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ケミカルブラザースの新譜ノージオグラフィーようやく買う

 二千円前後という値段にも関わらず、お金の使い道にはシビアになっている僕はようやくケミカルブラザースの新譜「NO GIOGRAFY」を購入した。


 もうね、CDも500円を超えると買う気が起きんのです。しみったれた話だけれど、入ってくるお金が減っているので必然的に趣味にかけられる分を削らなければならないのです。そうすると今まで以上に緊縮財政で過ごさねば成らず、買い控えとなるわけですよ。ああ、バカスカ欲しいままCDを買っていた十数年前に戻りたい。もどれない。老後の不安も大きい。あと7~8年でオレ、シルバー世代だよ!

 

 なんだかんだ言っておりますが、このブログも3年以上続いているわけで、その間に色々と僕もアファリエイトなぞを試してみたわけですよ。最初はグーグルアドセンスで大儲けなどと考えていたが厳しい審査を通過することができず、はてなブログをPROに一度はしたものの、すぐにアマに戻ったりしてました。あとA8ネットなども試しているのですが毎月せいぜい100円くらいが加算されてはいるけれど、ある程度まとまらないとお金はもらえないそうな。世知辛いねえ。
 かといって実用性のある内容や整った記事を書く余裕も能力もないので結局思いのままだらだらと駄文を書き連ねているだけという状況。でもその中で一つだけ、はてなブログと提携しているアマゾンアファリエイトが思いの外健闘するときがあって、気づけば533アマゾンポイントなどをひょいとくれるときがあるのです。僕のブログを通じてCDやらを購入してくださった方、ありがとうございました。今度はもっと高額なものをお願いします。

 

 というわけで前置きが長すぎるいつもの調子ですがその雀の涙のアマゾンポイントを利用してケミカルのCDを買ったわけ。
 冒頭から「ジイーブデスラクショーン!」とAURORA嬢が鬨の声をあげる展開。

              PVで先に聴いちゃってはいたけれど、やはりこのビート、ベースラインはケミカルブラザースの専売特許。無条件に格好いい。ケミカルの曲の魅力の一つは、一度聴いたら忘れ得ぬような印象的なワンフレーズ(特にベースラインにそれは顕著)を巧みに使ってミニマルに落とし込み、最後までひっぱていくところにある。上記のEVE OF DESTRUCTIONもまさにそうだし、こちらのエレクトラバンクとかは、

                   何度もこのブログで載せてますが、いいものはいい

             このベースライン無くしては成り立たない。詳しく調べれば分かるんだろうけれど、彼らのベースの音って打ち込みじゃないものが多い気がしますね。あえてプレイヤーに弾いてもらったフレーズを使っているのだと思う。その辺があの独特のグルーヴを生んでいる要因の一つだろう。違ったらごめん。

 

 また、それだけで聴くとかなり間の抜けたメロディをあえてメインに据えていくことで逆にダサかっこよくなり、一聴して「あ!ケミカルだ」と瞬時に分かる曲も多い。二十年以上も昔、ぴろ、ぴりりりりりというある種の稚拙ささえも感じさせる金属音がインパクト大な「MUSIC:RESPONSE」をバックにキムタクがリーバイスのエンジニアドジーンズのコマーシャルに出演していた。

      当時立体裁断つって、不思議な形のデニムが流行ったなあ。僕も1本持っていたが売った。今安く買えるのだろうか?エンジニアドジーンズ、今履いても格好いいと思うな。

 まだ売ってた!しかも進化している

 
 そしてこれ。僕この曲聴いたとき、よくこのメロディをメインに持ってきたな!ケミカルの引き出しは半端じゃない!無限の可能性を持っている、と思ったものだ。

         PVの着眼点がすごい。たかつったたたたん!ドゥイラゲン!

    

 

 それとは別に叙情性を持ったメロディを中心に据えた名曲も沢山ある。SWOONなんてその代表格だし、STARGUITARもそうだ。

             たややーやーん、たややん、たややん

     

             僕この曲を結婚式の入場曲にしました

     

 

 他にも独特のフレーバーを利かせた彼らならではの作品もある。MIDNIGHT MADNESSのバックでずうっと鳴り続けているハウリングギター。不安定な響きをうまく使って曲に浮遊感を持たせている。

   この曲はねえ、アルバムに収録されていないのですよ。仕方ないのでダウンロード購入

    

これ聴いて気に入った方はどうぞ

  

 今回のアルバムの「FREE YOURSELF」にもそういうフレーバーがちりばめられていて、ワヤワヤワヤワヤと鳴るノイズ寸前の効果音が彼らのセンスに一切衰えがないことを示している。考えてみれば、僕は彼らとほぼ同年代なんだから恐れ入る。

                ロボットになったブラザー達

    

 今回のアルバムはかなりの粒ぞろいであり、キャリアの集大成といった感もある。間髪入れずに次々とPVが出てくるのもその現れだろうか。ここ数年のアルバムの中では最も飽きの来ない内容でした。気づけば聴いている。これぞ名盤。

 日本版のほうがボーナスは充実してます

No Geography

No Geography

 

 

一時期見られなくなっていたこのビデオも今また見られるようになった。面白いよねえ。一流のスタッフがいるということはすばらしいなあ。

    

 

お盆中に読んでください 

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TOOL新曲 Fear Inoculm

 忙しくて久しぶりにブログ見たらTOOL関係の検索で閲覧数が上がってたんで「もしや!」と思ったらやっぱり新曲が発表されてて歓喜

            いきなりの10分超え

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相変わらずのわが道を行く彼らのサウンドに揺らぎは一切なし。途中からほぼ別の曲になる展開、もはや芸術の域に達している。現代の暗黒ピンク・フロイドか。

 

MP3ダウンロードでは買える!

 でもまだ誰もレビューしてないのねん

 

 そうして8月30日にはダウンロードアルバムが!

 CDはいつよ!

 

絶対買うので早くCDのページ作ってくらさい、アマゾンさん。

Fear Inoculum [Explicit]

Fear Inoculum [Explicit]

 

 

 TOOLのことそれなりに書いてます

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明日で仕事が一区切り。そうしたら更新します。

 

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僕のダンディズム

 プライムで最近「俺のダンディズム」を観た。

評価も高い人気番組

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 仕事はできるが身だしなみに関しては一切関心がない滝藤賢一演じる段田一郎(名前www)は課長になったはいいが、偶然耳にした新たな課の女子社員のトークで自分が地味な存在として扱われていることに気づく。さらにはお気に入りの女子社員の「ダンディな人が好み」という一言に一念発起し、ダンディになることを決意する。動機はやっぱり女子!いくつになってもモテてえよなあ。


 たまたま巡り会った銀座の裏にあるかなり怪しげな女性「マダムM」とばあやが経営するショップへ彼は通うようになり、ダンディアイテムを少しずつ揃えて変貌してゆく。


 基本的に大人の童話/ファンタジーである。ドラマ版「孤独のグルメ」のように毎回メインの料理が決まっており、それにたどり着くようにストーリーが作られているのとほぼ同じ形式。アイテムありきで、そのアイテムを手に入れようと考えるきっかけになるエピソードが作られている。そうしてそのアイテムは毎回世界の一流品ばかりが登場する。ただ、誰もが知っているメゾンブランド(グッチとかディオールとかルイヴィトン)や、流行り物が出てくるわけではなくうんちくと共に確かなモノが提供される。

 

 一方、それだけでは尺が持たないのであろう、段田の行きつけの喫茶店で毎回「ダンディ講座」なるテレビ番組が放送されている。そしてそこにサンプルダンディ男として登場するのはジローラモ。明らかに自虐的にダンディを演じており、「ダンディな振り向き方」「ダンディな食事の誘い方」とか彼以外の男性がやったら明らかにアウトなレクチャーばっか!

                 公式チャンネルで見られます

    www.youtube.com

 さてモノにもどろう。第一回は時計で、ロレックスからオーデマピゲ、またパテックフィリップといった時計界の超大物ブランドが登場する。主人公は今まで知らなかっためくるめくモノの洪水に翻弄される。マダムは様々な商品を紹介し、お勧めを3つに絞り込み、最終選択は彼に任せる。そう、モノはやはり自分の目で選ぶべきなのだ。基本このパターンで毎回手帳とか万年筆とか様々なアイテムが紹介される。

 

 「ダンディ」なんて言葉自体死語に近いが、敢えてこの言葉を冠したこの番組、なんだかBiginとかメンズクラブのテレビ版みたいだ。だからこそ僕のような前述の雑誌の読者だったおじさんには面白い。それにしても毎回一流品が登場するだけあって、値の張るアイテムばかり。主人公は清水から飛び降りる思いでそれらを次々と購入してゆく。最初はへそくりを使うのだが、それを使い果たすと今度は大切な切手の収集までも売りに出す。まあ僕もお金がなくなったら服を売ったりCDを売ったりするけどさ。


 一応彼の設定は、中間管理職、年収720万円。なんだかんだいって結構な年収だ。これだけもらっていれば確かになんとか買えないこともない商品ばかりだが、実際の現代の日本において、このクラスの人間が果たしてどれだけいるのかね?もちろん僕なんか一度もそんな年収を手にしたことはない。ましてや現在転職をしたことによりさらに年収が下がっている。また悲しからずや。
 独身であった二十年前ならば彼のような行動もとれただろう。というか、実際にとってたし。彼が買ったロレックスのエクスプローラー(60万円!)まではいかないにしろ、オメガのスピードマスターを10回ローンで手に入れた。そしてその時計は20年近く経ってもほぼ正確に時を刻み、いまだに僕にモノを所有する満足感を与えてくれいてる。そう、高い買い物は一生モノとしての意味を持っている。

 

           十数年前にキムタクでブレイクしたエクスプローラー 

                 

 

      これが僕のオメガ。マーク40コスモスは全部のせのお買い得品だと思う

                

 

 僕はさすがにここに出てくるような一流品は持っていないが、知識だけは持っていたので、次にどんなブランド来るのか予想する楽しみもあった。特に興味をそそられたのは時計、靴、鞄、シャツ、そしてスーツ回かな。靴は予想通りジョンロブが出てきたし、シャツもターンブル&アッサーが登場しスーツはサヴィル・ロウのティモシーエベレスト!
 段田はブルーのロンドンストライプのクレリックシャツを購入し、伝統的なウェストが絞られたイギリスのスーツを手に入れる。最初の頃のさえない彼からすると見違えるようだ。
 最終的には雑誌にインタビューされる(インタビュアーが壇密って)ほどのダンディおじさんに変身!みんなの彼を見る目も自然と違ってくる。一級品が彼に自信を与えたのだ。
 彼がトータル使った金額は約130万円。まあ、その半分はロレックスなんだけど、それにしたってスーツ20万円とか靴10数万円とか、金額がでかい。まあ都会の人は車とかにお金をかけないからそれでもいいのかな。田舎に住んでいると、車は必需品で130万どころじゃ済まないもの。よく考えてみれば僕んちなんて車二台あるんだよね。二台分のお金で高級外車買えた・・・。結婚して家庭を持つということはお金がかかるのだ。


 それにしても、ダンディアイテム一式をそろえたものの、段田君実際にはこれでは終われないだろう。だって毎日同じシャツ、スーツ、靴を履くわけにいかないでしょ。どんなに品質の良い商品を身につけていても、さすがに毎日酷使すれば傷みもはやい。雨の日にジョンロブを履こうとは思わない。だからダンディズムを極めようとすればもっともっとお金がかかるよね・・・。


 さて僕も僕なりのダンディズムを長いこと実践してきました。とはいえ、段田のように高級品を買う真似はどうあがいても不可能なので、結局のところアイディアと工夫で勝負なのだ。まあいつもの通り「ユーズド」という着地点を目指すわけ。そもそも服は自己満足がまず第一で他人はそれほど見てない。

 ただ、やはりだぶだぶのシャツやスーツではなく、サイズ感やデザインを気にして選べばそれなりにダンディっぽくなるのです。だいたい今の時代、それこそ探しようによってはユニクロとかGUでもイケるときもある。だって、僕の持っているタケオキクチの1800円で買ったクレリックシャツとターンブル&アッサーの見分けがつく人なんて僕の周りにはいない。そうやって目指すぜなんちゃってダンディ!

 

 つうことで僕が最近そろえたUSED激安ダンディチックアイテム。


        ナノユニバースのドレスシャツ。1900円。

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      少し細めのブルーのストライプがさわやかでよい。生地はイタリア製

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 元値は一万五千円くらいかな。状態が「A」で僕の大好物ストライプ。二週間くらいウオッチして、二千円を切ったのでそれまで貯めたゾゾポイントで購入。同時にアローズの白シャツとモーテルのデニムも購入。これでポイントなくなっちゃったよ。


 さて僕はもう、かれこれ二十年くらいはネットで服を買っている。試着しないで大丈夫?という人がいるけれど、基本的に上着は身幅、パンツはウェストとレングスを間違えなければ失敗ないのだ。身幅48~51センチの間でならシャツ関係はほぼ問題なし。つっても「ほぼ」なんですよ。どうしたって僕のサイズに合わない服を買ってしまう時がいまだあるのだ。しかもここ最近立て続けに二件も。こちらのビームスのシャツ、身幅は良かったが・・・

                  同じような柄ばっか f:id:otominarukami:20190728134141j:plain f:id:otominarukami:20190728134355j:plain

 

               首の部分が締まってるのです。苦しい

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 ダッセー!ダッセー!

 確か1200円くらいした・・・。そんで持っていても仕方がないのでこの間ゾゾで売ったら50円だってさ。仕方がないので返品してもらいましたよ。

 そしてもう1着こちらのアローズのホワイトシャツ・・・

                  1200円。グリーンレーベルですが

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      今度は首回りは良かったが、袖がぱっつぱつだよ!

                   なんだこれ

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 袖丈こんなのってある?9分袖か?

 結局この2着は着られない。ゾゾでも売れない。もうセカンドストリートとかに持って行ってなるべく高く買い取ってくれることを祈るしかない。たまにこういう失敗があるとへこむなあ。300円安くなった!買おう!とか、1400円くらいなら買っちまえ!となって失敗してるんじゃ意味ないね。

 あと、真夏の昼間の休日にこっそりこんな写真を撮っている僕って暇だなあ!

 

 さてシャツのあとはストレートチップの靴を買いました。ストレートチップっていうのはつま先に1本線が入っているこのようなタイプの靴をいいます。

これは本物のジョンロブ。値段がすごい

 

 僕は革靴の型ではこれが一番好き。だけれど、もちろんジョンロブは変えないので良く分からんブランドのストレートチップをZOZOで5000円で買った。

           5メートル離れれば見分けは付かないかな?

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 きちんとしたブランドなら十倍するところだけれど、僕の職場はすぐにサンダルに履き替えてしまうので良いのを買っても張り合いがないのです。とはいえ、二十年前に買ったリーガルのストレートチップがあまりに草臥れてしまい、「俺のダンディズム」でやっぱりストレートチップだよなあと思ったのでZOZOで探したところこれを発見したのです。最初合成皮革の3000円くらいのやつでいいかな、なんて思ったんだけれど5000円のこちらは元値が13000円でのタイムセール。さんざん迷って二日経ち、やっぱ革だな!とこちらをチョイス。5000円とか大金!

 

 僕って買い物依存症の癖に最近は我慢してお金を使っていなかったんだけど、ここ最近多少我慢が利かなくなって結局色々他にも買ってしまった・・・。しかもまたシャツを二枚。

 こちらはブルックスブラザースの別ラインの「レッドフリース」というシリーズのシャツ。これがなんと800円!状態も非常によろしい。サイズもぴったりでこれは正解だった。

                  色目は青が中心

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なぜかボタンの閉じ方がメンズのシャツと逆!着づらい。ボタンには刻印があって丁寧なつくり

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こちらはヴァンキッシュのシャツ。

               またストライプ。ブルーストライプス

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 ヴァンキッシュっていわゆる一昔前は「お兄系」の筆頭だったと思うんだけど、こんなのも作っています。ただ、雰囲気にやはり若干のチャラさを感じるのは気のせいか。

 

 最後はカバン。職場が変わってお弁当を食べる時間が無い僕は合間を見ておにぎりを食べる毎日なのだが、それ以外にも水筒とか色々と入れるカバンが欲しくて探したところ、こちらを発見。まるで僕に買え買え言っているようだったのでほぼ迷うことなく買ってしまった。トランスコンチネンツのトート。

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懐かしのマークのモノグラムにやられて買ってしまった。でもこれでも2900円!元値は二万円近いので激安。やっぱり気分は上がります。

 

僕のダンディズム おわり

 

平日に記事がかけないので一気に字数が増えてしまう

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オフハウスで高級ネクタイを底値でゲットせよ!

 僕は一介の中年サラリーマンです。であるからしてスーツを着て、ネクタイを締めて毎日出社しているわけ。スーツとか、シャツとか、ネクタイとかどうでもいいと思う方も多いでしょうが、僕は毎日気分を少しでも変えるためにできるだけ多くの服を持っていたいのです。独身のころは可処分所得も多く、オーダーで作ったりしてもいたけれど、今なぜか何もしていないのにお金が出てゆくのでお小遣いほとんど無し状態。僕は何のために生きているのだろう。ということで現在は知恵と吝嗇精神でアイテムを揃えているのです。
 そう、質の高い服飾品は高い。しかし僕の個人財産はわずかだ。相対的に買える商品は限られ、魅力的なデザインや品質のものはえてして高額で手が届かない。とはいえ、少し工夫をすれば、その類のものは揃えることができる。それは「USED」という手段だ。
 このブログで僕は主にゾゾユーズドを利用して沢山の服を買いましたという毒にも薬にもならぬ記事を書いていますが、今回はゾゾの話ではありません、リアル店舗ですよ。

 ZOZOUSEDの話。まあまあ読む人います。貧困ファッショニスタ主義

 

 古着屋も個性的な個人経営の店から地方特有の郊外型大型店舗までいろいろあるけれど、最近僕が凝っているのが後者の代表格、オフハウスだ。

ウルナラヤッパリハードオフハードオフ


 オフハウスは大体どこにでもあるじゃないですか。そうして、言ってしまえば、商品的には大したブランドを取り扱っているわけでもなく、ほぼファッションに興味のない、とりあえず安いものが買えればよい的な客層がメインターゲットなわけですよ。だからふつう、ブランド系の古着を探す人ならセカンドストリートとかに行く。最近だとブックオフ(ちなみにハードオフ・オフハウスってブックオフとは別会社なんだってね。昔同じ系列かと思っていた)なんかも古着を取り扱っていて、そこでも一応ブランド別に商品が陳列されているけれど僕はもう探すのがおっくう、かつ、ゾゾで十分なので最近はその手の店には行かない。まあオフハウスにもごくまれにブランド系の服が紛れていることもあるのだが、絶対量は少ない。


 そんな中、僕が注目したのはネクタイなのです。この間、たまたまオフハウスでネクタイを物色していたら思いのほか安く、かつ状態の良いものが見つかることに気が付いたのだ!その時に買ったのがこちら。

                ペイズリーで紫が気に入って

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 特に知られたブランドではなく、スーツカンパニーとか、パーフェクトスーツファクトリーなどのツープライススーツ量販店で売っているようなタイプのものだけれど、これで500円。安い。
 

 これに味をしめて、他の店舗にも足を延ばしてみたのだ。すると思いがけないお宝に巡り合えた!


 まずこちらの一本。ちと主張が強いですが、なんとこれポールスミスなのだ。

           最近見たポールの姿はまったもっておじいちゃんだった

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昔は絶対セールやらなかったんだけどね

 日本で大人気、ポールスミスのネクタイって新品で買えば大体一万円前後なのです。僕も大昔に奮発して一本買ったけれど、今とてもじゃないがネクタイ一本に一万円など出せない。しかしですよ、このお魚のネクタイ、なんと800円だった!やった!オフハウスの目、節穴!これゾゾユーズドなら最低でも三千円くらいだぜ。

      生地の質がもう違う。派手だけれど、実際に合わせてみると何とかいける

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そしてもう一本のこちらはボナジョルナータという今はレディースのみ展開するブランド。昔はメンズもあったんだけどね。

         ボナジョルナータってイタリア語で「良い一日を!」だそうです

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 もともとコムサなどを展開するファイブフォックスのブランドだったのを僕は知っていたのです。そんでこちらは300円!やしい!


 うおぉ、出てくる出てくる!そして実はさらにはもっとすごいのも出てきたのだが、すでにこの二本で千円を超えている。ケチな僕はとりあえずこの二本を購入。そのすごいのはまた別の機会に買おうと思ってレジに行くと、なんとあと4日後にセールでメンズ衣料が30パーセントオフになるという告知が。じゃ、この二本もそれまで待てば安くなる・・・などとも考えたが、レジ前でたかだか三百円程度ケチってもカッコ悪いと思い、そのまま購入。よし、また四日後の朝イチに来るぞ!

 

 ・・・さて四日後、用事のついでに僕は再びハードオフにやってきた。

               僕って暇だなあ!
 朝9時40分、開店前の駐車場にはすでに数台の自動車が止まっている!そして10分前にはもう待ちきれないのか、車からおばちゃんが下りてきて店の前で開店待ち!そこまでして欲しいものがあるのか?別に目玉商品があるわけじゃないんだから(ちなみにレディースは50パーオフ)そんなに焦らなくても・・・とか言いつつ僕も初日の朝イチにいるわけですが。
 そのうちに車が続々と到着。僕の隣では車一台に3人のおばちゃんが乗り合わせてやってきた!そうして店舗前に並んでいる人をみて焦ったのか、急ぎ足で店へと向かう。はて、この人たちは、これがために
「明日いよいよハードオフ半額の日よね、じゃ朝九時半に○○さんの家に集合しましょ」
とか話し合ったのだろうか。どうでもいいか。
 結局開店前には10人くらい並んでるんですよ。彼らは何を買おうというのか(僕もあさイチできてます)。
 ついに開店と同時に彼らは店の中へと吸い込まれていった。それを見届けてから僕も入店。どうせ誰もネクタイコーナーなどは気にしていないのでゆっくり向かう。さて、目星をつけていた商品はあったのか・・・あった!これだ!

               オーブがイカ

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       ヴィヴィアンウェストウッドのネクタイですよ!

 

ピストルズ、マルコムマクラーレンと共に生まれたヴィヴィアン

 

 これがまさかの800円で売られていたわけ。そして本日さらに30パー引きで560円!状態も良好。ヴィヴィアンのネクタイがUSEDとはいえ560円なんて破格なんですよ。僕、昔定価で何本か買ったんだけど当然一万円超えとかしてるわけです。でもさすがはヴィヴィアン、いまでも多少のくたびれがあるものの、僕の中では一軍選手として登用しているのです。
 デザイナーズブランドなのでやや派手目ではあるけれども、ヴィヴィアンならではのカラーリングが素晴らしい。コーディネイトに気を遣うけれど、何とかうまく合わせて着たい。

   最初は多少勇気がいるが、つけてしまえば別に誰も気にしません。勤務中にもパンクを主張

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  そして、もう一本掘り出し物はこちらのシップスのタイ。

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 これはなんと300円!しかも30パー引きだからなんと210円だよ!シップスのタイも最低でも6千~一万円はするからこちらも破格。デザインはオーソドックスなレジメンタルストライプだけれど、やはり色使いが上品で、つけた時の存在感は大きい。

        単品で見るとそうでもないんだけど、シャツと合わせるとさわやかさが際立つ

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 しかもいいネクタイってやっぱり素材が違う。織の密度が高いんだよね。締めた時にきゅっと来る感じがあるのだ。

 こうなると他の店も根こそぎチェックしたくなるのが人情だ。そこで僕は次の日仕事前に少し早く家を出て別の店舗へ行った。こちらの店舗はやや市街に近い店で、前述の店舗より活況を呈している。さて、ネクタイネクタイ・・・あった。さて見るぞ!ってあれなんか高くないか。お、ヴィヴィアンあった!ええ!三千円!他のネクタイも軒並み割高だ。やあーめた。その代わり、グラニフの派手なポロが350円だったので思わず買ってしまった。

      あたかも僕に買え!買え!というようにラックで目立っていた。総柄大好き

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もうこういう派手な柄が似合わない顔つきになっているのにな・・・。グラニフは最近ポロシャツにいい総柄のラインナップがあるんだねえ。

         

 

ちなみにこれなんかあの有名な絵本作家「かこさとし」氏とのコラボ。だるまちゃんと天狗ちゃんとりんごちゃん好きは要チェックですよ。

 

 

 そうしてもう一軒回ったのだが、その店舗はネクタイはセール対象ではなかった。レジに持っていったらそういわれたので、最初から安くなっていたこちらのみ購入。250円。安くなっていなきゃ買わねえ!

    250円         今回の収穫。タダでさえ本数多いのだがまた増えたでもうれしい

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 僕は学習した。オフハウス、店舗によって値付けが全然違うということを皆さん、オフハウスの全店舗でネクタイが一律に安いとは限りませんよ。でもうまくするととんでもない掘り出し物があるのだ。

 

今回は書いたねえ

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浅草でトリまみれ

 出先で靴底とれ夫となった僕は浅草で620円のスニーカーを入手し、ようやく通常の生活に復活。その軽い足で向かったのは浅草にある「鳥のいるカフェ」。

          何度もテレビ等のメディアで取り上げられている有名店

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 娘にとって今最も訪れたいスポットであったこちら、まずは入るなり大量のフクロウとミミズクが静かに出迎えてくれる。

               みんな行儀よくおとなしい

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 このフクロウ軍団にはすべて触ることができます。やさしく頭をなでてやるとわりと素直に頭を下げたりする。そんでもってふわふわ。

     小さめの方が素直。大きいやつは少し嫌がったりするのもいた。かわいい

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 これだけでもまあ、すげえなと思うのですが、このカフェ(つっても飲料とか一切出ない)のメインはなんと言っても大量のインコをメインとした鳥たちと触れ合えるルーム。まずはフン害を防ぐために合羽を着用する。

              蒸れるので半そで着用が望ましいです

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 木の扉を開き、短い廊下をくぐった先の狭い部屋には数人の人間と共に数多くのインコたちがいらっさった。早速頭とか肩とかにとまられまくる。

        部屋自体は狭いけれど、鏡張りになっているので奥行きを感じる

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     インコだけではなく、他にも色々な種類の鳥が放し飼い。そして、彼ら全員購入可能

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 部屋には百円でヒマワリの種を購入できるガシャポンがあり、それを購入して手に乗せるともう狂ったようにインコたちが集う。

 

最初は気付いたやつらだけなのだけど            バレると徐々に集まりだし

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               こんなことになっちゃう。大騒ぎ

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                 もう何がなんだか

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 実はこの部屋、空飛ぶやつらだけでなく、足元をちょこまかとうろつくやつらもいる。だから「足元に注意してください」と時々店員の方に注意される。

          おもにあひる。とはいえ、このヒナたちは4万円位するのだ

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             とにかくもうトリでおなかいっぱいになれる

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 娘はえんえん鳥と遊んで少しも飽きる様子が無いのだが、僕はいよいよ疲労がピークに。やはり靴底取れ夫で半日過ごしたので足に来た。

                  もうここで寝るわ

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                 おとうさんも大変ですね

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 こうしてなんとなく鳥パラダイスでうとうとしていると足元になにやらいる。

             あ!これアタデュラの靴でしょ!かっこいいねえ

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 入場料は1500円。この日は日曜日で混雑していたので僕らは一時間で入れ替えとなりました。平日に行けばフリータイムらしい。娘はもっといたかったとのこと。

    ちなみにこのあひる、この後すぐに売れた。若いお兄さんが購入していきました

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興味のある方はどうぞ


 さてそろそろ帰ろう。歩いていてふと向こうを見るとスカイツリー

         あそこは確か5年前に行ったよね。もう忘れちゃった

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        少し気になる施設があったが今回はスルー。

           忍者のコスプレとかできるのだろうか

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      上の駅前の蕎麦屋のディスプレイに感心する娘。

           実際はそばが上下しているんですよ

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     遊んだナー。啄木の歌碑の前で今日を締めくくろう。さよなら。

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疲れが取れるのに4日くらいかかった

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江戸東京博物館で靴底取れ夫

 娘と江戸東京博物館にやってきて、本来なら楽しい時間を過ごすはずがブーツのソールが両足とも剥がれるというまったくもって信じられぬアクシデントに見舞われた僕。

     歩いていたら突如取れた。何人かに見られて恥。とりあえず靴紐で応急処置

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 とはいえ、娘にはほとんどその危機感は伝わらず、熱心に色々と見学しているのであった。江戸城や江戸の町のミニチュアがかなり精巧に再現されていて、いつまで経っても見飽きることが無い。よくできてるなあ。

      すぐそばのミニチュアを何故か双眼鏡で見るという不思議な観覧法

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       双眼鏡を覗いた先ではさまざまな人々の人生を垣間見ることができるのだ

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 これだけで小一時間過ごせてしまいそうだ。だがさすが連休中日、少しずつ混雑してきたので他の方に双眼鏡を譲る。展示内容的に海外の方が多い。

 そうそう、娘は映画「リメンバー・ミー」にドハマりして以来、スペイン語に興味を持っているのだ。だから最近NHKのスペイン語講座とかを熱心に視聴している。そんで突然スペイン語とかで話しかけられてびっくりするのだ。その娘、外国人観光客が多い中で耳ざとく「あ、さっきの人スペイン語話してた!」などと展示と全く関係ないところに感動していた。今の将来の目標は翻訳家だそうです。

 

 江戸時代のものを色々と体験できるコーナーも充実。殿様気分で駕籠に乗ったり、25キロもある肥え桶を担いだりすることも出来ます。

      結構居心地いいね            これ絶対ぶちまけたことあったろうな

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 何故か布で再現された「松の廊下」が展示されているんだけど、ひらひらと動くそのの動きがこちらの気分を相当不安定にさせる。

        何故布にしたのか。下手すりゃ酔って「オエー」とかなりそう

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 さてこの後も数多くの資料が展示され、菱垣廻船や長屋とかも実物大のものがあったんだけど、目下の僕の関心が靴底に集中し、気もそぞろでほとんど写真を撮りませんでした。娘はキンドルで一生懸命説明やらを撮影してた。

 

 江戸ゾーンで結構な時間がかかって、やっとのことで明治ゾーンへ突入。当時の色々な乗り物に乗れます。

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                   凌雲閣も再現されてた

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 さて、九時半に入場してこの時点で午後一時半!靴底デッド&疲労&空腹でこれにて退館。両国駅のそばにあるレストラン施設に入る。

 いくつかの店が軒を連ねるその中心には土俵。僕らはリーズナブルな「源ちゃん」という店で食べました

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 さて腹もくちたところで、次の目的地浅草に移動。しかし僕の頭の中は靴のことで一杯。僕がとるべき道は次の二択だ。

1 瞬間接着剤を購入し、ソールを何とか元通りに貼り付ける

2 新たな靴を購入

「1」を選択すると接着剤が上手く機能しないリスクがある。雨で道はびちゃびちゃだ。そもそもどこで買う?コンビニか?売ってるのかね?あまり良い選択とも思えないので必然的に「2」となるのだが、どこで何を買うかね。

 まさかいきなり靴を買う羽目になるとは・・・。GUとかで激安のスニーカーでも買うか?でも浅草にGUとかあるのか?そうだ、むしろ商店街が沢山あるから昔ながらの靴屋とかでやっすい紳士靴でも買うか・・・と靴をパコパコと鳴らしながら浅草へと突入。昔ながらの靴屋を探しながら歩いていると、突然店先に並んだスニーカーたちを発見!

               あ!おとうさん、靴売ってるよ  f:id:otominarukami:20190715221741j:plain f:id:otominarukami:20190715221909j:plain

 おお!地獄で仏!千円くらいで買えないかな・・・そんなの無いかと思いふと値札を見るとなんと620円! やす!やす!やす!

            浅草でスニーカーを620円で売っている店はこちらです

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 こんなん買うしかないでしょ。なんとおあつらえ向きにロヂャースがあったことか。色は一番ビビッドな赤をチョイス!

      おとうさん、じゃこれレジに持っていこう。なんだかものすごく軽いよ

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 レジで「税込み620円です」と言われたとき、思わずやっしー!」と声が出た。ロヂャースすげえ!その場で値札を切り取ってもらう。そうしてこんな素敵な袋に入れてもらう。

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               ロヂャース

              ロヂャース

          ロヂャース

 

 ロヂャース最高!

 さてこのナイキのフライニットのパチモンみたいなスニーカーを、早速往来で履き替えるぜ!まずは今までの靴の状態を確認。

               おとうさん、よくこんなので歩いてたね f:id:otominarukami:20190715223349j:plain f:id:otominarukami:20190715223507j:plain

 

 人がジロジロ見るのも気にせず、新たなスニーカーを履いてご機嫌なじゅらくおじさん。サイズもぴったり。何より軽い!素材はいったい何なんだ?!

               色を赤にして正解

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 ちなみに新たに購入したこの素敵なスニーカーのブランドは「アタデュラ」でした。

             聞いたことねえ。これから流行らせるしかない

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 さてソール問題も解決したことだし、次の目的地へ向かうよ!

 

 つづく

 

読んでよ

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江戸東京博物館での休日&ソール問題発生

 久しぶりに6年生の娘とお出かけ。今日は両国にある江戸東京博物館


 東京の博物館の中でも群を抜いてポピュラーな江戸博、僕はもう何度も足を運んでいるのだけれど、娘にとってはかなり新鮮な刺激になると思ってやっと連れてくることができた。両国駅はさすが国技館があるゆえ、このようにスモウレスラーのパネルがこれでもかと貼ってある。

           おとうさん、あれ誰?だって

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 親子そろってスポーツの類にはほぼ無関心なので甲斐が無いですね。むしろ娘はもっと別の方面へと興味を示す。

          無言でこちらのポスターを凝視

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 彼女はわが娘ながら学校の成績が非常によいのですが、時に何を考えているのか分からないときがある

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 ほらほら、両国の個性的な駅まわりの演出にひたろうよ!国技ですよ!

           駅の床にはうっすら土俵

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      駅の外には触られまくってお尻が変色している石像

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極めつけは「横綱駐輪場」。日本一強そうな駐輪場だが、看板に添えられているイラストがなんか可愛い

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        あいにくの雨模様だけれど、着いたよ!

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 この後突如ゴジラ出現!最終兵器として後ろの江戸博が巨大ロボに変形し、軽く墨田区を壊滅させました。

 

 さて僕は7月も中旬だというのにこのようにコートを羽織り、計四枚の服を着ております。個人的に寒がりなのでこれくらいで丁度いいと思っていたら東京の人、半袖の人が多いこと!寒くないの?

 いまだ明けない梅雨空で服装の調節も大変。そして、雨であるからして靴も考えなければならないのですよ。つまり、お気に入りのスニーカーとか履いてたら当然雨のダメージを受けるわけ。コーディネート的にどの靴にしようかと悩んだ末に写真のベージュの少々くたびれたブーツなら多少濡れてもいいだろうとチョイスしたのだ。ところが、これが全くもって間違った選択だった!

 

 なぜ間違ったのかはあとで発表しますのでまずは中へ入ろう。まだ午前九時半なので人影はまばら。動く歩道を貸切!

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 さて着きました。歴史博物館のたぐいですが、入り口は何故か近未来的なんだよね。

         お父さん、あそこから操縦席に乗るの?「そうだよ」

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 大人600円、小学生以下はタダです。公立博物館って設備が充実していてリーズナブルなので嬉しい。

   スペースマウンテンみたいな入り口を昇って最上階へ行く。

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     はい、着きました。圧縮サイズの日本橋を渡っていこう!

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              うわあ、ひろいねー

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 ここで江戸時代末期の人々の躁状態が突如僕に憑依!手足が勝手に動きだし、単独ええじゃないか状態に突入!

 

     あ、ええじゃないかええじゃないかええじゃないか!

            ロンリーええじゃないかでもええじゃないか!

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       そのあまりの勢いに周囲が燃え出す!怖いよ!

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 とか言って、入場のテンションが上がってふざけていたら、突然ブーツの靴底がぶちはがれるという想定外のアクシデントが発生!

                     なんじゃこら

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 どうやら長年履くことも無く放置していたこの靴を久しぶりに梅雨空で酷使したらソールの接着剤がはがれたらしい。しかも片方だけならまだしも、申し合わせたように同時に両足のソールが取れやがった!こんなことある?

 仕方なく僕は応急処置として靴紐を靴底に通してソールとアッパーの分離をかろうじて防ぐという、精一杯の行動をとる。

            こんなんで歩いている人、いないでしょ

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 写真では分かりづらいでしょうが、両足のソールとも剥がれているのです。だから、この状態で歩くとパコパコと音がして、歩きにくいことこの上ない。よほどソール無しで歩こうかと思ったが何とか思いとどまる。まあ僕の足元など誰も気にしないだろうけどさ。こうなると健康と同じで、他の人の靴が猛烈に羨ましくなる。

 周りの人は皆まともなソールの靴を履いているのに、僕だけぶっ壊れた靴をぱこぱこさせて歩いている。ああ、あの人の靴はダサいけれど、ソールはまともだ!などと訳のわからない興味が起きてきて展示を見るどころではなくなってしまい、テンション急降下。こんなんで今日一日を娘と楽しく過ごせるのだろうか?

 

 つづく

 

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