音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

お母さん、おばあちゃん誕生日おめでとう

 昨日、11月11日は母親の82歳の誕生日だった。

 母はありがたいことにまだ元気で(つってもそれなりに歩くのとか遅いが)、今も父と二人でうどん屋を切り盛りしている。すごい。僕その年まで働けるのか?つうか働き口あるの?日本は90まで働かなくてはならない、なんて話を聞くと一瞬「もう60くらいで死ねないかな」などと愚にもつかないことを考えてしまう。皆同様に同じような不安を日々抱えて生きているのだろうけれど、あー僕の家のポストに一千万円くらい急に投げ込まれてねーかなー。

 

 話が飛んだ。

 母の誕生日には毎年小6の娘がカードを作って贈るというしきたりが出来ている。つうか僕が作らせるんだけど、今年もまた作ってくれました。日曜日ほぼ一日使って作ってくれたのがこちら。

               おばあちゃんに贈る前の状態

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 色々な創意工夫を凝らしたり、様々な知識による発想は僕の遺伝子情報と教育によるものだと自負しています。しかし彼女のほうが僕の少年時代よりもより優秀。中身を見ていこう。

        こちらは裏側。家中に色紙の残骸が散らかっていた

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 二つ折り見開きのカードではなく、三つ折りにして情報を詰め込んでおります。

               飛び出す絵本的な仕掛け

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     感心したのは風船を持つ女の子。僕は即座に「バンクシーか!」と思った

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                一時期話題になったね

     

 

 以前この動画を彼女と見た僕はすぐに娘に「あ、これバンクシーだね!」といったのだが本人は「別に真似したつもり無いんだけど」とのこと。でも多分潜在意識に残ったんでしょうね。

 こちらは裏側。裏側は飛び出す絵本メッセージとなっている。

       本から本が飛び出し、さらにページがめくれる

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     カラスアゲハの羽も実は二重になっていて、ひらひらと手で動かすことが出来る

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   娘史上最も凝った作品となったこちら、僕の中での価値は一億円です。鳥も飛んでるしね

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 これを今日母に持っていき渡したら非常に喜んでいた。父も「この考えは俺らにはできないな」という感想をもらしてました。そりゃそうだ。若い脳はアイディアで溢れている。

 さて家に帰る途中、にわか雨が降ってきたのだけれど、西からは陽がさしていたのですよ。そうして空を見上げると見事な虹が。

        実はもう一本外側にもうっすらと現れていた

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 これほどまでにくっきりとした虹の姿を見るのは始めてかもしれない。丁度家に着いたので娘を呼んで一緒にしばらく眺めていました。もしかしたら他人から見ると、僕はこの瞬間、虹の足元にいたのかもしれない。

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吉野弘からの引用でした

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なるかみスーツ読本

 九月ころに叔母から連絡があって突然「スーツを買ってやる」という。

 母方の叔母で彼女は現在68歳なのだが、今も元気に働いており、仕事の関係でオンワード樫山のパーソナルオーダーでスーツをつくってくれと頼まれたんだって。そこで普段から割とよく連絡を取っている僕に声をかけてくれたのだ。自分で払う余裕はないが、買ってくれるのなら作るぜ。特段叔母だってお金を持っているわけではないが、色々と付き合いがあるらしく頑張ってくれたらしい。

 

 すこし前はスーツカンパニー初めとしたツープライススーツ(19800、29800くらいの値段設定が2パターンでツープライス)なんかが主流だったけど、今なんかもうGUとかでもそれなりのセットアップが買えてしまう時代・・・。しかしそれらとは違ってオーダーであるから一応生地から選び、多少の細かい調整もできるのだそうな。


 ちなみに今回買ってもらったスーツは39,800円。生地をウールではなくポリエステル混にしたのでこのくらいです。といっても今の僕からすれば結構な値段である。叔母さんどうもありがとう。

 基本的にスーツの値段って生地で決まるのですよ。イタリア製のスーパー120とか、そういう糸を使っていると値段が張るのです。今考えてみれば僕の30代、つまり20年くらい前はBIGINとかメンクラなどの雑誌に影響されてこの倍以上のものを着ていたりもしたのだけれど、もはやそんな余裕はない。そしてその頃作ったスーツはさすがに型が古く、今着るとどうにも野暮ったくてあんまり着る気にはならないんだよな・・・。


 例えばこれなんか今は無きバーバリーラシックスで買ったやつなんだけど、やはり20年近く昔のデザインなのでなんというかフィット感がなく、少々ゆるいのだ。

                もう二十年近く前か!

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 特にパンツにそれは顕著で股上は深く、タックが二本入っていて時代の流れを感じるのだ。とはいえ腐ってもバーバリー(つってもサンヨー商会がライセンスを取得した日本独自ブランドだが)、生地はいまだにしっかりしている。あのころ、紺地に青のチョークストライプが入ったスーツがほしくて都内の店を数件回ったが気に入ったのがなくて、最終的に伊勢丹でこれを発見した時は嬉しかったなあ。

   チョークで描いたようなストライプ。この線が細くなると「ペンシルストライプ」となります

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    ストライプがブルーなの、分かります?白は定番だけれど、青のストライプは珍しい

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 数年前に虫に食われて穴が開いてものすごいショックを受けたが、僕は余り生地を穴の裏から貼り付けてなんとか修復したのだ。だからこのスーツにはかなりの愛着があるのだけれど、いかんせん型が古いのでたまに着る程度になってしまった。まあ誰も僕の着ているスーツの型なんか気にしないんだけどさ。


 さて買ってもらったスーツの話。これです。

           吊るしだといまいち分かりにくいでしょ

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 生地から選ぶのはやはり楽しかった。僕は昔、何着かオーダーで作ったのだけれど、久しぶりにあのワクワクを感じたね。僕の好みはストライプのスーツなんだけれど、何着も持っているので今回はウィンドウペーンにしました。ウィンドウペーンというのはいわゆる格子柄のことです。

             うっすらと紫色の格子柄が見えますか

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 生地を選ぶときに何気なく「このウィンドウペーンにするかなー」とつぶやいたらおそらく僕より年下であろう採寸の人が「よくご存知ですねー」と感心していた。

 いやいや、僕まあまあスーツ歴が長いんですよ。でもあんまりそういう知識をひけらかすとただの知ったかぶりのイヤな客だよね。とはいえ細かい部分について話を進める段になったら逆に話は早かった。たとえば「本切羽」(袖のボタンの部分が開くようになっている仕様)にするかどうか。その分オプションなので今回はしませんでした。その代わり、ボタンの色を割りと明るめのものにしてこだわり感をだしました。本当は素材を水牛の角(値段がやや高くなる)とかにしたかったのだが、買ってもらうのにそんな注文はできません。プラスチック製です。

   本切羽は本当にボタンの開け閉めが出来るがほぼ必要の無い機能。スーツ腕まくりしないでしょ

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 他にはパンツはダブルの4・5センチでとか、サイドベンツとか。この辺は標準仕様なので無料です。またチェンジポケット(右側のポケットの上にもうひとつつける小さなポケット)もつけました。チェンジポケット大好き。仕様はスラント(斜め)で。

       小銭を入れるためのポケットという説があるけど、ほぼ装飾的なもの

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 あとはAMFステッチとかですかね。AMFステッチとはラペル(スーツの襟)やポケットについている縫い目のことです。最近は標準的についているものも良くみます。このステッチの色を変えるという変則技もあるのだけれど、あまりやりすぎると悪目立ちするので同色にしました。ポールスミスのスーツなんかはわざステッチの色を変えて派手目にしているものがあるね。そして本当はベストを加えたスリーピースで作りたかったが、当然その分値が張るので叔母さんに遠慮してやめました。

 

          さて実際に着て見ると、こんなんです。

              自宅スーツ自撮り野郎

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 さすがオーダー、体にしっくりなじみます。ジャケットがフィットして全然方に負担がない!また最近のパンツの傾向としてノークッション(丈が短めで靴につくかつかないか位の長さ)なので親に「なんか短くないか」と言われました。いやいや、これでいーのだ。

 それにしてもやはり新しいスーツが気持ちがいいね!これを着てこの日は娘の小学校で「働く人へのインタビュー」というイベントに参加し、50人くらいの小6の小学生の前でお話をしました。

 

いまだに誰かしら毎日少しずつ読んでくれてるんですね

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大宮公園で「とりたちのらくえん」

 引き続き大宮公園小動物公園で平日の昼間を有効に過ごす僕。さてここにはこのような特別な場所があるのだ。

     ポップで優しい看板が頑丈な檻の入り口のいかめしい雰囲気をなんとか中和している

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        タイトルは「とりたちのらくえん」。絵がかわいい

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 入り口は二重構造になっており、とりたちがらくえんから逃げられないようにしてある。逆説的に考えると本当に楽園か?

             入り口に張ってある標語がいい味わい

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    入り口はこのように厳重に鎖で仕切られている。これなら逃げたくても逃げられない

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 ちなみにこの鎖はプラスチック製のヤツです。僕は一瞬鉄製の重たいヤツかと思って勢いよく押したら、すかっとなって拍子抜け。

 

     おお。いきなり鳩が僕を無視して生活しているではないか。

        埼玉のゆるキャラコバトン」のモデルとなったシラコバト

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 少し先へ進むと、鳥たちが当たり前のようにうろついている。

     こっちがホロホロチョウで          こっちはハワイガン

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 ハワイガンさん、こんちは。鳩サブレって鳩三郎って呼ばれてたことがあるの、知ってました?

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     そうなの!知らなかった!てか、おれたち鳩じゃないし。出身ハワイだし。

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 さすがらくえんだけあって、鳥たちは我が物顔。なんだ、鳥カフェとかに行かなくてもタダで鳥と共生できるではないか。

 インド孔雀をこんなに間近でみることもそうそうないでしょ。

         王者の風格。人が近寄ろうが微動だにせず、羽づくろい

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 この場に年配の母と娘のコンビがいたんだけれど、よせばいいのにこの鳥の顔にあろうことか手を出してつつかれそうになっていた。威嚇された年配の母親はビビッてた。孔雀王にちょっかい出しちゃダメでしょ。

                王と記念写真。いいのが撮れた

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          一方、妃は土エリアでえさを探すのに夢中。

             ちゃんと頭にクラウンを戴いている

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 さらにその先ではムギワラトキが己のテリトリーを主張し、ばたばたと威嚇の羽ばたきを繰り返しています。

                    こっちくんじゃねえ

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   まあまあ、いいじゃないですか。袖振り合うも多生の縁。どうかここはひとつおちかづきに

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 うーるせえ、と捨てセリフを残し、どっかいっちゃいました。残されたのは気まずい雰囲気に所在無い僕と、無心に水溜りの中のなんらかの餌をつつくフラミンゴたち。

              今一時半かあ、昼飯どうしようかな

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 らくえんをそこそこ堪能したので、駅へ向かうことにしました。途中、もう一軒昭和の香りをとどめている食堂を発見。

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 お腹が空いてはいるが、ここで孤独のグルメをする勇気はない。おや、なにやらスナックコーナーがありそうだからフライドポテトくらい食べようかな・・・。

 

            って、商品ゼロング!

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 こいつはどうしたものかと小首をかしげて唸っていると、視界には大量のガチャガチャマシーンが。

      あまり僕の住んでいるところで見かけないノスタルジックなタイプ

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 ちなみに一般的にはこれ「ガシャポン」でしょうが、僕が子どものころは「ガチャガチャ」と呼んでいた気がする。そうしてテイストはその頃とほぼ一緒なのがうれしい。もはや絶滅危惧種!その中でも特に僕の興味を引いたのがこちら。

               バリューマーチャンダイス

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「おもしろグッズ」という大雑把で抽象的なくくりがなんと魅力的なことでしょう。しかも「Vol.8」って!そんなにロングセラーシリーズなの?今、令和ですよ!

こんなのやるしかねえ!ひとりでやるしかねえ!

      しかも財布にやさしい100円。消費税度外視の強気の料金設定。原価いくらだ?!

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 最初百円入れたとき左に回したら、ウンともスンとも言わないので「うわまさかの吸収か!?」とひとり静かに且つダサくパニくりましたが、何のことはない右回しだった。さて何が出たか。

            中身が見えないタイプのカプセル。期待値が上がる

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 ワクワクしながらカプセルを開封!なんだこれは。

      ヴィクトリア王朝風のポートレイト?どういうこと?

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 最初意味が分からず「いったいどういうことだろう」と僕の知能の全てを集中。あ、ひょっとして、これ角度によって見え方が変わるシールか!

      一見上品そうな姉妹が             ゴアー!バンパイアに!

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 ちなみにこのシールの呼び名、知ってますか。

 レンチキュラーといいます。僕、昔このシールの名前を知りたくて色々検索し、「ホログラムシール」かと思っていたら違ったんですよ。そんで、やり方を変えて「二重に見えるシール」をワードにしたら「二重(ふたえ)まぶたにするシール」が延々と出てきて検索エンジンの限界を思い知らされたり。結局「角度 シール」で検索したら「レンチキュラー」という名称にたどり着いたわけ。

 その昔「ドラえもん」でジャイアンがこのシールをみんなに自慢げに見せていたら、空気を読まないのび太に「そんなのみんな知ってるよ!」と笑われ、激昂してた話があったな。

 

 その後、ようくこのガチャを見てみると、端っこのほうに「ホラーチェンジングシール」として紹介されていた。どこに貼れというのか。こういう商品もれっきとした商品企画会議を経て、中国とかに発注されているんだろうな。

                 ゴキブリはちょっとやだな

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 それにしてもこのガチャ「動く目玉」「なんちゃって鉛筆(ぐにぐに曲がる)」など魅力的な商品が目白押し。他にも生きていく上で、一ミリも役に立たない商品がこれでもか!と詰まっている。

        もう一回くらいやればよかったかな。昔のモヤさまみたい

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     ちなみにこのマシンの上のガチャにはこんな注意書きが。


      今の時代、こういうものに寛容である精神が大事なのではないだろうか

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 右隣にあったのはこれ。もう色あせているのに、チェンジの気配すらない。

              くもって猛獣か?

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 こういうのは、友達何人かでやって笑いあうのが一番楽しいよねきっと。もしくはこういうのを面白がれる彼女がいれば、その人と結婚しなさい

 

 最後に氷川神社で、中学受験をする娘のためにお守りを買って帰ります。

 この日は七五三で訪れる家族が見かけられました。立派な着物を着た三歳の女の子たちは皆可愛かった。うちの子、あんなにちゃんとやらなかったなあ。

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参道が立派。主に祭られているのはスサノオノミコト、イナダヒメノミコト、オオナムチ(=オオクニヌシ)でした。

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        一番街商店街は昼から飲める飲み屋で充実してますよ

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大宮公園シリーズ終了。外に出れば何かがあるね

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大宮公園小動物園なう

 大宮公園をそぞろ歩く僕です。

                 池、鳥。のんびり

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 この公園は歴史があるからか、このように風情ある売店が今でも現役で稼動していました。でも一人なので入る勇気ない。

  この時期でも「氷」。なんだか日常系アニメに出てきそう。日常系アニメをよく知らないけれど

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 ふとこのような看板に巡りあう。大宮公園小動物園だって。一期一会、きっともう来る機会も無いので行くしかねえ!

          熊とか、ハイエナ?入園無料だって!太っ腹

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    路を進むと、なにやらいい予感しかしない建造物が見えてくる。

            あれが動物園?ひょっとして遊園地も併設?

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 遊園地ではなかったけれど、唐突に現れる飛行遊具。うわあ、乗るしかないでしょ!大人一人という恥を忍んでも。

                  わくわくするね

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 動いている様子は無いが、きっと客のリクエストで動かすシステムとみた。孫を連れたおじいさんとその母親くらいしか人影がない。乗るチャンス!僕のためだけに動かしてくれるだろうか?

          スポーツの要素まったくなし。早く乗りたいよ!

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         なんだよもー!

                 本日休止

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 ウィークデイの客の量と、人件費その他もろもろの経費を比較した結果なのだろう。じゃ仕方がない、これでも乗るか。

            サトちゃんのライドってたまに見かけるよね

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           なんだよもー!

                   大人不可

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 大人になっても乗れるこういうライドをいつか見つけたい。きっと乗ってもつまらないだろうけれど。気を取り直して小動物園に向かうよ。

           平日の昼間から酒を飲む気分といっしょ

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 ツイッターでもやっているのかと思いきや、特にそういうわけでもないらしい。

              大宮公園小動物園なう!

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 まあ色々小動物がいました。猿とか、ヤギとか、オウムとか。

         この猿はしきりに手のひらを気にしていた

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      カラスのお化けみたいな絵がいいね。とんびでなくても食い物をさらうのだな

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 このような顔出し看板は誰もが通常絶対やるのだけれど、いかんせん一人なのでどうにもならない。セルフで撮ってもいいんだけれど、小さい子どもを連れた若い夫婦などがちらほらいて、とてもその傍らでタイマーをセッティングして撮るほどのリスクは冒せない。

               手作り感がすごい

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 この看板の対面はハイエナとツキノワグマの檻でした。

               ハイエナって結構でけえ

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 ツキノワグマ、でかい。こんなんに山で出会ったらどうすりゃいいのさ。死んだフリは無効だっていうしね。そういえば昔何かの本で、とにかく熊に向かって話しかける、みたいなことが書いてあった気もするけれど真偽は不明。

              首のわっかがあんまりわかりませんが     

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          こんなのあったら絶対開けるっしょ。

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         そうして期待を上回らないことに納得する。

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 これらの看板はいつ描かれたのだろうか。描いた人、まだ働いているのだろうか。そんなどうでもいい思いがふとよぎりました。

                    熊の亡霊

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まだ続きはあるよ!また明日!

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大宮公園ひとり歩き

 日曜日の出勤が度重なるので、平日が休みになった。家でのんびりしていてもいいのだけれど、たまには書を捨て街へ出ようと思い、さてどうしようかなと考えた結果、平日の博物館に久しぶりに出かけることにしたよ。

 

 家からわりと近い距離にある大宮公園に、埼玉歴史と民俗の博物館というところがあって、そこで「子ども/おもちゃの博覧会」をやっているので行ってきました。

                 案の定、平日午前中ガラすき

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おもちゃ展は撮影禁止だったので写真はありませんが、色々楽しめました。詳しいことはこちらで。

www.saitama-rekimin.spec.ed.jp

 一番すごいと思ったのは、江戸時代のペーパークラフト。上のリンクに写真があるんだけど、「舌切り雀桃太郎一代記」というとんでもないハイブリッドなストーリーがジオラマになっていた。今売ってたら絶対買う。

 そのほかに常設展も充実してました。例えばこんなのとか。

            古代の魚とり。遠近法が少々おかしいのが味わい深い

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         遠くのボートが異常に小さいのだが、採った獲物は結構でかい

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いくつかのエリアは写真撮影OKだったんだけど、まあそれなり。下の階にはかなり広いスペースで石碑ゾーンが設けられている。

              この空間を独り占め(※一人で撮ってます)

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 やはり同行者がいないと写真も撮りづらいね。つっても人物(つうか僕だけど)の映り込みがないと写真としての面白みにも欠ける。だから今回は人目を忍んでのセルフタイマー自撮りレポートという、いささか恥ずかしいものとなっております。

 50を超えて、いったい休日に僕は何をしているのだろう。転職して五ヶ月目、その会社の同僚がこの間「僕は38になった」などと言っていたが、僕は彼よりも14も年上なのか!と密かにショックを受けました。僕38の時何していたろう・・・あ、長女が生まれたばかりの頃か、と今更ながらに時の流れを実感。そしてその14年間になんと様々なことが起きたことか。50年生きると色々あるんだねえ。

 

 妙なノスタルジーにひたっている場合か。

 しょうもないおっさんの一人休日を全世界に向けて発信しなければ。

 

 実際ここから、一段としょうもなくなりますよ。だって、素敵な場所があったんだもん。

              忽然とあわられたニセの昭和空間

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          この中途ハンパな感じがなんともいえないでしょ

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 なんというか、寄せ集めた感じが微妙な不調和を感じさせるのだ。こういうのって徹底的にやらないと不自然になるだけという例。お台場とか、江戸東京たてもの園みたいにしろとは言わないけれど、不完全燃焼。

 これ一応駄菓子屋を再現しようとしているのだけれど、タダのプレハブ。

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           中の展示もなんだか中途半端でさ。

                ベニヤの匂いが鼻をつく

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       僕にとっての昭和とはいったいなんだったのだろうと沈思黙考

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 ひとまずインチキ駄菓子屋の前で、脳内デスメタルに合わせ激しいヘッドバンギングを試みました。

          曲はカンニバルコープスの「アイウィルキルユー」

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      さあ、これを再生し、この写真の僕とシンクロしよう!

     

            

        

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    さて、ゲーしてひとまず落ち着いたので、井戸で口でもゆすぐかね。

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             なにそれ!なにそれ!

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    仕方がないので、展示してあるスバルに乗って帰ろうと思ったよ。

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    ただ残念ながらこのスバル、エンジンがついてない!帰れない!

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      じゃいい!もう飛んで帰る!

 

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着地後、足を強打

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何故僕は服を買う?

 服をね、沢山持っているんですよ僕。たとえばカーディガンなんか以下の記事で書いたように30枚近くあったりする。

 売ったり買ったり


他にも帽子、ジャケット、スーツ、セーター、デニムパンツ、時計といったたぐいのものを数だけは沢山持っているのです。いったいこんなに買ってどうするというのか。来月なんて日曜日五週連続出勤という地獄が待ち構えており、おしゃれをして出かけるチャンスなど無いというのに。しかしそれでも何故か買ってしまう。ある種の買い物依存症であることは間違いないだろう。しかし依存症としての自覚はあるので、無軌道に買わず、支払いの限界の範囲内で調整しながら買うのですよ。十数年昔なら一月数万円遣うこともあったけれど、現在の収支状況はそれを許さないので必然的にUSEDという選択肢しかない。そうして今日も届きました、ゾゾから。

               今バスキア展の箱でくるんだね

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 じゃ今回も僕の買ったUSED服を見てください。毒にも薬にもならない記事ですね。最初はお気に入りのブランド、ギルドプライムのセーター。

             状態はA。ほとんど着ていない美品

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 緑の鮮やかさと首と袖のトリムの色使いがすばらしい。胸にデカデカと「GUILD」とブランド名が入っているけれどどうせほとんど誰も知らないでしょ。「GAP」はちと遠慮したいが。これは2300円ですね。元値は17000円くらい?もう新品買うの馬鹿らしくなる。

 

 次はこれもZOZOのお気に入りブランドに登録しているサイコバニーのシャツ。

                 クレリックシャツ大好き

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胸にはサイコバニーの刺繍が。お笑いの「わらふじなるお」の人がサイコバニー着てたのを何かで見たな

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 サイコバニーって結構元値が張るんですよ。このシャツも18000円くらいで売ってるんだけどゾゾユーズドなら1800円だぜ!まあ、袖口がすこし汚れてたけどね・・・でもそんなの関係ねえ!どうせ誰も気付かないよ。欲を言えばこれLサイズで身幅はいいとして首周りが気持ち大きかったのだ少々残念。

 

 こちらはH&Mのセーターとシャツ。

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どちらも734円。安い!状態もAで問題なし。ただ、セーターは僕が手洗いして干しました。H&Mはファストファッションブランドなので元値が安く、結果ZOZOUSEDでは「安い」順に検索するとよく筆頭に来るのです。でも安い割りにデザインや品質はいいと思うな。この間日本撤退したFOREVER21とかZARAよりは僕は好きです。

 

 不況続きで服飾業界もなかなか大変なようで、この間は子供服のマザーウェイが倒産してゾゾで投げ売りをしてた。僕はハイエナのようにそのセールに飛びつき、娘のために300円台の服をいくつも買ったっけ。服がなかなか売れないからか、以前のようにゾゾユーズドの競争率も下がった気がするのですが気のせいでしょうか。世知辛いねえ。

 

 僕はここ数年はほぼ古着メインで服飾生活をすごしているので、実店舗にもたまに足を運ぶんだけど、地方の古着屋はセカンドストリートみたいなブランドものを取り扱っているところが最近はメインで営業しているよね。その一方でノーブランド古着をメインに取り扱っているキングファミリーみたいな店もある。

 この系列は僕の目指すところとすこし違うので滅多に行かないんだけれど、今日たまたま通りかかったので「そうだ、ネクタイ安いかも」と思いふらっと寄りました。

 

 セカンドストリートなどとは違い、雰囲気がどことなくドンキの匂いがするこの店、店員が全員どう見ても60代を超えたおばちゃんばかり。でも元気!そしてハロウィーンで全員変な帽子とかカチューシャとかしていて異様な雰囲気。しかも「おしゃれ」よりも「値段」を重視する客層中心のため独特の空気感が漂う。

 そういえば昔のブックオフも古着を取り扱う店舗はこの感じがあったんだけれど、最近はブランド物を取り扱うようになったからか、今はだいぶ洗練された感じがするんですよ。ありていに言えばものすごい場末感が充満しているのだ。今日は日曜日だからか、やたらと繁盛していて次から次へとダンボールに古着を詰めて売りに来たマイルドヤンキー家族の姿も見られる。この店ってブランド査定せずに1グラムいくらとかで買い取るんだよね。だから当然商品はそれなりのクオリティだが、その分値段が破格。

 このよどんだ空気の店でネクタイを探す僕、発見したのは一つのダンボール箱。そこには山盛りのネクタイが絡み合う蛇のようにぶち込まれており、なんとその箱の上にテキトウに書かれたポップには手書きでネクタイ100円という文字が躍っているではないか。やしい!さすがキングファミリーだぜ!しかし!それで喜んでいる僕はキングファミリーの真の実力を侮っていた。

 というのは実はですね、よく見たらなんと「3本100円!」だった!

 うお、これは掘り出し物を見つけるしかねえ!と果敢に段ボール箱のネクタイに挑む僕。しかしダンボールにぶち込まれた数百本のネクタイは絡み合ってもはや分離不可能な状態だ。そしてほとんどがゴミレベルの柄と品質!ちくしょう、ここから玉を見つけ出してやるぜ!僕はネクタイの塊を何度もひっくり返しては使用に耐えうるものを血眼になって探したよ。そうして「3本百円なら6本買っても200円だ、よし6本選ぶぞ」という無茶な決意を固めネクタイボールと格闘したのだが、どう考えてもデッドな柄、知らないブランド、意味不明の素材のものばかり。

 いったいこれらのネクタイを締めていた人はどんな人たちだったのだろう・・・そしてどんな仕事をしていたのだろう・・・きっとそれぞれのドラマが一本一本に込められているに違いないという、この場で感じる必要の無いセンチメンタルな思いにひたりながらもかろうじて6本を選びました。

 しかし、その6本の戦利品を並べて冷静に見ると急速に

「これ本当に俺締めるか?激安マジックにかかってはないか?」

という思いが沸き起こる。よく見りゃ何故かエジプトのヒエログリフが描かれた柄のものとか、ビサルノ(マルイのオリジナルブランド)のネクタイをベージュのヘンな柄にもかかわらず知っているブランドだからという理由だけで選んでいるではないか。

 そこで僕は結局3本に絞り込んで、100円で買いました。それがこちら。

              こちら一本が約33円です

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 家に帰って娘に「三本百円でネクタイ買ったよー!」と自慢し、今日の日曜日は終りました。

 

キングファミリーのHPの新着情報が閉店のお知らせで悲しい 

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僕はハードオフジャンクCDディガー

  財産がそれほど無いので知恵で生活を潤わせようと僕は色々なことを試していますが、最近はその活動の一環としてハードオフの活用を自己に奨励しているのです。先月あたりはネクタイを中心とした服飾関係に血道をあげていたのだけれど、今月はジャンクCDにターゲットをシフト!ハードオフのジャンクCDコーナー、なんと一律100円!

             下の三枚はジャンクではないですが

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 音楽がダウンロード販売主流となった今、僕は前時代的CD人間としてかたくなに、ディスクという物理的形態にこだわっているのだ、レコード世代の人がそこにこだわるように。ブックオフも安いものは280円からあるけれど、ハードオフなら100円!タマ数は多くはないけれど、意外な鉱脈が埋もれていることがあるのです。そういうお宝を探すとき、あたかもヘッセの「少年の日の思い出」の少年が感じた如く、あのなんともいえない、むさぼるようなうっとりとした感じに襲われるのです。安上がりだね、こんなことでアドレナリン分泌させてるんだからさ。
 さて少々しみったれた話になってしまいましたが、年を重ねてやや色あせた僕の熱情のほとばしりの結果をいつものように世界に向けて発信!

 

左からは大槻ケンヂが一時期やっていた「特撮」の「ヌイグルマー」。          

               値札をはがすの面倒

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「特撮」は筋肉少女帯に垣間見えたスラッシュメタル成分をさらにぐつぐつと煮詰めた挙句、三柴江戸蔵のピアノをスパイスとして加えたハードコアなサウンドを展開していた。歌詞は、相変わらずの大槻ワールドです。

            数年前にしょこたん主演で映画化!

    「ヌイグルマー」という架空のヒーローのコンセプトアルバムで、一曲目からエンジン全開のメタルサウンドで素晴らしいのだが、なんとこのCD途中から音飛びがひどい!盤面を見るとえらい傷ついているではないか!ジャンクCDつったってこんな状態のものは初めて。いや、盤面チェックは必要ですね。「特撮」バージョンの「マタンゴ」が最後に収録されていてそれすごく楽しみだったのに聴けず!しかたない、こういうこともあるよね。
              いやすごいね、かっこいいね

    

 

  左側はデュランデュランのライヴCD。僕を本格的に洋楽に目覚めさせたこのバンド、中学生の頃は毎日聴いて、歌詞を覚えたっけ。そして中坊の僕はいったい何を勘違いしたのだか、風呂で彼らの曲を大声で歌い(自然にリバーブがかかるので)、あまつさえそれを録音して自分で聴いて「俺歌結構うまいじゃん」などとうそぶいていた。結局そのテープはどこかへ行ってしまったのだが、逆に今、それものすごく聴きたい。

          結構年いってるけれどまだやってて往年の人気保ってる

    CDの内容自体はさほどの演奏技術をもたない(ジョン・テイラーのベースは別格)彼らのライヴが堪能できます。ただ僕は昔あんまり聴きすぎたのでさほどの感動もなく、しまいには飽きて途中でやめた。
 

        次はこちら、UKギターロック系。オアシスにトラヴィス

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 なんとオアシス発見。僕初期はよく聴いていたのだけれど、4枚目以降はほとんど知らない。そんで久しぶりに彼らのアルバムを聴いたら一曲目からのインストが強烈にクール!オアシス、つうかリアムこんな曲作るんだ!そうしてあとは怒涛の名曲の連続。やっぱりスーパーバンドは違うよね。いまさらこのアルバムを聴いてこんなこと言っているのもなんだけど、ジャンクCD一期一会!100円で買わなきゃ絶対このアルバムを知らずに一生を終えていたな。 トラヴィスのアルバムは抒情的なアコースティックサウンドが主体のバンドだった。もっと普通のUKギターロックを想像していたのだけれど思いのほか透明感のある曲群が日々ささくれている心に染みわたったよ。

 

             次は3枚まとめていきます。

                どんなとりあわせだ

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 左上「ニューイディアソサエティ」つうバンド。よくわからないけれど、「激情ハードコアのDNA云々」と帯に書かれていたのでその筋のサウンドを期待して買い。サウンドはDNAは多少感じられたものの、なんというかスカスカでキュアーのポルノグラフィーの頃の雰囲気を現代に持ち込んだという印象。ベースが8分音符でブンブン引っ張りピアノやら申し訳程度のディストーションギターが時折鳴り響く。悪くもないがよくもなく、このバンド人気でないだろうなという印象。

          この曲はメランコリックなギターフレーズがいいね

     

 右上、ジョニー大蔵大臣率いる「水中、それは苦しい」の昔のアルバム「顔にやさしく」。ジョニー大蔵大臣のアコースティックギターのカッティングテクニックはおそらく世界一!

      医者の卵の殻ことアナーキー吉田(dr)がずっとこっちを見てる!

     安めぐみのテーマ」などの代表曲が収録されているが、音がイマイチでいかにもインディーズの録音という感じ。スネアの音がやたらとカンカン言ってるんだよね。このアルバムレンタルで借りて一時期よく聞いていたっけ。小学生の娘が「鹿の大群VS鹿」という曲をやたらと気に入っていたなあ。この曲の「そばから作ったおいしいうどん!」というフレーズは今聴いても吹き出してしまう。そうそう、僕のいとこがライブハウスでイベントをやったりしているのだけれど、そこによくこのバンドがブッキングされていてものすごく見たいのだけれど決まってそれは土曜日で、仕事的に休めない僕は結局行けずじまいで残念な思いを何度もした。

 下のなんともいえないさわやかなジャケットはコンピレーションなんです。J・CREW(服飾ブランドの名です)と書いてあるので多分そこに関連した企画ものなんでしょう。アンレノックスとかPOEとかすこし捻ったよい感じのチョイスでした。

 

 さてここまでが100円ジャンクCDですが、以下は普通にアマゾンで買ったCD。最近YOUTUBEアンダーワールドのこの曲を聴いたら「うおアンダーワールドがクラブジャズみたいなことやってる!」感動したのです。

              ここ最近聴いた曲の中ではベスト

   イマイチ全容がつかめないのだけれど、なんでも「DRIFT」という名前のコンセプト?の元、コンスタントに曲を発表していたようでその一環らしいです。

現在予約受付中

 ところが肝心のこの曲、ダウンロードのみでCDに収録されてないじゃん!じゃ買わない!安くなったら買う!
 つうことで安くなっていたこちらの二枚を購入。

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バーブラバーブラ
 

 彼らのアルバムの中ではあまり評判のよろしくないこの作品、確かに一曲目は「僕の」アンダーワールド史上最高につまらない曲で幕を開けます。よくこの曲をオープニングに持ってきたな。僕の感覚がだめになったのかね?まあその後の数曲は一定のクオリティを保っていましたが、以前彼らから受けたあの体が勝手に動いてしまうようなレベルのパッションは得られませんでした。とはいえ、こちらのイギーとの共作は素晴らしかった。

                やっぱこのリズムだよな!

    こちらもYOUTUBEで何度も見てはいたのだけれどようやく入手。こういうレベルの作品を作り続けるのって難しいんだろうな。

 

 さて最後はデスメタルバンドABORTEDの新譜。

     分かりますかね、ジャケットがデストロイ加工されてるんですよ

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 これはボックスセット。何が入っているのだろう

なぜか800円と安かったので買いましたよ。ベルギーのベテランデスメタルバンドなんだけれど、毎回安定のブルータルデスサウンドを聴かせてくれる。今回もハズレなし!

                 このPV観てすぐに買った

    一聴したときは、あまりに展開がぶちこまれすぎていてこちらの耳がついていかないくらいのめまぐるしさと熱量で少々疲れたのだけれど、二周目からはだんだんと慣れて心地よさに変わる。最近聴いた(つってもあんまり聴いてない)のデスメタルアルバムの中ではかなりのハイレベル!ぜひどうぞ。

 あとこのアルバムのタイトルが「テラービジョン」なんだけど、どうやら謎の電波をテレビとか映画館で見ると人が狂ってしまうというコンセプトなんだな。そんで中ジャケがえらいことになってる。

         まあ大体どのアルバムもこんな感じなんだけどね

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  スクリーンに「OBEY!」とか「CONSUME]とか出ているのは映画「ゼイリヴ」じゃん!

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こちらが「ゼイリヴ」ジョンカーペンターの傑作。主演はプロレスラーのランディパイパーで、道端で戦ってスープレックスとかやってて笑う。

       サングラスをかけると宇宙人に支配された本当の世界が見える

    

 

 カクヨムがアファリエイト入れるらしいけれど僕にはほとんど恩恵無いだろうな

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