ここ数年、僕の勝手な私見なのだけれど、日本のバンドのレベルがかなり高くなっていることを実感している。
20年くらい前だとアメリカやイギリスのムーヴメントに引っ張られてそのあと似たようなバンドが出てくるという印象だったんだけど、最近は日本のロックも成熟したのか独自のカラーを持った素晴らしいバンドがたくさん出ている。というか、あんまりたくさんいるのでとても追いきれないのが現状なんだけど。激ロックみたいなサイトを見ているともう気が遠くなってくる・・・。情報過多!
ちょいちょい見ます
情報の海でともすれば進路を見失いそうになり、途方に暮れる。それでもいくつかの気に入ったバンドについてはこのように書いています。
さて、今僕が最もアツイと思うバンドはこちら『嘘とカメレオン』。
とにかくギターの(ぽっちゃり担当)の渡辺くんのインパクトが強烈。元気なバンドは数多いるが、ここまでハッスルしているキャラクターも珍しい。他のメンバーもキャラが立っていて、なおかつテクニシャン。
こちらも中々激しい。途中のドラムロールのパートなど、マシンガンのようで非常に元気が出る、おじさんでも。
メジャーデビューアルバムが6月に発売されるそうな。似たようなサウンドでポルカドットスティングレイがいるけれど、嘘とカメレオンのほうが親しみやすい。ヴォーカルの子(チャムさん)のヘドバン的アクションも個性的で非常によろしい。
興味を持った方はこちらにHPも貼っときますのでどうぞ
それにしても、最近の若い子達は上手なのはもう当たり前。曲に詰まった情報量がものすごい。そして、速いテンポ、裏打ちハイハットでのエイトビート、めまぐるしく展開する曲、意味深長な歌詞。この手の刹那的な曲作り、『凛として時雨』あたりが影響してるんすかね。
ハイトーンツインヴォーカルに耐性があればベストのバンドです
一昔前の日本のバンドは歌詞が恥ずかしいものが多かったけれど、そちらに関しても最近はセンスのある人たちが増えている。
翻って一昔前に(もちろん現在も)活躍しており、僕が大好きだったバンドをいくつか挙げときます。
今も現役で大人気、くるり
これはリ・レコーディングしたものですか?ファーストのバージョンの方が好き
コアなファンが今もいるナンバーガール。ホントよく聴いた。
僕は「SAPPUKEI」が一番好き。殺伐として荒削りのサウンドは彼らの最高傑作だ(と僕は思います)。捨て曲ゼロ!
SAPPUKEI 15th Anniversary Edition
- アーティスト: ナンバーガール
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2014/06/18
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この切羽つまった雰囲気、吹雪の中で聴いているようなサウンド、当時の奇跡
もちろん「スクールガールディストーショナルアディクト」という秀逸なタイトルを持つこちらのアルバムも語り継がれる名盤だ。
SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT
- アーティスト: ナンバーガール
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2011/10/26
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あとこれ載せないと片手落ちになりそうなので貼っときます「鉄風、鋭くなって」
最初の八分音符のベースの刻みが単純なのにカッココイイ
バンドのようでいて実はひとりでやってるスネオヘアー。
僕が一番好きな「パイロットランプ」、YOUTUBEでは視聴不可です。この曲を聴いたとき、スネオヘアー、日本のビリー・コーガンか!と思ったほどお気に入りだった。彼は歌詞のセンスも素晴らしい。あと『訳も知らないで』という名曲もなぜかPVを見ることができない。昔はあったのになあ。どういうわけか、昔の曲のPVほとんど見られない。『冬の翼』『ウグイス』など、素晴らしい曲ばかりなのになあ。
やっぱりどのアーティストも初期が好きなんだよね
「嘘とカメレオン」を見ていたら娘に「おとうさん最近日本人ばっか聴いているね」と指摘されたので、次はメタリカを見ることにします。
で、そのメタリカなしでは成り立たなかった小説