先日ようやくデスメタルバンドの帝王カンニバルコープスの新譜
「Violence unimagined」を買ったよ。さんざ騒いでいたくせに、出たらすぐ買えって話ですが、経済的問題から優先順位を下げてしまっていたのです。
「いまだ嘗て想像されざりし暴力」って意味ですかね
一年前にこんな記事書いた癖にようやく購入ですよ
この前アマゾンでふとチェックしてみたところ、新品で送料込みで1400円で売っているではないか。楽天でお買い物マラソン時に2400円くらいのやつをポイント
使って少しでも安く買うかな・・・とか考えていた貧乏性の僕としては渡りに船!早速注文したのだ。
そんでアマゾンから注文確認メールや配送状況のメールが来るじゃないですか。それを見ると何故か「置き配」扱いになってたんだよね。基本CDってポスト投函なのに
置き配なのか・・・とあまり気にせずにいたら翌々日には置き配完了メールが来ており、玄関を確認したら、届いてたYO!
どーん。縦80センチ、横40センチくらいの大きさ
それにしてもたかがCDにこの大きさ!アマゾンさん、過剰梱包すぎるよと思いながら開けてみると・・・
ええええ!?
レコードかよ!
どういうこと?俺注文間違えた?と思い注文履歴を見て見るときちんとCDのページで注文しているではないか。つったってこの大きさでCDってことないよなー。
ということはアマゾンの間違いか。うーんレコードかー!どうすっかな!
いやね、数十年ぶりにレコードを買ったんだけど、やっぱりCDに比べてマテリアルとしての満足度が違うんですよ。この大きさと重さ!
ジャケットのことに関しては目をつむってください。カンニバルコープスですから
見ているうちに「もうこれはこのまま手元において、またCD注文し直すか・・・」と思い始めたわけです。
一応我が家にはかなり昔押入れの天袋にしまったままのレコードプレーヤーがあり、それをCDコンポに繋げば聴けるはず。九月も中旬、しかし蒸し暑さの残る中、
じわじわと汗を垂らしてプレーヤーを引っ張り出したよ。
僕が小学生の頃に買ったコンポのプレーヤーだから、もう数十年前の代物
まず適当なレコードを選んで試し聴きしようと思い、ジャーニーのフロンティアーズをこれも収納の奥から引っ張り出す。プレーヤーの電源を入れ、動作を確認すると
ターンテーブルが回っている!おお、40年以上昔のプレーヤーがまだ動くよ!さて、もう一つの関門がCDコンポ。
このコンポ(というほどの物ではないが)、ケンウッド製で結構いい値段がしたのだけれど、買って一年を過ぎたころCDを読み込まなくなってしまった。なんだよ!
保証期間過ぎて壊れるな!しかし数万したマシンをおいそれと捨てるには忍びない。
そこで僕が思いついたのは外部入力機器としての機能だった。
例えばタブレットをAUX端子に繋ぐとそれなりにいい音を鳴らしてくれるのだ。僕はそこにこのコンポの存在意義を見出し、最近では電子ドラムを叩くときの練習用音源として結構使ってました。ちなみにUSBポートもついているのでデジタル音源も再生できるのだけれど、いかんせんこのコンポ、シンプルを極めようという無駄な意志がデザインに働いて選曲ボタンがついてないんですよ。
このように縦一列に必要最小限のボタン
つまりリモコン操作でしか選曲できないんだけど、リモコンどっかいった!だからUSBからの再生は選曲不可能なため断念せざるを得ない・・・。
まあそれは置いておいて、いよいよプレーヤーの試運転。レコードを載せ、針を落とす。するとまずボリュームが小せえ。そこで音量を上げようと思い、音量ボタンを押すと何故か音量が下がる!なにこの機械!クソぼれえ!
かてて加えて聴こえてくる曲が妙にテンポが遅い。どうやらさすがに数十年の歳月を経たこのプレーヤー、ゴムが伸びたか、不具合だかわからないが正常に機能せず!どっちの機械もまともじゃない。
ボリュームを大きくしようと躍起になって押せば押すほどボリュームが下がる!もしやと思い、下げるボタンを押すとさらに下がる!なにこれ!
音量レベルが7くらいになってしまったので直接レコードプレーヤーから聴こえてくるテンポの遅いセパレイトウェイズの方が音大きいし。最終的にはボリュームレベルが0になってしまい、ゲームオーバー。
諦めた!
次の手を考えよう。
そういえば最近はレコードプレーヤーとCDラジカセがワンセットになっている商品があったなと思い、探してみるとありました。
価格:10,990円 |
一万円ちょい。うーん仕方ない買うか!?
レコードやカセットをMP3化できるし、この機会に過去のレコードやカセットをデジタル化するかな・・・。じゃ明日が楽天ポイントが倍になるからそこで注文しようと
決意。そうと決まればカンニバルコープスのレコード、開封の儀だ!
どうです、うらやましいでしょう
まあ悪趣味なジャケットですがこれこそがカンニバルコープス。そうして中には豪華なブックレットが封入されている。かなりえぐいイラストが載せられていますが、比較的柔らかめのものを載せますね。
イスに縛り付けられた人が燃えちゃってる
怖そうな人たちが向こうから歩ていて来るよ
ブックレットの表紙はあまりに残虐な絵画でしたので自主規制で裏面を載せていますよ。見たい人はすぐにレコードを注文しよう!
それにしてもやっぱりこのサイズのマテリアルはいいよね。あれ!レコードもカラーレコードじゃん!
よくこんなの思いつくな
なにこの色合い。レア盤になる可能性十分!ちなみにレコード盤は3190円から売っていたのでお買い得と言えばお買い得だった。よし!レコードプレーヤー注文すっか!・・・と決意したのですが、あれ。ジャケットの奥になんかCDサイズの紙が入っている。裏を見て見ると「BANDCAMP」と記載されてその下にはコード番号が書かれている。あれ、ということはこれBANDCAMPから音源ダウンロード出来るのでは?
様々なアーティストの音源を場合によってはフリーダウンロードもできます
早速トライしてみるとあっさりダウンロードが開始され、MP3データとして音源を入手できました。ラッキー!つうか本末転倒?
しかしコンポはボリュームがゼロ状態だ。どうにかしてUSBから再生できないものかとあれこれ試すが、どんなに音量ボタンやほかのボタンを押してもゼロのまま。あーもう!
ところがだ。ダメ元でCDを挿入してみたところ、CDを受け入れてはくれないのだが、何故かボリュームがぐんぐん上がるではないか!なにこのミラクル。やった!
とはいえUSBは選曲ができないので、パソコンにコンポを繋げたところ、凶悪なデスメタルサウンドがでかい音で飛び出した!環境整ったぜ!
とうことで吝嗇家の僕は楽天でレコードプレーヤーを買うのをやめました。
今の時代、デジタルサービスがすごいな。レコードを買ってそれを聴くのではなく、MP3でダウンロードして聴くという回りくどさ。でもそのおかげで家でも車でも
手軽に爆音カンニバルコープスだぜ。内容はいつものカンニバルコープスで最高だぜ。特に10曲目「overtorture」が気に入ったぜ。
意味としては「拷問しすぎ」って感じ?
久し振りに記事を書いて3000字