僕らはどこへ連れて行かれるか知らないので、結構なワクワク感。
目的地の道すがらに「旧丹羽家蔵特別展示」(うろ覚え)なるものがあって、寄る。
おじさんがボランティアで色々と教えてくれた
土蔵ではなく、鉄筋コンクリートだという。とはいえ基本ただの蔵なので、写真を一枚撮って終了。あとは近所の人が撮影した桜の写真などを鑑賞。
イヤァ!しばらく歩いて降り立ったのは「しもふり銀座」
この時点で足にかなりの負担がかかっており、死の行軍が続く。足いたいよ!
この商店街は巣鴨と違って生活密着型。休日なので人はまばら
途中喫煙スペースのある寿司屋らしき家屋の横で休憩。水槽に金魚、いい感じ
独特のファッションセンスを持つキース君、突如吊るしのジーンズに食指を伸ばす。
俺股上深い方がいーんだよなー エネルギースーパーというすごいネーミング
さて、その先少し歩いてようやく到達したのは六義園。
入園料300円を払って入園。新緑に気分もかなり安らぐ。この六義園は江戸幕府側用人の柳沢吉保が造営し、現在この形で残っているとのこと。
パンフに載っていた「柳沢吉保」という名前にキース君は
と嬉しそうに言い出し、チケットを買う際に、もぎりのお姉さんに
と話しかけ苦笑いを返されたという。
緑の公園に突如現れる救命具。なんでだろう?おそらく、池に飛び込んだ輩がいたからだろうか。でもこんな鬱蒼とした沼に入る?それとも踏み外すのかね。
マイナスイオン(死語)が出まくり
森を抜けるとそこには広々とした池と日本庭園が広がっており、しばらくそこで休憩。
キース君は写真の親子に「カメラ撮りましょうか?」と早速話しかけてた
何かいると思ったら、結構大きいミドリガメがぷかぷか
この池を振り仰いで後ろ側ろ見ると、やや小高い丘があって、そこにはたくさんの見物人がとおkろ狭しと立って全体を眺めていた。それを見たキース君
「ああ!人が山から生えているみたいだ!まるで沼正三の小説みたい!」
と大喜び。彼は「家畜人ヤプー」が大のお気にり。
ひとしきりサブカル談義に花を咲かせたあと、ミドリガメがうじゃうじゃといる池にかかる渡月橋を超えて茶屋へ向かう。
いい加減足が疲れた僕は何度も
「茶屋四郎次郎へ行きたい!」
というしょうもないシャレを連発。茶屋四郎次郎って誰だっけ?
そうしてようやく着きましたよ、茶屋四郎次郎に。甘いものが食べたくてあんみつを注文。600円!観光地価格!
ここにはマシンのように注文を繰り返すおばあ様がいらっしゃいます
でもまあ美味しかったですよ
キース君はインスタバ映えを狙って、わざわざ日なたでお餅を撮影。酔って落っことすんじゃないかとヒヤヒヤする。餅を食い終わったキース君、足りなかったのか
「悪い、うどん食べていいかね?」
と更に注文。食い過ぎ!後に「体内力うどん」と呼ばれていた。
当然この後日なたで撮影
六義園、いいところでした。ちなみに下の写真は出口近く。
キース君、アジア人系の女性二人組に
「写真撮りましょうか」
と申し出て断られていた。
また、ここにも切符売り場があるんだけどキース君、おもむろに切符売り場のお兄さんにも話しかける。
キース君「あー、ボク昔こういうところでアルバイトしてたんですよ!」
バイト君「え、あ、そ、そうですか」
それ以外に返し用もない。彼は本当に面白い。
彼の袖を引っ張って僕らは六義園を後にした。
僕らの旅はまだまだ続きます