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なるかみ生きてます通信

 仕事が変わって一ヶ月、まだ慣れないことが多いので大変だけれど、なんとか頑張っています。絶望的に辛い思いで勤めていた前職とは違い、体が疲れるだけなので精神衛生上問題は無いのだけれど、帰宅が12時を超えるのでそいつがちと辛い(出勤は遅め)。だから日月の休みだけを楽しみに毎日生きてます。つまり、これを書いている今がピーク!

 

 そんなんだから目新しい記事をあまり書くこともないのですが、僕自身のストレス解消のために何かを書こうという次第。箇条書きにしてみますね。

 

     ○「スカイウォーカーの夜明け」という邦題のダサさに驚く

    

ツッコミに対する予防策か、コメント欄は閉じている。

 

 

アマゾンプライムビデオで連続二本、ロック様ことドゥエイン・ジョンソンの主演作を見てあまりの大味っぷりに大満足。

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どちらの作品もどんなに穴だらけの脚本でも、派手なCGとロック様のおかげで映画がそれなりに成り立つことを証明。特に「スカイスクレイパー」の最後、凄腕ハッカーがビルの管理システムを誰にも変更できないようにプログラムしたはずなのに、主人公の妻が端末から再起動したら全部ナシ!となったのには「うそでしょ!」と思わず声が出た。スマホじゃないんだから!しょうもない伏線にもあきれた。でもそんなことにこだわるよりは、劣化版ダイ・ハード(主人公の肉体的にはアップデート)+タワーリングインフェルノと思って見れば問題なし。プライムなら無料だしね。

 

 

森見登美彦有頂天家族」読了

  安定の森見作品。こちらも非常に満足のいく内容。

 いつものとおり、京都を舞台にした森見ファンタジーワールドが展開される。

アニメ化もされている人気作品

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ただ読んでいて思ったのは「天狗」が人間世界に紛れて生活しており、人間を弟子にとって天狗にするというくだりは黒田硫黄氏の大日本天狗党絵詞のアイディアではないか?

傑作 

 

いましろたかし作品を二冊購入

いましろたかし氏の作品が好きなんですよ。市井の人々の日常を描いたら天下一品の氏の作品をほとんど持ってます。そうして作者自身が「ひましろたかし」として登場する「釣れんボーイ」は年に何回か読み返してます。

今もう中古で手に入れるしかないのですね。かなりのボリューム 

この「釣れんボーイ」は、基本的に40代の作者が将来に対する不安や日々の愚痴を釣り(主に鮎、時にイカ)に行くことでなんとか鬱憤を晴らす日常が描かれた傑作。

 

最近は反原発漫画とか政治色の強い作品を書いていたのだけれど、ふと調べたらいつの間にか続編が出ていたので即購入。

 50代半ばとなった作者のボヤキはますます鬱屈し、怒りの矛先は自民党へと向かう。前作に比べて釣りの比率は少なく、政治の話と自身の健康と将来への不安がリアルにつづられている。僕も50代のおじさんとして、人事ではない内容に共感する部分が多々あり、読み応えがあります。漫画というものは絶対的な主人公が活躍し、成長するものだけではないのだ。絵柄の軽さもあって、扱っている内容は重いがオフビートな味わいに満ちている。

 ちなみにいましろ先生は三軒茶屋から現在は静岡に引っ越したらしいのですが、ツイッターも更新されておらず、動向がつかめません。静岡の川で悠々自適につりを楽しむことができていらっしゃるのだろうか。

 

 ちなみにいましろ作品は何作か映画化されております。

デメキング」。雰囲気はかなり原作に忠実。脚本は作者本人!漫画版の衝撃のラストは改変されています。

   

 途中までのテンションがすごいのだが、急激に失速し、とんでもないラストを迎える

  

「ハード・コア」、まさかの山田孝之主演!共演もそうそうたるメンツ。原作は故人である狩撫麻礼

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そうして「新釣れんボーイ」の中でも展開するのだけれど、自ら企画制作で映画を公開!見たいよ。つうかこの予告編、本編が一切出てきません。

   

          こんなのもありますが、やはり本編は見られません

   

○映画「アド・アストラ」が面白そう

突如僕のYOUTUBEチャンネルにアップされたブラッド・ピット主演のこちらの映画、いかにも僕好み。役者も豪華。

        冒頭シーン、これ宇宙エレベーター?クラークの世界じゃないか!

    

 

       ○映画「ザ・バナナスプリッツ」が面白そう

   

 実在した数十年前の着ぐるみ子供番組のキャラクターが実は殺人ロボットでしたという、既にネタばれ御免の予告編。面白さは半減。着ぐるみホラーは幾多あれど、実在の番組のキャラを使っているところがポイント高いのでしょう。日本で言えば、はに丸とか、にこにこぷんのキャラとかが襲ってくるって感じなんだろね。

 

さて、思いつくままにここ最近気になったものを列挙しましたが、実は一番僕がこのところ楽しんでいたのは、こちらのプログラムでした。

 

 

 だって安心して観られるもん

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