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古代蓮の里紀行 中

                                        もう疲れたよー

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 埼玉県行田市にある古代蓮の里」の展望タワーに上ったあと、降りる降りないで揉めた我々父娘。娘の再三の要求に、仕方なく降りることに。

 

 エレベーターの横にはこんな告知が。

          どういう層が買うのだろうか。身内?

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 一階のエレベーター乗り場の横では、延々誰も見ていないプロジェクターが稼働していて、ギネスに載った年(2015年?)の様子が垂れ流しされている。当時、台風か何かでアートが台無しになってしまったらしい。ちょうどその時の映像。

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 しかし行田の人たちの努力で無事困難を乗り越えたとのことです。人の力は素晴らしい。さてそのエレベーターまで続く廊下には、「古代の蓮」にちなんで極楽浄土を表現した人形が所狭しと飾られていた。

                    知られざる世界

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 こういうアートって、いつ、どこで、どんな人たちが作っているのでしょうか。僕の知っている世界など狭いものだと感じる瞬間。

 

 展望台だけで400円かあ、などと思っていたらなんと併設の地方系博物館を発見!なんだ、あるじゃないか!

              ジオラマ多し。いかにも僕好みの展示

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     早速体験型の展示を発見。なんだろう、ワクワク。

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           だいぶ年季のはいった「あけてみてね」が

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  木のウロでしょ・・・なんだか嫌な予感がしつつ開けてみたそこには・・・

 

 

 

 

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         うわ、気色悪!なにこれ!なにこれ!

 模型とは言えびっくりするじゃん。食事しながらこれを見ていた方はごめんなさい。

 

 この向かい側の展示には、わざわざ顔を地面から出して生き埋め気分を味わえるシュールなセットがある。僕はこれと同じものを国立科学博物館で見たことがあるが、こちらの方が趣味が悪い。だって、右を見ると即ヘビ!

               BGMは「クリーピング・デス」

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             「まあまあ、どうせ作り物ですから」

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 これヤマカガシですかね?明らかに毒蛇系の色なんですけど。

 一方こちらは蓮の池を再現したジオラマ

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 ジオラマよりも、水に浮いている状態を再現しようとして、なんだかドロドロのセメダインの海にでも浸かってしまったようにしか見えないトリが切ない。

                  どうやて作ったのこれ

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 隣の人工の木が生えているその下にはまたしても「あけてみてね」がある。なんだなんだ、今度はカブトムシの幼虫でもいるのか。ビビリながらゆっくりあけると・・・

         なんのことはない、葉っぱの大元の木の写真があるだけ 

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     ワー騙されたー!              ワー騙されたー!

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 生命を持たないくせに話す動物たちにはやされて、その場をすごすごと立ち去る僕。ふと別の展示を見ると、またしてもセメダインの池にハマる鳥を発見。

 

              なんだろう、見ていて苦しくなるんですよ

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 そもそも「古代蓮の里」という名称は1000~3000年くらい昔の蓮の種から見事に花を咲かせた蓮にちなんで作られてらしい。まったくもってその興味を持たずにざっと見学を終わらせる我々父娘。甲斐がない。

              いろいろな種類の蓮があるのですね

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 展示の奥には用途不明のスペースがあり、そこで自己啓発セミナーを唐突に開催してみました。

                本当の自分を取り返すのです!

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            本当の自分って何?嘘の自分なんているの?

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 しばらくは己の人生や今までの所業を反省してみましたが何の心の変化も無かったので諦めました。ありのままに生きるしかない。

 さて不思議なエリアから出るとその先には休憩所があるのだけれど、ここで初めて「古代蓮の里」のマスコットキャラに遭遇。幼稚園児の落書きかと思った。

 

    「つぼみ」ちゃんだそうです。パソコンでテキトーに打ち出した感がすごい

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まだ明日に引っ張りますか

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