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どこか憎めない迷惑メールたち

 僕、携帯ガラケー

 だから機能が古く、やたらと送られてくる迷惑メールもブロックできない。仕方なく、一旦センターにメールを溜めて、まとめてダウンロードして一括削除ということを毎日やってます。迷惑メールの頻度は全然こない日もあれば、思い出したように一日30通くらい来る時もあって、そんなときは腹立たしい限りなんだけど、たまに、あまりにひねりすぎてどこか面白くてなってしまったものがあり、笑わされてしまう。そういうものを保存してみました。紹介しますね。まずは剛から来たメール。

 

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          知らないっつうの。なぜ僕に相談する。

 

           業者を装うメールも常套手段。

 

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 「楽天一場」「ANAZOM」も使った覚えはない。

 この手のメールには珍しく、「ANAZOM」の方は低姿勢。

 

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 怖いよ。タイトルの「☂クレイジー日」も意味不明だし。「昨日は狂気を持っていたきた」ってどういうこと?「昨日は興味を持っていただき」の間違いなのではないかな。これ多分、英文を翻訳機能で変換してパソコンで送ってるんじゃないかな。だからこういうシュルレアリスティックな文になるんだろう。

 これってある意味新時代の詩の到来なのでは?きっとAIの作った詩や小説が人間の詩情を凌駕する日が来るような気がするこのごろ。

 

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 このパターンは結構ある。想像もつかないような金額をくれるというタイプ。他には4億5千万円というのもあった。信じる奴いるの?前田って誰?

 

 さて、ここまでは単発の作品なんだけど、珍しくシリーズものできた奴が傑作だったので載せます。「たかみな」らしき人から来ました。

 

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 最初のはともかく、いきなりアイス食べてるって。一口食べる?ってどうすりゃいいの。そうしてこのあたりから怒涛の自分語りが始まります。

 

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なんとか返信させようとしているのか。これを考えたヤツの顔が見たい。

 

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もしこれに返信したら、それに対応した返事が来るのだろうか。いやしないけどさ。

 

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 「私っていう存在をクリアな目線でみてくれる人がほしくて。」ってなんか一昔前のJPOPの歌詞みたいだ。安室とかが歌っていても不思議はない。

 

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 最終的には泣き落としっぽくもなっている。暇じゃないの?って言われても。

まあ、ここでこのシリーズはぷつんと途切れてしまいます。僕はもっとその先を期待していたんだけど、作成者のイマジネーションもここまでか。でも、さっきも書いたけど、こう言う言葉を組みわせて陳腐な歌詞ができそうだ。

 蛍光灯の光の反射で見にくかった部分、ご容赦ください。

 

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