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90年代以降のロックを振り返る試み 1 ミクスチャーロック/レッチリ・フィッシュボーン・・・

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 僕は音楽を食って生きている。

 大げさだけど、多分そういう人はたくさんいると思う。その嗜好は人によりけりだと思うが、僕、わりと好き嫌いはない方だ。なんでも食べる。その中でも大好物は、開高健のいうところの「新しい天体」とでもいうか、とにかく聴いたことのない音楽だ。以前にもこんな記事を書いた。

otominarukami.hatenablog.com

 とにかく、聴いたことのない音楽を聴きたいのだ。アヴァンギャルドとかじゃなく、正当なロックの流れにおいて。

 ところがここ最近、そういうバンドが少ない気がしてならない。僕が上手く探せていないのか、メインストリームとしての大きな流れが停滞しているのか。

 〇〇以前、〇〇以降、というタイプのバンドや動きが見えないのだ。ネットを駆使すればそんなことはたやすいと思うのだけれど、そうやって探してみても「こんなの聴いたことない!スゲエ!」というのは本当に少ない。年取って感動が薄れたのか?

 

 ちなみに直近で思ったバンド。まずはスクリレックス。KORNとの共演で一気に有名になった。そしてこれを聴いたときは久しぶりに衝撃が走った。すぐにアルバム買って聴きまくった。

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って、これもう2011年の曲だった・・・もうそんなに経つのか。

それからこれも既にビッグネームとなっているブリングミーザホライズン。

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彼らは確実に後進に強い影響を及ぼしている。バッド・オーメンなんか、まんまコピーバンドでびっくりする。でもこれも2013か・・・。去年出たアルバムもムチャクチャ聴いて、娘とふたりでTRUE FRIENDをよく大声で歌ったものです。

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このビデオはよくできている。他にもいい曲は多いけど、今回は割愛。

一番最近これはいいな、と思ったのは何回か貼っているジェイミーXXの「GOSH」

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 これはもう何度見てもすごい。曲と映像がベストバランス。なんらかの賞をもらっているし。本業のほうのTHE XXは僕あんまりなんだよな。

 

 とりあえず思いつくのはこれくらいだ。これからも探し続けます。

 

 さて、じゃあ、今大きな流れが見えないので昔僕がリアルタイムで見て、感じた大きな流れのバンドたちを思い出と共に紹介したい。

 僕が最初にロックに流れがあると感じたバンドが表題のレッチリだ。はじめて聴いた曲は「ファイトライクアブレイブ」。深夜の音楽番組でほんのちょっと流れただけだったがインパクトは凄かった。

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今聴いたってなんの遜色もないほどカッコいい。途中で入るフリーのベースソロにやられた人は多いはずだ。彼らの有り余るパワーが画面から伝わってくる。当時、僕も若かったから常にこんなふうに体を動かしていた気がする。

 その後すぐに『母乳』アルバムが発売された。バンドサークル仲間でかなり話題となり、みんなで伝説のクラブチッタ初来日ライヴを見に行った。関係ないけど行く途中、バイクで事故って血を流している人を見た。

 前座に出てきたのはなんとベリー(後のマッドカプセルマーケッツ)。ただ当時は彼らバクチクみたいな音楽だったと思うのでレッチリを見に来た客には受けはイマイチだったと思う。しかし何がすごかったって、いきなり彼らの演奏中に、レッチリのメンバーが(誰だったかは忘れた)がステージダイヴ!それですごい盛り上がったっけ。

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 多分、この中のどこかに、僕はいる。

 とにかく、ラップ、ハードロック、ファンクそのほかごたまぜのバンドなんて当時はいなかったからとにかく凄かった。彼らを聴いて、当時の僕らもなんでもアリのオリジナルバンドを始めたが、結局芽は出なかった。

 当然、雨後のタケノコのごとくフォロワーが登場。そういうのも一応聴いてた。

 キングオブザヒルとか

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スキャターブレインズとか

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この曲が一番好き。なんだかんだ言って彼らのアルバム全部持ってた。

そういえばグリーンジェリーなんてのもいたなあ。

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なんか今でもやっているみたい。このバンドはアルバムをビデオで出して、僕それ買った。結構何度も見た。いい曲多いですよ。

 とにかくフリースタイルという言葉ができるくらいフリーのスラップ×ジョンのカッティングは強烈だった。そうして今でも現役バリバリだ。

 ところで、同時期にミクスチャーロックといえば彼ら!というバンドがいた。そう、フィッシュボーンだ!

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 フィッシュボーンといえばまずはこの曲だよ。今でもモヤさまで魚が出てくると必ずこの曲がかかる。とにかく、レッチリ以上の雑食性。スカ・レゲエがベースになっているんだけど、あらゆる音楽を飲み込んで混沌としたロックを奏でていた。レッチリの3RDの最後の曲にも参加しているので、当時彼らは同じジャンルの開拓者として仲が良かったようだ。一緒にどっかのライブハウスで遊んでいる映像も見たことがある。だが、悲しいかな、あまりに売れたレッチリに比べて現在も活動してはいるものの、知名度は低いまま。いい曲・いいアルバム多いのに。バンド仲間ではこの曲がかなり流行っていた。

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この曲はミクスチャーロックのひとつのエポック・メイキングだと思うんだけどどうだろう。そしてこの曲ですでに彼らはその後のメタル化への布石を打っている。だってこの曲に至ってはほぼスラッシュメタルだし・

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この曲プロモがあったはずなんだけど、今は探しても出てこない。

フィッシュボーンも二回目の来日は行った。日本青年館でやったんだけど、あそこは全席指定で、椅子に座って見るはずが前座のレピッシュ!でいきなりみんな前に出てきちゃってオールスタンディング状態だった。まず前座のレピッシュで驚き、感動した。

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この当時のレピッシュの勢い、すごい。そんでこのあとフィッシュボーンという夢のようなコラボ。ボーカルのアンジェロもステージに降りてきてガンガン歌ってた。とにかく凄かった、という印象しかない。

 

 さてミクスチャーといえば忘れてならないのはフェイスノーモア。

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この曲のラップ部分がアンソニーぽくって当時なんかレッチリの真似じゃねえか!と思っていたんだけど、VOのマイクパットンの変人ぶりを知るにつれ、いつの間にか気に入って全アルバムを買う羽目に。そしてマイクのサイドプロジェクトのMR BUNGLEまでも揃える羽目に。今これ聴かないなー。

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 そうして突然変異的に現れたリヴィング・カラー。とにかくこれも凄かった。恵比寿かどっかでやったライヴも行った。最後、サイリウムを大放出してみんなそれを振りかざし、最後はボーカルのコリーがローディに肩車されて観客席を練り歩いた。ヴァーノン・リードの狂ったようなソロは必聴。しかし彼らもフィッシュボーン同様、現在ではあんまりぱっとしないようだ。客の少ないところでやっているライブ映像なんかを見ると、やるせない。

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 そんで似たような感じで出てきた24-7SPYS。このグランマ・ダイナマイトはサビでけっこう驚いた。今聴いてもカッコイイぜ!ギターがグリグリでスゲエ。    

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  最後は黒人ハードコアバンド、バッドブレインズでお別れしましょう。   

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さて、今度はどのムーブメントでお会いしましょうか。

 

 そんな僕が書いた音楽小説

ヘビーメタルにもムーブメントはたくさんあります。

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このままではどうにもならんな/OVERBLOOD あとダイ・ハードのゲーム

昭和の話とか映画とか、ブログの内容が画一的になりそうなので、ここらでレトロゲームについて。といっても、昔書いた記事の紹介になるけれども。

以前、「VOCALINFO」という謎のサイトで記事を書き、雀の涙の報酬を得たということを書いた。

otominarukami.hatenablog.com

 

計60記事は書いたのでもっと掘り起こせるのだけれど、後々のためにとりあえずこの記事だけを紹介しておきます。

 

     その昔、「OVERBLOOD」というPSで発売されたゲームがあった。

オーバーブラッド

オーバーブラッド

 

 うわあ、1996年の発売か・・・歳もとるわけだ。

このゲーム、バイオの柳の下を狙ったと思われるんだけど、意図せずして間抜けなポイントとかがたくさんあって、当時後輩とゲラゲラ笑いながらやったもんだ。それで、そのことについて書いた記事がこちら。それなりに面白く書いていると思いますので、ぜひ一読を。
vocalinfo.net

プレイ動画を上げている方もいます。雰囲気をぜひ味わってほしい。

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今日の表題のとおり、僕は間違ったコマンドを入れたり、何もできなかった時に出るテロップの「このままじゃあどうにもならんな」という言い方が特にお気に入りだった。プレイ動画をざっと探してみたんだけど、みんなサクサク進めているのでそのセリフが見つけられなかった。かろうじて7:40あたりに出る字幕がその雰囲気を醸し出している。

 

もうひとつの記事も。映画「ダイ・ハード」のゲームについて書いた。 

vocalinfo.net

ダイハードトリロジー

ダイハードトリロジー

 

      こちらはサターン版だけど。

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マクレーン、ちょいちょい人を轢いてはその血をワイパーでクリア。ゾンビか!古いゲームだけど、こういう感覚がいかにも洋ゲー。のちのGTAなんかに通じるんだろうな。

 

 僕も若い頃は散々ゲームやっていたのだけれど、今じゃあ全くやらなくなってしまった。ゲームをやる精神が残っていないという老いの事実が悲しい。僕の周りの人たちは僕より結構年上で50を超える人でも最新のPS4のゲームをやったりしている人までいる。その情熱、僕、なし。

 

 

たまに謎のPV増加がある。どういう経緯なのだろうか。

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映画『キング・アーサー』観ました。アーサーというより剣が強いのでは

            我が家のアーサー王、またはレイ

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毎週火曜日の休み、近くのシネコンがメンズデイで千円なのは嬉しい。そうして今日は表題の件、『キング・アーサー』観てまいりました。

   wwws.warnerbros.co.jp

 

           予告編はこち

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 いつものように前情報一切なしで鑑賞。アーサー王の伝説はほとんど知らない僕でもまあ、楽しめました。というか、これ、ファンタジーだった。

 

            以下、ネタバレありますよ!

 

 冒頭からメイジ(魔術師)が反乱を起こし巨大なゾウさんが城を破壊しようとするのだが、城主のエーサーが単独で聖剣エクスカリバーを駆使して悪のメイジをやっつける。ただ、なぜか騎士の中に黒人が混じっているのだが、この時代そんなことありえるの?映画的配慮ってこと?

 でも王に嫉妬した弟のヴォーティガン(=ジュード・ロウ)が、なぜか城の中に巣食っているタコのような化物と契約して(妻を殺して捧げる)悪の力を手に入れ、エーサーとその王妃を暗殺。かろうじて幼い息子のアーサーは舟で逃げおおせ、スラムで育つことになる。ここでガイ・リッチーらしくテンポよく展開しアーサーあっという間にたくましい若者に育つ。筋肉ムキムキ。

 実はこの時点で僕はこの俳優が誰だかわからなくてイマイチ感情移入できず。しかもヒゲをはやしているのでなんだか老けて見える。あとで確認したところ主演はチャーリー・ハナム。エッ!『パシフィック・リム』の人だったのか!最後まで全然気がつかなかった。僕パシフィック・リムは十回以上見ているのになあ。一瞬マークウォルバーグかとも勘違いしていた。

 色々あってアーサーは伝説の剣エクスカリバーを引き抜いて王の血筋であることが分かる。この場面、なんと敵兵役でベッカムが登場し、セリフもしゃべるのだが日本人の僕から見ても大根!しかも特にその後出てきて戦うわけでもない。

 なんだっけな、確か『ブレイド3』あたりにプロレスラーのトリプルHが出てきたのとか、ドラムンベースの帝王ゴールディが『007ワールド・ノット・イナフ』に出てきたのと同じような印象。彼らはその後スクリーン上では見られない。ロッキー様ことドゥエインジョンソンは別として。

 

 アーサーは捕まってしまうが女メイジとかレジスタンスの手助けでなんとか逃げ出せる。この女魔術師のキャスティングもどうか?アストリッド・ベルジュ=フリスベという舌を噛みそうなエキゾチックな女優を起用しているが、正直あまり魅力的でない(個人の感想です)。しかもロマンスがあるわけでもない。

 それにしても、一時期、映画監督というよりは「マドンナの旦那」というほうが有名だったガイ・リッチーは大体どの映画でも女性の扱いが適当というか、そんなに女性を重要視していない感じを受ける。二十年くらい前に見たあまりに有名な『ロック・ストック&トゥー・スモーキングバレルス』を始め、アイアンマン主演の『シャーロック・ホームズ』まで、男の友情にしか興味が無いようである。

 

 軽いシャーロキアンの僕は昔、NHKで放送されていたジェレミー・ブレット(吹き替えは当然露口茂!)のシャーロック・ホームズ(このオープニングがまたいいのだ!)

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を見てコナン・ドイルを読みまくったが、最近の派手に暴れるロバートダウニーjrのシャーロックはあまり馴染めなかった。

     

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これブルーレイも買ったのに、一度しか見ていない。やっぱりワトスン君はもう少し間が抜けていなきゃ。ジュード・ロウだとかっこよすぎる。

 カンバーバッチの現代版は見てません。

 

 アーサーの話だった。

 まあ、次から次へとアクションが展開されてスケールも大きいので観ていて飽きることはない。時たま挿入される時間軸をずらしたテンポの良い会話劇もガイ・リッチーのオハコだ。ただ、こういうシーンだけなんだか急に軽くなるんだよな。

 主人公が試練を経て成長するのもお約束。仲間が死んでジュード・ロウの悪さが際立つのも計算ずく。というか、この映画むしろジュード・ロウの存在感のほうが強くて、アーサー、イマイチ印象が薄い。クライマックスでは、魔術師の大蛇が大暴れして、しかも結局剣がほとんどやってくれるので別にアーサーそんなに頑張んなくてもいいんじゃないの?って感じですかね。最終的にサウロンみたいになったCGのジュード・ロウをボコボコにやっつけるのも剣。まあ、千円で二時間のファンタジー体験だと思えば適正なのではないかな。

 

 そうそう、もともとの邦題は「キング・アーサー聖剣無双」だったらしい。だが、最近の邦題バッシングできっと「聖剣無双」は替えられたのだろう。「ドリーム」と同じパターンか。ヘンな邦題も結構好きだけどなー。「バス男」とか。

 あっ、そうだ今急に思い出したのはスタローンの『ランボー』に無理やり寄せた邦題「ランボー者」っていうのをビデオ屋で見たときは思わず吹き出してしまった。

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僕なりのファンタジー。ただし不人気機種。もう書き続けるモチベーション低下中。やっぱり人に読まれなければ意味がない。一章はとりあえず終わらせようと思います。

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昭和40/50年代ノスタルジィ 天井裏にいた小学生の僕 3

 このシリーズ、相当ストックあります。昔の教科書などを子供と一緒に見るのはとても楽しい。しかし、時に出現するテストを

「おとうさん、あんまり点数よくないね」

 などと我が成績を現在の彼女と引き比べられて少しせつない。彼女は優等生なのだ。

 小学校2年生くらいのテストがぼろぼろ出てくるんだけど、普通このくらいの学年なら100点が当たり前なのに、70~90くらいしか取れていない。昔の僕、出来があまり良くないようだ。

 さて、今日は理科の教科書から。   

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まあ、これといって目ぼしい内容はないんだけど、このページだけは目を引かれた。

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 異様なスケールをもってドロ水が海に注ぎ込む。なにこれ、怖い。まるでディザスタームービーの一場面のようだ。

 人はあまりに巨大なものを目の当たりにすると恐怖や驚きを感じるが、子供がこれ見たら妙な不安をかきたてられそうだ。

 

      そうして、僕が図工で描いたあまりにシュールな抽象画。

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     クスリでもやっていたのだろうか。トゥーマッチサイケデリック

     現代美術館に混ざって置いてあっても解らないのでは?

        この絵に対して先生の評価が裏に書いてあった。

 

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 評価も投げやり。きっとこんな模様を何十枚も見せられればそうなるでしょう。

 

 さて、これ、おそらくは小2か小3で担任の先生が詩の学習の時間、参考資料として僕らに配ったものだろう。自分の好きな詩人の世界観を味あわせたかったのかもしれない。

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 小学生低学年では誰ひとりとしてこれを理解することは不可能だったっだろう。先生も先生だ。よほどこの詩が気に入っていたのだったのだろうか。しかし!今の僕なら理解ができる。そしてあまつさえ、とんでもない間違いを発見。

             野村四郎って誰だ!

       正しくは『体操詩集』で有名な村野四郎ですよ!

              村野四郎 - Wikipedia

 最初にこのプリントを発掘したときの違和感たらなかった。こんな詩人いたっけ?と自分の知識に不安を抱いたものだ。そこ間違えますかね?

 

 まあ、それはさておき、僕の当時の国語のノートを見ると、無理やり書かされた間抜けな詩がいっぱいあったのでおいおいそちらもご紹介します。さて、次はまたプリントの裏の落書きの世界。「ヘンテコマンガ」。

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「へんてこバード」はきっとライディーンが元ネタだろう。壁にぶつかってぐにゃー。「つぎいってみよう」はおそらくいかりや長介。いかにも小学生低学年の発想。隣の鉄棒の漫画、このあとどうなったのかを猛烈に知りたい。

 

     いきなり出てきた切り絵。仮面ライダーXだ。

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 ガムテープの糊が数十年の時を経てベタベタ。ガムテープでX!敵の首領、「キングダーク」の圧倒的な大きさに、僕はおののいていたっけ。

 

     最後は切手の記事に触発されて自分なりに切手を発明。

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             もう少し拡大してみると

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 なにこれ、下ネタじゃん。先生はきちんとアメリカ切手とうちゅう切手、一万円さつ切手(意味不明)には丸をつけてくれているがそれ以外は低評価。まあ、丸する方もどうかしているけど。

 

そんな僕の小学生時代をもとにした作品

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昭和40/50年代ノスタルジィ 屋根裏で見つけた小学生の僕 2

岡崎体育は上手いねえ。「感情のピクセル」「NATURAL LIPS」ときて「式」

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 ギャグと叙情の両面を持つというのはかなりの強みだ。「スペツナズ」のほうが好きだけれど。

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 最初のスネアとピアノの三連符にものすごい才能を感じる。

 

 小4の娘はヤマハミュージックスクールに通っており、レッスンを受けている友達と毎年アンサンブルコンテストに参加している。今年もその季節がやってきた。去年は「白鳥の湖」という難易度の高い曲を練習し見事地区予選を突破して大喜びしていた。それで、コンテスト参加に際して毎回グループの名前を決めるのだが、去年は「フルーツバスケット」というフツーのグループ名だった。

 今年挑戦するのは「スラブ舞曲」で、今一生懸命練習している。そうして例のグループ名を決めるらしいのだが中々毎年決まらないらしい。まあ、決まったところでフルーツバスケットレベル(失礼!)なんだからあんまり考えても仕方ないとは思うのだが、妻がなにか候補はないかと言う。どうやら「フラワー」という言葉を使いたいらしく、「~フラワー」で何かいいのはないかというのだ。でも僕に聞いたら、僕の個性が出るよ。例えば娘とふたりで考えたのだがこんなんだし。

 

 僕「じゃあさ、もうデッドフラワーズとかマッドフラワーズにしたら」

 娘「マッドって何?」

 僕「狂ってる、ってこと」

 娘「だめだよ、みんなに嫌がられるよ」

 

 そりゃそうだろう。僕は昔小学6年生の時、クラスの旗をみんなで図工の時間に描いて、その中で一番いいものを選ぶ、ということがあった。ご存知のように

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 多少の絵心があった僕は、クラスのみんなが横向きに書いているのを尻目に、一人タテ書きで、しかも下の部分を尖らし、6角形というすばらしいアイディアを思いついた。そうして黒地に黄色で縁どりし、ドクロの絵を描いた。今思い出してもムチャクチャクールなデザイン!

 しかし大衆に迎合することのない孤高の芸術は一切クラスのみんなには理解されず、「怖い」「気持ち悪い」と一蹴され、教室の後ろの壁に張り出された皆の作品に混じって不気味なオーラを放つだけだった。もちろん、もっとキャッチーな作品がクラスの旗には選ばれていた。

 娘のアンサンブルグループの名前の話に戻ろう。

 

 娘「お父さん、もっと他の考えてよ」

 僕「じゃヘビーメタルフラワーズ」

 娘「みんな意味がわからないよ。やるのメタルじゃないし」

 僕「じゃデスメタルフラワーズ」

 娘「もっとダメだよ。私考えるよ。うーん、スーサイドフラワーズ!」

 僕娘「わははははははは」

 

 この他に「フラワーボム」「ヘルフラワーズ」「ゾンビフラワーズ」など色々考えたけれど結局娘がふと言った

「ムーンフラワー」

が素敵だったのでそれにすれば、ということになった。

「月の花」には詩がある。いいんじゃないか。たぶん、僕の旗と同じような扱いを受けるかもしれないけど。

 

 さて、ようやく小学生の僕の話。まずは2年の「ローラー学習ブック」。 

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 これは各ページにある長さの線が書いてあり、その先を付属のローラーでたどると正解がわかるという仕組み。非常に回りくどく、面倒だと思うのだが、なんとか小学生に学習意欲を持たせようとする製作者の苦心が垣間見える。中身は大したことはないんだけれど、一番最後の裏表紙がこれ!

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 出ました、ジュニアチャンピオンコース!僕はこのシリーズについてはかなり思い入れが深いのだ。ブログ初期のころ、これを書いた。      

otominarukami.hatenablog.com

 小学校で配布される本の裏に広告って今考えられないよね。他にも学研の科学と学習シリーズは学校購読本の定番だった。

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 こういうことを書いていると思い出したのは、今じゃ絶対ありえないのだが、学校から帰るさに、テキヤのおじさんがいきなり祭りでもないのにカラーひよこを売っていたことがあった。黒山の人だかりになっていたが、誰か買ったのだろうか、学校帰りに。 

 あと、なぜか下校時間近くに酔っぱらいのおじさんがうろついており、みんなビビって校門を出られないことがあった。そうして職員室にいる先生にその旨を伝えると、中年の男の先生が帰るのでその先生になんとかしてもらおう、となったのだが、その先生は「走るぞ」といきなり先頭切ってダッシュ!仕方なく僕らも十数人連れ立って走る。酔っぱらいは何か叫んでいたが、なんとか切り抜けた。それにしても、子供心ながらに「そんな作戦あるか!」と思った。

 

 さて小学生の僕の落書きシリーズ。キョーダインの「スカイゼル」とトゲトゲしい怪人。我ながら相変わらずものすごいオリジナリティ。

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     そして弟のグランゼルとブルーハカイダー

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 グランゼルはなんだかゴルゴ13のような顔をしている。思ったより上手く描けなかったのか、×がしてある。ブルーハカイダーは、キカイダー01に「ハカイダー4人衆」として登場したうちの一人。ハカイダーって名前よく考えたよね。   www.youtube.com

ヒーローよりもダークヒーローが好きだった。やはり黒ってかっこいいもんね。

ではまたあした。ごきげんよう

 

がんばって毎日更新してるんですけど・・・

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昭和40/50年代ノスタルジィ 屋根裏で見つけた小学生の僕 1

 僕ぐらいの年になると、ふとした折に昔のことが懐かしくなって、ああ、あんなことやこんなグッズがあったなあ、と遡及不可能な過去への思いが生活の表面に浮かんでくることがある。そういう気分をなんとか満たすために僕は結構な昭和関係の本をあさったものだった。ざっと本棚を見たらこんだけあった。

     

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  こんな雑誌があるくらいだから、僕の年代にはこういう需要は結構あるだろう。

昭和40年男 2017年 04月号 [雑誌]

昭和40年男 2017年 04月号 [雑誌]

 

まあ、なんとなくこの雑誌は買ってないんだけど。

  さて、僕の母親はわりと几帳面に僕の資料を残しておいてくれた。以前実家に帰った時に大量にそれを発見し、一旦僕の家の天井裏に保管しておいたのだけれど、ついこの間なんの気なしにそれを再発見した。そこには昔の僕がいた!

 

 まずは以前、このような記事を書きました。

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この中で僕の小3の時の漢字練習帳を紹介した。で、今回はさらに色々と紹介します。まず当時の社会の教科書がとってあった。

          

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 いかにもサザエさんの日常のようなひとコマ写真である。そうして中の見開きもいい味が出ている。

       

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 今やこんなに繁盛している商店街など、東京の一部にしかないだろう。僕の住んでいる近くの商店街はどこもシャッター商店街。たまにやっている時計屋とか、どうやって生活しているのだろうか。さて、続き。

    

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 これこそ昭和40~50年代といった風景か。僕は小学校時代は川崎市多摩区(現在は麻生区)に住んでいたのだが、例えば小田急柿生駅なんかはこんな雰囲気だった。

    

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 夏の暑さを凌ぐには、せんぷうき。丸みを帯びた、緑色の扇風機が僕の家にもあった。実は数年前までそれを現役で僕が使っていたのだが、さすがにコンセントがダメになって動かなくなった。あと、電話機も一年くらい前まではあえて黒電話を使っていた!さすがにそれも買い換えたけれど、夜中に間違ってジリリリーンとなることがたまにあって怖かった。

       

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 なんとも牧歌的なページ。スーツでこうばに行くのでしょうか。昼休みにキャッチボールとかしたら疲れちゃうでしょ!

  

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            描かれている車があまりにもレトロ。

   

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 こんなの、うちになかったよ。ぼうはんベルっていったいなんだろう?さて、ここまでは当時の教科書。さて、実際の僕の生きた証をおみせしましょう。

     

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 絵が好きだった僕、テストの裏に色々な落書きを残していた。いいぞ!小学3年生くらいの僕!このオリジナリティ溢れるマシン怪獣たちをもう少し近くで見よう!

        

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命名、「タンクーダ」。迷彩塗装が施されているのだろうか。一応関節とかメカニズムを小学生なりに考えているようだ。あと、変形するらしい(中央に描かれているタンク)のだが、あんなに小ちゃくなってしまうのだろうか?

      

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敵キャラらしき、「タイホーン」。ネーミングセンスがいいのか悪いのか。どうやら右の形に戦闘時は変形するようだ。よくこんなの考えたな。

     

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僕、こいつが一番好き。「グンカン・・・ク?」とり・みきの漫画とかに出てきそう。

今日はここまで。

 まだまだネタが大量にありますので、しばらくこれで記事が書けます。

 

僕の小説、停滞記。

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忘れ得ぬ友人、ぶうちゃん その続き

 楽天スーパーセールの「楽天スーパーヒーローズ」を240人まで呼んだが、力尽きた。いつもそう。600人呼ぶとか無理。

 

              昨日の続きだよ!          

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 吹奏楽部で仲良くなったぶうちゃんと色々遊んだ僕。

 ミニエピソードを羅列します。

 

 夏休みの練習にも飽きたので、近所の駄菓子屋で売っていた水鉄砲を購入し、学校の中で撃ち合いをしていたら、先生に見つかり「お前ら高校生か!」と怒られ、水鉄砲を取り上げられた。

 

 「神業トロンボーン」と称して、当時大流行していたゼビウスのテーマと、その後のピロリロピロリロというフレーズを、右手でスライドを超高速で動かして吹き、「速ええー!」と大笑いした。

 

 自動販売機でぶうちゃんがコーラを買おうとしたところに、いきなりテキトーなボタンを僕が押して出てきたのはマウンテンデュー

 「あぁーマウンテンデー!」

 という「デー」の発音に笑う。

 

 なぜか銀紙に包まれたお弁当の食べ残しのおにぎりをずうっと机の横のピラミッドパワーの下に置いていたぶうちゃん。

 「半年経ったら開けるんだよ」

と言っていたが、当然、腐って捨てたとのこと。イミネー!

 

 休日の部活の日、先に弁当を食べ終えた僕は暇なので、近距離でぶうちゃんの食べている様子をジロジロ見る、ということをしたら異様に照れて

 「やめてくれよォー」

と言われた。そりゃそうだ。

 

 確か「宇宙艇」というタイトルだったと思うが(違ったかも)、いかにもコピーをホチキスで閉じただけの雑誌を半年間分を高額で購読していたぶうちゃん。僕がその本を見てみると、ほとんどのページが意味不明の数学の公式で埋まっていた。どうやらいつかはその数式を解くことにより、空飛ぶ円盤=UFOが完成するらしいのだ。インターステラーか!でもどの号を見ても、ほとんど中身は同じ。そこで連発される「タキオンパワー」なる言葉を今も忘れない。なんだタキオンって。

 

 今でも売っているのが驚きだが、ESPシールというのを例の「ムー」の通販で買ったぶうちゃん。

kitasuizenji.sakura.ne.jp

   ・・・今も売っている。

 

 「これ貼っとくと体にいいんだよー」

 「そんなわけ無いでしょ。嘘に決まってるじゃん」

 「馬鹿にすんなよー」

 といういつもの会話があったのだが、その数年後。

 僕は結構混み合っていた山手線に乗り込み、中へと進んでつり革に捕まったのだが、ふと前の席に座っているおじさんの額には例のESPシールが!

 驚愕!&爆笑寸前。ニヤニヤとしながらなんとか悲しい出来事を思い出して笑いをこらえた。

 

 しょっちゅう顔を合わせいたのに暑中見舞いとか、年賀状をやり取りしていたのだが、いつの間にかネタ合戦みたいになる。僕が板で出来たハガキを送ると、ぶうちゃんは新聞紙をちぎって作ったハガキを送ってきた。その中にはあいかわらず「タキオン」その他のオカルトギャグが散りばめられていた。

    

 

 

そしてそのネタ合戦はついにこのレベルにまで達した。

 

 

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         あけまして「御霊前」おめでとう   じゃないよ!

 僕はさすがにやられた!と思ったが、ウチの母親は「正月から、縁起でもない!」と立腹していた。郵便屋さんよりも、僕にすみません円でしょ。

 そんでもって裏はこうなっている。      

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 雑にマジックペンで「ゴメンネ」。そうして何やら貼り付けてあるコピーには何が書いてあるのかというと・・・       

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              全くもって意味不明。

         

        外側がこうなのだが、さて、中身はというと・・・

 

 

       

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  そりゃそうだろう。はずれ以外の何物でもない。まあ、面白いからいいけどさ。

 

 さて、今や彼も公務員で二児の父親。相当な地位にあるはずだ。今では年賀状をやりとりするだけ(流石にふつうのやつ)になってしまったが、普段はどうしていることだろう。

 

僕の高校生活とは程遠い充実

kakuyomu.jp