ネットでB級スポット扱いをされていい面の皮である「高崎市歴史民族資料館」。まあ、ある意味B級スポットですな。でもB級スポットのあの独特なヘンな空気感はないです。あくまで真面目なマイナー博物館です。
今日はその2階へ上がります。
でも踊り場にはこんなすごいものが展示されていた。何でも牛にかぶせたらしい。
龍の目がギョロギョロと血走っていて怖いよ!
ヤッター!2階に着いたよ!さて何があるのかな。
いきなり履物屋がありました。
いらっしゃーい
草履や下駄はファッションとしてのバリエーションの選択肢が少ないね。昔の人は鼻緒などにこって粋を感じさせたんだっけ?店の奥にはドイツ製のストーブがちんまりと納まっていた
戦時中の資料のエリアもありましたが少々ヘビーでした。万葉集の歌に託して家族にメッセージを送ったとか・・・。そしてとなりの部屋はすごかった。
昔の教室がそのまんま再現されている。でも客ゼロ!
後ろにある当時の学習教材の展示は興味深いです
この辺はもう僕の親世代になるな
そういえば僕の親父は戦争中あまりにひもじくて、友人たちとスイカ畑からスイカを盗もうとしたか盗んだかで、畑の持ち主ににえらい怒られた(おそらく殴られたのだろう)という話を昔していた。大変だったのだなあ、と自分の親の悲しい話を聞き複雑な気持ちになったことを覚えている。
あと、親父は若い頃銀行勤めをしており、新品のスーパーカブに乗って営業をしていたのだが、ほどなく事故ってカブは大破、スーツはボロボロになったという話を聞いた時も同じ気持ちになった。
こんなポスターを発見。
「児童教訓 平和の家庭 帝国児童研究会編」と書いてある。右下は御真影を皆で拝んでいるのだろうか。あと黒板に男の子が書いている字は「忠孝」だ。
さらにその下。戦前はこのように皆このように子供が親に礼儀正しい挨拶を交わしていたのだろうか。朱子学的生活が当時としては当たり前だったのでしょうか。昭和平成に生きた僕からしてみると想像もつかない。
一日の節目節目で逐一親に礼儀正しい挨拶をしている子供達
こういう生活があってこそ落合直文の
父君よ今朝はいかにと手をつきて問ふ子を見れば死なれざりけり
という歌が実感として迫ってくるのだろうと思ったりしました。
こちらは教室の備品
幻灯機に 石炭ストーブ 給食の食器とミルクポット
さてこれはなんでしょう
正解:弁当あたたる棚でした。よく見ると下に練炭?がある
きゃー!ダルマやハリボテの招き猫にに襲われるう!
お嬢ちゃん失礼な。全身真っ赤でひび割れてっけど誇り高き群馬の名産物ダルマをもっと正当に評価するべきですぞ。だるま弁当を食え!
怖いのでとなりの展示室へと逃げ込みました。するとそこはまた驚きの展示が。思わず「すごいなー」と声が漏れる。
また明日に続く
後、これは見たい!犬ケ島!超面白そう!ストップモーションアニメ好きとしては!
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いや思いのほか展示が充実しすぎてまた明日に続きます