メタルミュージックはその音楽的性質からか、コスプレ系のバンドが多く見られる。古くはキッス、人気どころならスリップノットと、ビジュアルを含めた音楽的展開はメタルの基本だ。
ジューダスプリーストのような、メタルのパブリックイメージを決定した衣装は最早古典と言っていいだろう。あの鋲付き革ジャンにガンベルトといったスタイルはメタルの記号化といっても過言ではない。
なんという名曲
人間は独創性に満ちあふれた生き物だ。
他のバンドとの差別化を図るべく、曲だけでなく、そのビジュアルもまたひとつの個性となるほどの世界観を確立しているバンドがメタルミュージック界隈にはたくさんいる。そうしてリスナーである我々は音と共にそのビジュアルを思い浮かべるのだ。
なんて偉そうに言ってみたりして！中身の無い、つまらない文をいくらでも書けるという特技を僕は持っております。
とにかくコスプレがスゴイと思うバンドをいくつかご紹介し、その人たちの売上に貢献したいと思います！まずは割と有名なGHOST。
これをマジでやり通しているのは尊敬に値する。僕はジャガーさんを連想。訴訟でゴタゴタもご愛嬌
見た目とは裏腹にブラックメタルではなく、正統派ヘヴィーメタルを割とフツーに演奏。ヴォーカルのパパ・エメリトゥスⅡ世なる人物が中心となっているらしい・・・クラウザーⅡ世か！初期にはなぜかデイヴ・グロールがプロデュース。
別に彼らの曲をそんなに聴くわけではないんだけれど、突然クリエイターのライヴに登場して途中踊ったりしているのに失笑。
あれ？なんでゴーストいるの？ってビックリ
さて、このGHOSTの世界観をもっと徹底的に突き詰めて、行き着くとこまでいったのがこちらのバトゥシュカ。やりすぎ！
ドラムの姿が見えないけれども、どたたたたたたというブラストビートをぶちかましている。でもその激しいビートに乗るのは賛美歌的な荘厳なメロディと黒い司祭のデスヴォイス。どういう気持ちでこのバンドのライヴに向き合ったらいいのだろう？アンチクライストとして？まあ、ここまでやってくれれば逆に気持ちがいい。
お好きな方はどうぞ
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ここまでは宗教がかったメタル系でしたが、こちらは不気味系コスプレのデスメタル。どこでこんな全身タイツを手に入れたんだ？日本での知名度はほぼゼロでしょう。僕が彼らの姿を見たときに最初に思った感想は
「暑くないのか？」
だった。ただ曲はあくまで正統的なデスメタルです。
一曲目の途中、「オイオイオイオイ」＝「OINK OINK OINK」はブヒブヒブヒみたいな感じ？豚の鳴き声を歌詞にするって・・・。しかもそのあとブヒーとか言っている。しょうもな。なぜかドラムの人だけ顔が出ている。暑かったのだろう。
アマゾンにはアルバムは売ってませんでした
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つぎはプロと言えるのかどうか不明だけれど、コスプレメタルの最底辺と思しきバンドはこちら。ドラム・ギター・ヴォーカルという変則デスメタルバンド。
けっこう仮面か！
途中に登場するスポンジボブのダイヴが悲しい。ヴォーカルは様々なスタイルのデスヴォイスを駆使して歌っているが、それが逆に個性のなさを際立たせている。どうしたいの？ヴウォーピー！ヤーダラーラーと繰り返し叫ぶだけ。演奏力も観客もそれなり。ひょっとしたら客はみんな友達だろうか。
次はメタルというよりは８０Sハードロックのような感じがするThe Cybertronic Spreeというトランスフォーマー（しかもアニメ版）のコスプレバンド。最初ダンボールで自作しているのかと思ったらどうやらそうではないようだ。
ジグジグスパトニックか！曲はやけに明るい
このバンドについては特にコメントありません。
さて、最後に大物が登場です。アレが来るんじゃないか？と思っている方もいるでしょう。そう、アレですよ。
カモン！GWAR！
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イロモノのようですが、活動歴は長い。既に僕が大学生の頃「グワァーしかねえ！」みたいな声が一部にあった。まあ、ホントに一部だったけど。曲自体はその見た目とは裏腹に当にヘヴィーメタル。むしろ軽い感じが物足りないくらいの方もいるでしょう。でもこれでいいのだ。
この他にもいくらでもコスプレメタル系はいますが、こんなもんで十分でしょう。最後に僕が最近お気に入りのバンドのPV。ブラックメタルなのに「わかっている」感じのするメタルアニメPVデス。
