音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

ブックオフで280円CDをディギング! アマゾンでWATERDOWN!

 「音楽と本」とか言ってるくせに、最近ぶらっとプチトリップばかりで音楽の話をしてないな、僕は。

 1年以上ブログを続けて、毎日色々なことを書いているとあんなこともこんなことも記事になるのだな、と思う訳です。それが読む価値があるかどうかは別として、なんとか面白みを加えた記事を書きたいと僕は思うわけです。そして、こうやっていろいろ書いていると楽しいのですね。

 

 あーでももうちょっとPVが上がってくれればなー、ちょっとしたお小遣いにもなるんだけどなー!このブログのPV、最初の頃に比べれば、だいぶ見ていただけるようになっております。

 でも収益が上がるほどのPVでもない。いやらしい話、せめて一日平均400~500くらいになれば、グーグルアドセンスやっても大丈夫ですかね?でも僕そういうものに対するセンスがあまりないのでうまくいかないかもね・・・。

 最近はブレードランナー特需とスターウォーズ特需があって、グンとPV伸びたりして、やっぱりそういう話題の映画などについて書くと何かの縁で見てくださる方が増えるわけですね。

 

 でもいつもそういう記事ばかりも書けないから低迷するのだろうか。

 例えば今日みたいな感じの記事ね、ブックオフで得体の知れないCDを安く買ったとか。

               でもやっぱりこういういうのが楽しい

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 自分のカンを信じて買ったCDが当たりだった時の喜び!280円とはいえお金を出して買ったものはなんとなく聴かなければもったいない、と思う不思議な心理。

 

 左上の青いのはペンデュラム。ドラムンベースを基調としたメロディアス系激ロック。プロディジーの「ヴードゥーピープル」のリミックスもやっている(でも僕はそのミックスあんまり好きではない。原曲のほうがずっといいから)。

             曲はだいたいこんな感じのものが多い

    www.youtube.com

 正直このバンドあんまり聴こうとは思わなかったんだけど、280円なら聴くかなと思い購入、でもやっぱり聴かなかった。

 どうも僕の欲しているサウンドとは違ったのです。カッコはいいんだけど、新しいことをやっているんだけど、それだけじゃあ刺さらないのです。洗練されすぎてカッコよすぎて魂に響かないとでも言えばいいのだろうか。好きな人はすいません。

 

 ヒゲのおじさんのジャケットはその名も「髭」。在日ファンクと昔コラボしてたっけ。ストレートなロック。100円だったので買ったんだけど、悪くはないっす。

 

 そうしてこちらレタスレイジはアタリ組。

 

             ジャジーでファンキーなおじさんたち

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 非常に耳ざわりの良いサウンドを奏でております。仕事帰りの夜の運転を優しく励ましてくれる感じ。

      www.youtube.com

 

 こちらはハズレ組。

              完全にジャケ買い、で、失敗

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 よく知らないDJのVSアルバム。曲間になぜか逐一インド風のジングルが入り、それがまた非常にウザったい。退屈、としか形容しようのない工夫ゼロハウスサウンドの宝庫。二度と聴かない。まあ、こういうこともあるよね。280円返せ!

 

 あと、最近の拾い物はこちら。ドイツのエモ系バンドWATERDOWN。

                 ジャケットはジャンル不明

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 ゾゾタウンを見るBGMとしてアマゾンプライムミュージックのHM/HRを手当たり次第聴いていたらこの曲に到達。

         www.youtube.com

 これはいいんじゃないか?!と僕の音楽アンテナが反応したのでCDを購入。

             2001年ってだいぶ昔だね

Never Kill the Boy on the First Date

Never Kill the Boy on the First Date

 

 

 ストリーミングでもアルバム全曲聴けるのだけれど、僕は古い音楽ファンなのでCDをわざわざ買うわけですよ。まあ300円だったのでOK。

 ただ、最初の2曲は良かったんだけど、途中から何が吹っ切れたんだか突然やたらと明るいアメリカンハードロックみたいな曲が登場。いや、嫌いじゃないけど、あなたたちにそれを求めてないんです・・・。

 多分作曲者が違うのだろうか、それを調べる気力はない。きっともう活動していないだろうし。ヴォーカルが二人いて、スクリームとメロディパートを分業制で行っているようだ。で、メロディ担当がやや歌唱に不安があって高校生のカラオケを聴かされているような気分になる。結果飛ばし飛ばし聴くという状況。そうして僕は結局メタリカ「マスターオブパペッツ」を聴いてしまう。

 

 そうそう、中ジャケットのアートーワークはいいセンスしていると思う。

        タイトルの「never kill the boy on the first date」もふるっている

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 ここ最近はこんな感じで音楽聴いてます

kakuyomu.jp

ムーミントロールとボックストロールス  THE BOXTROLLS!

 センター試験で出題され、何かと話題になったムーミン

 実は僕、その前にアマゾンプライムビデオでこれを観ていました。

                主題歌がなんとビョーク

   www.youtube.com

 

 ムーミンといえば世界で親しまれているファンタジーだけど、正直僕は怖いイメージがある。子供の頃放送されていたアニメをたまたま見たとき、ニョロニョロの大群が押し寄せてくるようなシーンがたしかあった。きっとそのあたりが原因なのかもしれない。あとはスニフの小物感やその他のキャラクターのアクの強さがが子供心に嫌だったのかもしれない。

 

 一冊くらい小学生の時に読んだはずだけどそれも覚えていないし。今現在でもムーミンにそんなに興味があるわけじゃなかったんだけど、この映画がパペットのストップモーションアニメだということと、なによりも「彗星が地球に大接近しムーミン谷を破壊?!」というアルマゲドン的展開に興味をもって観たというわけです。

 

 子供に「おとうさん、どうしてムーミンなんか見てるの?」と言われながらも見続ける僕。そのうちに小4の娘も一緒に鑑賞。

 お話の内容はだいたいこんなん。

 ある日平和なムーミン谷一面に灰が降り注いでいる。その原因は彗星が衝突するということだ!とジャコウネズミさんが言い出す。不安に思ったムーミンはスニフと共に険しい山の上にある天文台へ行き、事の真相を探ろうとする。途中スナフキンに出会い、様々な障害を乗り越え天文台へと着くがどうやら衝突は避けられないとのこと。驚いたムーミンは衝突までに家族のもとへたどり着けるのか?

 

 灰色の庭、赤い空と、とにかく終末感が全編に漂っており、子供がこれを見たらいろいろなことに絶望するのじゃないか。のんびりしたムーミンのイメージとは程遠く、次から次へと彼らを襲う苦難。まあ、娘は面白がってましたけど。あと、その絶望的な内容にもかかわらずBGMが美しいというギャップがまた奇妙な魅力を放っている。

 

 見ていて僕が知らなかったこと。

 「ムーミン」は「ムーミントロール」というのが本名?らしい。

 トロールというのはWIKIで見たみてら北欧の妖精らしいですね。よくロードオブザリングをはじめとするファンタジーやゲームに登場するけど、明確な定義を知らずに生きてました。

 

 さて不思議な符合もあるもので、僕が好きな人形アニメ制作会社「LAIKA」が作った日本未公開、ブルーレイ未発売のこちらの映画もトロールが登場。

 

       THE BOXTROLLS!

    www.youtube.com

 

 コララインとボタンの魔女を観て以来、僕はライカ作品には全幅の信頼を寄せている。ライカ作品にはまず間違いがない!

コララインについてはこちら

otominarukami.hatenablog.com

 

そうして最近の作品で言えばなんといっても「KUBO 二本の弦の秘密」だろう。

むちゃくちゃすごかった 

otominarukami.hatenablog.com

 

この他にもう一本。「パラノーマン=ブライス=ホロー」という作品があり、とにかくどの作品を見てもその職人技に驚嘆できるし、ストーリーの練られ方もディズニー並だということがわかる。それぞれの作品が伝えたいテーマがはっきりしているのだ。

 

でも、なぜかこの『ボックストロールス』だけは日本公開はおろか、DVDすら発売されていないのだ。

仕方がないのでアマゾンで並行輸入。1000円くらいで買えるし、英語の字幕もついているのでまあ、なんとかストーリーを理解できます。

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BOXTROLLS

BOXTROLLS

 

 

  お話は、チーズブリッジという街が舞台。そこには夜な夜な箱を身につけたボックストロールたちが出没し、ガラクタをあさりまくる。住民はトロールが子供をさらい、食べてしまうと信じており、夜中は必ず鍵をかけて誰も外出しない。実際10年前に一人の男の赤ん坊がさらわれ、同時に父親も失踪してしまったのだ!

 その人っこひとりいない夜の街を、猛スピードの車で駆け抜けるのがスナッチャーという害虫駆除を生業とする赤い帽子の男。

 

 彼は3人の手下を従えてトロールたちを捕まえるのだ。

 なぜ彼がそんなことをしているかというと、チーズブリッジには白い帽子をかぶった貴族たちがおり、チーズギルドを構成している。スナッチャーはチーズアレルギーにもかかわらず(チーズを食べるとカラダがひどく腫れ上がる)貴族になってチーズ品評会に参加することに執着している。

 その条件としてギルドのリーダーであるポートリー・リンド卿はボックストロールの完全殲滅を要求したのだ。このリンド卿がまたチーズにしか興味を示さず、娘のウィニーはそれにいつも不満を覚えている。

 そのウィニーはある夜トロールと一緒にいる人間の男の子を見かける。その男の子=エッグこそが10年前にさらわれた子供だったのだ。

 この話は箱をかぶっているトロールたちがたくさん登場するのだけれど、それぞれの名前がそのかぶっている箱に対応している。魚の箱をかぶったエッグの親代わりのトロールは「フィッシュ」、仲の良い友達のトロールは靴の箱なので「シュー」という具合だ。もちろんエッグは卵の箱を着ている。

 

 とにかくこの作品もライカの超絶技巧がいかんなく発揮されており、一度見始めるとどうにも止まらないくらいに目を奪われてしまう。

   こちらの動画のように気の遠くなるような作業の末にあの素晴らしい動きが完成される

    www.youtube.com

 

 特に後半に出てくるスナッチャーが操る超巨大マシーン(昔ワイルドワイルドウェストでケネス・ブラナーが乗っていたようなマシンだ)は縦横無尽の暴れっぷりでスチームパンク好きには堪らない。

 

 一方で群集心理の恐ろしさも描写していて、トロールたちを悪だと信じていた人々が魔女裁判のように「トロールを殺せ」と叫ぶシーンは空恐ろしい。これ、「パラノーマン」でも同じようなシーンがあった。幽霊を見ることができる少年パラノーマンを人々はつるし上げようとする(実際その数百年前には魔女とされた女の子が殺されたという過去が描写される)のだ。斜め読みをしてみると作品の隠れテーマとして暴徒化した人々の描写がライカ作品には通底しているようだ。

 

 とはいえもちろん安心の大団円を迎える結末に満足できるので、興味を持った方はぜひご購入をおすすめしますよ。アメリカから来るまでに3週間くらいはかかるけど。

 そうそう、このブルーレイにはささやかなおまけがついていました。

          このような素敵なポストカードが封入されている

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 ウィニーとエッグのポストカード、拡大。裏にはそれぞれのキャラクターのプロフィールが記されている。

         どちらも10歳くらいの年齢になっている。エッグは虫とか食べます

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        こちらはトロールたち。オイルカンは微妙に影が薄い

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      最後はライカ作品ブルーレイそろい踏みでお別れしましょう

                  そのうちクボも買います

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読んで

kakuyomu.jp

 

伊香保おもちゃと人形 自動車博物館で遊べ! 4

 なんだかんだ言って結構満喫している『伊香保おもちゃと人形自動車博物館』。ようやく今日で最終回です。内容は、薄いです。

 

www.ikaho-omocha.jp

 

 

さて、昭和レトロエリアと大量展示されている旧車エリアの向こうには何があるのか。

            なにやらメルヘンチックな雰囲気が突然漂う

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         はい、世界のテディ・ベアコーナーでした。

          しかしテディにはあまり興味のない我々はろくに見ずに先へ

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 テディが終わったと思うと、今度は世界の人形が両側にディスプレイされている恐怖の世界人形廊下を通らされる。

          昔さんざんNHKで人形劇を見たっけ。プリンプリン物語とか!

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 とにかくここに来ればほぼ世界中の人形文化を理解することができる。

            社長が世界を旅して集めまくったのだろうか

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ほかの国の人形はいかにも人形然としているのに、イランのおじさんだけがなぜかリアルで大きさもでかめ。何から作られているのだろう。

                今にも動きそう。エジプトは金ピカ

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          さて、ここはどこでしょう。

 

                秘密諜報員の隠れ家みたいだけれど・・・

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           正解:男子トイレでした

                     なんか落ち着かない

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 その先には割と広めの休憩スペースが有り、喫茶もできる。僕たちは順路の途中にあった駄菓子屋で買ったお菓子を開封。

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        こちらが購入品。実際子供の頃食べてたやつとは違う。

        娘は青りんごを2~3個食べてやめてました。金塊は実はチョコです。

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     なぜか最近ゆかりのある「真実の口」。これで3箇所目ですよ!

              ちなみにこれは占いをしてくれる

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 駄菓子を食べるのにも飽きたので最後のコーナー「リス園」へと向かいます。

             まさか最後にこれが来るとは思いもよらない

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        リス園の途中にはなぜかアイアン・アートが。

         まさかここでエイリアンVSプレデターが見られるだなんて

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  ダメ押しで超巨大鉄製オプティマス・プライムらしきものが飾ってある。

             あのー、リスはまだですかー

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 ようやくたどりついたリス園、雨がパラついていたため、リスの姿を一匹たりとも確認できませんでした。

               ここに放し飼いにされているらしい

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        リス見せます詐欺!もういいよ!帰るよ!

 

              このあとF40で大爆走して帰りました

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読まれたり、読まれなかったり          

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伊香保おもちゃと人形 自動車博物館で遊べ! 3

 イミテーションの昭和空間ですっかりそれの持つエレジーにやられてしまったなるかみ父娘。ようやくその呪縛から逃れたものの、今度は車地獄エリアへと突入です。

 

とはいえそれなりに楽しい

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 旧車展示エリアだけれど、演出にはやはり古き良き昭和の香りがまぶしてあります。

 

背後のややトウが立った男女二人組、仲良く観覧しているので夫婦と思いきや女性の方が「あ、これうちの子供が」と言っていた。どういう関係?勘ぐるのはやめよう。

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 入口には100円を入れると激しく上下に動く最新のサトちゃんライドが置いてあったので、娘にすすめるとすんなり乗った。

                  まあ、すぐに降りましたけど

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          わー、僕も乗りたいよ!乗ったよ!

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 娘が僕を無視して先に行きそうになったので慌てて降りました。

 さて、こちらはこちらで古い映画の看板とマジンガーZ、洗濯物とかなりとっちらかった空間となっております。先日次女と見たスバル360が置いてある。

             わざわざ看板を描いたのでしょうね

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 その隣には『月光仮面』の映画の看板。僕よりも一回り上の方の世代向けだ。おそらくここの館長の趣味なのだろう。

            八百屋の正ちゃんの上に映画看板。シュール。

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怪獣コング(しょうもないネーミング)のフェイス、入れ歯でしょ。大東京の真ん中って、銀座あたりで大立ち回りでもするのだろうか。アマゾンプライムで見られるかな?見ないけど。

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 この少し先にはミニクーパーのエリアがあるのだけれど「撮影禁止」でした。とにかくミニクーパーの様々なバリエーションを堪能できる。ミニのファンの方は実際に足をお運びください。ミスタービーン!

            やり手の館長の記事が飾ってありました。

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 ミニ博物館を過ぎて2階に上るといきなりこんなジオラマが登場。ハチロクが飾ってある。しかし、僕はイニシャルDに全く興味がないので軽くスルー。実は野外にもイニシャルD関係のガレージがあるのだけれど、この日は雨が降っていたので割愛しました。イニシャルD好きの方は実際に足をお運びください。

                   群馬が舞台だそうで

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      後ろを見るとズラッと旧車が並ぶ。それにしても人いない。

       日曜日ですよ。なんとなく寒々しい。あと、同じような車で正直飽きる

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 更にこの階の奥には階段があって3階に行ける。そうしてそこに展示されているのは

 

           トヨタ2000GT!ボンドカー!

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        洗練されたデザイン、今見てもカッコイイ。

      少し前に、走っていた2000GTに木が倒れて潰れたニュースがあったよね

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とにかく人がほとんどいないので、好きなだけこのスポーツカーを鑑賞することができる。こんなのが家に置いてあったらみんな見に来るよね。

                    維持費が大変か

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よく見るとサイドにはこんな警告が。

               いくら払わされるのだろう

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 横には子供用のミニ・カーが。これはこれで高いのだろうな。

                お金持ちの子はお金持ち

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 僕は子供の頃、「ビーン・カー」という赤い足こぎ車を持っていたっけ。それをこいで近所を走り回っていたのが人生の最古の記憶。

 

 さてここが自動車博物館のピーク。あとは階段を降りてお土産コーナーで駄菓子を買うと、再びその先には通路が。まだ終わりじゃないのか!

            やたらと映画のポスターが飾ってあるのだ f:id:otominarukami:20180116010816j:plain f:id:otominarukami:20180116010842j:plain

 

 上記の『メカゴジラの逆襲』は、僕が始めて劇場で見たゴジラ映画だった。メカゴジラ、カッコヨカッタナア。僕超合金のメカゴジラ持っていたけれど、どこへ行ってしまったのだろうか・・・。そうそう、知ってます?メカゴジラはスペース・チタニウムで出来ているんだよ!あ、そうだ、クライマックスでメカゴジラの頭をもいだのに、全くくたばらないのを見たゴジラがたまげていたっけ。そりゃそうだ、メカだもの。

 

        さて、ようやく昭和なつかし地獄も終わりです。

 

        しかし!まだこの博物館は終わらないのだ!

 

               もう勘弁してください

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 しつこくてすみませんねえ、明日に続きます。

 

伊香保もいいけどメタルもね

kakuyomu.jp

 

伊香保おもちゃと人形 自動車博物館で遊べ! 2

 引き続き伊香保おもちゃと自動車博物館でのこと。

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 昨日までのあらすじ

 展示品であるスターウォーズのブロマイドを見て年甲斐もなく「欲しいよー欲しいよー!」と駄々をこねる父親。

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しかしそんなおやじを無視してピンク色のグミ的な駄菓子を欲しいと指差す娘。

    いや、これ売り物じゃないので開かないよ。あとで売店があるから買ってあげるよ

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        はっと我に帰り、二人で記念写真を撮りました。

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 手前のスクータ、乗り放題だからか、イスの部分に相当なダメージを喰らっていた。

                いったい何億人が座ったのだ?!

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 どうすればあんな穴が開くのだろう?まあいいや。この部屋は周りの展示もおもしろい。まずショーケースにオールドカルタがたくさん展示されている。

           カルタの文面を読んでみたい。きっと笑う。

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    その中でも僕が特に気になったものをピックアップしてみます。

                 どちらも全く知らない

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 とにかく両方の絵に共通して言えることは目力のすごさだ。昔の美男子ってこうなのか?「事件記者」はともかく「口笛探偵長」っていったいどんな話?ググッてみたけれど、1960年のテレビ番組というほか、ほとんど情報は得られませんせした。どうやらイサム少年という子供が探偵として活躍するドラマらしいです。やっぱり口笛を吹くのだろうな。

 

 こちらは僕らの世代の特撮番組。それでもマイナーですが。

         嵐のカルタ持っていた気がする・・・バローム

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 確か「嵐」も「バロム1」もアマゾンプライムで見放題だったはず。のんびりとした、少々間抜けな特撮ドラマを見ることができますよ。

 

 壁に展示されてあった野球選手のポスター。なぜか全員頬紅をさしており、コウメ太夫みたい。

        僕のほとんど知らない人ばかり。メガネが丸い。

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     こちらはセルロイドのお面たち。経年で色あせ、なんかこわい。 

            お前もセルロイドのお面にしてやろうか! 

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 こんなのをかぶった子供たちに囲まれたら戦慄する。お嫁さんのお面って!あと金太郎の頭にマサカリ乗ってませんかあ?

 

 駄菓子屋ゾーンを出て曲がり角に来ると、出ました由美かおる看板。

                今でも地方に現役であるよね

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 とにかくこの博物館の収集はすごい。いったいどういうツテで集めたのだろうか。展示するのが面倒なのか、やたらと無造作に詰め込まれているブリキのおもちゃ群。

              オクで売ったら、全て高値なんでしょうね

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こちらのショーケースのプラモデルたちも、作られないまま朽ちてゆくのだろうか。

              オクで売ったら、全て高値なんでしょうね

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 かなり魅力的なスナックがあったけれど、ドアを開けるとクトゥルフの暗黒神が続々と出てこようとしていたのであわてて閉じました。

                実はスナックとか行ったことない

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 こちらも無造作に詰め込まれている伊香保ドール店。モンチッチなど古い人形と正体不明の人形たち。

               この人形の目が怖い

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 その先には昭和のレコードとプロレス関係や特撮のおもちゃなどが一緒くたに飾られているエリアがある。

 よく見るとジャンボマシンダー!金持ちの友達が持っていたのを指を咥えてみていたっけ。そうしてその近くのショーケースはタイガーマスクのリングコスチューム。

   もはや分類の意味が見いだせない。佐山サトルプロレススーパースター列伝

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 「昭和」というくくりなら何でもありか!壁一面にはシングルレコード、いわゆるドーナツ盤がたくさん飾られていたけれども、特に僕が気になったのがこれ。

              いったい何が違うのか

          f:id:otominarukami:20180115194242j:plain

こんな曲です。


でも、何かが違う - 鈴木ヒロミツ

 

あとはすごい形相の猪木とアリ戦のポスター。よりによってこの顔選ぶ?

                 アリ、今にも嘔吐しそうで嫌だ

       f:id:otominarukami:20180115194653j:plain

 

 さて、昭和エリアはこの射的コーナーで突如終わります。

                 実際にやれるけどやらない

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    そして次のエリアは大量の車たちが登場。続きはまたあした。

 

 

6000PVまであともう少し!よろしくお願いします!

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伊香保おもちゃと人形自動車博物館で遊べ! 1

 群馬県榛名山の中腹に、「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」というかなりカオスな私設ミュージアムがある。

www.ikaho-omocha.jp

 

 僕の家から高速道路でちょっと行けばたどり着ける場所なので数年に一度、遊ぶ場所に困ったときに「そうだ!伊香保おもちゃと人形 自動車博物館へ行こう!」と思うのだ。

 そうして先週の日曜日にそう思いついたので今回は小4の次女を家に置いて、中1の娘と2人(僕の車はコペンなので子供を一人ずつしか運べないという欠点があるのだ)で「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」へ行ってまいりました。最近ぶらっとプチトリップばかりですね、今回も長いシリーズになります。

 

 そもそもこの「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」という名前の取り合わせからして何がやりたいんだと思うんだけど、実際行ってみるとおもちゃと人形だけでなく様々な要素が絡み合った不思議な博物館なのです。ちなみに私設ミュージアムとして年間入館者数全国1位だそう。

     外観はメルヘンチックで小奇麗。斜面に建ってます。早速古いシトロエンが。

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 事前の予備知識無しにこの博物館へ入った人はきっと驚く。だってタイトルが「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」なのに、なぜかいきなり昭和の町並みが登場。しかも本気度がすごい。

           エントランスでなぜかキューピー人形をくれる

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僕はこの博物館に過去4回ほど訪れているのだけれど、混雑していた記憶が一切ない。休日でもこのがら空きっぷり。

              でも、まあ、ちらほら入場者はいますよ

     f:id:otominarukami:20180113174227j:plain

 BGMでなんとも古い歌謡曲が流れており、時々妙な不安に襲われる。あれ?今平成だよね?日本にいるよね?

         随所に細かい演出が施されており、毎回新鮮な発見アリ。

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 一昔前に昭和レトロブームがあって、台場一丁目商店街を筆頭としたこの手のミュージアムが日本各地にたくさん作られた。上野の下町風俗資料館

www.taitocity.net

寅さん記念館

www.katsushika-kanko.com

など、僕はその手の場所が好きで何箇所か訪れたことがありますが、それらと比べてもなんの遜色も無く群馬の山中とはいえなかなか楽しめます。

 ちなみに昭和再現系で一番ショボイと思ったのは「荒川区ふるさと文化館」だった。写真撮影はダメだし、古い家並みもあるにはあったけれど、10分くらいで見終わっちゃう。

 

 さてこの通りはいくつかの部屋に入ることができます。最初の部屋は「人形の部屋」!僕は勝手に呪いの人形の部屋と命名。所狭しと日本人形が展示されている!そしてなぜかそこでは大量の人形の視線を浴びながら、300円でスマートボールをすることができる。どういう組み合わせ?なんかこわいよ!

            さすが「おもちゃと人形」を謳うだけはある

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 ちなみに後半には江戸時代あたりの日本人形を飾ってあるコーナーもあるのだけれど、祟られると嫌なので写真は撮りませんでした。ビビリ!次の部屋へ行くよ!

 

         館内自体はメンテナンスがしっかりしているので居心地は良いです

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    呪いの人形の部屋のとなりは駄菓子屋と古カルタそのほかの部屋。

            図らずもセピア風に撮れた写真。でも意味不明。

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 この部屋は古き良き駄菓子屋を再現しています。上野の下町風俗博物館にも同じようなのがあった。上野はちゃんと店の中に座れるようになっていたけれど、こちらは見るだけ。でも、かなりの作り込み。

             まだ探せば日本に数軒くらいはあるのでは?

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      よく見るとかなり雑然とはしている。でもそれぞれのグッズは値打ちもの!

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 誰にも邪魔されずゆっくり見ていると、(僕にとって)とんでもない価値を持つお宝を発見!

                    こんなのあったんだ

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             欲しいよ!超欲しいよ!

        f:id:otominarukami:20180113191220j:plain

 

      欲しすぎて涙が止まらなくなったので今日はここまでです つづく

 

最近音楽の話題ほぼ無しですが 

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こうやって毎日貼ることで細々と読まれております

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国語できるかな ミッフィーから始める幼児期からの国語力 

 僕は教育産業に従事しています。特に国語という教科に関しては30年近く携わってまいりましたので、ある程度どのように学習すればよいのかというノウハウは多少持っています。ただ、ネットには「国語がどうすればできるか」とか「こうすればセンター試験は取れる」とかすでに大量の情報が出回ってますので、じゃあ僕には何が書けるのだろうと考えてみました。

 

 そこでまずは、国語力(それにしても曖昧な言葉ですね)、言語能力、言語感覚ひいては感受性を養うために子供が小さいうちからできることを書きたいと思います。もちろん万人に当てはまる方法などはもとよりありませんので、僕が仕事上学んだり、子育て上経験したりした中から感じたことを、ご参考までにぐらいの感じなんですけど。

 

※さて唐突ですがすいません、ここからけっこうな娘自慢になりますので、「なんだコイツ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、すいません、ご容赦ください。

 

 僕は現在小4の娘に対してかなり意識的に国語力を伸ばす育て方をしてきました。具体的には小さい頃から本を読み聞かせ、機会あるごとに図書館へ連れて行き、日常的にも正しい日常の言葉遣いを考えさせるということを実践してきたのです。

 

 他にも鳥を飼いたいといえば本を100冊読んだら買ってあげるよと100冊読ませ、漫画を買ってあげるよと言っては「まんがことわざ・慣用句辞典」などをだまして読ませました。

 しめしめ、夢中になって読んでましたよ

小学生のまんがことわざ辞典 改訂版

小学生のまんがことわざ辞典 改訂版

 

 

 テレビはほとんど見せなかった・・・というか僕も妻もあまりテレビ視聴の習慣がないので、自然と見なかったのですが(ETVでやっているピタゴラだの地球ドラマチックだの、そのた自然科学系のものだけは録画していました)結果的には本を読むという習慣が自然とついたのです。

 

 そういう育て方が良いか悪いのかはわかりませんが、現在彼女は中学文法を軽々と理解する能力を会得しています。

 たとえば品詞の分類。いきなり「形容動詞」を文法的に説明してください、といわれてもなかなか難しいと思います。

 

 答えは自立語で活用があり、言い切りが「だ」で終わる単語。となります。

 

 中学受験をするならいざ知らず、基本的には中1の後半でやる内容です。しかし彼女は小学生向けの「まんが言葉のきまり辞典」を熟読した結果、

 非常によくできているシリーズです

小学生のまんが言葉のきまり辞典[文法・品詞・表現] 新装版

小学生のまんが言葉のきまり辞典[文法・品詞・表現] 新装版

 

  ある日「おとうさん、形容動詞の言いっこしようよ!じゃわたしからね。清らかだ!」などと始めたのです。

 

 最初は「まあ、すぐに僕が勝つに決まってるでしょ」とタカをくくっていたら、あにはからんや、次から次へと飛び出す形容動詞。「ゆるやかだ、ゆたかだ、おおらかだ、しずかだ・・・」と下手すれば僕がつまる時もある始末でした。結局勝負がつかないままその場はうやむやになったのですが、その後も彼女は「形容詞」言いっこや「る」で終わる動詞言いっこなどことあるごとに僕に挑み、その都度いい勝負に持ち込まれるのです。

 僕は嬉しいながらも密かに舌を巻き、わが子ながら軽い嫉妬を覚えるという意味不明の感情を抱きました。

 

 はい、すいません娘自慢終わりです。まあ、今こういう状況でも未来がどうなるかは予測がつかないわけで、中学・高校生になったら普通の人になる可能性だってあるわけですよ。高校の古典になると、かなり難しい。

 

 しかし、やはり思うのは、国語力を伸ばすのには(学習全般にも言えることですが)家庭の環境というのが非常に重要なのだということです。

 

 

 では具体的に僕がどういう本を見せて、読ませてきたかをここでご紹介したいと思います。小さいお子さんを持つ方にご参考になれば幸いです。

 

 まずは言わずと知れたディック・ブルーナ博士のミッフィーを中心とした絵本。

        太鼓の音やサルやヒツジの鳴き声のものまねを一生懸命やりました

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 あまりにも有名なこのうさこちゃんは、色使いや優しい絵柄が子供のやわらかい心に素直に染みとおっていくはずです。僕はことあるごとにブックオフやそのほかの古本屋でブルーナの本を見つけては買い求めました。ここにある本は天井裏にまだ保管されていたものです。実際はもっとあったと思いますが、ボロボロのものは捨てたので今あるのはこれだけ。

 

 1~2歳くらいまでは絵のみのものを膝に抱っこして見せていました。そうして言葉が出るようになる頃からひらがな入りのものへとシフト。

              

   そうそう、ミッフィーの他にもボリスなどのキャラクターも親しみました。

 

 さて、突然思いつきで始めた「国語できるかな」、今日はとりあえずここまでです。次回はもっとたくさんの絵本をご紹介します。いずれは僕なりの国語できるかな文法教室もやってみたいと思っています。近いうちにまた「国語できるかな」でお会いしましょう。なるかみでした。

 

 

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