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コスパのよいおしゃれはユニクロ?GU?いやいや 後編

 引き続きZOZOUSEDで服を買うお話。

 古着はちょっと・・・と思う方、それならSランクの「未使用」「新品」でソートすれば、希にいい物件が出ることがあります。このシャツは確か定価は32000円くらいするらしいけれど、購入価格は3000円。新品未使用で。ブルーのチェックに金の刺繍糸、そうしてサボテンの刺繍が僕のハートをガッチリキャッチ。

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 ただ、この服で3000円はそれでもたけ―よ!と思うかもしれない。ちょっと派手だし。僕はいい年して、こういう派手めのシャツが好きなので(似合うかどうかは別として、着るのに抵抗はない)ついつい手が出てしまう。

 こういう傾向のスタイルで娘のヤマハ音楽教室に送り迎えをしていたら先生にアパレル関係の仕事をしていると思われたこともあった。いえ、全然関係ないです。

 

 さて、お気に入りに入れていた服を随時チェックしていると、午前中「非表示」となってアクセスできない時がある。「あれ!売れちゃったのかな?」と最初は僕も焦ったのだが、そうではなく、その表示になっている日の午後に、値段がさらに下がっているのだ!だからまずは狙い目の商品をお気に入りに入れ、すぐに買うのではなく、しばらくは様子を見る。非表示になったその日は、さらに下げられた値段で出品されていることを忘れない。ただし、潮時を見極めないと先に売れちゃうことともあるので注意。そのタイミングの見極めが勝負!

  例えば、こんなことがある。

 狙っていた商品を「買い物かごに入れる」ボタンに入れると、ほぼ同時に「ほかのお客様がカートに入れています」という事態になったことがあった。だがここで「うわーなんだよ!」、逃した魚はでかいと嘆くのは早い。場合によっては、少し待ってみるとカートに入れたものの、そのあと「やっぱやーめた」とライバルが思って商品がまた買えるようになることもあるのだ。そこですかさず購入!

 

 商品の探し方も重要。冒頭で述べたとおり膨大な数の商品を絞るためにまずソートをかけるのだけれど、トップスの場合自分のジャストサイズを知っておいたほうがいいです。大きいサイズは野暮ったくなるので注意。あくまでジャストサイズで着るのがおしゃれの基本だそうです。僕の場合はトップスを買う時はまず身幅を48~52センチに設定すれば、実物を着たときまず問題なくジャストフィット。

 そうしてS(新品同様)、A(状態良好)でソート。もうすこし状態が落ちてもいいと思うならばB(使用感がすくない)もチェック。ただ、Bになると突然商品の数が増えるので、商品を見ているうちに疲労で感覚が麻痺してどうでも良くなってくるときもある。トップスのB状態はなるべく避けたほうがよろしいかと思います。

 

 逆にデニムを探す時は、Bまでソートをしても問題なし。特に古着加工のものが多いので洗濯してしまえば割と平気。ただ、写真をみてなるべくヒザの出ていないものを選んだほうが良いでしょう。

 ボトムスも自分のベストウェストと股下を覚えておけばほぼ失敗はなし。僕は以前、適当にMなら大丈夫だろうと買ったパンツがどうにもパッツンパッツンで泣く泣く諦めたことがあるので(服好きはネットで買ったりするとこういう失敗は多いはずだ)サイズ選びは慎重に。

 

 ここでまた購入品をご紹介。例のお気に入りブランドのギルドプライムのカーディガン。色違いのビーズが一つ一つ編みこまれていて非常に手間のかかった商品。こういうデザインのものが大好きなのです。これも2800円で購入。同様の商品をよく楽天とかZOZOで見かけるんだけど、この状態でこの値段は破格。

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  次にプレッジというブランドのVネックセーター。胸のワッペンがいいのだ。

 

 

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これは新品で入手。4000円くらいから出品されていたのを我慢して1800円になった時点で即購入。新品だったのでプライスタグが付いていた。

 

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正規の販売価格、18375円!たっけ!絶対に店では買わない値段。ZOZOUSEDのありがたさ。これを定価で買って着ている人は確実にいるはずだ。それを9割引近くで購入できて喜ぶ小市民たる僕です。

 

 もういっちょカーディガン。ホントに、いくつカーディガンもってんのかと。

otominarukami.hatenablog.com

 ナンバーナインという、一世を風靡したドメスティックブランドのカーディガン。

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www.fashion-press.net

 コレクションを発表するたびにしょっちゅう雑誌で特集が組まれていた。ロックテイストの服が得意で、カート・コバーンガンズ・アンド・ローゼズのアクセルをモチーフにした服を作っていた。芸能人もこぞって着ていたドクロのTシャツ

  はかっこよかったけど、アクセルのタイツファッションはどうかと当時思った。

 

 デザイナーが変わってからの商品(ブランド名もエヌエヌ・バイ・ナンバーナインというものに変わっている)なので全盛期からすると微妙にテイストは違うのだけれど、腐ってもナンバーナイン、袖や襟周りの編み込みがものすごく手間がかかっている。これもおそらく2~3万する商品だろうけど、2000円で買えました。

 当時はドクロTシャツ、ショップに並ばなきゃ買えないほどの人気があった。それが今やアマゾンやゾゾで楽勝で買えるとは・・・しかも値段も1万円前後していたのに、ほぼ半額。まあ、Tシャツ五千円も高いんだけ。

 僕も流行っていた当時はドクロTではなく、シュプリームのデザイナー、ジオバーニが描いたナイトのプリントされたTシャツは買った。

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 よくもTシャツに一万円とか払ったもんだが、やっぱり素材は非常に良くて、着心地はいいし、生地が全然ヘタレない。しかもこの写真ではわからないけれど非常に作りが凝っていて、脇の下には小さな通気孔があり、プリントの上には穴が開けられていた(散弾銃で撃たれたということらしい)。

 そんでそれ着て子供とスマイル!プリキュア展見に行った。

 

  ZOZO服はこの他にも子供服を含め、いくつもあるのですが、まあこの辺で。

 

 それにしてもそんなに服買ってどうするの?とお思いの方もいるかもしれない。なんでなんだろう。やっぱり、新しい服に袖を通す時のワクワクする気持ちはいくつになっても変わらないのだ。そうしてお気に入りの服を着て出かけるウキウキとした気持ち。そういった気持ちが服を買う原動力なのかもしれない。ショボイ自分の見た目を、数%でもイメージアップさせてくれるのも服の力だ。

 

 といっても・・・確かに若い頃だったら、例えば女の子と出かける機会があって、友達と遊びにいく機会があって、そのためにおしゃれしをした。

 だが、問題は今現在、ほとんどその機会がないということなのだ!

 服だけは増えるのだが、それを着ていく相手も場所もないです。冒頭のシャツなんて、近所のスーパーに行くのにしか着てないからね。だから僕がおしゃれを楽しむのは子供とどっかに出かけるときだけなのだ。でもまあ、それもまた幸せなことなのだろう。

 

洋服についての描写も多少。

kakuyomu.jp