国立科学博物館にて「人体展」を見た我々なるかみ父娘。
あまりの混雑ぶりに常設展を観る気力が失せる。昼時になったので一度退館し、また入ろうと娘に提案し、とりあえず何か食べることに。
ミュージアムショップの横にひっそりといたテラちゃん。何か貼ってある。
何度か乗られたのだろうか、断固としてライドを拒否する姿勢を示している。
国立科学博物館のシンボルであるシロナガスクジラの実物大を目の前にして驚く娘。自主学習でノートにこの鯨のことをまとめていたけれど、やはり体感は違う。それからひっそりと森に佇む野口英世氏に挨拶。
一瞬見ると、何?何? 偉人なのに借金踏み倒しすぎ
一年の内の一番いい季節。清々しい公園を歩き、さて昼食はどうしたものかと考える。公園の真ん中には色々と店が出ているようだけれど・・・。
とりあえず駅方面へと向かう。その途中、盆踊りをしている人達がいた。何故?
どこも混雑しており、たとえ入ったところで高い料金で低い満足度の予感。だったらと、駅前のショップでおにぎりとサンドイッチなどの軽食を買い、公園で食べることにする。
庶民のしがなさとはいえ、娘とならそれも楽しい。同じようにお弁当の人たちはたくさんいた
ふと向こうに見えるワゴン車が気になる僕。近づいてみるとエジプト料理だって。
鳩料理かと思ったけど違った
まあ並んでたし、オリエンタルな料理も気になるけどもう食べちゃったしな・・・。
娘は一切興味無し。それどころか食べ終わると突然
「わたし、走りたい!」
と小学生ならではの運動衝動に駆られ、パパを置いて先に行ってしまう!
こうやって娘は父から離れていくのでしょうか
この時点では特に行き先も決めていなかったので、娘はハトを見ながらパパを待っていてくれました。
上野のハトは人見知りをしない
さて、どうしたものか、上野の大仏でも見て都立美術館でも行くかな・・・と思いながら散歩をしていると誰にも気に留められることのない銅像を発見。
ボードワン博士という人で、上野公園を作るよう明治政府に進言した方だそうです。初耳!
「おとうさん、上野公園作った人なのに誰も気づかないんだね」
と鋭い批評眼でボードワン博士を語る娘。
それはそうと、右の写真のボードワン博士の胸元に光る銀色のハート型のモノ、気になりませんか。僕はなんだろうと思って近づいてよく見ると・・・・
「1999・12・25 Merry christmas」と彫ってあった。
一体、誰が、何のために?どんなドラマがあったのだろう!
さて、散歩を続けると、アイアン・メイデンおじさんがいた。
プロウラー!と叫ぼうと思ったけどやめた
きっとあの人は昨今の意味も分からずロックTを着ている輩とは違い、本気でメイデンを愛していると見た。僕も見習わなきゃ。何を?!
さて、散歩をしていると上野動物園の前に差し掛かった。
娘は去年の10月に妻と一緒にここへ訪れているので、別に行かなくていいよね、と聞くと
「行きたい!また見たい」
というので、急遽動物園へ入園することに。予想外の展開。シャンシャン人気とGWということで大混雑!でも娘の目当てはトリ!あと小学生はなんとタダ!だから入園料は大人600円の僕だけで済んだ。ちなみに5月4日は入園無料だそうですよ!
成り行きで入園したものの、とにかく人人人。ゾウなんか、遠くからしか見られない。地元の動物園ならいつでも見放題なのに!
笑い飯の「可哀想なゾウ」のネタの「可哀想なゾ!」「”う”言えー!」のくだりが好きだった
娘はトリ中心に見ていくので、そこは比較的人はいなかった。トリ、地味なので人気がそれほどないのですね。まずはツルの仲間を観る。
幾種類かの鶴たちが飼われています
右のトリ、やたらとカッコよく、スタイリッシュな姿をしている。なんだかスーパーモデルみたいなたたずまいだ。なんて名前なんだろう・・・・あ、ここに書いてある。
なんだこの名前!なんだこの名前!
あまりのギャップに父娘で笑う。「ヘビクイワシ」はないよねって。
さて、今度は鳥が集中的に飼われているバードハウスの館へ向かうよ。入ってすぐには絶好の撮影ポイントが用意されているよ。みんな、絶対撮ろうね!
ぬいぐるみは触られすぎてちょっと汚れてました
つづく
連休はお金はないけど予定はたくさん