ここ数日インフルエンザに罹り、寝込んでました。一年の内で最も会社が忙しいと思われる時期に穴を開け、後ろめたい一方であの殺人的スケジュールから逃れられた!という気持ちが正直です。
数年に一度は罹患するんだけど、年を取るごとになんだか辛いね。3日間、ずっと寝てたもんね。だから、せっかく届いたTOOLの新作も聴く状態ではなく、もどかしい思いをしておりましたがようやく今日ズル休みの気分で聴きましたよ。とにかく凄まじかった!
輸入版のほうが安いです。あせって5700円もする日本版を買ってしまった・・・
相変わらずの完全限定生産豪華パッケージ仕様
さて、このセットいくらだと思います。5700円ですよ!
握手券とかが入っているわけでもなく、二枚組みでもありません。音源は79分パンパンに入っているけれど、CD一枚にしては高いというのが正直な感想。
でもね、TOOLだから!僕は普段CDを100円でゲットして喜んでいるような貧困リスナーで、最新作を買い漁って聴くなんてやりたくても出来ないのですが、このバンドは別格。TOOLというだけでCDは無条件購入です。つっても、海外版が出たときは一万円近かったので買わなかったが・・・。(なんかね、その一万円近いセットは独自の動画再生装置つきのパッケージだそうで、そもそも税関を通らないのではという話もある・・・)
既存のロックミュージックのフォーマットには一切当てはまらない
この曲からして聴き終わったあとの衝撃はすごい。
さて、では僕と一緒にTOOLの最新作のパッケージを見ようじゃないか!
もうこれは本です
一枚目にCDが封入されている。相変わらずの目玉オンパレード
この部分にダウンロードキーが記入された紙が入っていて、サイトに行くと動画をダウンロードできるんだって。YOUTUBEを見る限り音源は全て公式サイトにアップされているのに(太っ腹!)PVがないということは、CD購入者の特典らしい。まだダウンロードしてません。でもきっといつものあの感じでしょう。
こちらは昔の曲。いつものあの感じ
さて再びパッケージの中身に戻ると一回観たら次にいつ観るのだろうという無駄に豪華な仕様。今回は初めて歌詞カードがついていました。
楽曲にふさわしい世界観
メンバーも肖像画的に登場
ヴォーカルのメイナード おや、何か入っているぞ!
いったい何に使うの?いや目的など無い!ただ持っているだけで価値のあるバイノキュラーが5枚も入っている!一枚千円の価値はあるでしょ!
こちらはギタリストのアダムによる開封動画
さて肝心のアルバムの中身だけれども、13年待たされた甲斐ありの屈指の歴史的名盤!一度聴いただけでそれはもう感じられる。どの曲もほぼ10分超えという大作ぞろいながらも全く飽きが来ない。というよりもいつまでも聴いていたくなる中毒性がある。今回は特にドラムのダニーの活躍が素晴らしく、特に6曲目の「チョコレートチップトリップ」なんてほぼドラムソロ!
とにかくタム回しが尋常じゃない
ギター・ベース・ドラムという最小限の構成なのにまるで交響曲を着ているようなスケール感。完全にこれは芸術だな。そして魂揺さぶるロックでもあるという奇跡の一枚。このようなアルバムが全米1位になるのだから世の中捨てたもんじゃない。
これ聴いて年越します