コンスタントにアマゾンで買っている1円CD、今日はテクノ・エレクトロニカ系。ワゴン・クライストとポール・ヴァン・ダイク。
左がポール、右がワゴン・クライスト。実はもう一枚ワゴン・クライスト注文してあるのだけれど、届いてない・・・。
ルーク・ヴァイヴァート(=ワゴン・クライスト/プラグ)のアルバムを初めて買ったのは十数年前だろうか。当時ドラムンベースに興味があった僕は、rockin‘onあたりのレヴューに好意的に書かれていたこのプラグ名義のアルバム「ドラムンベースフォーパパ」が気になって買ってみたのだ。
僕の持っているルーク・ヴァイヴァート/ワゴン・クライスト/プラグのアルバム。

Drum N Bass for Papa / Plug's 1 2 & 3
- アーティスト: Plug
- 出版社/メーカー: Interscope Records
- 発売日: 1997/09/09
- メディア: CD
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ちなみにこの表紙の手品師らしき人はルークのおじいちゃんなんだって。
正直いって、全部を聴き通すことはほとんどない。3曲目くらいまでかなー。ドラムンベースといっても、かなりクセのある内容で僕が期待した爽やかなドラムンベースとは違っていた。期待したのはこういう感じ。
日本人ドラムンベースアーティスト、MAKOTO。新譜が出てる!相変わらずキャッチーで聴きやすい。
しかし!この一曲があるがために僕は定期的にこのアルバムを聴いてしまうのだ。
major harris の「 love won't let me wait」を大胆にサンプリング。
その元ネタ
この曲については、だいぶ昔にこちらの記事で詳しく書いてます。よろしかったらどうぞ。
延々と流れる独特のメロディ。まあサンプリングのメロディなんだけどその取り込み方が上手くていつまでも聴いてしまう。そうして何とも言えない不思議な気持ちになるのだ。僕の娘もすぐにこの曲を覚えて、二人でよく鼻歌を歌った。
次にルーク・ヴァイヴァート名義の「BIG SOUP」を購入。まあ、これも全曲通して聴くことはあまりないんだけど、やっぱりこの一曲がものすごく気に入ってしまい、以来定期的に聴くのだ。
彼独特の透明感・浮遊感ただよう名曲。そうしてその後も機会あるごとにアルバムを買ったんだけど、上記二枚ほどの思い入れはなかった。ただ、今回は非常に安価でアマゾンで出品されていたので買ったわけですよ。そうしたら、素晴らしいアルバムだった。
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Sorry I Make You Lush [解説付・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC98)
- アーティスト: ワゴン・クライスト,Wagon Christ
- 出版社/メーカー: BEAT RECORDS
- 発売日: 2004/06/05
- メディア: CD
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相変わらずの浮遊感なのだけれど、かなり取っ付き易く素直に全曲聴き通せるのだ。よかった!一曲目のベースライン、YMOの「ジャパニーズジェントルマンスタンダッププリーズ」だな、きっと。
それにしてもテクノ系アーティストってこういうふうに変名で色々出すので追いきれないよ。僕なんかテクノで言えば表面的なアーティストしか聴いていないので本当はもっと色々と聴きたい。お金が有り余っていれば湯水のごとく使ってそれもするけれど、かろうじてこうして安い盤を見つけて買うこの悲しさ。ああ、誰か僕の小説にお金を払ってくれないかしら。
で、このポール・ヴァン・ダイクもわりとメジャーアーティストだ。
顔がカッコいい。マイケルファスベンダーみたい。いいなあ。
でも僕初めて彼のCD買ったようだ。ようだというのは紛らわしいことに「マイク・ヴァン・ダイク」というテクノアーティストもいて、そちらと勘違いしていたからだ。でも、このアルバムは大当たりだった!しかもなんと2枚組でお得感抜群。でも1円!素晴らしい。
今やオールドスクール扱い。
10年以上前のアルバムではあり、ややトランスよりのテクノだけれど、トランス特有のパラパラいう高音のうざったさがなくて、スタンダードで洗練されたジャーマンテクノという印象だ。ヴォーカルも曲によって入っているのでそちらも歌モノとして良曲。基本的に僕はテクノは押しが強く、音が重なり、複雑に絡み合ったものが好きなのです。でもそこにヘンに聴こえよがしのメロディが入ってくると興ざめしてしまう。だから基本的にEDM(エレクトロダンスミュージック)は嫌いではないんだけれど、メロディ重視の曲よりもビート、トラック重視の曲がお気に入り。だから二十年前にアンダーワールドやプロディジーを初めて聴いたときは「こういうのが聴きたかったんだ!」と興奮したものだ。
このアルバムが非常に良かったので他のアルバムも買うかな。
ZOZOの送料自由の前日に買って損した気分。僕みたいな常連には常に無料にして欲しいよ。