月にその足を下ろした最初の人間(ファーストマン)であるニール・アームストロングを映画化した「FIRST MAN」がついにその姿を見せた!
アポロ11号ですよ
僕は月にかなりの憧れを持っている男でして、このブログを書いた初期にはいかに月が好きかを主張する記事を書いています。
あんまり好きすぎてサターンVロケットの模型を購入し、
娘を連れて宇宙博へ行った。流石に今はほとぼりさめてあんまり熱狂することもないんだけれど、こんな映画が来るんじゃ再び毎晩月を眺めることになりそう。
主演のライアン・ゴズリングはお世辞にもニールに全然似ていないけど、「アポロ13」のトム・ハンクスだって船長のジム・ラヴェルに似てたわけじゃないしね。似せる必要もないのか。
これ1995年の映画なんだ!何度も見た。大傑作
タイトルを「APOLLO11」にしていないので、月着陸のプロセスではなくニールという人物に焦点を当てたストーリー展開なのだろう。
とはいえ、要所要所に出てくる場面はああ、きっとこれなんだろうな!とワクワクする場面ばかりだ。
例えば0:48のあたりで起きているのは月着陸船のシュミレートをしたときの事故だ。地上で着陸船の実験をしていたニールは突如制御不能になった船から間一髪パラシュート脱出するのだ。
もういっかい貼っときます
また、1:10秒あたりの船内が炎に包まれる様子はアポロ1号の地上実験で起きた火災の様子だ。この事故で優秀な飛行士3人が亡くなったのだ。
また、2:00あたりの突然船外のジェットが噴出している場面はアポロ宇宙船ではなく、ジェミニ8号の様子だ。アポロ計画に先立ってNASAはジェミニ計画でその準備を進めていた。そうしてアームストロングはアジェナと名付けられた無人衛星とのドッキング実験を行うことになっていた。ドッキングには成功するのだけれど、その後突然アジェナがロケットを噴射し、回転運動を始めたのだ!ぐるぐるぐるぐると、とんでもない勢いで回転するジェミニとアジェナを、遠心力で意識朦朧となりながらもニールは鉄の意志で切り離し、なんとか立て直すことに成功したのだ。その場面がきちんと再現されているのは楽しみだ。
そして、2:20の月着陸の場面。
巨大なクレーターが登場し、ついに着陸船のドアが開く場面は息を飲んだ。美しい。
アポロ11号はその燃料がほぼなくなりそうなところで月に着陸できたのです。それも全てニールの操縦技術によるものだった。
僕はこの場面を「人類月に立つ」というトムハンクスの制作したドラマで何度も見た。こちらもかなりよくできています。
最新の技術で再現された月面着陸シーンを一刻も早く見たいよ!
ストーリーに月をからめてます