音楽と本

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昭和50年頃の中1の休日の過ごし方 町田・ゲーセン・サンテオレ!

 みんながみんなそんな訳はないんだけど、僕が中1だった頃のどうでもいい思い出が急によみがえってきたので書きます。

 

 僕は昭和50年代頃、神奈川県の川崎市に住んでいた。休日になると決まって4~5人で集まって小田急柿生駅から町田まで電車に乗って遊びに行ったのだ。

 

 当時から町田は栄えていて、既に大きなバスターミナルがありマルイや小田急のビルもあった。中坊の僕らは行く場所は大体決まっていて、スポーツショップ~ゲーセン~サンテオレ(ハンバーガー屋)という感じだった。

 驚くべきことに、こちらの方は当時の町田の様子を撮影していらっしゃる。僕だけに懐かしい!

 

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 0:37くらいのところに出てくる「アスリートフット」という靴屋にしょっちゅう寄っていた!

 

 当時僕らは「靴(スニーカー)」にファッション性を感じており、特にアディダスの「ローマ」という靴を(表記はROM)僕は欲しくて欲しくてたまらなかったのだ。確か定価が9800位で、中1にとってはとてつもない大金だった。結局僕には手が出ず、ミズノの白メッシュスニーカーや「W」のマークの付いたブランド不明のB級の靴で我慢していたのだった。他の友達もそれなりにショボイのを履いていた気がする。

 実はローマ、知らないうちに復刻されていたらしいけれど、既に完売。

 

www.unotrestore.com

 

 上記のサイトで大きな画像をご覧下さい。カッコイイでしょ!今も欲しい。僕の当時の感覚は間違ってないぞ!特にソールの青い部分のへこみ具合と、「ROM」というさりげない金文字が美しい。ああ、ローマ欲しいよう。オークションか!?

 しかし出品はされているが、サイズ・状態のいいものナシ。高いし。カントリーで我慢か、ニューバランスを買おうかな・・・。

 

 さてマルイの横を通ってスニーカー屋で「ROM」を眺めた後、同じような靴屋をまわっては値段を見て溜息をつくということをやっていた。当時はまだそんなにナイキの人気は無かった気がする。商店街の途中にはダイエーがあり、今は絶滅寸前の屋上遊園地で初めてやったパックマンインパクトはすごかった。すぐにやられちゃったけどね。

 

 そうして靴屋をあらかた見ると今度はゲーセンによるのだ。当時僕が得意で、よくやったゲームがこれ。

              「ドラキュラハンター」

 

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 神父がブーメランを投げる音がまんま「インベーダー」。僕はイチイチドラキュラを倒さず、一直線に館へと走り、直接十字架を投げ込んで全滅させるという技が好きだった。

 

 操作性のかなり難しい「ヘッドオン」。きっと懐かしい人には懐かしすぎ。

     

     www.youtube.com

 

 トラックボールをくるくる回してドーム都市を防御する「ミサイルコマンド」。僕のやっていたやつって「メテオ」っていう名前だった気もする。

 

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 ワイヤーフレームが美しい「STAR WARS」。デススターを倒した記憶がない。でもオビワンやR2の喋りが入っていて当時としてはものすごい臨場感だった。

 

     www.youtube.com

 

         そうそう、ギャラクシアンがあったじゃない。

 

     www.youtube.com

 

 これ、友達の英ちゃんがやっていた時に、あまりにエキサイトして前につんのめり、足は筐体から大きくはみ出して画面を横から舐めるようにして見るというおよそゲームをやるスタイルではない格好になった。その格好があまりに面白くてみんなでゲラゲラ笑っていたんだけど、興奮しすぎた英ちゃんのはみ出した足が何かの拍子にコンセントに引っかかって抜けた!当然それまでギュンギュン言っていたギャラクシアンは沈黙。英ちゃんの呆然とした表情を今でも忘れない。

 まあこういうレトロゲームなんてYOUTUBEでいくらでも上がっていてこれ以上載せても飽きちゃうよね。でも!もうひとつだけいいですか。

 それは町田のゲーセンで1回しかやったことのないゲーム「THE 悟空」。

 絶対ないだろうなーと思ったら軽くありました。すごいね、インターネット。ただしPC版。

 

    www.youtube.com

 

 僕がやったのは確か縦スクリーンだった気がする。いったいこのゲームをゲーセンでやったことのある人はどれくらいいるのだろうか。

 

 散々ゲームをやったあと、僕らは空腹をサンテオレで満たしたものだった。

未だにサンテオレがあることが驚きだが、公式ページのやる気のなさはネット上でもかなり話題となっているようだ。

           http://sante-ole.co.jp/

 

デイリーポータルいじられている。

portal.nifty.com

 

 ひょっとしたら僕は、同じくマイナーバーガーチェーンとして有名なドムドムバーガーと記憶を混同している恐れもある。

 それはそうとして、ここで僕らはバーガーを食べ、そして手羽先チキンを食べて家路についたのだった。僕が中2で引っ越すことになった時もみんなで町田に遊びに行き、サンテオレで最後の食事会を開いた。そうして手羽先チキンを食べた。

 おしまい。

 

 

 

僕の80S エコー&ザ・バニーメン

初めてエコバニを聴いたのはこの曲だった。高校生の時だ。三十年近く前・・・。

 

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 長いイントロ!ストリングスが入って、ギターがギューン!

 VOのイアン・マッカロクはどうやってあの髪型をセットしていたのだろう。でも僕も高校生の頃、この髪型に憧れて、頭頂部を短く切ってふわふわにしていたが少しも似ていなかったと思う。

 

      その後こちらのビデオ「ザ・キリング・ムーン」を見て

 

    www.youtube.com

 

 うおおなんだエコバニカッコいいぞ!となり、この曲を含むアルバム「オーシャン・レイン」を小遣いはたいて買った。       

 

オーシャン・レイン

オーシャン・レイン

 

 

 このアルバムはかなり聴いた。ストリングスも美しい。そしてエコバニのアルバムジャケットはどれもアーティスティック。

 さてこのアルバム、A面とB面の印象が全く違うのだ。そういえばポリスの「シンクロニシティー」も同じようにA面とB面が意識的に雰囲気を変えられていた。今はもうそういうコンセプトはできないだろうなあ。レコードをひっくり返して聴く、なんてする人、余程の音楽好きかDJとかならとにかく、今そんなにはいないよねえ。


 特に好きなのはB面だった。「キリングムーン」から始まって「セブンシーズ」「マイ・キングダム」の3曲の流れは素晴らしい。シングルにもなった「セブンシーズ」は渋谷のディスクユニオンで12インチを発見したので購入した。この頃のイギリスのバンドの12インチはよく買った。レアコレクションみたいでワクワクしたんだよね。今実際に、現物を手に入れるのって難しいんじゃないか。あと、「日本でこれを聴いている人間、そうそういないぜ!」みたいな意味不明の優越感に浸ったりしていた。

 内容はストリングスを含むライブセッションが収録されており、ビートルズのオールユーニードイズラブのカバーも入っている。

 

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    表 お前誰だ!           裏。右上の足はおばけではなく娘。

 

      セブンシーズ。キンコンカンコンというベルの音が福音。

 

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         静かなオルガンで始まるマイ・キングダム。

         キ・キ・キングダム!キ・キ・キングダム!

 

     www.youtube.com    

 

 こうやってハマっていくうちに来日公演がFMラジオで放送され、それを録音した僕は何度も聴いたっけ。そして少しずつ過去にさかのぼってアルバムを集めた。

 彼ら最初の頃は「クロコダイル」とか「ポーキュパイン(やまあらし)」などの動物の名前を冠したアルバムばかり出していたっけ。動物さんたち大集合だわいわい!

 

 初期の名曲クロコダイル。この曲はベースラインがセンスよくてコピーしたなあ。エイトビートもノリノリ!客もノリノリ!

 

    www.youtube.

 

 この頃はやはり当時売り出し中だったU2とよく比較されていたけど、大成功を収めたU2にどんどん引き離されたしまったなあ。でも最近また再結成してやってたんだよね。聴いてはいないですけど。いい曲だし雰囲気は当時のまま。でも聴かないかなあ・・・髪型は相変わらずだ。すごい。

 

    www.youtube.com

 

 大体、こないだ久しぶりにイアン・マッカロクの名前をニュースで見たらその内容が来日していたのに、アメリカと北朝鮮の緊張を理由にコンサートバックレて帰国!というトンデモナイものだった。

 

rocketnews24.com

 

 ロケットニュースに載ってるし。

 

 でも曲はいいよね。

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電気グルーヴ 本もいろいろ出てます

 もはや若い人たち電気グルーヴを、そしてピエール瀧が実はミュージシャンだなんて知っている人はあんまりいないんじゃないか。大ヒットした「シャングリラ」でさえもだいぶ昔の作品。

 

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    それはそうと、このへんの天久聖一氏が関係しているビデオは傑作ぞろい。

 

    www.youtube.com

    

     www.youtube.com

    

      www.youtube.com

                全身アルミ箔!

 

 他にも天久氏が「至高の奴隷体験」と称する状況で制作された『弾けないギターを弾くんだぜ』のパラパラアニメのPVが傑作なんだけど、やっぱりYOUTUBEには見当たりません。昔は電気のビデオ結構たくさんあったんだけどね。オフィシャルのほうで何かあるんですかね。

 雑誌「テレビBROS」で瀧と天久氏の対談があったんだけど、その中で何故か途中でケンカみたいになって(もちろんふざけているのだが)瀧が一方的に「このうどん粉人!うどん粉人!」と意味不明の悪口をいうと、天久氏が「うどん粉人なんてひどいじゃないですか!」と泣き出していたのには笑った。「うどん粉人」ってなんだよ。

 

 で、電気グルーヴはミュージシャンとしての枠を超えて様々なカルチャー、アートに影響を与えている訳ですよ。ミュージシャンだからDVDは当然として、書籍もたくさん出ている。例えば僕が持っているだけでもこれだけあった。

 

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 ベートーベンは瀧のソロプロジェクト。バンドをやっているんだけど、まりんが参加しているのがうれしい。

 さて、初期の本『俺のカラダの筋肉はどれをとっても機械だぜ』はタイトルも大概だが、その中身は今読んでも面白い。

  

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 付録に「夏休み捕鯨ノート」もついてなけりゃ、表紙に書いてある「恐山ゆかいMAP」もひとつも載ってない。徹頭徹尾、ふざけているのだ。表紙をめくるとこう。アシッドでサイケ。

 

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 そうして目次なんだけど・・・

 

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ここに書いてあること全部ウソですからね。さらにカラーページをめくるとこう。

 

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 プレゼントが「棒8本」とか「古タイヤ二年分」とか。

 さらにこのあと、異常な密度と熱量でインチキ記事が延々と続く。一時期のクイック・ジャパンのようなアングラ感も醸し出している。でも面白がりながら作っている感じがある。下のフェイク記事も内容がマニアック。

 

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 こんな記事が続いたあとに各メンバーのインタビューが載っている。こちらは結構真面目に答えていて人生(インディーズで大人気だった卓球と瀧がやっていたバンド。)~電気グルーヴへと至る軌跡が意外と真面目に語られていて興味深い。

 

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 人生時代の写真が載せられているがインディーズ臭がすごい。このころナゴムレコードといったら有頂天をはじめとして、筋肉少女帯やら死ね死ね団やらでえらい勢いだった。ナゴムギャルという言葉も懐かしい。あの「たま」ナゴムだったのだ。ああ、バンドブーム!「バンドやろうぜ!」なんて雑誌があったなあ。結局僕らのバンドはそのブームに乗れず、自然消滅。その当時対バンしていたCOCOBATがいまだに続いているのは恐れ入る。

 

      www.youtube.com

 

 電気グルーヴの本に戻るとお部屋公開などもあって機材の紹介までしている。

 

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 瀧も結構な機材を持っているなあ。実は「ポパイポパイ」とか「富士山」とか結構いい曲作ってるんだよね。

 

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 たまにこういう昔の本を引っ張り出すとつい見ちゃうね。最後にこの本の作者を紹介しておきます。

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                誰だ!

 

 

テクノもいいけどメタルもね

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電気グルーヴ UFOholicがキテる! あとグルーヴ地獄Vのおもいで

 電気グルーヴの新PVが公開されたけど、ブッ飛んでいる。イギリスの有名アニメータースィリアックという人とのコラボだって。 

  

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 これ、好き嫌い分かれそうだね。いかにも電気!っていう感じはする。僕の娘は何度も観てた。よし!

 

 とか言ってまだ僕は電気の新譜は手元にないんだよね。

 

TROPICAL LOVE(初回生産限定盤)(DVD付)

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 買おうかどうか迷っていたんだけど、このビデオと下のドミューン(まだやってたの?)での彼らを見て買おう!と思った。電気はやっぱり面白い。司会は宇川直宏だよね?

 

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 僕が初めて電気グルーヴを見たのは、二十数年前に『マイアミ天国』で「ヘビメタよりも音でけえ!」と絶叫していた卓球と、「おしえねー」と不遜な態度で歌っていた瀧が出演していたとある音楽番組だった。

 なんだこれは!バンドじゃない!でもカッコいい。

 僕もそのころは一生懸命オルタナバンドをやっていたりしたのだが、彼らはもっと別次元のところにいたのだ。僕なんかただのノンポリ大学生だった。

 

 この頃はさすがに勢いが違う。まさに標榜していた「スラッシュテクノ」そのものを体現しているサウンド。この時期に世界のシーンとシンクロしていたのって彼らだけだ。

 

     www.youtube.com

 

 ちなみに僕が初めて電気のCDを買ったのは1996年に出た「オレンジ」だった。とにかく『誰だ!』のインパクトが凄すぎた。これはライヴバージョンでアルバムとは違うんだけど一発目のセリフが「俺の死刑執行は一味違うぜ!」って!

 

    www.youtube.com

 

 古参のファンにとってはこの前の「ビタミン」「ドラゴン」がいいのかもしれないけれど(まあ、僕もそこそこ古参に入るとは思うけど)僕はこれが彼らの聴き始めだったのでやはりこのアルバムが一番好きだ。

 ここから過去のアルバムに遡り、さらには卓球やまりんのソロ、関連書籍などを買い集めた。いつの間にか結構な量になっている。

 まずは電気のフルアルバムとシングル。『イエロー』と『人間と動物』はレンタルで済ませちゃった・・・。

 

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 多分他に『リサイクルA』とかシングルがどっかにあるんだけど例によって見つからない。あんまりアルバム多くてこのアルバムがこう、とかは今更僕が語ってもね・・・。

 それにしても何故か昔の曲のプロモが一切YOUTUBEにない。「誰だ!」や「ナッシングゴナチェンジズ」や「FLASHBACKDISCO」みたいな昔のビデオ観たいんだけどなあ。何故か電気の前身バンド「人生」のライヴはたくさんあるんだけど。彼らのアルバムの他に卓球やまりんのソロもそれなりに買ってました。そちらの方も結構持っていた。他にWIREのオムニバスとかもどっかあったはず。

 

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  電気グルーヴそのものがあまりに大きなカルチャーになっているので、とても僕があれこれ言えるレベルじゃない。でもいくつか思いつくことを書いてみます。

 

 オールナイトニッポンや様々なバラエティ番組にも度々出演し、そのギャグセンスの高さは折り紙つきの彼ら。

 たしか、ダウンタウンの番組で大喜利があって「男はつらいよ」の新作のタイトルは?みたいなお題があったんだけど、瀧が出した回答が「男はつらいよ、ええっ!寅さんが二人!?」みたいなやつで笑った覚えがある。

 

 そんな彼らはゲームもプロデュースしている。

 

グルーヴ地獄V

グルーヴ地獄V

 

 

 そもそも売り文句が「クソゲーの決定版!」という時点で内容の面白さは保証されているというものだ。僕は彼らのゲームということで1も2もなく購入した。ちなみに一度売ってしまったのだが、ある時期再びこれを猛烈にやりたくなって結局オークションで落札した。そんでこの記事書くにあたってそれを探してみたら、ないんだよ!どこいっちゃったのかなあ!30分くらい血まなこになって探したんだけどないんだよ!あーグルーヴ地獄Vやりたい!

 

 だって、こんな素敵なクソゲーが満載なんだもの。この人、手際よくゲームの内容をまとめてくれています。

 

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 オープニングからして既に狂っている。瀧らしきサラリーマンがトラックにはねられるオープニングって・・・。しかもタイトル画面をほったらかしておくと、永遠に「ぐーるーぶじーごくふぁーいぶー・・・ぐる・・・ぐる・・ぐるーうー」みたいにうなり続けるのだ!

 

 作った本人が解説しています。

 

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 バイトしてお金を貯めてそのお金でシンセの音を買い、DJゲームをやるというシステムはよくできている。そのインターフェイスもかなりの完成度。

 

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 とにかくこのゲームは遊び倒した。ちなみに、僕の娘が生まれて初めてやったゲームはこのゲームにある「ボールペンのキャップ付け」だった。結構アマゾンでは値が下がっているので興味がある方はどうぞ。

 つづく

 

 テクノもいいけどメタルもね

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デフトーンズ! 恋の予感/GORE

  毎日毎日デフトーンズばかりですいません。でも、好きだから。

        

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 今日でデフトーンズの回はおしまいです。やりきった!

 日本での彼らの人気ってどうなのだろう。一応フェスではそれなりの順番で出ているし、アマゾンも軒並み高評価だし僕のような静かなファンが大勢いるに違いない。

 

 さて、その邦題が衝撃的だった「KOI NO YOKAN」

 

Koi No Yokan

Koi No Yokan

 

 

 もはや円熟の境地に達した彼ら。最初の音からしてデフトーンズ!一曲目のスワーヴシティ、プロモがいくつかある。

 アート的なのはこれ

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 ライヴヴァージョン。チノ、また少し太ったか?

 

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 一転して重めのロマンティック・ドリーム

 

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 ヘンなタイトルのアルバムだし、音楽ジャンルとしての革新性はもうあまりないけれども、楽曲のレベルが高いので満足度は高い。デフトーンズは常にどの作品も裏切らない。それがやはりすごい。

 

 さて、去年出た「GORE」

 

Gore

Gore

 

 

 相変わらすタイトルがどうかしている。美しいフラミンゴの群れの写真とのギャップ。

 そもそも「ゴア」って「血糊」とか「流血」というスプラッターホラー的な言葉だから。僕がゴア、という言葉で思い出すのは、古典的スプラッターホラーの「ゴア・ゴア・ガールズ」というハーシェルGルイスという人が撮ったグチャドロスプラッタムーヴィー。

 

ゴア・ゴア・ガールズ [DVD]

ゴア・ゴア・ガールズ [DVD]

 

 

 昔の映画だけど、気持ち悪いよ!普通に生きていく上で、特に見なくてもいいような映画です。好きな人にはたまらないけど。

 

 当然このアルバムも傑作!デフトーンズすごいなあ。

 

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 かなりどうでもいい些細なことなんだけど、このビデオの3:10くらいのところ、「ダンダンダン!」というリズムに合わせてぴょんぴょん飛び跳ねるチノのシルエットがなんとなく間抜けで好きだ。

 

 アマゾンの評価を見るといろいろ意見も分かれているようだけど、概ね高評価だ。ほとんどのファンは僕と同じように、アルバムごとにクオリティが落ちない、期待を裏切らないバンドとして彼らを受け止めていると思う。だからこそ僕は彼らのアルバムを買い続けるのだ。

 

      おまけ。さりげなくこんなところにもデフトーンズ

 

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 これ、いろんなバンドがデュラン・デュランのカヴァーをやっているオムニバスCD。中古屋でこのアルバムを見つけた僕、裏を見ると(赤線引いてあるとこ)

 

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 オルタナ/パンク系のバンドに混じって「DEFTONES」が!しかも曲が「ザ・ショーファー」という渋い選択。デュラン・デュラン×デフトーンズという夢のような取合せを見て購入した。アレンジ自体はそれほど目を見張るものはなかったけどね。

 

 デフトーンズは他にもCUREのカヴァーをやってるし。最初に出てくるのってマリリン・マンソン

 

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 彼らの音楽性の懐の深さはやはりこういったニューウェーブのバンドの影響がおおきいのだろうな。僕も同年代の者として聴いてきた音楽が同じだから彼らの曲がしみるのだろう。

 

メタル文芸メガネっ娘小説

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デフトーンズ!  DEFTONES/サタデーナイト/ダイヤモンド・アイ

    1ST~4THまでの時期のデフトーンズの充実は目を見張るものがある。

 

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 ホワイトポニーでやり尽くしたと思ったら、まだ彼らには伸びしろがあった。さらにギターの音圧は増し、ヘヴィになって、チノが叫びまくるセルフタイトルアルバムが完成した。 

Deftones

Deftones

 

 なんつってもジャケットがクール!でもこれなぜかCDの盤面が2NDと同じだったような・・・。謎。

 でも相変わらずすごいパワー。

 

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 そして荘厳な雰囲気を持つ「ミネルヴァ」。デフトーンズの曲のタイトルはシンプルでいいね。それでいてセンスがいい。

 

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  ただ、僕は妙に明るく祝福されたミネルヴァよりは、中盤の内省的なDEATHBROWがお気に入り。

 

     www.youtube.com

 

 このアルバムってなんかキュアーの「ディスインテグレーション」アルバムに近い印象を受ける。僕だけだろうけど。ただ、ニューウェーブの影響を巧みに取り入れつつ彼らならではのラウドロックに仕上げているところが素晴らしい。

 

 そうしてムチャクチャヘヴィな「バトルアックス」。これはすごい。重い。

 

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 この後レアトラック集をはさんで、2006年に5THアルバム「サタデイナイトリスト」を出すんだけど・・・もちろん即買いして内容も良かったんだけど、一曲目のプロモをみてびっくりした!

 

        www.youtube.com

 

            0:30くらいから出てくるチノの顔が!

            太ってる!いわゆる激太り。マライアか!

        一体何がこの時期にあったんだ?ハンバーガーの食いすぎか?

 

 とにかく曲よりもチノのブーデーぶりが衝撃だったこのアルバム。僕はどのデフトーンズのアルバムも大好きだけど、このアルバムに関してだけは印象が薄いんだよね。妙に明るい曲が多いというものあるんだろうけど。

 そうして次のビデオ「MEIN」も太ってる!彦摩呂か!

  

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 人は見た目じゃないとは言え、クールなロックバンドのフロントマンが彦摩呂ではカッコがつかない。実際この頃のビデオは見るに忍びない。

 

 そうしてこの後彼らにとっての大事件、ベーシストのチ・チェンの交通事故が降りかかる。2013年にCHIは他界する。R.I.P.

 ぶっとい音でデフトーンズの屋台骨を支えてきたCHIの喪失はかなりの痛手だったろう。昏睡状態に陥ったCHIのためにニューメタル仲間が「SONG FOR CHI」を作っている。

 

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 ただ、この曲に関してはデフトーンズ自体はあんまり関わっていなかったのか、何かのインタビューでドラムのエイブがドライな反応をしていたような気がする。

  

 デフトーンズはリリース予定だった「EROS」をオクラ入りにし、新たなアルバムの制作に取り掛かる。たまにこの「EROS」のトラックがYOUTUBEに上がっているが、きちんとしたマテリアルで聴きたい!一時期そのアナウンスもあったんだけどどうなってしまったんだろう。

 

 そうして2010にリリースされた「ダイヤモンド・アイズ」は大傑作だった!

 

Diamond Eyes

Diamond Eyes

 

 

 先行シングルの「ROCKET SKATES」がスゲエ!この曲が僕はデフトーンズの中で一番好きかもしれない!チノも少し痩せたぞ。ダイエット頑張ったなー。

 

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 彼らにしては珍しい三連系の刻みが超クール。ガーガガガガ!ガーガガガガ!

 サビ最後のチノの「フゥー!」って叫ぶのをよく当時一人で真似していた。

      この曲は爆音で聞いていただきたいです。オルタナの名曲!

 

 どうでもいいけどそういえば昔の特撮ヒーローで「ダイヤモンドアイ」つうのがいたなあ。知っている人はもうホント、おじさんです。

 

ダイヤモンド・アイVOL.1 [DVD]

ダイヤモンド・アイVOL.1 [DVD]

 

 

 なんと脚本が川内康範!(森進一の「おふくろさん」の作詞家。数年前、絶縁騒動で話題になった)悪役が人間に化けているのだが、アイがそれを見破ると「バレタカー!」といって毎回正体を明かしていたのは毎回子供ながらに「これ、ヒーローモノか」と思わせる異様な雰囲気があった。

 

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昭和の特撮感がすごい。出てくる女の人のファッションがイイ。

 

 

昭和の子供の思い出話が元

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デフトーンズ!DEFTONES! ホワイトポニーイェー!バックトゥスクールイェー!

 2NDアルバム「アラウンド・ファー」でデフトーンズすげえな!と感動していたら、2000年に発表された3RDアルバム、ホワイト・ポニーはさらに期待を上回る完成度だった!

 

ホワイト・ポニー

ホワイト・ポニー

 

 

 ジャケットはシンプルそのもの。捨て曲なしとはまさにこの作品のことだ。一部ではデフトーンズの最高傑作とも呼ばれている。でもアマゾンでこんなに素晴らしいアルバムが1円で売っている!

 

 あんまりこのアルバムが素晴らしいので全曲プロモ載せるよ!

まずは「デジタルバス」

 

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 デフトーンズがニューウェイヴをいかにして消化したのかがこの曲に現れている。中間部の一旦静かになった直後のギターのキキキキキというフレーズが鳥肌もの。

 

 次が「ナイフ・パーティ」。カムゲッチョーナーイ!カムゲッチョーナーイ!というサビのメロディが突き刺さる。

 

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 ダリラリダリラリといういかにもデフトーンズ!というリフの洪水が押し寄せる「ストリート・カープ」。

 

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 DJとしてフランクが加わり、デジタルなフレーバーも散りばめられてはいるけれど、インダストリアルになるというわけでもなく、あくまでも効果音、味付け程度だ。だがその音が彼ら独特の世界観を形作るひとつの要因にもなっている。

 とにかくバンドアンサンブルの分厚さと、チノのスクリームが完璧にマッチし、聴くといつも頑張ろうと思わされるアルバムだ。それでいて「CHANGE」のような叙情性たっぷりのナンバーもありアルバムの構成も非常によく練られている。 

 ビデオ作品としてもよくできているチェンジ。

 I WATCHED CHANGE IN YOU~以降のサビは一緒にみんなで歌いたい。

 

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 さらにすごいのは、9曲目の「PASSENGER」で聴こえてきた歌声だ。あれ・・・チノの他にもうひとり、かなり特徴のあるヴォーカルが入っている。ビデオはオフィシャルではなく、ファンが勝手にライアンゴズリングの映画「ドライヴ」につけたもの。でもよくできている。

 

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 ひょっとして、この声・・・絶対TOOLのメイナードだろ!それ以外ありえない!と思って調べたところ、案の定メイナードがゲストヴォーカルとして参加していたのだった。

 これは非常に嬉しかった。なぜならこれはお互いのバンドをリスペクトしているからこそ実現した曲に違いないからだ。この頃はNIN、TOOL、KORNなどの個性的なバンドがそれぞれ素晴らしい作品を出しており、僕はそれをリアルタイムで経験していたのだ。これはロックファンとしてはかなり幸せなことだと思う。僕の大好きなバンド同士がお互いに交流している!

 しかもこの「PASSENGER」の完成度の高さにメイナードの鬼気迫るヴォーカルが絶妙にハマっている。「んんー、あむよーぱっせんじゃーあー!」と僕はよくこの曲に合わせて車で歌ったものだ。なんだか自分がロックスターになった気分にさせてくれる曲なのだ。

 

 このアルバムの最後は「PINK MAGGIT」という曲なのだが、後でさらなるアレンジを施され、「バックトゥスクール」という超名曲としてリリースされた。

 

     www.youtube.com

 

 久々のチノのラップが炸裂!そうしてサビはキャッチーシンガロング。中間部でチノが絶叫してガラスが割るシーンは泣きそうになるくらいカッコいいぜ!

 

 一旦デフトーンズについて語りだすと、しばらく止まりません。でも去年のノットフェスには行けなかった僕。つづく。

 

夏休みの課題図書にいかがですか。

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このブログみたいに、人気があるわけじゃないけど、じわじわフォロワー様が。ラウドロック愛好者、集まれ!

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