さて行き当たりばったりで上野動物園で遊ぶなるかみ父娘。バードハウスでトリを見まくるぞ!
娘は相当喜んでました。よかった。たくさんトリがいました
世界一大きいキツツキもいた。
さて、屋外にいたこのトリ。名前をアオメキバタンという。
不思議なことに、彼らは雨ざらしで生活しているのです。こんなふうに。
鎖でつながれているわけでもなし、娘や僕を始め、見ている人はみな異口同音に「なんで逃げないのかねー」と不思議がっていた。思うに、筋でも切って飛べなくしているのだろうか。でも動物園でそんなことするかね?
娘はこのトリが気に入ったらしくしばらくその場で見ていた。すると、とある家族が僕らのそばにやって来た。茶髪の30代後半くらいの父親と、奥さん、小さい娘と小学校高学年くらいの息子という家族構成。息子は動物園なんてメンドくさそうな様子。
で、やっぱりその家族もこの光景を不思議に思ったらしい。
そうしてこんな会話が聞こえてきた。
母「なんで屋根がないのに逃げないのかねー」
父「バカなんじゃないの。バカ」
息子「お父さんより頭いいよ」
父「・・・・・」
僕は思わず吹き出しそうになったがこらえた。
するとそのタイミングで突如アオメキバタンがギャギャギャと鳴き始めた!
そして突如ビーストモードにチェンジ!
お前、真希波・マリ・イラストリアスか!
そうしてこのビーストが近くにいるあらゆる人々をなぎ倒し始めたので、僕と娘はほうほうの体で逃げ出し、九死に一生を得た。もうあそこへは戻れない!
逃げ場を探していると、このように中国語表記のカッコいいゴリラへの案内があったのでそちらへと向かう。
ところが、既に気温が27度近くの夏日の今日、ゴリラたちは日陰にいるらしく、その姿が見えません。仕方がないのでゴリラメジャーで体の大きさを測る。
大人ゴリラ、子供ゴリラそれぞれ比較。腕が長い!ゴリラ最強
ゴリラが見られないなら虎を見よう!となったんだけど、こちらも花形動物だけあって人だかりで見られない。かろうじて尻尾を確認。何しに来たのだろう。
向こうに寝そべっている
ここであまりに疲れたので一旦休憩。足がガクガクのおとうさん。ディズニーランドにあっても不思議がないトイレットそばの休憩所でコーラを飲む。
おとうさん、この後どうする?ライオンぶっ殺す? おいおい、あんまり物騒なこと言うなよー
しかしライオンもぶったるんでいたのでほぼ見えなかった。仕方がない、移動しようと白くまの方へ行ってみると・・・。
白くまどーこだ!
正解、ここでした
白くま舎の裏へ回るとかろうじてご尊顔を拝見することができた。
人間よ、もうよせ。こんなことは
白くまの横にはアシカなども住んでいる。一瞬だけその巨体を見せる。
「悪気はないのですがご注意ください」と全面的にアシカを擁護
とにかくですね、人が多いし、広いし、暑いのでややバテ気味。
上野公園はその立地上道路を隔てて二つに分けられている。そこをつなぐためミニモノレールが出ているんだけど、それに乗るのにも待つという・・・だから仕方なく歩きました。足取れちゃうよ!
忍耐力のある者のみが、かのビークルに搭乗を許される!僕らは無し
明日でこのシリーズも終わりです