あけましておめでとうございます。
今年も適度に『音楽と本』を更新します!
さて、去年の12月に、久しぶりに大学時代の友人たちとバンドをやりましたよ。
毎年同窓会を兼ねて開催されるこのライブ、今年で22回目!年もとるもんだ。参加者の平均年齢55歳くらいのおやじバンドイベント。
そして僕は大体毎年レッチリのベースとか娘を担ぎ出して相対性理論とかを演奏していたんだけど、今年はギター担当のメンバーが不参加!数人の友人に打診をしたけれど、皆都合が悪く出席できないとのこと。
この娘も今年高校受験
希望としては八十八ヶ所巡礼の「狂感できない」を演奏したかったのですよ。
この曲のベースラインとか天才か!僕はこれを弾きながら歌うという曲芸に挑戦し、イイ感じに仕上がっていたのだが結局お蔵入り・・・。今年はまさかのバンドなしか!とそれだけは避けたい展開になりそうになった。じゃあ自分で工夫して何とかするしかない、と色々音楽的教養でもって考えた結果、そうだ、二人でできるバンドあるじゃん!ホワイトストライプスがいるじゃん!という結果に到達。
彼らの名曲「イッキー・サンプ」をやることに決定。
まあ、やるとは言ったものの、ギターはともかく歌がメンドクサイ!何この早口。歌詞カードを見ながら聴いてみても全然わからん!しかし世の中すごいね、このイッキー・サンプを英語でどう歌うかとレクチャーしてくれる方が動画をあげていました。その人のおかげで数週間を費やし歌詞を覚えたよ。疲れた!
毎日車の中で大声で歌う日々を経て、本番ではまあまあ受けた。その時のビデオも撮ったんだけど、あんまり張り切りすぎて演奏が疎かになって最後のソロとかもう子供が弾いているくらい音を外し、何度聴いても自分でゲラゲラ笑ってしまうレベルよ。
それを公開してもいいんだけど、まあそれよかはもう少し上手くできたスタジオペンタでのリハーサル映像を載せます。正月に時間を持て余している方、ぜひどうぞー。
翌日くたくた
どうですか、中年の全力イッキーサンプ。ださいですか。
借り物のレスポールだけど、いい音してるなあ!
やっぱりバンドはいいな。80歳までできますかねえ?
ちなみに僕が着ている服、ヴィヴィアンウエストウッドなのです(もちろんセカストで中古で購入)。
胸にでっかくヴィヴィアンの象徴オーブプリント。背中のグラフィックもセンスいい
そのヴィヴィアンさん先日お亡くなりになりましたね。ヴィヴィアンの服かっこいいけど高いよね。もう二十年以上前かな、知り合いがセレクトしょっぷに勤めていたのでその関係でヴィヴィアンのシャツを買ったことがあるんだけど、たしかそのシャツ三万五千円した!胸にオーブの刺繍がしてあるだけでこんなに高いのかい!でもやっぱりシルエットとか生地感はすごく良かったなあ。
そんで当時僕、社会人吹奏楽団に入ってトロンボーンとか吹いていたのですよ。そういう団体って年に一度文化会館的なところを借りて演奏会をするんだけど、その時にそのヴィヴィアンのシャツを誇らしげに着たわけ。そうしたら一緒に参加していた女子高校生の女の子が
「うわ!ヴィヴィアンだ!初めて見た!」
と反応してたなあ。
これ着てたら何人かに「ヴィヴィアンだ!おしゃれ!」と言われてバンド中年いい気になってたんだよ。でもとある先輩に「お前フレディクルーガーか!でもヴィヴィアンなのかよ」と言われてああ、そうかこれフレディなんだな、と、よりこの服に対する愛着が増しました。
そういえば帽子も寄せてるなあ
じゃこれからセカストのセールにいってきまっす!