群馬県の榛名山の中腹に、「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」というかなりカオスな私設ミュージアムがある。
僕の家から高速道路でちょっと行けばたどり着ける場所なので数年に一度、遊ぶ場所に困ったときに「そうだ!伊香保おもちゃと人形 自動車博物館へ行こう!」と思うのだ。
そうして先週の日曜日にそう思いついたので今回は小4の次女を家に置いて、中1の娘と2人(僕の車はコペンなので子供を一人ずつしか運べないという欠点があるのだ)で「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」へ行ってまいりました。最近ぶらっとプチトリップばかりですね、今回も長いシリーズになります。
そもそもこの「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」という名前の取り合わせからして何がやりたいんだと思うんだけど、実際行ってみるとおもちゃと人形だけでなく様々な要素が絡み合った不思議な博物館なのです。ちなみに私設ミュージアムとして年間入館者数全国1位だそう。
外観はメルヘンチックで小奇麗。斜面に建ってます。早速古いシトロエンが。
事前の予備知識無しにこの博物館へ入った人はきっと驚く。だってタイトルが「伊香保おもちゃと人形 自動車博物館」なのに、なぜかいきなり昭和の町並みが登場。しかも本気度がすごい。
エントランスでなぜかキューピー人形をくれる
僕はこの博物館に過去4回ほど訪れているのだけれど、混雑していた記憶が一切ない。休日でもこのがら空きっぷり。
でも、まあ、ちらほら入場者はいますよ
BGMでなんとも古い歌謡曲が流れており、時々妙な不安に襲われる。あれ?今平成だよね?日本にいるよね?
随所に細かい演出が施されており、毎回新鮮な発見アリ。
一昔前に昭和レトロブームがあって、台場一丁目商店街を筆頭としたこの手のミュージアムが日本各地にたくさん作られた。上野の下町風俗資料館
や寅さん記念館
など、僕はその手の場所が好きで何箇所か訪れたことがありますが、それらと比べてもなんの遜色も無く群馬の山中とはいえなかなか楽しめます。
ちなみに昭和再現系で一番ショボイと思ったのは「荒川区ふるさと文化館」だった。写真撮影はダメだし、古い家並みもあるにはあったけれど、10分くらいで見終わっちゃう。
さてこの通りはいくつかの部屋に入ることができます。最初の部屋は「人形の部屋」!僕は勝手に呪いの人形の部屋と命名。所狭しと日本人形が展示されている!そしてなぜかそこでは大量の人形の視線を浴びながら、300円でスマートボールをすることができる。どういう組み合わせ?なんかこわいよ!
さすが「おもちゃと人形」を謳うだけはある
ちなみに後半には江戸時代あたりの日本人形を飾ってあるコーナーもあるのだけれど、祟られると嫌なので写真は撮りませんでした。ビビリ!次の部屋へ行くよ!
館内自体はメンテナンスがしっかりしているので居心地は良いです
呪いの人形の部屋のとなりは駄菓子屋と古カルタそのほかの部屋。
図らずもセピア風に撮れた写真。でも意味不明。
この部屋は古き良き駄菓子屋を再現しています。上野の下町風俗博物館にも同じようなのがあった。上野はちゃんと店の中に座れるようになっていたけれど、こちらは見るだけ。でも、かなりの作り込み。
まだ探せば日本に数軒くらいはあるのでは?
よく見るとかなり雑然とはしている。でもそれぞれのグッズは値打ちもの!
誰にも邪魔されずゆっくり見ていると、(僕にとって)とんでもない価値を持つお宝を発見!
こんなのあったんだ
欲しいよ!超欲しいよ!
欲しすぎて涙が止まらなくなったので今日はここまでです つづく
最近音楽の話題ほぼ無しですが
こうやって毎日貼ることで細々と読まれております