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スネオヘアー、スネスタイル再演?!

 一般的にはともさかりえさんの元ダンナみたいな認識もされていたと思われるスネオヘアーが、アルバム再演ライヴをしているという情報を得た。

 地味なリンクですが

スネオヘアー OFFICIAL SITE

 

 こちら(割と)最近の曲

www.youtube.com

 

 もう十数年前のこと、近所の本屋兼レンタルショップに足を運んだとき、邦楽の新譜リリースコーナーにこのアルバムが置いてあった。

 発売日2002年なのか!このアルバムアマゾンで1円で買えますから、ぜひオススメですよ!

スネスタイル

スネスタイル

 

スネオヘアー」というその奇妙なバンド名とジャケットが気になったtので僕はレンタルし、一曲目のパイロットランプ」ですぐにこのバンドを気に入ってしまった。今でも「パイロットランプ」は大好きな曲だ。ギターのアルペジオにのせて歌う彼の歌声と、そのセンスある歌詞が相まって「お、れはいい曲に違いない」とすぐに思えたものだ。そして徐々にドラムやベースがフェイド・イン!タメにタメてのディストーションかき鳴らしギターがガツン!オーかっこいい!もう日本人がこういう曲を作れる時代になったんだなあ、と感動した。そのまま激しく曲は進み、メタルチックな間奏をはさみこむ。そうしてこの曲の歌詞も僕はお気に入りだった。特に途中のこのくだり!

平日昼間から

いい身分なんだと

あまりにもヒマすぎる

ドライブインから

わけのわからない音楽がながれて

 なんだかわからないけれど僕はこの部分の歌詞が大好きなのだ。激しいギターが鳴り響く中でこの歌詞が妙にマッチしているのですよ。この感覚はコーネリアスの「ニューミュージックマシーン」におけるあの感じ?

 ニューミユージックマシーン

2001年にNASAが作り上げたマシーン

ニューミュージックマシーン、2010年に

なんかぜんぶぶっこわれた

  確かこんな歌詞だったっけ。すいませんね、多分伝わってないでしょうがその言葉を歌詞に持ってくるか、という発想が僕は気に入ったのだ。

 

 「スネスタイル」アルバムはこのスマパンぽい曲で幕を開け、超名曲である「訳も知らないで」につながりこれでもか!と佳曲を畳み掛けてくる素晴らしい作品です。ホント、このアルバム日本のオルタナ史上屈指の名盤じゃないか?僕は彼を勝手に一人で日本のビリー・コーガンと読んでいたものだ。

 

 残念ながら初期のPVは全くネットで見ることができない。多分、レーベルが変わったとか、権利の関係など諸般の事情があるのかもしれない。

 特に「OVER THE RIVER」という曲では当時ヘアスタイルが全く一緒だったふかわりょう氏が友情出演!そして二人でリコーダーデュオ「アンデス」を結成し、川沿いで演奏している姿に笑う。かろうじてこれ、ニコ動でアップされているので気になった方は探してみてください。他にも「伝えてよ」という曲ではカラテカの矢部氏が登場したりもしています。芸人使うの好きだな、スネオヘアー

 

 ちなみに「スネスタイル」再演のライヴはもう終わってました・・・。

スネオヘアー、もちょっと

kakuyomu.jp