メメントー!
意味不明の掛け声で今日も始まりましたなるかみの「ぶらっとプチトリップ」も、
第100回ー!ウソだよー!
と、人気ライターふうに初めて見ましたがどうでしょう。
今日は珍しく土曜が休みになったので、小4の娘とかなり早起きをして長野県は佐久市の子供未来館というところまで足を伸ばしました。来る途中はシャッター商店街を通ったんだけど、その街中に、なぜかランボルギーニが停まっていた。
行き先を、お台場の科学未来館にしようか迷ったんだけど、歩くのと混雑を嫌って車で行けるこちらにしたよ。こっちにしてよかったよ。だってこんなに喜んでますし。
早速入口から入ろう。
入場するといきなりマーキュリー計画の「フレンドシップ7」がお出迎え!宇宙開発歴史マニアの僕のテンション一気に上がる。
この宇宙船は一人乗り。最近お亡くなりになった上院議員にもなったジョン・グレンが乗り地球軌道の周回をしたのだ。よくこんなので宇宙に飛び出たもんだ。
じゃあ、中はどうなっているんだろう?ジョン・グレンはいるのかな?
・・・なんかえらくとっちらかっているけど、大丈夫ですか?グレンさん?
虚ろな目で操縦桿を握っているのはジョン・グレンではなく、ゴードン・クーパーだった。宇宙開発映画の傑作「ライトスタッフ」ではデニス・クエイドがゴードンを演じていて、よりによって発射前のロケットで居眠りするんだよね。それが原因だか、それ以来ゴードンは飛ばなかったんじゃなかったけな?うろおぼえの知識です。
「もーう、そんなに見ないでくれよお。」
いいや見る。中の計器とか、スイッチ類がびっしり。宇宙空間とは鉄板で数センチ隔たっているだけだ。
ジョン・グレンは地球周回中にホタルのようなオレンジ色の光を見たと報告しているが一説によるとそれは排出されたおしっこだったらしい。
さて、さんざんマーキュリーを見ていよいよ本館展示へと移る。朝イチで訪れたからか、ほとんど客ナシ。ブラキオサウルスが黙々と自分の仕事をこなしていた。
ハーイ!ブラッキー!ノコギリ付きの衣装はどうした!
それはブラッキー・ローレスのことでしょ!とWASPツッコミをされる。WASPを知らない人はこれを聴いてすぐにアマゾンで注文しよう。
話がそれた。すぐに地球ドームで上映される地球の歴史を体験できるムービーに行かなきゃ!
ん?”地球おじさん”って誰だ?おじさんが出てくるの?上映前から僕と娘の頭は混乱。
とりあえずこの地球ドームへ、ジャック・イン!
僕は以前、娘と見た上野の科学博物館のドーム投影が素晴らしかった(360度前面にわたってCG映像が映し出され、大迫力)ので、きっとそれに準ずる内容だと思っていたのだが、実際始まったらそれはとんでもない思い違いだった。
投影は100型TVほどのスクリーン。そして冒頭、佐久市の俯瞰映像でラジオ体操をしている人々数十人が映し出される。え?どういうこと?なんで一般庶民のラジオ体操を見せられる?
すると突然地球の映像に切り替わり唐突に「私が地球おじさんだよ」と言い出す。意味不明。「地球」でいいじゃあないか。そしてラジオ体操をしている人たちは突然の地球おじさんの呼びかけに困惑気味の素人演技。そのうちに地球おじさんは地球の成り立ちを勝手に語り始め、あまつさえ二人の小学生高学年男女を勝手に「借りて」連れ去る。びよーんと空へと飛んでいく小学生。
クロマキー合成バレバレの空飛ぶ小学生は両腕をペンギンのようにバタバタさせながら無残にも阿蘇山の火口へとぶち込まれる!シュールすぎる。なんというかローカルTV局感がすごい。演技も大根を通り越してアバンギャルド劇を見ているような錯覚に陥る。その後、延々借り物のNHKの映像とかをテキトーに流して地球の成り立ち終了。
終了直後、隣で見ていた家族連れの一番小さな幼稚園くらいの女の子がひとこと「ちきゅうおじさん・・・」と終わった直後に漏らしたのに僕も娘も失笑。
あんまりマッドな内容のため、しばらく娘と「わたしが地球おじさんだよお」「この二人を借りていくよお」というギャグが流行る。
地球おじさんのおかげで少々喉の乾いた僕らは休憩スペースでくつろぐが、自販機をふと見るとこんなものを発見。
「おとうさん、ミステリー缶買ってみれば」
「いらないよ」
という会話の数秒後に、いや待てよ、ブログのネタにするか・・・とSNS依存症を発症、前言を撤回しミステリー缶を購入することに。
ちょっとした受けをねらい、130円を投入するリアル地球おじさん。さて、出てきたミステリー缶は!?よほどすごいのだすんだろうな!その期待にこっちは130円払ってんだからな!と心の中で絶叫しつつ出てきたモノを確認すると・・・
んだよ!これ!一番つまんないやつじゃん!悔しいのでその場でイッキ飲み。
とりあえず、今日はここまでです。続きは明日だよー。
よろしくねー