Eテレで放送されている「プチプチアニメ」という番組をご存知ですか。
最近のラインナップは知りません
5分くらいの枠でかなりの種類のアニメを毎日放送している。僕は娘達が小さい頃、「よくおかあさんといっしょ」や「いないいないばあっ!」をよく見ていたので自然とその前後にやるこの「プチプチアニメ」も視聴していた。数年間これらを見続けていたのだけれど、中にはこんなものまで?という個性的かつ異様なものもあった。現在放送中のものも含めてこんなんありましたというご紹介です。
一番好きだったのは、現在は放送されていないスペインのクレイアニメ「カペリート」。
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ご存知の方もいるのでは?良い魔女を助けたお礼に自分の頭の形が自在に変わる鼻をもらったカペリートが様々にその鼻を使って遊んだり冒険したり問題を解決したりする。どの話も大変面白いので、これが始まると、子供を幼稚園に送らなけらばならないのにギリギリまで観てしまった、なんてこともよくあった。
毎回楽しませてくれたカペリート、特の僕が好きな回がこれ。「カペリートのラブソング」。
オープニング曲がいろいろアレンジされたりする
基本的にカペリートは自宅周辺(森)の生活、もしくは街での場面が多いのだけれど、時折この回のようにキャラ付けをされた番外編的ストーリーもある。
特に2:13あたりのロックスターのコスプレで真夜中にギターをかき鳴らすシーンが出色。チョッパーバイクとか置いてあって演出も細かい。
もうひとつ。この飛行機を作る話もよくできている。
クラウドバスティング!
ネズミがカペリートの発明に振り回される役どころで、オーソドックスなドタバタ劇を繰り広げる。どうでもいいけど、ネズミの口の位置がこわい。
次は割とご存知の方もいるだろう、ロボットパルタ。
現在も放送されているので何かのはずみで見ることもある。なんというか、いかにも日本的なストーリーとベタなギャグが展開される。別段気に入っているわけではないんだけどね。
このアニメの特徴的なところは、ほかの作品がほぼ音楽のみ、動きでストーリーを伝えるのに対して、珍しくセリフをしゃべるところ。サングラスをかけたロボットはそこそこ気に入っている。
ロングランを続けている「ニャッキ!」。
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スペルが変わっていて「KNYACKI!」という表記で表される。なんでかね。ちなみにガールフレンドの虫の名前は「ピンクちゃん」。ヒネリなし!人間の世界に入り込んで大冒険をするストーリーが多い。キャラが粘土のマンガチックな割には、登場する人間が写実的なのが特徴的。
このアニメおそらく構図的には「ポパイ」。オリーブとしてのピンクちゃんと意地悪をするブルータス的存在として「ワル」(これもひねりない)というキャラがいる。かといって別にホウレン草を食べてパワーアップするわけではないです。
毒にも薬にもならない内容の「ジャムザ・ハウスネイル」。
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かたつむりたちが家を背負っている。平凡な小学生が時に頑張って物事を成し得るといった内容。この歌の詞が僕はあんまり好きになれなかった。特に最後の「僕でありたい」というフレーズがなんとなくいや。なんと言えばいいのだろう、「じぶんにごほうび」とか「自分探し」という言葉とニュアンスが近いからだろうか。別にどうでもいいんですけど。
さて、今回はメジャーでとっつきやすい作品をご紹介しましたが、明日はプチプチアニメのダークサイドをご紹介しますよ!
圏外から解放されてます。押してくださいだそうです。
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