音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

九月のつれづれは結局CD探しの旅

 もう最近はこの話題しかない気がしますが、大人の男としてやっぱり休日はハードオフブックオフに行くじゃない。この間も血眼になって安々CDコーナーを漁り、頼れるのは己の目利きのみという状況を楽しみながらいかに安く戦利品を入手するかに血道を上げたなるかみです。
 平日の昼間だというのに近所のハードオフはなぜか僕のような中年の男性が結構いて、ああやっぱりこの人たちの休日はハードオフなのだなと、僕は一人合点してこみ上げる笑いをこらえるのであった。

 そうして購入したのが以下の5点。

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 寂しげな視線を送る子供の写真が見るものを不安にさせるジャケットはFAITHLESS、「NO ROOTS」。

 人によっては21世紀のサインオブタイムスなどと大絶賛

  テクノ/エレクトロ系のバンドなんだけど、その昔「God is a DJ」という曲が気に入ってCDを買ったのですよ。そうして最近もたまたまその曲のライヴをYOUTUBEで見てへえ、盛り上がりが尋常ではないなあ!と妙に感心した経緯があったのだ。

  1:00くらいすると曲が始まります。ベースもドラムも生なのにテクノっぽさがすごい

               そしてこのように僕と巡り合う不思議な縁。300円ですよ!

 内容は期待通りの名曲揃い。バスドラ四つ打ちのビートが基本なんだけどライヴをバンドでやっているように、どこかオーガニックな印象もあり、よい作品を聴けたという満足感を与えてくれる。ヴォーカルの黒人の人の発音が聞き取りやすくて、歌詞を半分くらい理解できるのだけれど、どうやらジャケットとリンクしていて難民の子どもの立場や境遇を歌ったものが多く、素直に音楽に身を委ねるのが憚られるようなものもある。イギリスやヨーロッパ人にとってはこの手の問題はより身近に感じられるのだろう。ノンポリである僕は襟を正さなきゃいけない気分にもなるのだ。

 
 300円コーナーでの掘り出し物はこれだけだったので、次に100円コーナーへ移動。一か月ほど前にさんざん見たので、もうめぼしい出物はないとは思うのだけれど、年の為にチェックしてみると新たに一つカゴが追加されてその中に無造作に数十枚のCDがぶちこんである。おお!これは!と思いさっそくアマゾンに生息するという血を吸うナマズカンディルのごとくカゴに吸い付く僕。グリーンデイとかオフスプリングメロコア系があったが、多分買っても聴かないのでスルーパス

 その代わり気になるジャケットを発見した。「NO WARNING」というバンドの「サファー・サヴァイブ」。

リンキン・パークのマイク・シノダも絶賛したとのこと 

 十中八九ラウド系なのだろうけれど、今一つ確信が持てないのでライナーを見てみるとなんと日本版だった。中の解説を読んでみるとKornなどのバンド名を引き合いに出していたのでこれなら間違いないだろうと思い100円で購入。間違いなかった。モダンへヴィネスの流れの若さ溢れるバンドでこちらも僕はご満悦。カナダはトロントの出身のハードコア・メタルです。

                 メインのリフが昔のデフトーンズっぽい

      


 そしてもう一枚は僕の甘酸っぱい思い出とともにあるブライアン・アダムスのベスト!

 今何歳?

 甘酸っぱい思い出・・・ダサいフレーズ!それはともかく30年以上前のことだ。

 高校で僕が所属していた吹奏楽部の後輩の女の子がブライアン・アダムスの大ファンで、録音してもらったのだ。その娘はホラー映画が好きで、意気投合した僕らは丁度その時公開されていた「スペースバンパイア」を一緒に観に行ったのだ。

           監督はなんと「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー!

     それにしたってこれ、デートで行く映画じゃないよね。終始裸のマチルダメイがイギリス中をウロウロして変な顔の俳優と宇宙へ帰っていくんだからさ。この映画に関しては二年前に別に書いているのでこちらをどうぞ。

 書いてある内容ダブってますが   その後その娘とは「フライトナイト」を観にいったりもしたのだけれど、

           Jガイルズバンドの主題曲もよかった

   www.youtube.com

 最終的にはフラれたしょぼい18歳の僕。でも録音してもらったブライアン・アダムスの「レックレス」は彼のキャリアの最高傑作でしょう。たまにそのアルバムを聴くとその娘の思い出と相まっていつも懐かしく、面映ゆい思いが僕を包み込むのです。
 その娘に聴いてもらいたくて「somebody」とか「heaven」「run to you」なんかを一生懸命ギターでコピーし、いつかバンドでやって観てもらおう、という青春期に特有の妄想を膨らませながらもその機会は結局訪れませんでした。

              こんなPVだったのか!

    www.youtube.com

             ライダースのベストがかっこいい

    www.youtube.com

 この店ではこの3枚と、500円でネクタイを購入。
 さて帰りがけにもう一軒あるブックオフ280円CDコーナーにてこちらの2枚の「WIRE」04、02のCDを入手。

 WIREのコンピはテクノ入門アイテムとしても優秀。今なら安いものもあるから全部買うかな

   

 石野卓球プレゼンツのこの巨大テクノイベントは、毎年出演アーティストのコンピを出していた。今思えば一度くらい行ってみたかったな。

              まさに04の一曲めをプレイしている!

     もともとこのシリーズを数枚持っていたけれど、この二点は両方とも2枚組!良質なテクノコンピとして破格の値段だよ。10年以上前のものだけれど、今聴いても全く退屈しません。おそらくここに二枚あったのは誰かがまとめて売ったものがそのまま置かれたのだろう。ラッキイ!今度このコンピをチェックしよ!

 

 仕事が忙しくて全然更新できず

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ダメージプラン並びにファットボーイスリム、有頂天家族やとっぴんぱらりの風太郎をブックオフにて買う

 地方に住んでいると、休日ですること無いとき、大体ブックオフに行くじゃあないですか。そうやって今月入手したCDと本を記録します。ブログ名、「音楽と本」はダテじゃないぜ!

 

 つってもこの二枚だけですが、それぞれ280円。しかし掘り出し物!

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まずは右のダメージプラン

 日米のアマゾンで評価が違う

  メタルの流れを歴史的に変えたパンテラのギタリスト、ダイムバックダレルがパンテラ解散後新たに結成したバンド。後期のパンテラってどうにもダメな感じがしていたので僕はこのバンドの音を聴いたことがなかった。一聴してうわ、すげえかっこいいじゃないか!僕がダメだなあ。

 ドラムもパンテラなので基本サウンドはそのまま、パンテラジャン!なんて言いっこなしだよ。ヴォーカルはフィルアンセルモよりも主張が弱いが、まずまずで、コーラスのパートはフィルよりも上手いかもね。

    

 ギターの音はパンテラよりも空間的な広がりを重視し、相変わらずのザクザクとした響きと子気味よいピッキングハーモニクスを多用し、メタルギターの可能性をさらに広げている。佳作がそろっている中でも特にこの「FUCK YOU」、タイトルこそは実も蓋もないが、パンテラ直径のパワーメタルソング。しかもなんとヴォーカルはスリップノットのコリーテイラーという最強の布陣!

         おそらく歌詞の中でのFUCK YOUの連呼回数はギネス級

      まあ改めて聴くとやっぱパンテラなんですが、いい曲なんだからそんなの関係ねえ!残念なことにギタリストのダイムバックはコンサート中に銃撃されるという痛ましい事件により死去。生きていればほぼ僕と同い年、さらに素晴らしい作品を作っていただろうに・・・。そして兄でドラムのヴィニーも去年亡くなっている。もうパンテラも、ダメージプランも生で見ることはできないのです。

 

 それはそうと、このアルバムのジャケットコンセプトはすごくないですか。

             ドカーン!と音が聞こえてくるでしょう

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いかにも俺たちがアメリカの乾いたメタルを引っ張るぜ!的な派手さと矜持に満ちている。それはそうと、これ本当に爆風の前で撮ったんですかね?CGじゃないよね?みんな眉ひとつ動かさない顔してるけど本当は冷や汗ものだと思うよ・・・。ちなみにさらに注意深く見てみるとこんな発見があった。だからどうしたレベルのことですが。

      左から二番目のベースの人が「それが何か?」というポーズでリスナーを挑発

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あと、裏のメンバー写真の感じが、ドイツのスラッシュメタルバンド、クリエイターのアルバム「コーマオブソウルス」のジャケ裏写真に酷似していて笑った。

         ひょっとして同じ場所で撮ったんじゃねえの?ていうくらい

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こんなことに気が付いたのはきっと世界で僕ひとりでしょう。

ああ、メタルを聴いていて良かったなあ!

 

 もう一枚はファットボーイスリムのベスト版のリミックスアルバム。

 なんと二枚組み 

 これはもう掘り出し物というしかない。ファットボーイスリム=ノーマン・クックの最も成功したプロジェクトだが、一番有名なのはM1の出囃子に使われたこれでしょう。

              元はといえばオースティンパワーズの挿入曲

      もちろんこれも入っているけれど、むしろそれよりもリミキサー陣の豪華さに目を見張る。出色なのはやはりケミカルブラザースのこのミックスだろう。

                    まんまケミカルの曲

       

 他にもジャンキーXL、ビースティボーイズ、ダレン・エマーソン(元アンダーワールド)、ジャスティス、果ては日本のファンタスティックプラスティックマシーンと多彩かつ著名な人たちばかり!すごいぞ、ファットボーイスリム!

 

 それにしても最近は100円とかでCDを発掘していたので、280円すら高く感じる僕の金銭感覚、確実にマイナス方面で麻痺している。

 

 さて今度は本です。ここ二ヶ月くらいで買った本。貧乏なのでどれも100円~180円で買いました。目利き!

               文庫はハヤカワSF,クリスティ

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 ハードカバーは僕の中の三大現代作家、森見登美彦万城目学、三崎亜紀。この三人の作品はまずハズレがない。どれもこれもが面白い。

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 有頂天家族は1作目が言わずもがなの面白さだったが、二作目になってさらにパワーアップ。物語はさらに思いも寄らない方向へと進む。すでにアニメ化もされている。

            二代目と天満屋のイメージが程遠いけれど

    

        ペンギン・ハイウェイも去年映画化されてますね。

                京都が舞台ではない氏の作品は珍しい

    

 SFとしてくくられているときもあるけれど、基本やはりファンタジー。主人公は小学4年生だけれど、中身はいつもの屁理屈大学生。でも面白い。

 あと森見作品は買ったもの以外に図書館で「新釈 走れメロス」を読んだがこれがまた滅法楽しめた。

 買おうかな

 表題作のほかには中島敦の『山月記』、芥川龍之介の『藪の中』、坂口安吾の『桜の森の満開の下』そして森鴎外の『百物語』。どれもパロディとするには相当勇気のいる作品ばかりだが、原作の持ち味を上手く活かし、文体や主題を損ねることなく森見作品に上手く落とし込んでいると思います。これだけの作品群を元ネタにすることは相当の毀誉褒貶を覚悟してのことだと思うけれど、どの作品も非常に上手く書かれていて森見氏の力量に改めて感服する次第だった。やはりその中でも『走れメロス』は別格で、原作のテーマのひとつである相手に対する友情と信頼を見事にすり替え、最期まで相手を信頼しないというギャグに力技で持ち込んでいる。特に後半は笑わせどころの挿入が秀逸かつ見事で思わず何度も声を上げて笑ってしまった。

 それぞれ別の作家の別の原作を『京都』を舞台として共通性を持たせ森見ワールドに取り込んだコンセプトが素晴らしい。また『桜の森~』の原作は女の言われるままに殺しを行う男が哀れだったが、こちらでは小説を女の言われるままに書き続ける男となっており、ひょっとしたら作家としての森見氏の本音の部分が出ているのではとも思え、また小説というものに関する彼の考えの片鱗がうかがえるようなところもあって非常に興味深い短編に仕上がっている。彼の作品にしてはシリアスな雰囲気が漂っているのも妙味を感じる。

 

 そして『とっぴんぱらりの風太郎』の圧倒的ボリュームに現在挑戦中。

         1人対10万人というキャッチが相変わらずの大風呂敷

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 いや、面白いのですぐ読んじゃいますけどね、きっと。これを読んだら次はしばらくSF漬けになるでしょう。

 

三崎氏の作品について書くエネルギーがなくなりました。この小説も字数だけはいっちょまえ

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「スカイウォーカーの夜明け」と、「マンダロリアン」でのIG88のまさかの勇姿

 数日前に公開されて早くも色々な憶測が飛び交っている「スカイウォーカーの夜明け」の予告編第二弾。

     www.youtube.com

 色々な予想が前作のときも乱れ飛んで、そのほとんどがガセだった。スノークの正体とか結局分からずじまいでかませ犬としての役を終えてたし、フィンの冒険のパートが丸々いらないんじゃないかというのもあったEP8からもう二年か・・・。当時は僕浮かれていたけれど、結局ブルーレイ買って無いんだよな。後何年後かに相当安くなったら買うかもしれないけどさ。

 

 大不評をかったライアン・ジョンソンから監督がJJ・エイブラムスに戻ったからなんとか広げた風呂敷をまとめるんだろうけど、大丈夫ですか?まあ、初日に観にいくだろうけど、僕は実はこちらよりも、ほぼ同時期にアナウンスがあった「マンダロリアンのほうが気になるのです。

           映画ではなく、ドラマシリーズ。クオリティがすごい

  

 マンダロリアンとはSWでの人気キャラボバフェットが着ていた服を身に着けた戦士たちのこと。なんのことかよく分からない人もいるでしょうが、とにかく、その人気キャラを主人公に据えたドラマ。この段階ではヘルメットの男が千年かけて獲物を消化するというサルラックに飲み込まれるというあえない最期をとげたボバかどうかわ分からない。単なる別人の可能性もある(このくだり、SWを見ていない人には、否、見たとしても余程好きではないと分からないかもしれません)。

 それよりも嬉しかったのは、僕の好きな殺人ドロイドのIG88が活躍している姿を拝めたことだ。トレーラーの丁度1:00くらいのところでブラスターを撃ちまくっているポンコツのロボットこそがIG88ですよ!

このビデオのなかで100回くらい「アイジーエイティエイト」という単語を聞き取れます

   

 このドロイドは、デススターをハッキングして意のままに操れるようになる寸前に反乱軍に破壊されるというサイドストーリーを実は持っております。どうです、知っていてもおそらく日常の会話では一ミリも役に立たない無駄知識をあなたは今得ましたよ。

 

 僕と同じように思った人が動画のコメント欄でIG88の活躍に喝采を送っており、思わずニヤついてしまったのでした。

 僕の中では「ローグ・ワン」は、エピソード8よりも断然面白かった。きっと同じ意見の人は多いと思いますが、まさか9はマンダロリアンに負けるわけにはいかないだろう。とはいえ上記のコメント欄で「エピ9」より面白そうという声が溢れるのも当然か。

 

あと天王洲でこんなのやっているんだけどとても観にいけそうにもないなあ。


25年位前に池袋西武で開催された「ジョージルーカス展」には行ったんだけどなあ。ダースベイダーの旗艦であるエクゼクターの巨大模型があってそのつくりの細かさに感嘆した記憶がある。

    巨大な街のようなもんでしょ。さすがにこれの模型は持ってないんだな。需要もないか

    

 マンダロリアンアマゾンプライムディズニーチャンネルを契約しなければならないかな・・・プライムでぜひやってくれ!

 

 さてたまたま見かけた音楽記事で今でもヘザー・ノヴァが作品を出していることを知りました。

 あんまり知ってる人もいないでしょうけど

オイスター

オイスター

 

 僕90年代に彼女のこの曲を聴いてファンになったのです。でも一枚だけしかCD買わなかったし、ひょっとしたら売っちゃった可能性もある。

                 とてもいい曲ですよ

     

 ただ懐かしく思った、それだけ。

 女性シンガーを取り上げたので、思いつくまま小・中学生のころよく聴いていた女性シンガーあげます。僕の10代の音楽趣味、結構よいと自画自賛

 クォーターフラッシュは確かオーストラリアのバンドだよね。ヴォーカルの人がサックス吹いてます

      

    この曲は有名でしょ。キムワイルドのキッズインアメリカ。どちらも81年なんだね

     

 この曲はあまりに有名なので色々なバンドがカヴァーしているのだが、僕が大学生のときに聴いた、ロウモアー・デスというハードコア系のバンドがカヴァーしたのが一番しょうもなかった。

             演奏・ヴォーカル共にかなりの低クオリティ

      

 とにかくまず第一に「しょうもないなあ」という感想が出てくるこのバンドのカヴァー、当時僕とバンドを一緒にやっていた後輩が何故だか異様に気に入って「なるかみさん、昨日この曲ばっかり聴いてましたよ!」なんて報告に来てたっけ。

 

今日もとりとめなし

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デペッシュモードからのエレポップ懐古

 僕の常として、呆けた顔でYOUTUBEを見ながら怠惰な時間を過ごしていたら、デペッシュ・モードの昔のビデオがすべて観られるようになっていたのを発見した。しかも、どうやら音質がかなり改善されているぞ!

この歴史的名盤からのPVが!


 彼らを初めて聴いたのは高校1年生くらい、もう30年以上!も前のことだ。当時僕は高校入学のお祝いに親に懇願してビデオデッキを買ってもらったのだった。その頃まだビデオはあまり普及しておらず、値段も7万円くらいしたと思う。そもそもビデオを挿入するのもフロントローディング方式ではなく、車のトランクを開けるようにビデオの蓋が空き、そこへテープを挿入してガシャンと閉める形だった。


 買ってもらった当時はあんまり嬉しくて片っ端からいろんな番組を録画したものだ。これからはいくらでも映画を好きな時間に家でみられるぞ!とまだ見ぬ映画に対してあれこれと思いをはせたものだ。そうして僕が最初に録画した映画はブッシュマンだった。

       このあとブッシュマンのニカウさん、香港とか世界各地へと行かされた

    
 僕はこの映画を特別に見たいわけではなかったが、タイミングとその当時の話題性で録画してみたのだ。
 ストーリーはアフリカを飛ぶ小型飛行機からポイ捨てされた瓶がたまたまブッシュマンたちの村に落ちてきて、彼らはその用途に悩む。そのうちに瓶の奪い合いになり、とある一人が瓶で仲間を殴打!これは災いの元でしかないと判断した二カウさんが遠いところに瓶を捨てに行くロードムービーなのだ。しかし大ブームとなり日本にもやってきたブッシュマンのニカウさんが主演と思っていたら、実はアフリカに来ていた白人男女の陳腐でコミカルなラブストーリーがメインだった!最後は悪役として登場した密猟者たちと大立ち回りを演じ、ジープをめったやたらに乗り回したりして最後に瓶を捨て家に帰る・・・。確かこんな話だった。
 
    ここまでデペッシュモード、一切関係なし!

 

 当時はとにかくテレビを見ていて「お、これは面白そうな番組だぞ」と思ったら即座に録画ボタンを押し片っ端から録画していたわけ。そうしてたまたまブッシュマンの後に録画したのがデペッシュモードのPVだったのだ。

 ちなみに放送していたのは地方TVのただひたすら洋楽PVを放送する番組だった。あの頃キー局ではあまり放送されなかった洋楽のPVも、TVKなどをはじめとする地方テレビ局はガンガン放送しており洋楽ファンとしてはほぼ唯一の情報源でもあった。
 
 その時はデペッシュ・モード特集と銘打って一挙に3曲分のPVが流れたのだ。それにしても、あの当時、あのタイミングでこれを見られたのは僥倖だ。そうでなければきっと今彼らの曲をこうして懐かしみ、当時の気持ちを思い起こすこともなかっただろうから。
 皆さんも当然あるでしょうが、ある年代において、特に若いころに聴いていた音楽や映画というものはその当時の思い出や時代の雰囲気と密接に関わっている。僕にとって彼らのこの3曲はそういう価値を持っているのだ。だから今皆さんがこの3曲を聴いたとしても時代遅れの退屈なエレポップに聴こえるかもしれないけれど。では僕は勝手にあの頃を懐古し始めますよ。

 

 一曲目、「SEE YOU」

       ぶぶぶぶびょびょびょぼというシンセベースのマイナーな響きに引き続き、ドラムマシンというよりは、リズムボックスと言うべきチープな音色のドラムサウンドが鳴り響く。
 デペッシュモードの何がすごいかって、楽器テクノロジーが進んでサンプラーを使ったドラムのサウンドがほとんど生ドラムと区別がつかない時代にあっても、このリズムボックス的な音色にこだわっていたところだ。後のアルバムでは金属的でインダストリアルな音をどんどん取り込んでいたのに、なぜかドラムは「ドンチ、ドンチ」というあの音。逆にそれが彼らの個性の一つでもあるのだな。

 

「SEE YOU」の好きなところを曲・PVの内容を含め、偏執的に書きます。


 ○シンセベースの響きの後ろで「あー」という肉声に近い音でロングトーンがが薄く響いているところ


 ○メロディの展開の要所で聴ける「たんたたんたたん」というフレーズにやられる

 

 ○PVの中で、電話をかけているメンバーだけでなく、子供たちがスーパーでおもちゃを指先で叩いているのだが、そのリズムがベースのぶぶぶぶという音や、前述の「たんたたんたたん」というメロディにシンクロしているところ。細かい!

 

 ○VOのデイヴが着ているコート、曲中の革ジャンがかっこいい

 

 ○曲終盤でリフレインされる「オラワァナドーイズ、シィーユー」のところで裏拍で短く鳴っている「ギャーン」というギターの音が素晴らしい

 

 ○終盤でのPVの絵はなぜかテレビ局の編集室で、女の子の絵がモニターに映っており、それが徐々に消えていくのだけれど、その絵は、はめ込み

 

○証明写真のボックスで写真を撮るのだけれど、 あたりに出てくる人の顔がなんか怖い

 

○当時のイギリスではスーパーでレコードが売っていたことがわかる。レジ係の女の子を見た途端、デイヴが笑顔になるところも好き

 

 どうです、これを読んでもう一度確かめたくなりませんか?ならないでしょね。 


 今考えてみると、僕はこの当時、デュランデュランをはじめとしたイギリスの最新ムーヴメントをリアルタイムで聴いていたことになる。そうしてそれが僕の洋楽の原体験となり、その後の音楽の嗜好の一因となっていったのだろう。中学生の頃からこういうイギリスの音楽を中心に聴き、その後レインボーを聴きメタルに傾倒していったことであらゆるジャンルに対しての許容性が広がったのだなあ。
 
さて「SEE YOU」の次に流れたのはこの「THE MEANING OF LOVE」。

     
 ほのかな抒情性をたたえた「SEE YOU」に比して底抜けに明るいエレポップソングだ。

この曲の好きなとこ、書きます
○研究室みたいなところで覗いた顕微鏡に移った微生物にメンバーの顔が重なり「ミーニングオブラヴ」と歌う

 

○Voのデイヴの掛けているメガネがなぜかタルトになる


○サビの「テルミー、ザミニーングオブラヴ」のところで鳴る「きゅきゅ、きゅっきゅきゅきゅ」というフレーズ。ケミカルブラザースもこういう感じのアレンジをよくするけれど、当然デペッシュモードからの影響も知らず知らずのうちにあるのではないか。

 

○テレビスタジオで歌うシーンがあるが、キーボードでベースを弾いているのを見て驚いた記憶あり。手弾きであのフレーズかよ!

 

 そうして3曲目には「LEAVE IN SILENCE」。

     
 この曲のアレンジって今聴いても本当に凝っている。前の二曲とは打って変わった陰鬱でダークなサウンドが彼らの懐の深さを物語っている。

この曲・PVの好きなとこ


○ベルトコンベアに乗って様々な物が右から左へと流れ、メンバーがそれをリズムに合わせて叩くとこ。ベースのフレーズのリズムにぴったり合わせているのがすごい。ここでもデイヴの着ているリボン付きのシャツがかっこいい

 

○途中、画面が分割されるのだが、「ボーン」という音に合わせて後頭部を叩かれたデイヴの顔が青く染まるところ


○その後、全員の肌がそれぞれ赤・青・黄・緑になり、健康診断の時に着るような服でバランスボールに乗って遊んだりして楽しそう。ただ、サビの部分ではそれぞれがコーラスを歌うのだが、なぜか激昂したデイヴはヴァイオレンス!と叫び、手に持っていた小さなボールを思いっきり地面に叩きつけてその場を去る。「もう知らねえよ!」っていう感じで。


○曲終わり、ガラスの割れる音と同時に画面をハンマーで叩くと、画面が割れてメンバーがそれぞれ色々なアクションをしながらベルトコンベアで無限増殖する。おのおのいろんなポーズで叫んでいる様子が楽しそう。ここで流れているフレーズもかっこいい


 もう初めて見てから30年なるこのビデオたちの枝葉末節まで知っている僕は何だ?!

 

 しかしその後のデペッシュモードの活躍はとどまるところを知らず、日本での知名度はあまりない様だが、海外ではスタジアムバンドだ。

 

 さてしばらくして発表されたピープルアーピープルを聴いたとき、彼らの成長と変化に驚いたものだ。

     

 まず使っている音が違う。おそらく当時流行っていたサンプラーのフェアライトとかを駆使しているのだろうが、とにかくインダストリアル。斬新なサウンドだった。

        マイナーからメジャーに転調するサビがすごい名曲

    

 

 

 

 そして次の曲、「シェイク・ディジーズ」はすごかった。

     www.youtube.com

サビにおける微妙な半音の展開と不安定なPVの取り合わせが「やっぱデペッシュモードすげえな!」と僕は勝手に唸っていた。

 

 しばらくその後は彼らのことを忘れて生活していた僕、ある日MTVでこの曲が流れ再びデペッシュモード熱が再発!

       

このころの作風もかなり捨てがたい。サウンドは時代に合わせロック寄りになったがあのドラムの音や抒情性は失われていない。ギターの音が前面に出てきたことで、もはやエレポップバンドだったころの姿を想像するのが難しい。

このアルバムと次の「ウルトラ」は奇跡 

 

 この頃彼らは成功に伴う各種のトラブルに巻き込まれ解散寸前だった。しかしそれを乗り越えて発表された「ウルトラ」はまごうかたなき名盤だった!

 

    完全にインダストリアルサウンドとなったバレルオブアガン。問答無用にかっこいい

    www.youtube.com

      ベースのフレーズが素晴らしい「USELESS」

    www.youtube.com

僕にとってのデペッシュモードはこのあたりの曲たちです。最近は復刻的なリリースが続いているようですが、新作でないのかな。

 

 さてこのようにデペッシュモードを漁っていたら、当然芋づる式に当時のエレポップバンドのPVが出てくるわけですよ。ああ、当時よく聴いてたなあ!たとえば元メンバーだった人が結成したYAZOOとか

          この曲しか聴いてなかったけど

   

サウンドは、元メンバーだけあってほぼ一緒。

 

ソフトセルのマークアーモンド&ブロンスキビートという最強コラボが放つ、ドナサマーの名曲カバー。

         ジミーソマーヴィルのファルセットヴォイス、すげえ

  

 ベースラインはアンダーワールドの名チューン「キングオブスネイク」の元ネタ

                ぶばぶばぶばぶば

     

 

    エレポップとは少々違うが、ウルトラヴォックスの「ヒム」

    www.youtube.com

 

印象的なベースラインと、ギターのバッキングが無茶苦茶しびれるヒューマンリーグの「レバノン」 

             コーラスのジョアンナ(黒の衣装の女性)は異常に美しい

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そろそろ眠いので寝ます。ここのところ多忙を極め、ようやく休みとなったので過剰なまでな音楽記事となりましたことをお詫び申し上げます

 

80S記事でもありますね

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A Broken Frame (Deluxe)

A Broken Frame (Deluxe)

 

 

盆休みに軽井沢プリンスショッピングプラザ突入

 僕お盆休みの13日に、日帰りで小6の娘と軽井沢のアウトレットに行きました。

 ただ、この時期は一年で一番混むといわれている軽井沢。ハイシーズンの休日はいつも混雑するけれど、お盆はとにかく車が動かないほどの殷賑を極めるという。渋滞に巻き込まれるのはイヤなので、事前に情報を収集すると、8時前に駐車場に入庫すれば大丈夫だという。そこで朝早起きをして、8時前に着くように家を出た。高速を使うのはダメ、絶対。インターから渋滞発生というではないか。そこで一番混まないと思われる旧道の国道18号(かなりの山道)を行く覚悟で出かけたのです。しかし碓氷バイパス手前でも車はほとんどいない。なんだ、拍子抜け。結局8時の時点ではプリンス通りもガラガラで楽勝で駐車場に停められた。どっかのサイトによると9時にはもう大渋滞だとか書いてあったからビビッてたんだけどそれほどでもないですよ。

 

 そんで8時過ぎに着いたので店はまだどこもやってません。だからこんな状態。

          まあ数時間後には人でごったがえすのですが

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 下界は35度を越える暑さだけれど、さすが軽井沢、涼しくて気持ちがよい!

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               エイプストアの前

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            フードコートも営業前なのでこの状態

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 アウトレットに着たからって僕もう買いたいものも、お金もないんだけど、やっぱり夏のリゾートの雰囲気を味わったりしたいじゃないですか。あと娘も受験勉強中なので多少こういうところに連れて行って息抜きもさせたい。だから基本あちこちうろうろするだけですが、それなりに面白い。

               唐突に設置されている朝顔トンネル

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          あと、「肉フェス」なるものが開催されていた。

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 メニューを見るとほぼすべての商品が1400円で統一されていた。結構高くね?!ちなみに一番行列が出来ていたのは大宮の店だった。あと、チラシの20世紀フォックス風のロゴをよく見たら

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「肉は地球を救う」だってさ。そりゃそうかもしれないけどさ。

 

 ちなみにお昼はフードコートで娘の所望したサーロインステーキ丼を食べました。

                   これで1400円

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 アーケードの屋根ではツバメが一生懸命子育て中。

               この横の店舗はプラダでした

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 当ても無く広大な敷地を歩いているとこのような看板が。

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 ハンモック好きの娘は「行きたい!行きたい!」と食いつく。我が家には数年前サンタが置いていったハンモックが常時稼動しているのだ。そうしてそのハンモックはこんなタイプ。

 12月24日の深夜に娘が寝ている部屋の隣で汗水たらして組み立てたっけ

 我が家の居間の4分の1を占めています。かといって他に置くところがない。それはいいとしてメキシカンハンモック屋外店はこんな感じでした。

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 座るだけでなく、当然寝ることも出来ます。こんなふうに。

       このあと猛スピードで回転し、周囲の木をなぎ倒しようやく事態が収拾

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 その後店を冷やかしていたら、突如娘が「ジュエルキャンドル」作成ブースに興味を示し、急遽参加することに。

                  アウトレット関係ない

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 娘はレジンでアクセサリーを作ったりと、こういうのが大好きで、何もここでこのタイミングでやらなくてもいいだろうと思ったけれど、やりたいことはみんなやらせたほうがいいかなと思い直して僕のお小遣いから大枚2000円を出してチャレンジさせましたよ。

           グラスの中に色つきのサンドを入れて箱庭を造る感じ

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海をイメージして青系の砂を重ね、そこにジンベエザメとワカメのガラス細工を設置。ガラス細工は一個増すごとにプラス250円です。貝殻は使い放題

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       最後に透明のゼリー状のものを流し込んでもらい完成。

         燃やしたらきっと溶ける。ローソクとしては使い道ゼロでしょ

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 娘の服をギャップで数枚購入してお買い物は終了。フリークスストアでナイキの別注コルテッツが6000円で売っており、非常に気になったのだけれど靴沢山持ってるし履く機会もないだろ、と自分をだまして購入を見送る。10年前なら迷わず買ってたな。

 靴は沢山あるのです


 帰りしなにこちらの店を娘が発見して「食べてもいい?」だって。いいとも!

   ちなみに一串650円!たけえ!でも娘はおいしい!おいしいと大喜びなのでOK

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帰りは3時頃で路も空いてました。

 

お盆期間だからかまあまあ読んでいただいています

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HAIM サマーガール気に入る

 例によってYOUTUBEでのお勧めのサムネイルをみていたら何か懐かしい雰囲気の画面だったので、気になって聴いてみるとこれがまた良いじゃないか。

     ドラムのスネアの音がよく作られていて心地よい。そして耳から離れないバリトンサックスの奏でる優しい旋律。

 アルバムはまだのようです

 

 PVの監督はなんとポールトーマスアンダーソン!カエルが空から降ってくるというおよそ思いもつかないクライマックスがインパクトのあった「マグノリア」などが代表作の人。この人は「ブギーナイツ」など70年代のアメリカの雰囲気を出すのが上手で、このプロモもサウンドがその意匠を纏っているのに合わせてうまく作られている。次から次へと服を脱いだり着たり。どういう意図かは分かりません。意図などないかもしれぬ。あ、真ん中の人はプラダを着てますね。


 この曲を聴いていいな、と思い新譜を買おうかなとも思ったのだけれどお金がないので1円から売っているデビューアルバムをアマゾンポイントを使いロハ(死語)で手に入れました。

こちらの印象は80Sポップスの現代的再解釈とでもいうような内容。

             そもそもこの曲のサビが何となくケイトブッシュの「Running up that hill」に似ている。

                暇な人は聴き比べてください

     

 良い曲だけれどどうも僕はこちらを連想してしまう。つってもアルバムの後半にはかなり実験的な音を取り入れたモノもあってなかなか良いですよ。


 読む本が無くなったので何か買おうと入ったブックオフでこちらのCSSのアルバムを100円で発見直ちに購入。

 アマゾンでも結構な安さ

 そうそう、たぶん誰も気づいていないだろうから、書いておきますが、僕はこの「発見直ちに~」というフレーズをよく使うのですよ。なぜかというと、元ネタがありましてそれはメタリカの1STアルバムに収録されている「SEEK&DESTROY」に由来しているのです。

      メタリカのコンサートでは定番であるこの初期の名曲ですが、日本語版歌詞の対訳にこの「SEEK&DESTROY」の部分が

  「発見ただちに破壊」

という形で掲載されていたのです。まあ、間違いではないけどさ、間抜けだよね。

 特に「&」を「ただちに」という言葉に置き換えたセンスには訳者のある種の天才を感じる。ちなみにこの歌詞は4回繰り返されるので対訳にも当然馬鹿正直に
発見ただちに破壊
発見ただちに破壊
発見ただちに破壊
発見ただちに破壊
と記載されていたのです。
 大学生のころ、このフレーズが気に入った仲間内で「○○ただちに~」という言い方が少し流行った時期があった。「授業終了ただちに帰宅」とか「泥酔ただちに嘔吐」みたいな感じで話していたっけ。

 

 あと変な対訳と言えば、高校生の時に友人の家で見たポリスのロクサーヌが思い浮かぶ。

                       いやいい曲ですな

      

You dont have to put on the red light
put on the red light
You dont have to put on the red light
put on the red light

がサビのフレーズなんだけど、その訳が、

赤いライトをつけなくてもいい
赤いライトをつけろ
赤いライトをつけなくてもいい
赤いライトをつけろ

どっちなんだ!赤いランプをつけるの?つけないの?
これはあれでしょ、最初の「You dont have to」が省略された形で、基本「明りをつけなくてもいい」が正解だと思うのですがどうでしょう。

 

 CSSの話だった。CSSはブラジル出身のガールズバンドで僕はその独特のポップセンスが気に入って、デビューアルバムを買ってよく聴いていた。

            こういう曲を聴くと元気がもらえる

   www.youtube.com

その後何度も格安で売られているのに巡り会って、発見直ちに購入していたのだ。確かベースの子はビリー・コーガンに気に入られてZWANで弾いていた気がする。安く売っているのを見たら買いですよ!

    

 

 先々週あたり、刺激のある音楽を聴きたくてこのデス・グリップスを集中的に聴き、なんだかおかしくなってしまいました。
      ズイゴイゴイゴイゴイゴイゴイゴイゴ、ギロチーン!チロリロ!

    

 色々とやらかして話題になっていたみたいです

 前衛的でポップさのかけらもない。音数もわずかなのに何度も聴いてしまうという不気味な魅力がある。この「ギロチン」なんてサビのあとに入る「チロリロ!」という短いフレーズと一瞬の暗転が見る者をしてハッとさせる。
 その昔「庖丁人味平」という料理漫画でカレー対決編があって、主人公の味平は病的な相好の相手が作る「ブラックカレー」というカレーと勝負をする。そのブラックカレーがあまりの評判となってリピーター続出で、ブラックカレー屋が入っているデパートを長蛇の列が取り囲むという話があった。確かオチとしてブラックカレーには麻薬が仕込まれていたとかだったと思うが、このデス・グリップス、まさにブラックカレー!たまにこういうすごいのを聴くともう何が良い音楽なのか分からなくなるときがある。確かこのバンド、フジロックに出たんだけどその順番がなんとオザケンの直前!久しぶりのオザケンに期待を膨らませて待っていたファンの度肝を抜いたとか抜かないとか。

     こちらはもう少しキャッチーです。あくまで彼らのレパートリーの中で相対的に見て

    www.youtube.com

 

 急性デスグリップ中毒注意

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ザ・パワーズ・ザット・ビー

ザ・パワーズ・ザット・ビー

 

 

90年代マイナーオルタナバンドCD発掘記 プロングなど

 以前こちらの記事を書いた。

 オフハウスで安く衣類を購入したという話なんだけど、そのときついでに100円CD投げ売りコーナーがあったので見てみたのだ。基本ほぼ九分九厘ゴミのような(僕から見れば)CDばかりなのだけれど、その中からきらりと光る作品を探すのがまた楽しいのだ。そして、僕は二枚お宝を発見した(僕から見れば)。一枚はプロングのアルバム。

アマゾンで買うより安い!

 

       タイトル曲。ハリウッドザコシショウみたいな人が踊ってます

    

 プロングなんて知っている方、ほとんどいらっしゃらないでしょうね。90年代に数多活動していたオルタナバンドの一つです。僕は20代の頃、片っ端からこの手のバンドを聴いていたので目に留まったのだ。ああ、あのころのことをちょっと思い出すだけでもバイオハザードとかクイックサンドとかヘルメットとかセラピー?とかスキャターブレインズとかフガジ(ちょっと違うか?)なんてバンドが次々と出てくる。

            ヘルメット。真面目すぎるのか、いまいち抜け切らない野暮ったさ

     

 セラピー?ヒゲのボーカル&ギターはマイクパットン似。どこか何かが足りない。いいんだけどねー  

     

           クイックサンド。ベースの人はいまやデフトーンズで大活躍

     

ゲームじゃないほうのバイオハザード。ドラムのビートがかなり個性的でそれがそのままバンドのグルーヴになっていた。ライヴでは客が舞台に上がって好き放題暴れるくん。

     

               上記のバンドたちとは流れが違いますが

      
 これらのバンドってテクニックやサウンドを彼らなりに追求してはいたけれど、頭一つ抜け出すには何かが足りなかったのだろう、ロックの歴史を変えるには至らず、時代を彩るうねりの一片として機能していたのだ。
 プロングは確か目玉のジャケットがインパクトがあって、それにつられて聴いてみたような気がする。

隠れた名盤

  ひねくれたリフが主体で、ギターの音もそれなりに個性的だった気もするが結局はそれ以上の印象はなく、一曲も覚えていない。
 そんで今回買ったアルバム、その印象通りでメタルちっくなリフで引っ張る、オルタナオールドスクールといってよいタイプの曲ばかりだった。しかし一定のクオリティは保たれているので途中で飛ばすということなく飽きずに聴けました。今の耳からすれば物足りないサウンドかもしれない。なんだかんだで聴いてます。

 

 そしてもう一枚、これ売る気あるの?という印象のジャケットは「ストーリーオブザイヤー」。

 こちらも100円。3枚目だそうです

  どういう話し合いを経てこの名前をバンド名をつけるに至ったのか、いまだに僕は理解できない。
 このバンド当時は「スクリーモ」つって、グランジ降の新たな潮流が生まれそうな気配のなかで活動していたと思うんだけど、結局細分化しすぎてニューメタルの流れにのみこまれてしまった気がする。まだ活動はしていて日本にも来ていますね。

 抒情的なバッキングに絶叫型のヴォーカルを載せるスタイルが基本だったと思う。とはいえスクリーモの流れを俯瞰できるほど僕聴いてなかったけどさ。
 このスクリーモの筆頭といえば「The Used」で、それにこの「ストーリーオブザイヤー」が続いていたっぽい。僕は噂を聞いてファーストは買ったのだ。ジャケットがださすぎ。

 でも出来はよい

 The Usedは1stの完成度がかなり高かったので僕はこのバンドにも期待したんだけどあまり応えてはくれなかった。やはりどんな曲が入っていたのか覚えていないのだ。まあ聴けば思い出すだろうけれどそんな程度の印象だったのだ。

       こちらはThe Usedの初期のライヴ。ものすごくかっこいいね

     


 ストーリオブザイヤーの話。久しぶりに見たこのバンド名ゆえに、100円ゆえに購入。こちらのアルバムはキャッチーなメロディもあるけれどスクリーム主体で耳につくメロディの臭みがなくてよかった。しかもメタル色が増していて一聴するとどっかのメタルバンドがやっていそうなスピードメタルの曲なんかも入っていてなかなかよかった。100円でこれならOK!

           つうか完全にメタルバンド。スピードメタル

     

 

 あと僕はどのくらいの音楽を聴けるのだろう

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ルード・アウェイクニング

ルード・アウェイクニング