音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

へアカット100  僕の80S

 その昔、30年以上前日立サウンドブレイクという番組があった。

             なんと当時のVTRをいくつかは見られる!

   

 まだテレ東が「東京12チャンネル」の時代、平日11時から10分間音楽に合わせて様々な映像が流れるという環境ビデオみたいな番組だった。

 選曲と映像はおそらくディレクター任せで、今みたいにいつでもどこでも音楽PVが見られるわけではなかった僕は、こんな感じの番組でもありがたがって毎週録画していた。高校生くらいだったかな。

 きっと家のどこかに眠っているVHSテープにはいくつか残っていると思うんだけれど、この番組で色々と音楽を知ることができた。ちなみに上のビデオ、「マーク&アーモンド」(ソフトセルのマーク・アーモンドとは全くの別人)というシティポップスのバンドなんだけれど、割とこの番組で流れていて僕は知らず知らずのうちに気に入って、番組の最後に出るレコードの型番をメモしてレコード屋へ注文したら輸入盤で取り寄せ不可能だった!

 その数年後にこのアルバムを手に入れた時の喜びと言ったら!今でもたまに聴く永遠のシティポップスの名盤!

 ほかのアルバムもネットを駆使すれば聴けるというすごい時代

アザー・ピープルズ・ルーム(紙ジャケット仕様)

アザー・ピープルズ・ルーム(紙ジャケット仕様)

 

  他にも結構センスの良い曲が流されてそこで知ったアーティストは結構な数だった。今ではもうその映像を探すことはできないけれど、メロディだけは覚えているという曲が数曲あって、死ぬまでになんとかそれを突き止めたいと密かに思いながら生活をしております。

 

 さてその中でも割と探しやすいバンドもあって、それがヘアカット100だった。

 こちらも永遠の名盤  

ペリカン・ウエスト

ペリカン・ウエスト

 

 サウンドブレイクで流れたのは「渚のラブ・プラスワン」「ファンタスティック・デイ」の2曲だった。

                 おしゃれすぎ

   

              これ、同じところで2本撮り?

   

 ただ、流れたのはこのプロモではなく、どこかのサーキットでバイクが走っている絵だった。でもそんなことはどうでもよくて、僕はこの2曲を聴きたくてすぐにレコードを買った。当時は彼ら大人気だったからこちらはすぐに手に入った。僕の住んでいたところは田舎だったけれど近所に本屋兼レコード屋があって、そこで何枚も買った。あの店が当時の僕の情報源だったなー。

 

 さてレコードを自転車のカゴに入れ、立ち漕ぎしながら猛スピードで家に帰り針を落とすとすぐに小気味よいギターのカッティングとともに「フェイバリット・シャツ」が始まった。

             邦題が「好き好きシャーツ!」ってなんだ

   

 今聴いても全然古臭くないし、むしろ新鮮な感じがする。ベーシストがアリアのロングスケールベースを弾いているのも結構好きだったなあ。当時はこういうサウンドのことを「ファンカラティーナ」と呼んでいた。だからある程度のムーヴメントではあったのですね。他には最近復活してびっくりしたカルチャー・クラブモダン・ロマンスなんてバンドがこのシーンの中心だった。

      ボーイ・ジョージ、花の色は移りにけりな・・・声もしなびたなあ

   

                 30年前!   

   

 

 ヘアカット100の話。このアルバム、全く捨て曲がないのですよ!ほとんどの曲はヴォーカルのニック・ヘイワードが作っているようだけれど、引き出しの多いこと。こういう編成のバンドってワンパターンになりそうなのだけれど、彼の天才的ポップセンスがそうはさせなかった。最後の「キャプテン・オータム」まで飽きずに聴けるのです。ちなみに再発盤だと おまけでフェイバリット・シャツの12インチバージョンが聴けて、そちらが微妙にアレンジとプロダクションが違って面白い。

 

 かように僕はこのアルバムを愛聴していたので、次の曲を心待ちにしていたのだけれど、新たなシングルはなんか微妙に肩透かし・・・。

          

 バンドというのは進化するものだから仕方がないけれど、僕としてはあのファンカラティーナ路線でいってほしかったので、このようなバンドサウンドチックな方向はイマイチだった。なんかしっくりこないまま、シングルをB面に裏返すと(この意味わかりますか?)この曲が始まった。

             この曲は過去何度か貼ってますが

   

 どことなくアンニュイな感じのおとなしめの曲だなあ、でもこっちのほうが良くないか・・・と思いながら聴いていると、突如1:50あたりから曲が豹変!サンバ調に転換したではないか!うわすげえ!この曲大好き!

 もしこのブログを定期的にご覧になっている人で、僕のセンスを買ってくれている方はぜひお聴きください。いい曲ですから損はしないですよ。

 

 さてこのあと彼らどうなるのか?と思ったらなんと中心人物のニックが脱退!どうなる?しかし彼らは頑張ってセカンドアルバムを完成させた。そうして届いたシングルが「so tired」だった。

       この曲プロモがあったと思ったんだけど、YOUTUBE上にはないです

    

 

 ヴォーカルがメガネ君にチェンジして、華ゼロ!

 やはりニックあってのバンドだったのだなあと思わされる。そうしてホントに彼らは疲れてしまったのだろう、解散。その後再結成とかもしてたり、してなかったり。

 ただ、このバンド渋谷系(死語)アーティストには受けがよかった。なにせコーネリアスフリッパーズ・ギター時代にその名も「haircut100」って曲を作ってるし。

                     マーおしゃれ

    

 

だれか☆つけてくれませんか。あと一つで50いくのですが

kakuyomu.jp