少し落ち込んだこと。
以前書いたこちらの記事に関して。
この中で「当時メタリカは異端だった」という趣旨の部分に関して、昨日、どこの方かはわかりませんが匿名で
「その当時はすでにメタリカは市民権を獲得してましたよ。ファンですか?」
とお叱りを受けてしまった。
なんというかネットはすべての人の目に触れるわけで、僕と違う人は、僕以外の人の数だけいるわけで、きっとこの方にとっては僕みたいな書き方をしているのがあまりお気に召さなかったのかもしれない。
僕は記事に関しては基本的に主観で書いているので、あくまで当時の僕の周りはこうだったという話になっています。だからこの方がいうのは確かに正しいことでしょう。
ただ、ひとつ言いたいのは、僕はメタリカのファンだということは揺るぎないということです。僕はメタリカの大ファンです。
しかしやはり見ず知らずの方からこういうコメントをいただくとヘコみますね・・・
なーんて言ってるそばからソッコー元気ー!
懲りずに「その程度でファンなのか?」と思われるような記事を今日も書きます。メタリカよりもある意味勇気がいるかな・・・。音楽を好きに聴く自由!
アイアンメイデン、今もアルバムを出し、世界中を飛び回り、メタルファンを唸らせている。さすがにここ数年の彼らの動きをよく知らない僕だけれど(なんか一回ブルース・ディッキンソン抜けたみたいだね。でもまた戻ったらしいね)、その昔は本当によく聴いていたもんだ。
アマゾンプライムで最近のもアルバが聴き放題なのでそれを聴きながしつつ書いていますが、
やっぱり昔の曲の方が当たり前だけどしっくりくる。僕が彼らをリアルタイムで聴いていたのは『第七の予言』(これだってもうだいぶ古い)までだ。
そうしてそこまでのアルバムはかなり聴き込み、時にベースをコピーしたりしたもんですが、その中で一番お気に入りのアルバムはというと実はこれ。
僕にとってのメイデンベスト
どうも微妙なアルバムだと思う人もおありでしょうが、自分にとって初めて聴いたメイデンのアルバムがこの「サムホエアインタイム」なのだ。確か高校~大学生くらいの頃だったろうか。「サムホエアインタイム」は本当に何度聞いても飽きないなあ。その時々の体験と音楽は密接にかかわりあっている。
このアルバム、当時としてはギターシンセなどを取り入れて賛否両論あったようだが、先入観無く聴いたからか、昔の曲をよく知らなかったからか、とにかく無条件でカッコヨカッタ。
アルバムジャケットもブレードランナーをもろに意識しており、よく見ると日本語の看板なんかがあってなぜか「浅田彰」とかかいてあったりする。他にも怪しげな日本語看板アリ。「警告」「白ニキビ」「玉井」などがよく見ると描かれている。
リーダーであるベースのスティーヴ・ハリスは、この頃よほど「ブレードランナー」にはまったらしい。中のジャケット写真にも映画に出てくるスピナーという車にメンバーが乗っているものが何枚もある。あと「ACES HIGH BAR」なる看板も描かれていた。どんなバーだ!
その後大学に入学した僕はジャパメタ野郎であって、あまり海外のメタルを聴いてはいなかった。そんな僕に先輩方が色々と教育を施し、多くのメタルアルバムを聴かせてくれたのだ。その授業の一環としてメイデンのファーストから全て聴き込むというミッションがあった。無論素晴らしいアルバムばかりだったので僕は全力でメイデンを聴き続け、スティーブ・ハリスよろしく「オペラ座の怪人」や「アイアン・メイデン」をフィンガー・ピッキングで弾く毎日が続いた。
そうしてそれなりに弾けるようになった僕はメイデンバンドに誘われるようになり、何曲も演奏したのだった。その頃のサークルのメンバーはマニアック嗜好だったので、敢えて人がやろうとしないマイナーな曲を好んで演奏していた。
例えばハロウドビーゼイネーム。
これは非常に劇的な構成が美しかった。曲が長い分、盛り上がりがすごいんだよね。メイデンの多用する「たったかたったか」のリズムがここでも披露されている。
思いつくままに曲を挙げてみると「インベーダーズ」
この曲は弾いていてとても楽しかった
とか「プリズナーNO6」とか結構渋めの選択。もちろん有名な曲もやったけどね。
「ナンバーオブザビースト」の中間の決めの部分がかなり難しいフレーズで、
本番でかなりうまくいって気持ちが良かった。
その後、僕は卒業してからも大学に出入りしてたのだが、後輩に頼まれてまたメイデンやったし。その時は確かキラーズとかやったなー。そして更にその後しつこくライブハウスにも出て「第七の予言」のジイーヴルザットメンドゥなんかをしましたよ。
はい、終わりです。中途半端ですいません。
メイデンについては言及してます