日曜日の出勤が度重なるので、平日が休みになった。家でのんびりしていてもいいのだけれど、たまには書を捨て街へ出ようと思い、さてどうしようかなと考えた結果、平日の博物館に久しぶりに出かけることにしたよ。
家からわりと近い距離にある大宮公園に、埼玉歴史と民俗の博物館というところがあって、そこで「子ども/おもちゃの博覧会」をやっているので行ってきました。
案の定、平日午前中ガラすき
おもちゃ展は撮影禁止だったので写真はありませんが、色々楽しめました。詳しいことはこちらで。
www.saitama-rekimin.spec.ed.jp
一番すごいと思ったのは、江戸時代のペーパークラフト。上のリンクに写真があるんだけど、「舌切り雀桃太郎一代記」というとんでもないハイブリッドなストーリーがジオラマになっていた。今売ってたら絶対買う。
そのほかに常設展も充実してました。例えばこんなのとか。
古代の魚とり。遠近法が少々おかしいのが味わい深い
遠くのボートが異常に小さいのだが、採った獲物は結構でかい
いくつかのエリアは写真撮影OKだったんだけど、まあそれなり。下の階にはかなり広いスペースで石碑ゾーンが設けられている。
この空間を独り占め(※一人で撮ってます)
やはり同行者がいないと写真も撮りづらいね。つっても人物(つうか僕だけど)の映り込みがないと写真としての面白みにも欠ける。だから今回は人目を忍んでのセルフタイマー自撮りレポートという、いささか恥ずかしいものとなっております。
50を超えて、いったい休日に僕は何をしているのだろう。転職して五ヶ月目、その会社の同僚がこの間「僕は38になった」などと言っていたが、僕は彼よりも14も年上なのか!と密かにショックを受けました。僕38の時何していたろう・・・あ、長女が生まれたばかりの頃か、と今更ながらに時の流れを実感。そしてその14年間になんと様々なことが起きたことか。50年生きると色々あるんだねえ。
妙なノスタルジーにひたっている場合か。
しょうもないおっさんの一人休日を全世界に向けて発信しなければ。
実際ここから、一段としょうもなくなりますよ。だって、素敵な場所があったんだもん。
忽然とあわられたニセの昭和空間
この中途ハンパな感じがなんともいえないでしょ
なんというか、寄せ集めた感じが微妙な不調和を感じさせるのだ。こういうのって徹底的にやらないと不自然になるだけという例。お台場とか、江戸東京たてもの園みたいにしろとは言わないけれど、不完全燃焼。
これ一応駄菓子屋を再現しようとしているのだけれど、タダのプレハブ。
中の展示もなんだか中途半端でさ。
ベニヤの匂いが鼻をつく
僕にとっての昭和とはいったいなんだったのだろうと沈思黙考
ひとまずインチキ駄菓子屋の前で、脳内デスメタルに合わせ激しいヘッドバンギングを試みました。
曲はカンニバルコープスの「アイウィルキルユー」
さあ、これを再生し、この写真の僕とシンクロしよう!
オエー
さて、ゲーしてひとまず落ち着いたので、井戸で口でもゆすぐかね。
なにそれ!なにそれ!
仕方がないので、展示してあるスバルに乗って帰ろうと思ったよ。
ただ残念ながらこのスバル、エンジンがついてない!帰れない!
じゃいい!もう飛んで帰る!
着地後、足を強打