除に対しての自らのかかわりを否定できず家族には内緒で掃除部に所属し、そのエースとして活躍している。

 掃除のルールは個人戦団体戦など細かに設定され、箒も「長物」という名で呼ばれる。そうして「塵芥」とよばれる粒子を巧みに操りそれを腰につけた袋に収納していくというのが基本的な競技の流れだ。しかし作品内では掃除は様々な流派があり、中でも「居留地」の掃除は別の潮流として重要な役割を果たす。

 

 まああまり細かく説明するよりは読んだ方がいいのが本なのだけれど、そうそう、読んでいてあれっと思ったのは作者独自の作り上げた文化がその独特の語感によって説明されるシーンだ。当たり前のように「ハンドルマスター」だの「強力誘因剤(ハイポジション)」といった言葉が洪水のようにあふれ、読者を翻弄する。僕は直ぐにこれは僕の大好きなウィリアム・ギヴスンが描くようなSFに近いんじゃないかと思った。余計な解説をせずに、そこにすでに確立した世界として強引に話が進んでいく手法はまさにSFだ。だからこれは高校生を主人公とした青春スポーツ小説である一面を持つ一方でSF的な世界観をもった不思議な作品なのだ。また三崎氏の小説にはつきものの、役所的・官僚的な不条理な機構やシステムもふんだんに登場する。目に見えない力が主人公たちを有無を言わせずに引っ張っていく展開はいかにも三崎イズム!

 取ってつけたように時折登場する人知を超えた美しさを備えた主人公の幼馴染にライトノベル的なノリを感じるのは致し方ないか。しかしそれとは別に居留地出身者としての運命を背負った後輩の女子生徒、高橋偲との淡い交流などがそこに織り交ぜられる。結局幼馴染とか親友である大介との決着が見られないまま話は終わり、読者にその後は委ねられるが、この小説はこういう終わり方がふさわしいなと思った次第ですよ。

 

 この勢いのままもう一冊の『失われた町』も読んだわけ。

 

「失われた町」といえば昔『盗まれた町』を原作とした『SF・ボディスナッチャー』という作品があってそれは二度も映画化されている。

 

高校生から大学生くらいにかけて僕はその映画を見たのだが、とにかく第一作が怖くて慄然としたものだ。

             怖い植物が襲ってくる!マゾーンか!

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 いわゆる侵略モノなんだけれど、ウェルズの『宇宙戦争』とか最近でいえば『バトルシップ』とか『スカイライン』みたいな宇宙人がゴリゴリとパワーで押してくる侵略ではなく、日常からじわじわと迫ってくるタイプのやつだ。SFでもこの手のストーリーは別にこれがオリジナルというわけではなくて、色々な作家、例えばディックなんかもいつの間にか周りの人間がすり替わっているという短編を書いている。『人形使い』もその系統かな。

 映画「SF・ボディスナッチャー」が怖かったのは植物的なエイリアンが人の寝ている間にその人間を繭のような膜に取り込み、まるきりその人物に成りすますというところだった。見た目は同じなのになぜか別人。主人公たちが偶然その繭に取り込まれている最中の血管むき出しの人間を発見するシーンがあって、それが気持ち悪かったっけ。そしてその後町を脱出しようと主人公たちが逃げ回るのだが、そこで人面犬が登場!これはいつも犬と一緒にいた主人公の友人が取り込まれた結果そうなってしまったのだが、もはやギャグでしょ。一時期どこかのメディアでよく取り上げられていた。実際は犬に人のマスクをかぶせただけだが、犬もいい迷惑だよね。

 で、確かエイリアン化した人間は普通の人間を見つけると突如大口を開けて「こおおおおおおおお!」と叫びだすんですよ!そうして追っかけてくる怖さ。ドナルド・サザーランドがヒロインと一緒に逃げ回り、最後ははぐれてしまうのだが、ヒロインは何とか逃れることに成功する。そうしてドナルドを見つけることに成功するのだけれどなんとドナルドが彼女を見た瞬間「こおおおおおおおお!」と叫ぶ絶望感たっぷりのラストは今も鮮明に覚えている。

                この顔!こええ!

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三崎氏の作品関係なくなってしまった。

 

 

 

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ビリー・アイリッシュとか聴いて、もう自分の娘くらいのが作る曲のほうがすごいんだなとか思う

        やけに長いタイトルですが、感想そのまんま。

   

 

いるところにはいるもんだ。やはり若さが新しい音楽を作り出す。基本は打ち込みのベースが曲を引っ張るこのシンプルさ。しかし妙な中毒性。そしてカリスマ。まだ17歳の彼女はこの後どんな作品を生み出すのだろう。思い起こせば例えばビョークも小さい頃から活動してあの現在があるし、こういう人はもう特別な人間としか言いようがないね。

 世界観もいいよね。各方面から注目されているのはこの村上隆とのコラボビデオ見ても分かる。蜘蛛がアイコンとか。

         村上度が途中から上がるけれど、曲がそれに負けていない!

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 現在お金がなくて買えないので誰か僕に買ってプレゼントしてください 

   

 

プライムで一曲聴けるよ。


          なんだろうね、久しぶりにベックとか

    

           ポーティスヘッドとかを

    

    

 

20年位前に初めて聴いたインパクトに近いものはある。ただし、僕はもう感性がある程度衰えているだろうし、沢山の音楽を聴いてきたので、前述の彼らのほうが衝撃はでかかった。

 それでも彼女の音楽は一時期猛烈に流行ったダブステップとか、スクリレックスみたいな、これでもか!と隙間に音を詰め込んだ方法論とはまるきり逆のものだろう。とはいえスクリレックスはすぐアルバム買ったな。

      かっこいいよね。最近はもうこういう音は出してないけど

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  これはこれですごい。あと宇多田ヒカルとかヨシキとか日本のアーティストと沢山競演してるね

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  純粋なヒップホップは僕にとって敷居が高いが、そのエッセンスや方法論はやはり新しい音楽を作るうえで不可欠な現代、彼女のような自由なアーティストは本当に見ていて気持ちがいい。なんというか、嫌味がないというかね。

       この娘が全米一位なのだから、アメリカの音楽シーンは面白い

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 ところで僕の下の娘は最近突然スペイン語を話し始めてなんだなんだ?!と思ったら映画「リメンバー・ミー」にドハまりしてその結果スペイン語に興味を持ち、NHKの「旅するスペイン語」とか見はじめたそうだ。そして中高一貫校を受験するためにスゲエ勉強しているんですよ。きっと僕より地球温暖化とか時事問題に詳しい。

 現代って情報が溢れているから上手くその情報を自分なりに咀嚼することができればビリーのようなアーティストとして登場できるのだろう。ウチの娘もひとかどの何かになって僕を楽させてくれないかなあ・・・。

 

 さて、久しぶりに音楽の話なのでもう少し。以前この記事で紹介したインド産メタルの新曲が出てますよ。

 結構人気記事


        まあ、曲調は以前のアリアリアリ!と似通ってるけどね

  

 インドといえば、最近見た「内村さまぁ~ず」の鳥居みゆきの回がぶっ飛んでいた

 鳥居みゆきの回って毎回ハズシがないんだけれど、とうとうここまできたか!というレベルに到達。なんだかすごいですよ。好き嫌いは分かれるかもしれないけれど。

 

 あと、精神的につらかったここ3ヶ月、僕はあまり音楽を聴くような気分ではなかったのだけれど、なぜかジャック・ジョンソンだけが心に染みてよく聴いていた。

              特にこの曲は本当に何度も聴いて心洗われた

    

 Bメロからサビに入る展開が絶妙で何度も「ノーゥイング!」と歌いたくなる。

 これは本当に名盤

 

今日は思いのまま書いてしまった。こういう記事久しぶり。

 

 

仕事の引止めがすごい

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 なんかエクソシストみたいだね

 

邑楽のダークタワーにさよなら

 相変わらず地方に忽然と現れたダークタワーにとどまる僕ら。実はこのタワーここで終わりじゃなかった。何と更なる高みを目指すことが出来るのだ!

               冬はさみーだろうなあ

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 ということで今度は階段を上って屋上へと向かいます。

     「ドーン・オブ・ザ・デッド(ゾンビ)」にこんな場所出てきたなあ

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    妄想のゾンビたちを振り切って屋上へとたどり着く僕ら。

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 まあまあ気持ちがいいです。でも、実際ちょっと高いところに視点が移動しただけで大きな感動はなし。東京タワーを上った方ならわかるかな、あそこって展望台が二つあって上の展望台に行くにはさらにお金を払うんですよ。そうして行ってみると思いの他狭くて、もちろんそれなりの見晴らしなのだけれど「一回行ったらもういいかな」くらいの感想。でもやっぱりせっかく行ったんだから行こうよ、ってなるよね。あの時の感じに近いかな・・・。

             二分位いたから、もういいか

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           あと、変なポスター発見。

             スワンジャーだってさ

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 「通勤?通学?いやパトロールだよ。」って誰だお前たち!一人なんか顔が出てますよ!このユニットは怪しい!肝心のスワンジャー、正面向いてないし。

      実際こんなんいたら引くよね。猫みたいな被り物はひょっとして悪役?

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 「人材派遣のナイスサービス」という広告が妙な違和感をかもし出してシュール。

 地方ってご当地ヒーローとか色々いるけれど、群馬と言えば「G―FIVE」というつわものがいる。

HPの雰囲気がいかにも一昔前の感じ

 何がすごいって彼らは自前の番組まで持っていたのだ。一度YOUTUBEで見たのだけれど、変身前のルックスとか、明らかに一般人でオーラなし。しかも何故か番組の最後にマジックを披露するというカオスっぷりだった。最近も活動しているのだろうか。まあいいや。

 

 さてさすがに飽きてきたので下に降りるか、と思いふと最後に窓の外の風景を確かめてみるとなんだあれ!ミステリーサークルか!?ひょっとして宇宙人の手がこの邑楽町に伸びているのじゃないか!?

                 何らかの不思議な力?

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    その瞬間、僕は謎の力に引っ張られ強制的にこの場を退場!

 

        うわー!フォーガットンじゃないんだから!

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          着いたところはツチノコ市場―!

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 ※独りよがりにマイナー映画や曲の歌詞を引用していますが、気になる方はスマホで検索してください。世の中には色々な事柄があふれている。

 

 最後に娘とアイスをほおばりながら3月以来、色々あった自分の人生の激変期に思いを馳せました。

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              薫風に吹かれ思いを新たにす

 

          娘と食す皐月のアイス、チョコのプレート硬し

    

 

                            なるかみ音海

 

 

          このモナカのチョコプレート、異様に硬かったのです

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いつの間にやら11,000PV突破。だからってどうにもならん

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ダークタワーにイン

 前回までのあらすじ

 群馬県邑楽町というところにあるダークタワーを制圧するため現地に向かったなるかみ父娘は、かの地でけさらんぱさらんを見つけたものの、不思議な力によって強制的に空間移動させられてしまうのであった・・・

 

          つって結局ここに来るんですけど。

           さあ、いよいよタワーを制圧するよ

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 まずは第一の門を突破する。なにやら古めかしい立て札があるのだ。

         なになに、このはしわたるべからず・・

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        もとい、ミニショップの告知だった。いつの作品だ!

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 そんなの関係ねえ!そんなの関係ねえ!と連呼しながらタワーに向かう我々です。

                  娘の脚力に敵わない

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 ここがその入り口。ケルベロスがいると思ったが思いのほか無防備。

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   その代わり、一角獣がいた。確か「つのうま」という名訳語があったはず

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 例の立て札で告知されていたショップがこちら。おそらく地元の方が丹精こめて作られたのだろう、素朴な作品が並べられていた。

    まあ、買わないんですけど       これは逆に買えばよかった。でも何に使うの?

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 アートすれすれの作品をかろうじてスルーしたその先では100万円を払えという門番との対決!バンド名しりとりで圧勝し、入場料を見事100円にまけさせて通過!

 注意すべきはエレベーターの表示板!皆さん、これにだまされちゃいけませんよ!

            え、こんなにフロアがあるの?

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写真はボケ気味ですが、実はフロアは1と2しかないのだ。じゃ、その間の表示は何かというと、よく見りゃ5M、10M、15M・・・と高さ表示なのだ!その数字必要?

                      何か悲しい

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 エレベーター内にはなぜかスカイツリーの高さと比較する表示が。いや、太刀打ちできるレベルじゃないでしょ!

         スカイツリー634m、邑楽タワー56.m

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 さて、いよいよ塔を制圧するときが来たよ!いざ降りん!

               はいつきましたー

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 そこには魔法使いも、ドルアーガもいない。予想どおりの眺めがあるだけだった。

                  でも悪くはないですよ

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         しばし邑楽のグルーヴをご堪能ください。

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           人がゴミのようだ、というほどではない

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            気持ちはよさそうだけど池の周りを巡る気力と体力はゼロ!

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          赤城山?           駐車場では全国陶器市が進行中

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 そうしてふと気付くと、このような挑戦的なパネルがある。天気のよい日は望遠鏡を通して富士山やそのほかの建物が見えるらしい。

                 スカイツリーを意識しすぎ

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            ようし、見てやろうじゃないか!

                    へんな格好

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     見えねえ!だってお金入れてないもーん!

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 スリラーもどきを踊っている場合じゃないデショ。ちなみにこのフロアに昇るには100万円を払わなければならないので、比較的このように恥ずかしめの写真を撮っても見咎められることはほぼないです。

 

                あーもう秋田ー!

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 大体いつもこうなるよね。田舎町の風景を見ても、そんなに面白くはないです。そうそう、双眼鏡や望遠レンズつきのカメラの持ち込みは禁止だそうです。覗き防止の意味だろうけど、そんなことする人いる?中学生男子が気になるあの娘の家を見るくらいじゃないの?

              おとうさんはもう寝るわ

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 タワー制圧完了。しかし実はこのタワー、さらなるポテンシャルを秘めていたのだ。それはまた次回で。

 

 そうそう、ここ数回のどうかしていた僕の記事は、もしかしたらの支障を考えてお蔵入りにしました。読んでも誰も面白くないし。面白記事だけ書きたい。

 

久々にYOUTUBEを観まくっていたら、すごかった頃のメタリカの「ブラッケンド」に感動

    www.youtube.com

 

 

 

あと面白いと僕が思っている小説と

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邑楽町のダークタワー

             NARUKAMI IS BACK.

 

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 みなさん、邑楽町って読めます?

 これは「おうらまち」と読むんですよ。群馬県にある町なんだけれど、何でもそこには世界の中心となるタワーがあるという・・・。

 

 というわけで行ってまいりました、群馬にそびえるダークタワーへ!

             つって、木に隠れてるし

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ちなみに以前、僕と長女は埼玉県行田市にある埼玉のダークタワーを制覇した。

 

 田舎にはなぜタワーがそびえるのだろうか


 いったいどういうところから予算が降りているのだろう。そしてどこからこの維持費が捻出されているのか?まあいいや、とにかく行ってみようじゃないか。

 情報によると、ほとんど客がいないというのでガラガラの寂しい地方施設を予感していたのだが、なぜか車が沢山停まっている。すると今日はなにやらいくつかのイベントが行われているらしい。たとえばこの「全国陶器市」とか。

                   まあ行かないけど

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 ここって2月くらいに訪れたらきっとやる瀬のない雰囲気が漂っているのだろうな。地方特有のあの感じ。つうか僕も地方在住だけどさ。とにかく今回のメインの目的はこっちだ!

                 まあまあの高さでしょ

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           ふと足元を見ると、こんな表示があった。

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     じゃせっかくなんで撮ってみようか。娘、そこに立ってごらん。

                      で?

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 車が邪魔だというのが感想。他に特になし。こんなもんでしょう。さて、近くに寄ってみるか。魔法使いはいないだろうな!

 

 タワーの城下町ではバザールが開催されていた。なんともいえぬこのひなびた雰囲気は弱小地方観光地ならでは!こういうの最高!

          農産物とかの直売が行われ、多くの民が交易を行っている

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 この微妙な人出、いいでしょう。でも奥のほうの食事スペースは行列!うどんとか、ラーメンを食券を購入してから食べるスタイルの店なのに。食えばよかったかな。

            農産物はほとんど売れてしまっていた

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           おお、発見!この感じ!

               売り物らしきグッズがたくさん

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 これらの枕をはじめとする商品たち、いつか誰かの家に行き着くことがあるのだろうか?ひょっとして10年以上前からここにあるんじゃないのか?という勝手な妄想が広がる。

       何か吟味して買えばよかった。やっぱりキティちゃんですかね

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 このワゴンの横にある衣類を一生懸命物色しているおとうさんがいた。

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 結局購入しなかったが、何を見ていたのか気になったので見てみるとこれでした。

                いやこれレディースでしょ

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                  しかも激安価格
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 経済とは何かと考えさせられる一件でした。

 さて、タワーに挑む前になにやらイベントが行われている気配を感じ、先にそちらへと向かいました。すわ、コロッセオで殺し合いか!?

             混んでいたのはこれも一因

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 なんかね、地元のささやかな公民館まつりでした。事前に学校で食券を購入して、それを持って買うみたいな。ああいうの楽しかったよなー。

    スライムを作れるそうな             手作り商品とかも買えるそうな

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   喉が渇いたので200円でタピオカドリンクを飲もうとしました。

        タピオカミルクティ、大好き       これ、一生懸命作ったんだろうね  f:id:otominarukami:20190512213206j:plain f:id:otominarukami:20190512213503j:plain

 ところが!なんと肝心のタピオカが無くなってしまったそうで、タピオカなしのミルクティなら100円とのこと。意味ねえ!

 

 落ち込んでしまったのでしばし近くの芝生広場で傷心を癒すなるかみ親子。

             あータピオカ飲みてえなあ

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 おや、なんだあれ。なにか見慣れないものが落ちているのに気付く僕。

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 なんだこれは?ひょっとしてこれがうわさの、幸せをもたらすという、ケサランパサランなのではないか?

                 いや違うでしょ

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 ケサランパサランらしきものをつかもうとしたその瞬間!僕の周囲に不思議な磁場が生じ、異空間へと吸い込まれる!

                 うわー、たすけてー

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 果たして僕の運命やいかに!明日へ続く。

 

            He’s back・・・

    

 

タワーいつ入るんだ

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せめてお買い物での心理的浮上を

 気付けば昨日の記事で700記事だった。それが暗い内容で自分でもうんざりする。

 愚痴ばかり書いているとネガティヴな方面にしか思考が働かないので少しはそういうこととは無関係な、本来のこのブログのスタンスに戻したいね。

 つうことでお買い物のお話。

 

 転職で給料が激減したため、なんと先月今月僕おこづかいゼロ円!

 でもまあ、今となってはそんなに欲しいものがないし、別に飲み会とかにいくこともないので軽く過ごせてます。へそくりも多少はあるし。

 僕のお金の使い道は「服・本・CD」が基本なんだけど、服も本も一生分あるし、CDは主に車で聴くのだけれど職場が近くなり、あまり乗る機会がないため、最近は聴いてない。ケミカルの新譜も聴きたいけどま、値段が下がった頃に買いますかね。プライムミュージックやYOUTUBEもあることだし、音源には事欠かない。

 

 そんな中ZOZOで服を売ったときのポイントが9000ポイントくらいあったので、なんとなくこちらの3点を購入。

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 チェックのシャツはサイコバニー。こういうシャツ僕大好きなのだ。過剰さぎりぎりのところでのブランドの主張とそのファブリックのセンスの良さで僕の最近のお気に入りのブランド。

          左端のパッチやウサギのドクロをご存知の方もいるでしょう

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 このシャツは4000円くらいだったかな。着てみると最近少し痩せたため少しゆるいのが悲しい。そして連休はこれを着て遠出をしようと思っていたが実現せずに悲しい。

 

       こちらのTシャツはやっぱりお気に入りのグラニフ。

              いいイラストだなあ

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 状態Aで購入したらタグが付いていた。つまり新品だった!ラッキィ池田!1400円だったから半額くらいで買えた。ポイントだから実質タダだけど。

 

    あとなんとなく安かったので買ってしまったリーバイス501。

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 これも1200円くらいかな。安!501も何本かあるのに買っちゃうんだよね。これも少しゆるくて悲しい。あと2ヶ月くらいで転職して太るぞ!

 

 さて、先日アマゾンが気まぐれセールを行い、ウォッチリストに入れていたキンドルの10インチが10800円という値段で売っていたので思わずワンクリック。

                やっぱりでかい画面は見やすい

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 お金がないというのに何やってんだ。7インチはもう5年以上使っていてかなり重宝しているのだけれどやっぱいでかいのが良いかなと思って無駄遣い。

 最初アカウントのパスワードを間違えて妻のものを入力してしまい、プライムビデオが見られなかったり、ダウンロードしたキンドル本を読めなかったりというトラブルがあり、何だよ!使えねえ!(使えないのは僕自身でした)と思っていたが、アカウントを入れなおしてめでたくすべてを見られるようになりました。

          サウンド&レコーディングがタダ!特集がタイムリ

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              こちらは楽天で安価で買えるタブレットカバー。重宝!

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 アマゾンのコンテンツに特化したタブレットだけれどこの値段で色々とできるキンドルは非常に便利。プライムリーディングで雑誌などもタダで見られるものが多く、貧者が暇をつぶすのには十分な機能力。スマホほんとにいらないな。ちなみにこの間会社で会議があって、会社のHPをスマホでチェックするという時に僕だけガラケーで見られないということがあった。別にいーもんね。辞めるから。

 さて、ほとんどの皆さんは連休をまだまだ満喫しているでしょうが僕は明日から地獄のような仕事場に戻らなければなりません。落ち込んでも仕方がないのでポジティヴに(つまりどうせここ辞めるけれどそれまでは全力で能力を発揮してやるくらいの意気込み)いこうと思います。ここ数回のしみったれた記事を反省。でもまたいつ落ち込むかもしれない。そのときはまた励まして!

 

みんな連休で暇なのか、このブログも小説も少しいつもよりPV多い

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サルバトーレ・ガナッチの馬鹿ビデオ

 あー月曜日会社行くの嫌すぎと思いながらYOUTUBEで現実逃避していたらテクノ関連でこのビデオを発見。アホ過ぎて笑う。

          面白いから観たほうが良いですよ。二分弱だし

    www.youtube.com

 サルバトーレ・ガナッチというその筋では有名な面白DJだそうです。

 もうアルバムじゃないよねこの辺は

Horse

Horse

 

 

 正直「テクノ+面白」だったらすでに電気グルーヴという先駆者が日本にいるが、こちらはまた別の味わいがあって良いね。曲もなかなか僕好み。『ピエール瀧の体操○○歳』シリーズに近いか?

              一応観られますね。有志による

     www.youtube.com

 

 そんで他の曲を聴いてみるとむしろこういう感じよりはヒップホップよりのDJ?

 こちらはクライムムービー風のPVで、なんとエンヤが参加!

                    同じ人か?

   www.youtube.com

 テクノ関連ってユーモアに狂気を足すとエイフェックス・ツインになるけれど。

               これ20年近く前?すげえな

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 いやそれにしても会社行きたくなさすぎ病がひどい。腹の辺りになんとなく鈍痛を感じるくらいのストレス。でも世には帯状疱疹になったり、鬱になったりする人だっているだろう。僕は大丈夫なのか。今のところなんとか大丈夫ですが・・・。

 

 最初のガナッチの「HORSE」が気に入った方、どっかの暇人が作った10時間バージョンがありますから、一日中これを観て聴けますよ。

               再生回数350回くらいだけど

   www.youtube.com

ああ今日が永遠に続かねえかなあ

 

パンダとかおばあちゃんが殴られてるのってCGでしょ

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