音楽と本

僕のカルチャーセレクトショップ

古代蓮の里紀行 上

 埼玉県行田市古代蓮の里」という公園がある。10月の日曜の午後を持て余すのにはあまりに天気が良いので、行楽がてら上の娘と行ってきました。

                 でも人出はまばら

    f:id:otominarukami:20181022002028j:plain

             HPもあります

古代蓮の里 “古代蓮会館”ホームページ

 

 行田市のこのあたりには何とも言えないイイ感じの施設が点在している。他には古墳公園だとか、忍城(映画「のぼうの城」のモデル)だとか。この蓮の里も色々と癖のある場所ではありました。

 

 ナビのない車で、スマホを持たない僕がうろ覚えでたどり着くと、入口にはフリーマーケット開催中」というのぼりが沢山立っていた。あれー、じゃ混んでるのかなあ、と思ったら駐車場はガラガラ。そうして実際のフリマの様子はこんなんでした。さみしい!客ほぼゼロ。

                   出店者8名ほど

       f:id:otominarukami:20181022002547j:plain

 僕20年くらい前はフリマが大好きで、月イチで明治公園か調布のスタジアムで行われる大規模なフリマを訪れていた。あの頃、楽しかったな。しかし今となってはもうフリマに興味をほとんど示さない僕の心は冷やかしすらしませんでした。

 

 さてここの一番のウリはなんといっても冒頭の写真にも写っている展望台です。そこへ上ると、素晴らしい光景が広がっているらしいのだ。じゃ早速入るか!

                ちなみに入場料400円取られます

           f:id:otominarukami:20181022002918j:plain

 

 まずは展望台へとつながるエレベーターに向かう。

      なんかね、エレベーター周りが色々ごちゃごちゃしてます

   f:id:otominarukami:20181022003022j:plain

 

 中へ入ると、ガラス越しに外の風景が見え、展望台への期待をあおる。 

               明るくなったり暗くなったり

f:id:otominarukami:20181022210456j:plain f:id:otominarukami:20181022210439j:plain

 同時に一人で乗り込んだおばちゃんが、ちょっと感動したらしく「へぇー」などと言いつつ僕らの方を見て、何か話したげな様子だったけど、あえて無視。人見知り!

 

        そんで30秒くらいで展望台に到着。

 

          ほとんど人はいません。400円かかるからね!

    f:id:otominarukami:20181022210844j:plain

 

  よーし、ここからなら行田を一望できる。少し歩いてみようか。

          窓の外の色が緑と茶色メイン

    f:id:otominarukami:20181022211707j:plain 

 

    こちらは北側。何かあったときは、このハシゴから降りるのだ。嫌すぎ!

    f:id:otominarukami:20181022211743j:plain

 

        行田のグルーヴ、ビシバシと伝わりますか?

    f:id:otominarukami:20181022212110j:plain

 

 

       2分で秋田ー!

 

               早くも座り込み

   f:id:otominarukami:20181022212257j:plain

 

 いやね、古代蓮の里に対する悪気はないのですが・・・。僕この手の展望台は色々行ったことがあるけれど、田舎にあるのはやっぱ飽きるんだよね・・・風景が単調で。田舎者のくせに何言ってんだと思うけど、それを考えるとスカイツリーやサンシャイン60展望台ってやはりすごかった。

      まあ比べるのが野暮だけど。こちら数年前に訪れた時のもの

f:id:otominarukami:20181022211533j:plain f:id:otominarukami:20181022211547j:plain

 

 しかしですね、ここの展望台のウリは田んぼだけではないのです。実はギネスに挑戦した田んぼアートがウリなのです。

           どこだ?田んぼアート、どこだ!

       f:id:otominarukami:20181022212936j:plain

 

             あった!すぐ横に。

   f:id:otominarukami:20181022214305j:plain

 

              まさかのナスカの地上絵。ゼビウス

   f:id:otominarukami:20181022214332j:plain

 

       結構すごいじゃないか。ねえ、娘!あれ?娘は?

 

                 ほぼ地上絵に興味なし

       f:id:otominarukami:20181022214652j:plain

 

 ・・・まあそんなもんか。ん?何か変なものがぶら下がっているけど何だ?

              これカラス避けじゃないよね?

f:id:otominarukami:20181022214900j:plain f:id:otominarukami:20181022214920j:plain

 

「忍者レフ」という簡易レフ板の宣伝商材でした。これを通して写真を取ると、ガラスの映り込みがないそうです。ほお、やってみますか。

          この忍者のイラストを作者はいくらで書いたのだろう

   f:id:otominarukami:20181022215226j:plain

       こちらはノーマル              こちら忍者レフ使用

   f:id:otominarukami:20181022215429j:plain f:id:otominarukami:20181022215443j:plain

 

 確かに右側の方が映り込みがない。ふーん、ニッチな商品ですね。買わないけど。このアートは毎年更新されるらしく、確か2015年度のアートはギネスに載ったそうな。どうせならミステリーサークルとか作って欲しいなあ。

 

 あ、さっきのフリマが上から見られるよ!

     非常にさみしい様子が伝わってくる。出店料回収できないのでは?

 f:id:otominarukami:20181022215721j:plain

 この写真、映り込みがすごいね。やっぱり忍者レフいるかね。

 そして展望台滞在時間5分ですることなし。400円ですよ。どうする?!

 

      「ねえ、もう降りようよ」「いや元を取るまでここを動かない!」

    f:id:otominarukami:20181022220106j:plain

 

        「早く降りようよ」「いや今日はもうここに泊まる」

    f:id:otominarukami:20181022220229j:plain

 

 明日につづく。なんだかんだでこちらの小説、8000PVを超えました。超えただけ。

kakuyomu.jp