さて昨日のカセットテープのB面について。こちらが曲目。
ブロッカー軍団マシンブラスター ゆみちゃんの引越し
円盤戦争バンキッド 秘密戦隊ゴレンジャー
猫目小僧 花の係長
このカセットはかなりマイナーな番組を扱っている。大体1曲目の「ブロッカー軍団マシンブラスター」って1ミリも知らないんだけど、僕はこれを聴いていたのだろうか。知らないのでYOUTUBEで検索もしませんけど。
ざっと見た中で覚えがあるのは「円盤戦争バンキッド」かな。
もうこの手の曲は「歌ってみた」しかない。
これ確か日曜の6時くらいにやっていたような気もする。キッド、というくらいで子供たちが宇宙人と戦う内容だった。そうだ、一話だけ内容を覚えている。
なぜか知らないけれど宇宙人がピアノの天才少女を誘拐して、ずうっとその子にピアノを弾かせようという計画を立てた。それを察知したバンキッド(確か兄弟で構成されていたような)の長兄が妹に身代わりをさせる。宇宙人はバンキッドの妹を誘拐し早速ピアノを弾かせる。妹も多少心得があって最初の数小節を弾くのだけれど緊張感に耐えられなかったのか途中で突っ伏してやめてしまう。
僕が覚えているのはただこの場面だけ。情報少。いまならググればかなり詳しい情報も手に入れられるかもしれないけれど、別にその記憶を正す必要性も感じないのでそういう話だったということにしておこう。
すいませんねえ、訳わかんないことかいて。でも、この調子で500回記事書いてきましたから。僕のカルチャーセレクトショップ、「音楽と本」です。これからもよろしく!
ゴレンジャーはあまりにも有名だから割愛してもいいんだけど、今ふと思ったのは個性的な敵キャラたちだ。「~仮面」というのが基本的な敵だ。そしてこのシリーズってときにギャグが暴走してえらいことになっていた。
削除されてたらごめんなさい。オープニングの爆発がすごい。もっとすごいのは新宿駅からバリブルーンが飛び出してきたところだ。東京の一等地に基地があるなんて!
当然このレベルならプライムビデオにラインナップ!
野球仮面というとんでもない怪人の回では(なんと声は故:永井一郎氏)一人野球と称して勝手に自分でボールを投げ勝手に自分で打って、勝手に塁を周るというすごいことをやっていたっけ。ただ、この情報をググってみると見つからない。一人野球って僕の勝手な妄想?
あとは機関車仮面というやつが街中を一人爆走するシーンなども異様。当時の僕ら昭和の子供たちはこれをこぞって見ていた。ゴレンジャーの乗る飛行機の名前が「バリブルーン」というストレートなもので歌も「バリバリバリバリバリブルーン!」ちゅうすぐにでも歌いたくなるような語呂の良さ!
ゴレンジャーの想い出、以上です。
あとはやはりたまに見ていた「猫目小僧」かな。
いまだにこの番組の正体を知らないのだけれど、アニメでもなく、紙に描かれたキャラに声を当てるという斬新なシステムだった。後に電気グルーヴの「モノノケダンス」が見事にそのテイストを復活させていた。
まあ、これは製作者の天久聖一氏の功労だ。とにかく面白い。小4の娘もオチに大笑いしていた。
最後に、上のカセットテープには入っていないんだけど、「勇者ライディーン」というロボットアニメが当時あった。
僕はこの番組が結構好きでよく見ていた。古代文明と現代のテクノロジーが融合して敵と戦うんだけど、ライディーンの起動方法が斬新だった。主人公の青年がバイクで爆走してジャンプ、そのままライディーンの額に「フェード・イン」すると彼と巨人が一体化し、思いのままライディーンを動かすことができるのだ。でもリスクがそれなりにあって、確か、受けた痛みがそのまま操縦者に伝わるという不親切仕様!この発想は後のエヴァンゲリオンやパシフィック・リムに受け継がれている。
それで小学生だった僕はある日ライディーンの「超合金」人形を買ってもらったのですよ。もう天にも昇る嬉しさだった。そのフィギュアはスグレモノで下記のように第二形態である「ゴッドバード」に変形したのだ!
さて、ある日近所の同級生のユージ君のお兄さんのマサアキくんがなぜか僕の家に遊びに来た。普段はあまり彼と遊ぶことがなかったんだけれども、なぜかその日はこのライディーンで遊んでいたんだな。そうしてマサアキくんが帰ったあと、ふと部屋を見ると宝物であるライディーンがない!ない!ない!
僕はふと思い立ってマサアキくんを追った。すると案の定、彼の手にはライディーンが!この頃僕は低学年だったので彼が盗みをした、という意識はあんまりなかったけれども、そして彼も「あ、ごめん」と思い出したように僕に返却したけれども、この出来事を僕は一生忘れないだろう。
そして上のゴッドバードの写真、わかりますかね、顔のあたりに「目」があるんだけれど、僕の持っていた超合金フィギュアはそれをシールで表現していた。しかしなんと、ほんの 数分のうちにマサアキくんはその目シールを剥がしてしまっていたのだ。なにそれ!なにそれ!今思い出しても悔しい・・・。
たまに読み返すと我ながらまあまあ面白いです