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古代蓮の里紀行 下

               私、つぼみ、よろしくネ!

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 テキトー感がすごいのに、妙に存在感のあるつぼみちゃんに挨拶されたあと、なんだかんだで疲れがたまったので休憩所で休む。人ゼロ!

             このあとどうする?公園いくの?

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  せっかく来たんだからひと周りしてみようよ。

 でも今の時期は蓮がほぼ枯れていてまるで僕の枯れかけた人生と響きあっているかのような黄昏を感じてしまう。

                蓮の花も茶色が目立つ

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          下界から見ると展望台は結構高いところにあるのだなあ

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 さて公園方面へと向かうと、いきなりつぼみちゃんをあしらった自販機があってビビる。なんだか監視されている気分。

    蓮とつぼみちゃんのスカートが同化して葉っぱから生えているように見えて不気味

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 秋の午後の日差しが人気のない公園を照らし、僕たち父娘の足音だけが響く。ああ、すぐに冬がやってくる。

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 8月から9月にかけてが季節であろうこの池も、現在はごらんのとおり。殺風景であることこの上なし。

                ホントに人がいない

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 サウスパークというアメリカのアニメがあるのだけれど

サウス・パーク オリジナル・サウンドトラック

サウス・パーク オリジナル・サウンドトラック

 

 この街にある池の名前が「さっぷう池」だったなあ、と思い出しながら、傾いた日差しの中を散策します。

           花が咲いてりゃ全然違うんだろうね     

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 しかし、歩いている時点でふと気づいたことがある。なにかしらのはぜるような音が、ぱちぱち、ぱちぱちとそこらじゅうから聞こえてくるのだ・・・。

                  鳥はもちろん無関心

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 なんかこわいよ!蓮のことはよく知らないけれど、種があたり一面にはぜて飛んでいるのでしょうか?ずうっとそのぱちぱちという音があたりを包み込んでいるのだ。

                   ここを歩いても

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                 ここを歩いてもぱちぱち

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 結局あのぱちぱちが何だかわからないうちに公園の散策は終了。というより、日々のいろいろな疲れと運転の疲れ、そして普段運動不足のくせに張り切って公園を歩いたという三重苦により、例によって即身仏と化した中年男。明日は果たしていいことがあるのだろうか。

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変な終わり方! 

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