今日も映画サントラの話。
まずはマイク・マイヤーズが一世を風靡した「オースティン・パワーズ」。この曲はかなり有名でしょ。
そもそもバート・バカラックの「THE LOOK OF LOVE」がきっかけで作られたというこの映画、音楽にも手抜かりなし。
真ん中の「カジノロワイヤル」(ダニエル・クレイグのじゃないやつ)は伝説のボンド映画。何しろ何人ものボンドが出てきて最後はみんな死んじゃって天国へ行くというむちゃくちゃな映画。
こちらもバカラック!なんともモンドでキッチュ、そしておしゃれなサウンドが満載。
あと右の「ワンダーランド駅で」は映画を見たことはないんだけれど、予告編でかかりまくっていたボサノヴァが素晴らしく、サントラだけを何度も聴いた名作。
今見るといい映画かもしれません。YOUTUBEのコメントに「よさそうな映画だ、今夜見るわ」という趣旨の投稿もあった。
こちらはジャズ系のサントラ。
あまりにも有名なデ・ニーロの「タクシードライバー」のテーマ。
ユートーキントゥミー?
この曲がかかる度に画面が切なく見えてくる。最後の襲撃シーンでの隠し拳銃のメカ、(腕を伸ばすと自動的に手に拳銃が握られる仕組みをデ・ニーロが開発)いろんな映画でパクられてる。エイリアン4でも同じようなのが出てきて「この映画もか・・・」と思ったっけ。
真ん中はウィリアム・バロウズ×ディビッド・クローネンバーグという奇跡の組み合わせが実現した「裸のランチ」。クローネンバーグ映画に欠かせないハワード。ショアのスコアにからむオーネットコールマンのサックスのメロディがこの映画の退廃的でやるせない雰囲気を非常にうまく表現している。
この時期に作られたクローネンバーグの映画ってすべてが傑作。僕は20代半ば、この映画のピーター・ウェラーのスーツ姿に憧れて茶色のスーツと靴を揃えた記憶がある。俺はウィリアム・リーなんだ!とバカみたいに思い込んでいたっけ。
それにしてもハワード・ショアやハンス・ジマーってどうしてあんな曲が作れるんでしょうかね。
それから一番右はブルーノートの映画でこれもまた予告編でかかっていた「カンタループ」が聴きたくて聴きたくて購入したアルバム。
そんでもってこっちのUS3のやつも大ヒットしてたよね。日本に来た時に友達が見に来たと言うんだけど、
MCが「ファンキーファンキー!」って言って煽っているのを何を客は勘違いしたのか「ファッキン!ファッキン!」と叫んで「違う!」と言われたとか言われなかったとか。
明日で終わりですかね