頭の中はアポロ・月・ロケットでいっぱい。宇宙関係の書籍を読み始める。
特にドラマの原作のアンドリュー・チェイキン著「人類、月に立つ」が面白すぎて止まらなかった。各アポロ計画の詳細な経過やそれぞれの飛行士の人となりまでが語られており、ドラマを見たあとでの補完も。
しまいにはカレンダーの「~月」の部分を見て、「お!月!?」とか訳のわからない反応をする始末である。ちなみになぜか宇宙といっても食指が伸びない分野があり、それはたとえば「はやぶさ」や「H2ロケット」に代表される日本の宇宙開発であったり、最近公開された「グラビィティ・ゼロ」であったりする。「宇宙兄弟」にも全く関心が惹かれない。どうやら自分の興味の中心はアメリカの宇宙開発であるようだ。
同時進行で様々なグッズを蒐集開始する。まずは軽く海洋堂の「王立宇宙軍シリーズ」を近所のおもちゃ屋で手当たり次第に探す。
次に月球儀を購入。 月のポスターを購入。
サターンVロケットと月着陸船と司令船の4Dパズルやジェミニ宇宙船の模型などを購入。
紙粘土で月面を作り、子供に色を塗らせて、
そこで月着陸ごっこをする。 さらには家庭用プラネタリウムも購入。
また小学生の頃、父親が勢いで買った天体望遠鏡を実家で発掘し、家に持ち帰る。
古いものだが当時としてもおそらく高級品だったこの望遠鏡でこの間のスーパームーンを見たら、あまりの鮮明さにドキドキしてしまった。コペルニクスクレーターや静かの海がはっきりと見え、月はツルツルの球形というよりはギザギザした球体だということを発見する。
子供にも趣味を強要する。欲しがりもしないのに、アポロの絵本や宇宙に関する図鑑を買い与える。ちなみにアポロ11号がいかに旅をしたかという「月へ」の絵本は素晴らしいの一言に尽きた。
とにかく暇があればYOUTUBEでNASAのビデオとか宇宙サイトとかを見る毎日。そうそう、グーグルムーンって知ってますか?グーグルアースをインストール後起動するとツールバーからなんとグーグルムーンとグーグルマーズとグーグルスペースを見ることができるのだ。グーグルムーンはかなり衝撃的だ。思うがままに月を探検できるのだ!現在月の99%は表面的には解明されているので、月をぐりんぐりんと回転させて心ゆくまでウォーキングオンザムーンなのだ。どんどん地表に向かってズームしていくと全てのアポロの着地点や、その写真、ビデオが表示され、ストリートビューのようにCGの月を探検できるのだ。アポロ14号のフラマウロ高地や15号のアペニン山脈も疑似体験できるという素晴らしさ。これをやってるとすぐに時間が経つね。ちなみにグーグルマーズは火星にあまり興味が持てないのと、イマイチ写真の精度が悪いのでオリンポス山を見る程度。グーグルスペースはあまりの星の多さに気が遠くなり、時になんだか怖くなってくるのであまり見ないことにしている。